XT250 セロー 10 内ヶ谷開拓地 西峠 川浦渓谷 タラガ峠 大谷大栃林道 亀尾島林道
2017年 06月 14日
行きがけに「モネの池」に顔を出してみた。数年前にはなーんにもなかったのに、いつからか人がわんさか訪れる観光地。村の鎮守、根道神社の境内前にあるのでお宮の池かと思っていたが、灌漑用の貯水池でわき水が源となっているそうな。隣で花苗を営んでいる住民が池を掃除して睡蓮などを植え、村にいた鯉をここに放したのが20年以上前、それが最近のSNSなどで広まったのが現実のようだ。
確かにきれいだけど、わき水の池に鯉が泳ぐ姿はそれほど珍しくも無いだろうが。。。とにかく人がやってくる。
開拓地は戦後に入植されたようで、昭和46年ごろに近隣の上会津などと共に離村された。ここに入植したのはわずかに6戸、それでも小学校の分校まであったようだ。夏はよいとしても、冬は雪に閉ざされ人里から遠く離れ、非常に厳しい環境であったことは容易に想像できる。
この北側の山を越せば九頭竜ダムはすぐ近く、ずいぶんと北上してきたものだ。
もうすでにいろいろ冒険できたので満足していたが、ここからさらに板取川源流の川浦渓谷に分け入ってみた。
県道52号を折り返して、本日第3の目標、タラガ峠に向かう。この立派なトンネルができるまでは、旧道の峠を越えるしかなかった。10年前に開通したトンネルは全長4571mで、一般国道のトンネルとしては日本で2番目にながーいようだ(一番 高知寒風山トンネル5432m)。
地図で記載されている「ミオ」はこのあたり?深くて鋭い谷沿いだけで、村落があったような気配も無い。谷底にも道も載っていない。ネーミングを含めて分からないことだらけ。
通行止めの看板を幾つかやりすごすが、通行には支障なく未舗装路を走り続ける。終点近くは一気に斜面をくだりヘアピン続きとなっていた。そこは規模の大きな崩落跡の工事現場だった。一つの崩落で3筋の路面が削り取られたのであろう、平日であったこともあり、工事中の作業員の横をぺこりと挨拶しながら通らせてもらった。
いずれにせよ、秘境たっぷりの行き止まりまで探検できて満足、今日はタイミングもよかったのか、初めて通った林道を幾つか経験できた。
大谷大栃林道、タラガ谷大栃林道は予備知識なく突入したけど、帰宅後、Web上で調べてみるとセロ尾さんのお仲間の山神さんが「新・山神のブログ3」(http://poseidon2693.blog.fc2.com/blog-entry-2.html)で過去、現在にわたり取り上げているのを見つけた。探検する前に情報を入手したいのも山々だけど、地図の上だけでは林道の名前が分からないので検索することも叶わない。同好の仲間が探して尋ねる場所はやはり同じのようで、先達の行動力や探求心はさすが!! けど、このような秘境の林道探索の単独行は避けた方がいいと重々承知しているが、、、同好の人たちはどうしてるんだろう。
セローのお尻痛い対策に「ワイズギア ツーリングシート」を試してみた。座る部分のクッション剤が厚く硬めになっているものだ。ノーマルで2時間と保たなかったお尻が、休憩しつつ一日我慢できたってくらいの効果はあり。しかし帰る頃には尾骨の鈍痛はあったし、ずっとスタンディングポジションを取りたい気分だった。この秋には1週間ほど休みを取って東北を巡ってこようと画策中、気楽に動ける相棒としてセローを考えているが1週間の旅にお尻が堪えられるかどうか、、、。Ripさんのようなゲルザブトンをツーリングシートの上に貼り付けるのが究極か??
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akaneさんは、ぜひ常時使われたらいかがと。
画像では開けた場所のように見えますが、実際は? 想像できます。
山の中で出会った相手の方が「こんなところでバイクに乗っているもんがいる!」と、多分驚いているんじゃないかな。
ザブトンは丸一日のツーリングのときは使います。
太ももに当たる部分が大きいと効果があると思いますが、ちょっとポジションが窮屈になり、スタンディングでは邪魔になります。
くまよけ、小生もそう思ってます。バイクにつけるより体につけたほうがいいですね。いつか消息を絶った日には捜索隊の隊長で助けてください(^^)。
ざぶとん、やはりそうでしたか。一長一短があって、なかなか完全解決はむつかしいです。MT-01の大っきなシートはどれだけ走っても痛くならないんですけど。
まさかわたくしの名前が出てくるとは思ってもみませんでしたw
いちも近江のおっさんことセロ尾さんがお世話になってます(爆)
まずはタラガ峠この日通れたのですね
近年ここは通行止めになっていたのですが・・・
タラガ大洞林道まさか抜けれるとは・・・!
わたくしが行ったときは崩落で絶対治ることはないと思っていたのですが
県道52号先日近くまで板取から行ったら通行止めでした
毎度ながらここはよく不通になりますw
あそこの峠の正式名は西ヶ峠です
わたくしもずっと西峠だと思っていたのですが
内ヶ谷亀尾島林道奥は中電の山ですね
右に行くと内ヶ谷峠に行けるのですが・・・
入れませんw
亀尾島林道の5階建て廃墟は元林業関係者の社宅です
この日は奥まで行けなかったようですが、最後は行き止まりです
廃村をいくつか抜けて行くめっちゃ寂しい林道ですw
川浦渓谷 銚子林道も行きました
まるでおさらいしていただけたようで誠に感謝ですw
これからもいっぱい林道走って下さいね
近江のおっさん同様応援してます^^
お初でございます、コメントありがとうございます。
林道めぐりでは現地で初めてその林道の名前を知り、家に帰って検索して分かる、ってなパターンが多いです。その検索をかけると。。。山神さんのブログに出会すこと、たびたびで以前より存じておりました。それにしても貴殿のフットワークの軽さと探求心には感心させられるばかりです。同好の志として、山神さん、セロ尾さんとつながることができて光栄です_(._.)_。これからもブログのアップを楽しみにしています。