小生の備忘録

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エアパーク 航空自衛隊 浜松広報館 A-5 ヴィジランティ



 彦根方面へ行くはずであったが雪の予報でボツに、かわりに浜松ぎょうざと舘山寺温泉を目的にぶらっとクルマでおでかけした。東へ走ったのは正解で、浜松の町からは富士山がくっきり。

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エアパーク 航空自衛隊 浜松広報館


 お昼ご飯までには時間があったんで、リピートしているエアパークを覗いてきた。浜松基地の中にあって航空自衛隊をPRしようと作られた施設。岐阜の各務原にも同様の施設があるが、展示機種、内容共々こちらの方が充実している。飛行機が好きな人には堪らない場所だと思う。


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DH115ヴァンパイア

 1956年に国産練習機開発のために購入された。大戦で活躍したモスキートを作ったデ・ハビラント社の戦後初の戦闘機。自衛隊が購入したのは並列複座型の練習機で、丸っこくて愛嬌のある顔つきはなんとなくモスキートに似てる。後の富士重工T1練習機の参考には全くならなかったようで、数年でお蔵入りしてしまった。


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T33A 練習機

 朝鮮戦争で活躍したF-80戦闘機「シューティングスター」の練習機バージョン。国内ライセンス生産をされて聡明期の航空自衛隊パイロットを育てる大きな役割を担った。天才ケリー・ジョンソンの設計と言われ、後のスカンク・ワークスの先駆け。



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F104-J

 これもケリー・ジョンソンのロッキード社が生み出した「最後の有人飛行機」といわれた傑作機。カミソリの様な薄い主翼を持ち、上昇力が図抜けた迎撃戦闘機として設計された。飛行機のことを知らない人でも、この尖った機首や鉛筆のような細い胴体は速そうな飛行機だって分かるだろう。映画「ライトスタッフ」では、チャック・イェーガーが高度記録にこの機体で挑戦するシーンがあって、上手く表現されていた。手に負えない気むずかしい機体でトラブルや墜落なども多かったが、航空自衛隊は運用後半には世界でも屈指のF104扱いとなっていた。


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F1支援戦闘機

 練習機のT2高等訓練機と兄弟機であって、地上・海上攻撃機として初の国産戦闘機。国産化によって航空技術や経験に貢献した機体で、F2戦闘機に代わるまで主力攻撃機として活躍した。エンジンパワーが足りなくってダッシュ力に不満も多かったようだけど、唯一の攻撃機として役割を担った。ファントムⅡのような尾翼周りのデザインなど、個人的には好きな機体。


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T2高等練習機 ブルーインパルス仕様


 F-86に続いて、二代目のブルーインパルスのベースとなったT2高等練習機。搭乗も出来るこの機体は外装をブルーインパルス仕様にしたレプリカだ。前席にまたがると計器板が目に飛び込んで、実際に就役していた機体だと思うとわくわくする。左にスロットル、フラップレバーなどなど、がちゃがちゃいじっても怒られない(^^)。


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F-2 フライト・シミュレータ

 
 教育に使われるフライト・シミュレータではないだろうが、実機のコクピットやシールド、座席が使われていて雰囲気満点。選択コースがあって、初心者のお任せフライトから、上級者の空中戦モードまで設定されている。イグニッションオン、フルスロットルからアフターバーナー点火、ついで150ノットで機首上げで離陸。あがったらギアアップとフラップアップ、なかなか忙しい。離陸に比べると着陸はえらく難しい。3回挑戦したがぜーんぶクラッシュで終わってしまった(^_^;。


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T-4 中等練習機


 川崎重工が中心となって作られた練習機で、アビオニクスからエンジンまですべて国産。エンジンパワーが練習機のレベルを越えていることもあって、現行のブルーインパルスに用いられている。浜松基地にはパイロット養成部隊もあり、この日も滑走路には2機編隊で続々と離陸してゆく姿があった。

 このエアパークはアトラクション施設のような迫力の360度シアターでフライトシーンを体験できたり、パイロットのメットや制服をコスプレよろしく貸し出ししてたりとサービス精神満タン。とどめは、売店で航空機関連のグッズも買いあさることが出来る。航空自衛隊のPRのための広報館だから無料開放されており、家族連れからオタクまで十分楽しめる施設だ。

 この日はちょいと立ち寄るだけのつもりだったのにたっぷりと過ごしてしまった(^_^;。このあと、本来の目的である「浜松ぎょうざ」と「立ち寄り温泉」をきっちり任務完了して帰宅した。



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田宮模型 1/100 ミニジェットシリーズ

おまけ

 小学校の頃、毎週土曜日に半日で家に帰ってお小遣いをもらって、100円玉3個を握りしめて模型屋に走ったものだ。このミニジェットシリーズは100〜300円で売られていたが、駄菓子屋のちんけなモノとは違ってとてもよく出来ていて、シリーズを買いそろえた(週に1個だけ(^_^;)。ちっちゃいんであっという間に作っちゃって、そのあとは置き場に困ることとなる。機体は風呂場にも持ち込んで、水中を飛ばして遊んだなあ(^^)。今でも模型店の片隅に見かけたら、作るわけでもないのだが買ってしまう。

ちなみに 小学生で1週間のお小遣いが300円って どうだったんだろう?? 少ないのか、多いのかわからんなあ(^^)


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A-5 ヴィジランティ
林檎林さん(http://appletreemodels.blog60.fc2.com/)作 ヴィジランティ

 1960年、冷戦まっただ中に就役したアメリカ艦上攻撃機。M2の高速で核爆弾を抱えて敵地深くまで攻撃に向かう戦略の元に作られた。爆弾の投下方法が変わっていて、筒状に機内に収納された核爆弾は尾部のコーンを飛ばした上でお尻から放出される。米ソの冷戦時代は戦術核を積んだ兵器が溢れていたわけで、もしも実戦でこのヴィジランティが発動していたら、間違いなく世紀末の到来となっていただろう。

 風に乗らなくては飛べないわけだから、飛行機は機能美としてかっこいい。小生は「Uコン飛行機」や「ラジコン機」などにもはまり、文林堂の「世界の傑作機」を全巻揃えている「オタク」でもあるが。。。数ある飛行機の中で一番好きな機体って聞かれたら、このヴィジランティを推すと思う。50年以上前にデザインされたとは思えない細部の現代風処理とクリーンなシルエットがいい。上記は林檎林さん作成の模型だが、ホンモノと間違えてしまうくらいの出来と撮影。とりわけ、
ヴィジランティの後方上方からのスタイルは格好いい。




by akane8150 | 2016-12-17 12:17 | Life | Comments(0)
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