小生の備忘録

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XT250 セロー 10 内ヶ谷開拓地 西峠 川浦渓谷 タラガ峠 大谷大栃林道 亀尾島林道



 前回のセローツーリングで宿題になっていたタラガ峠、あまりに天気がよすぎるので、予定してなかったけど行ってみることに。地理院の地図を何枚かコピーして出発。

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板取 モネの池


 名古屋から東海環状自動車道で関広美までワープ、そこから県道59号の坂の峠を越えてR256号で板取川を北上する。この道はやがては西峠を越えて岐阜大和へ抜ける古くからの街道。

 行きがけに「モネの池」に顔を出してみた。数年前にはなーんにもなかったのに、いつからか人がわんさか訪れる観光地。村の鎮守、根道神社の境内前にあるのでお宮の池かと思っていたが、灌漑用の貯水池でわき水が源となっているそうな。隣で花苗を営んでいる住民が池を掃除して睡蓮などを植え、村にいた鯉をここに放したのが20年以上前、それが最近のSNSなどで広まったのが現実のようだ。

確かにきれいだけど、わき水の池に鯉が泳ぐ姿はそれほど珍しくも無いだろうが。。。とにかく人がやってくる。



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湯元すぎ嶋


 今回の第1の目的地は、未踏である県道52号の西峠より北の内ヶ谷方面を探検すること。川に沿って上がってゆくと板取の村落もまばらになり分岐路の島口に到達。ここに「日本秘湯の会」の湯元すぎ嶋があり、気になっているお宿。お湯はどんなんだろう?お昼ご飯も頂けるようなので、家族を連れて再訪してみたい。


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三洞


板取川上流で最後の部落がある三洞、ここにはこの先の道路案内もあり。表示はもちろん通行止め、いけるだけ行ってみる。


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西峠


 ここまでは来たことがあって、その時はバリケードでこの先が閉ざされていた。それが今回は通行止めの看板だけで道路は全くのオープン! さて、どんな景色がまってるんだろう??


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内ヶ谷ダム予定地方面


右手に内ヶ谷川をみつつ、舗装された県道52号はくねくねと続いていく。狭いながらクルマが通行するには不自由なく整備されている。


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内ヶ谷


 大きく屈曲する川辺には平坦な領域があって、このあたりに内ヶ谷の村落だあったんだろうか。この内ヶ谷の村落もとっくに離村しているが、最後までクルマ道が入らなかった真の秘境であったようだ。すでに内ヶ谷川ダム建設が始まっており、この村落後が排土の置き場所となっているようで、ダンプカーが連なって土砂を運んでいた。


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内ヶ谷 県道52号通行止め


 西峠からくねくね7kmほどで通行止めとなっている。このすぐ先で内ヶ谷川沿いの県道315号が分岐し、それを直進すると大和黒田の方面に抜けることができるはず。


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 内ヶ谷ダムの建設のために、この周辺は立ち入り禁止となっている。ダンプカーなどの工事車両は大和川から内ヶ谷トンネルを抜けて、この内ヶ谷川に進入するようだ。平成35年がダム竣工予定となっていて、その際にはこのあたりの通行も容易にはなるだろう。


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黒田亀尾島林道


 まずはここまで進入できたことで満足していたが、さらに「内ヶ谷開拓地」に通じる林道が開いている!! 国土地理院の地図に「開拓地」とだけ書かれたこの上流にすごく興味があって。。。本日第2の目標、ついに現地をこの目で見ることができる。入り口には「黒田亀尾島林道」の表示、しかしこの先は亀尾島とは反対方向だ。開拓地に続く林道の名前にはふさわしくないようにも思える。


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開拓地


 林道に入るとグラベルになるが、踏み固められた走りやすい道。4kmほど先で二股に分かれ、それぞれがゲートで閉じられていた。このあたりが「開拓地」と云われる地名のようで、コンクリの遺構やさびた橋などの遺構が残っている。

 開拓地は戦後に入植されたようで、昭和46年ごろに近隣の上会津などと共に離村された。ここに入植したのはわずかに6戸、それでも小学校の分校まであったようだ。夏はよいとしても、冬は雪に閉ざされ人里から遠く離れ、非常に厳しい環境であったことは容易に想像できる。

この北側の山を越せば九頭竜ダムはすぐ近く、ずいぶんと北上してきたものだ。



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板取川温泉


 奥地の板取、唯一と云えるくらいの規模と集客できる施設。食事もいろいろ選べるし、お風呂もアルカリ泉だ蕩々と流れる贅沢な温泉。遠方からもこのお湯を求め、他県ナンバーのクルマがいっぱい。

もうすでにいろいろ冒険できたので満足していたが、ここからさらに板取川源流の川浦渓谷に分け入ってみた。



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川浦渓谷


 4kmほど上流に行くと川浦渓谷(かおれ)の案内あり。新しいトンネルの手前、旧道に入り込むと岩壁が左右から迫る峡谷になっていた。道路から下を覗くと。。。深い峡谷の底はさらにV字谷となり絶壁の底をエメラルドグリーンの川が流れていた。そうだな〜ミニ高千穂峡ってな感じかな。はじめてきたけど、なかなか見応えのある景勝地。



