
目的もなく地図を眺めていると、気になる地形や道路を見つけていろいろと想像がかき立てられる。有峰林道もそのような気になる場所のひとつ。立山連峰の麓、深い山奥に有峰湖があり、そこに至る林道が高速道路と同じ緑の線で描かれて有料だとわかる。こんな山奥に有料の林道?? どんな所なんだろう?? 行くしか無いでしょ!

富山からの立山連峰
天気予報では広く快晴とリポートしており、きれいな山を見ようと2度目の有峰林道に向かった。飛騨荘川から、御母衣ダム、白川郷、飛騨河合と下道を快走し、富山県に入った。富山郊外からは立山連峰がくっきりとみえる。山の景色はいいな〜。
亀谷口
途中の寄り道をしながら、名古屋からは十分に遠い立山黒部アルペンルートの富山側にある有峰口(亀谷ゲート)に4時間かかって到着した。富山県側からは2カ所のルートがあるが、こちらは幅員が広めで快適ルートだ。もひとつの水須ゲートからの林道は、より長くて険しい。
有峰林道 小見線
路肩工事のために、片側通行が数カ所あってそのたびに小休止。リスやネズミが道路を横断してゆく山奥で、ほぼ単独行。一人残された感がいっぱいでかなり寂しいところ。道路も急峻な山肌を粘り着くように作られている。
有峰湖
快適な登りを十数キロこなすと有峰湖に到着する。戦前から開発されて一時中断の後に、50年前に完成した北陸電力のダムだ。このダム開発のために有峰林道が作られたわけだ。この湖を一周することはできなくって、西側の湖岸を走ることになる。

空は快晴、湿度も低く、まさにツーリング日和。立山連峰が間近に見える有峰林道で、タイマーかけて自撮をしてみた。だけど日差しが強いためか、なかなかうまく撮ることができない。湖をめぐるコースはくねくねだらけで、めちゃ楽しい。しかし路面の荒れはそれなりだし、たまーに来る対向車も要注意。こんな山奥で転倒、ケガ、トラブルなんて考えただけでも恐ろしい。
有峰林道 東谷口
岐阜県側の出口、東谷ゲート。富山県側からここまでの距離は30kmとすこし、しっかりと走りごたえがあって、バイクの通行料300円は望外だ。訪れたのは平日でバイクをほとんど見かけなかったが、休日ともなれば多くのライダーがやってくるんだろう。
飛越トンネル
林道と岐阜の一般路をつなぐ飛越トンネル。冬期間通行止めのためのゲートが岐阜県側に設けられており、ここで遮断される。例年だと6月に入ってからの解除となるようだが、暖冬の今年はずいぶんと早い通行再開のようだ。
大規模林道 高山・大山線
飛越トンネルから上宝村に至る約30kmの快走路がこの広域林道だ。立山側からここまで、山岳路を70km走ってくると、くねくね路の満腹感は半端ない。こんな楽しいルートが近くにあったらなあ。前回はVmaxで訪れたが、やはりMT-01のほうがポジション的にくねくね路には適している。中途には山吹峠があって、中河与一の小説「天の夕顔」の舞台になった場所。ちょいとストイックすぎて、恋愛小説としてはどうよって思うけど、短編なので一読するのも悪くない。
荘川桜
水没してしまう荘川の桜の古木を50年前にこの地に移植したもの。はじめは枯れるのではないかと心配されたが、見事に復活をした。これに感動した当時の国鉄路線バスの車掌さんが、太平洋と日本海をさくらでつなごうと独自で桜を植え続けた。名古屋と金沢を結ぶ名金急行線のバス路線上に約2000本の桜が花を咲かせていて「さくら道」と呼ばれている。


白川郷 萩町
午前の早い時間のため、日頃混雑する白川郷も静かだ。観光客に迷惑にならぬよう、ゆっくりと通過した。ここの立ち寄り湯は綺麗でアルカリのしっとりとした温泉だ。町を見下ろす萩町城址からの眺めはとても有名で、よく紹介される構図だ。

天生峠からの白山連峰
白川郷から一気に山を駆け上がった先にこの天生峠(あもう)がある。走りごたえのある峠で、登るにつれて白山連峰の姿が現れる。小説「高野聖」の舞台となったこの峠には、おそろしい妖怪が住んでいたことになっている。読み物としては、自分にとって前述の「天の夕顔」より全然面白い。
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