小生の備忘録

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RZ250改 6 蓬莱泉 ガソリンタンク修理



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 これまでに多くのバイクを乗り継いできたが、RZだけは手放さずに維持してきた。振り返れば、36年(*゜Д゜)。。。ひどい転倒で入院生活も経験し父親から猛反対されたピンチの時代もあった。数年の間、友人宅の納屋でひっそりとほとぼりが冷めるのを待ったことも今となってはほろ苦い思い出だ。

 まだRZの外装パーツが手に入った20年ほど前に、高速道路で焼き付きをおこしてしばらくバイク屋に預けた場面があって、その際に手に入る外装パーツや消耗品を新品と交換した。それから月日が流れ、外装のさびやデカールはがれが目立ってきたので外装を信頼している塗装屋さんにお願いした。また手に入れていた予備のきれいめタンクも使ってやろうと魂胆し、待つこと2ヶ月オリジナルの塗装を大事にした「ぴっかぴか」の外装パーツが手元にやってきた。


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 しかし、外装を組み付けてタンクにガソリンを入れたら。。。泣けることに複数箇所からぽたぽたとガソリンが漏れてくる。タンクキャップのある右側の底を主に5,6か所にピンホールのような穴が見つかった(T_T)。手に入れたタンクはどうやら長いこと水が入ったままで置かれていたようだった。塗装の仕上げをする前にタンク内のさびを確認しなかったのは失敗で、行きつけのバイク屋さんに外注を含めて修理をお願いしたが、綺麗にした外装もいじることになり穴も大きくなるかもしれないから修理の太鼓判が押せないと難色を示されてしまった。

。。。となれば、自分でやるしかない。




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 汎用の内視鏡で中を覗いてみると、底の部分が全体に腐食していて沈積物も見られた。いかにもタンク内にあった水分が悪さをした感じ。けど幸いなことに底の部分以外は大きなダメージは見られなかった。



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それじゃ、ダメもとでDIYでやってみることに。

 ネットでしらべると、POR-15というタンク内を強力にコーティングして錆を防いでくれる定番を見つけた。送られてきたセットには洗浄剤、錆取りが含まれていて通常の「錆びたタンク」であればこれで完璧であろうが、穴が開いたタンクには通用しない。

 穴は一般的に「半田付け」「エポキシ樹脂」「溶接」などなどで直接埋める作業が必要になるが、きれいになった外装を再び溶接などで汚してやり直しなどしたくはない。なので確認した穴を外側から最小限にリューターで削ってエポキシ樹脂で埋めてみた。

 キットの錆取りを使いたいところだが「逆に」穴を大きくしてしまう可能性が高かったので、脱脂をした上で「POR-15」だけで穴を埋めて封じ込める作業をおこなってみた。厚塗りを狙ってじっくりとPOR-15をタンク内に注入して行き渡らせた。手順書には残ったPOR-15はタンクから排出するようにあったが、重ね塗りを期待して抜かずに2本分のPOR-15を使い切った(タンク内容量が100ccほど減るかもしれないが)。


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 乾燥をまって1週間後にタンク内を覗いてみると、見事に底の部分は裏打ちされていた(^^)。このPOR-15は約1時間で乾燥が始まり、固まると強力な塗装皮膜を形成してくれるらしい。小さなピンホールのような穴であればそれ自体で塞いでくれるようだ。文面にはしていないが、小生なりに工夫をしたこともよかったようで、POR-15がタンク内全体に厚く塗装できたようであった。この塗料の皮膜は相当に堅固なようで、ユーザーの書き込みを見る限り耐久性もあるようだ。


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フロントスプロケット 16丁

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ドリブンスプロケット 39T サンスター

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DID 530 シールドチェイン リンク102


 固着しかけていたチェーンも合わせて交換。オリジナルは530サイズの太いもの、当時は高馬力のエンジンに耐えるような細いチェーンはなかったようでナナハンクラスに使われていたものがRZにあてはめられていた。DIDのシールドタイプ530は簡単に手に入るが、問題は「スプロケット」。 純正品は当たり前のように欠品し、ヤフオクで探したらなんとか「530」規格のモノが手に入った。特にドリブンスプロケットは純正品で。。「出会えて良かった」(^^)。手に入りやすい「520」規格のコンバージョンタイプがRZ用に出回っているのが現状のようで、次に整備する時には「530」でスプロケットを手に入れるのは難しいだろうな。


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 意を決してガソリンをタンクに入れてみる。少しの漏れも許されないからじっくりと観察。一晩おいてもガソリン漏れをみることなく、タンク漏れ修理はひとまず成功したようだ。タンクをバイクにのっけて、ピカピカの外観をまったりと眺めて自己満足。純正のミラーも手に入らないので取り外してストックした上で、日頃のツーリング用にVmav1200で使ってた「モーフィングのミラー」を付けてみた。これはこれですっきり似合ってよろしい(^^)。さてさて、出来上がったからどこかにお出かけ走りに行くよ。

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蓬莱泉 愛知設楽


 行った先は愛知県設楽にある蓬莱泉の酒元。愛知の地酒では名のとおった銘柄で、小生はご縁があって毎年、夏と秋の蔵出しの際に「空」と「吟」をお願いしてある。いずれも大吟醸だからのど越しがするりとしていて和食のアテにはぴったり美味しいもの。「空」は名古屋の地酒酒場で時折みかけるが、「吟」はかなりのレアものだ。フルーティな香りの「空」と水の如しの貫禄「吟」は愛知の誇る地酒だと思う。

 この度はさらにお使いモノに「空」を別途注文してあった。郵送してもらっても良かったが、お出かけの口実にRZで受け取りに向かう。名古屋から設楽までは「定番」な山道を走って到着、ピカピカのタンクは気分良く燃料フィルターも働いていてゴミの詰まりも起こさなかった。炎天下でタンク内の圧もそれなりに上がったはずだが、ビシッとガソリンの漏れは起きることは無かった。

 これでRZの外装リニューアルはひとまず完成(^^)。この春にリアサスのOHとフロントフォークのシール交換などできていたので、乗り心地と合わせて良い感じに仕上がってきた。またまた愛着が増してRZとの蜜月は続きそうだ(^^)。




by akane8150 | 2017-07-18 22:03 | Motorcycles | Comments(2)
Commented by srv250kaze at 2017-07-20 13:11 x
こんにちは!
先日、RZ350のことを書かせてもらいましたが…
akane8150さんも、RZ350の話題に嬉しくなりました!
しかし、思うことは…
30年以上に渡り、維持し続けることの強さに感銘を受けてしまいます。その時間はどうあがいても一瞬で手にすることは出来ませんから!
このRZ350、これからも大事にされて乗られて行くんでしょうね!実に、羨ましい限りです…。
Commented by akane8150 at 2017-07-20 23:44
こんばんは sra250kazeさん
新車の頃の部品はほとんど残っていなくって、人間でいうと「全臓器移植(^_^;」ってな現況です。フレームに始まり、エンジンは3代目(^^) 外装も転けたりしてるので、ほとんど入れ替わってます。メーターもいつか交換している気がしてるので、走行距離も怪しいモノです。
いずれにせよ、手を入れて修理しながら乗ってきたわけで、大学1年生で初めて乗ったときの感激が、今でも味わうことが出来るのは幸せ者です。
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by akane8150
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