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銚子谷林道


 川浦渓谷を過ぎるとすぐに林道ゲートがあらわれる。ここから先は銚子谷林道と名前を変えて福井県との県境の源流まで続いているが、ゲートから3kmほどでトンネルとがっちりゲートで閉鎖されていた。すぐ先の峰は分水嶺で日本海側の福井がその向こうに。人を寄せ付けない秘境中の秘境である川浦ダムもお隣の山、地図を見るとすんごい山奥に来てるんだと実感した。


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タラガトンネル(板取側)


 県道52号を折り返して、本日第3の目標、タラガ峠に向かう。この立派なトンネルができるまでは、旧道の峠を越えるしかなかった。10年前に開通したトンネルは全長4571mで、一般国道のトンネルとしては日本で2番目にながーいようだ(一番 高知寒風山トンネル5432m)。


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旧256号 タラガ谷(板取側)


 トンネル入り口、南側の集落よりタラガ谷に通じる山道が始まる。厳重なゲートと通行止めの表示であるが、今日はクルマも通れるほど開いている。上からも軽自動車が下りてくるのを見て登坂開始。


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タラガ峠


 狭いながらも舗装が整った1.8車線をキープして登ってゆく。カーブが厳しいわけでもなく絶景が望めるわけでもなく、沢沿いに道が延びている。部落から約5kmであっけなくタラガ峠に到着。樹木に被われた切り通しの峠、初めての来訪で雰囲気をじっくりと味わう。トンネルが完成するまでは、旧256号としてこの道が生活路として頼りにされていたわけだ。


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タラガ谷大栃林道入り口


 地理院地図ではこのタラガ峠から尾根伝いに北上して東の亀尾島川に抜ける林道を見つけていたので、未踏のこの道に挑戦。分岐部は峠の板取側にあって、通行止めなど規制看板や林道名などの表示は見つけなかった。


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板取 ミオ


 1車線のグラベルが尾根の西斜面にそって続く。数カ所の崩落場所があり重機が入って通行可能になっている。倒れかけた木や路面状況からは、ほぼ廃道状態にあるように感じた。新しいクルマの轍もバイクのタイヤ跡も見かけない。初めての探訪なので慎重に登ってゆくと一人のハイカーとすれ違う。エンジン駐めて挨拶とこの先の道を聞いた。多分抜けられるだろうとの返事、お礼を言って分かれたが、前後20km以内に駐車したクルマを見かけていないし。。。 あの初老のハイカーはどこから来てどこまで歩くのだろうと後になっていぶかしくなった。お山の神様の化身だったんだろうか(^^)。

 地図で記載されている「ミオ」はこのあたり?深くて鋭い谷沿いだけで、村落があったような気配も無い。谷底にも道も載っていない。ネーミングを含めて分からないことだらけ。


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タラガ谷大栃林道終点


 林道は果てしなく続くように思え、突入20km手前で分岐部を迎えた。ここにはゲートがしつらえてあって、走行してきた林道への進入を拒んでいた。


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大谷大栃林道


 大谷大栃林道に出会してこれを右折、見事で味わいある切り通しを抜けて東に山を下ってゆく。ここも未舗装で荒々しいグラベルが続く。路面は雨水で剔れている所も多く、ジムニーなどの小型4駆じゃないと辛いだろう。人の気配を全く感じない寂しいところ、もちろんスマホもエリア外で絶対にトラブルを起こしたくない山奥だ。


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大栃


 沢に沿って山を下りてくると拓けた場所に廃屋を見かける。林道の名前になった大栃の村落跡だ。ネット上で探してもこの大栃のことはあまり出てこない。名前からしてきっと立派な栃の木があったんだろう、それにしてもよくもこの山奥で生活を維持できたものだ。自給自足ができないと生きてはいけなかっただろう。


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 通行止めの看板を幾つかやりすごすが、通行には支障なく未舗装路を走り続ける。終点近くは一気に斜面をくだりヘアピン続きとなっていた。そこは規模の大きな崩落跡の工事現場だった。一つの崩落で3筋の路面が削り取られたのであろう、平日であったこともあり、工事中の作業員の横をぺこりと挨拶しながら通らせてもらった。


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大谷大栃林道終点


 工事現場をすぎるとすぐに林道終点となる。がっちりとバリケードで通行止めをされていて、こちらから進入しようとは思わないだろう。タラガ峠の分岐からここまで約30kmほど、秘境感たっぷりのタラガ谷・大谷大栃林道であった。未知の大谷に通じるルートを含めると未舗装路をたっぷりと味わえる林道だ。


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亀尾島林道


 ここまで来たので、内ヶ谷ダムの下流をどこまでさかのぼれるか試してみた。亀尾島林道と名の付いたこれまた未舗装の林道を上がってゆく。やがてネットで見たことのある廃墟、山奥に忽然と現れる建物は異様な雰囲気だった。


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亀尾島林道 行き止まり


 亀尾島林道は小生にとっては初林道、だけど未舗装で水たまりや泥でぐしゃぐしゃは余分・・・この上流には内ヶ谷ダムの建設現場があって、さらにその先には午前に終点を確認した県道52号の通行止めになる。7kmほどバイクを汚しながら進むと白沢林道の分岐を越してほどなく、絶賛工事中の現場で行き止まり。地図で確認するとこのあたりから点線になっていて、元来車道はここで終わっているはず。ダム建設のために道路を作っているんだろうか?
 いずれにせよ、秘境たっぷりの行き止まりまで探検できて満足、今日はタイミングもよかったのか、初めて通った林道を幾つか経験できた。


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 大谷大栃林道、タラガ谷大栃林道は予備知識なく突入したけど、帰宅後、Web上で調べてみるとセロ尾さんのお仲間の山神さんが「新・山神のブログ3」(http://poseidon2693.blog.fc2.com/blog-entry-2.html)で過去、現在にわたり取り上げているのを見つけた。探検する前に情報を入手したいのも山々だけど、地図の上だけでは林道の名前が分からないので検索することも叶わない。同好の仲間が探して尋ねる場所はやはり同じのようで、先達の行動力や探求心はさすが!! けど、このような秘境の林道探索の単独行は避けた方がいいと重々承知しているが、、、同好の人たちはどうしてるんだろう。



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 セローのお尻痛い対策に「ワイズギア ツーリングシート」を試してみた。座る部分のクッション剤が厚く硬めになっているものだ。ノーマルで2時間と保たなかったお尻が、休憩しつつ一日我慢できたってくらいの効果はあり。しかし帰る頃には尾骨の鈍痛はあったし、ずっとスタンディングポジションを取りたい気分だった。この秋には1週間ほど休みを取って東北を巡ってこようと画策中、気楽に動ける相棒としてセローを考えているが1週間の旅にお尻が堪えられるかどうか、、、。Ripさんのようなゲルザブトンをツーリングシートの上に貼り付けるのが究極か??





by akane8150 | 2017-06-14 12:46 | Motorcycles | Comments(4)
Commented by Rip at 2017-06-15 20:22 x
私のトリッカーのときに使うウェストバックには、クマよけの鈴が入っています。
akaneさんは、ぜひ常時使われたらいかがと。
画像では開けた場所のように見えますが、実際は? 想像できます。
山の中で出会った相手の方が「こんなところでバイクに乗っているもんがいる!」と、多分驚いているんじゃないかな。

ザブトンは丸一日のツーリングのときは使います。
太ももに当たる部分が大きいと効果があると思いますが、ちょっとポジションが窮屈になり、スタンディングでは邪魔になります。
Commented by akane8150 at 2017-06-16 06:52
こんちは Ripさん
くまよけ、小生もそう思ってます。バイクにつけるより体につけたほうがいいですね。いつか消息を絶った日には捜索隊の隊長で助けてください(^^)。
ざぶとん、やはりそうでしたか。一長一短があって、なかなか完全解決はむつかしいです。MT-01の大っきなシートはどれだけ走っても痛くならないんですけど。
Commented by 山神 at 2017-06-20 21:13 x
初めまして 山神と申します
まさかわたくしの名前が出てくるとは思ってもみませんでしたw
いちも近江のおっさんことセロ尾さんがお世話になってます(爆)

まずはタラガ峠この日通れたのですね
近年ここは通行止めになっていたのですが・・・
タラガ大洞林道まさか抜けれるとは・・・!
わたくしが行ったときは崩落で絶対治ることはないと思っていたのですが

県道52号先日近くまで板取から行ったら通行止めでした
毎度ながらここはよく不通になりますw
あそこの峠の正式名は西ヶ峠です
わたくしもずっと西峠だと思っていたのですが

内ヶ谷亀尾島林道奥は中電の山ですね
右に行くと内ヶ谷峠に行けるのですが・・・
入れませんw

亀尾島林道の5階建て廃墟は元林業関係者の社宅です
この日は奥まで行けなかったようですが、最後は行き止まりです
廃村をいくつか抜けて行くめっちゃ寂しい林道ですw

川浦渓谷 銚子林道も行きました
まるでおさらいしていただけたようで誠に感謝ですw

これからもいっぱい林道走って下さいね
近江のおっさん同様応援してます^^
Commented by akane8150 at 2017-06-21 16:30
こんちは 山神さん
お初でございます、コメントありがとうございます。
林道めぐりでは現地で初めてその林道の名前を知り、家に帰って検索して分かる、ってなパターンが多いです。その検索をかけると。。。山神さんのブログに出会すこと、たびたびで以前より存じておりました。それにしても貴殿のフットワークの軽さと探求心には感心させられるばかりです。同好の志として、山神さん、セロ尾さんとつながることができて光栄です_(._.)_。これからもブログのアップを楽しみにしています。


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