浅虫温泉 道の駅
まだ夜も明けきらない午前6時に下風呂温泉を出発。宿の女将さんも朝食を5時半に用意してくれて、ご夫婦で出立の見送りを頂いた。雨の中の出発だったけど、こういう持てなしは心に残るものだ。しかし、青森までの120kmはとにもかくにも辛かった。雨は一向にやむ気配がなく、カッパの傷んだところから容赦なく水はしみこんで座っているお尻の周囲はずぶ濡れになってしまった。一旦濡れてしまったカッパの着心地は最悪で、どんどんと体温を奪ってゆく。この日は外気温も12度、ついに浅虫まできたところで寒さでダウンとなった。歩道橋の下で雨がかからないところを探して雨宿り。メッシュのシューズはずくずくでこれも居心地悪い。着替えたいのだが新しいカッパを手に入れないとまた同じ事。道の駅のトイレの便座ワオーマーで一息ついてから、お店が開く10時頃を目指して青森市内に向かった。3時間半かかってやっとのことで青森市内のホームセンターでレインウエアと長靴を購入し、立体駐車場を拝み倒して入れさせてもらい、屋根の下で着替えを行った。乾いた下着とズボン、新しいレインウエアと長靴はホントに生きた心地がした。
わ・らっせ
着替えもできて一息ついて、わ・わっせで気分転換。暖房の効いた館内が暖かくて気持ちいい。現在は今年度の1-3位のねぶたが展示されていた。青森市内に寄ったら、ぜひここと青函連絡船はセットで見た方が良い。
青森魚菜センター
朝からやっているのっけ丼をまた食べてきた。今度は2回目なので要領も分かっており、お好みの丼が完成。イカを3杯、これをメインに大間の中落ちマグロ1杯、明太1杯、ホタテの松前漬け1杯、ホウボウ卵の辛子漬け1杯。それにしじみ汁と卵焼き、唐揚げ?? 今回も旨かった!!着替えて温かくなり、お腹もふくれたところで再び雨の中を出発。八甲田の酸ヶ湯温泉 千人風呂も立ち寄りたかったけど、この雨の中では回り道する気力なし。。。目指すは岩木山、鰺ヶ沢、黄金崎の不老ふ死温泉がゴールだ。
ステアリング・ダンパー
青森駅近くで突如「ガタン」と音がしてハンドルが振られた。見るとステアリングダンパーを止めているボルトのナットが緩んで脱落し、ダンパーが路面に落ちかけていた。すぐに路肩に止めたために、車体の損傷には至らなかった。幸いダンパーが悪さしないようにすれば走行は可能であった。ググったら近くにバイク屋さんを発見、不安を抱えて修理に向かった。
中村輪業
スズキの看板がかかった小さなお店を発見、主は奥さんとお昼を食べているところだった。修理をお願いすると嫌な顔もせずに取り付いてくれた。ナットは10mmピッチは1.25であれば大丈夫と伝えると、あっという間に新しいナットを締めてくれた。こういった旅先でのトラブルを飛び込んだ先で治して貰えるのはホントにありがたい。お礼と修理代を渡してこの先に急ぐことができた。ステアリングダンパーの効かない状態で初めて運転したことになるのだが、これが無いとハンドリングは軽くなるが、カーブの立ち上がりなどでシミーのようなひどいハンドルのぶれを感じた。路面の過剰に反応してハンドル操作が疲れることがよーく分かった。
Youは何しに大賞 マーティンさん
後日このバイク屋さんを調べていたら、2012年のテレビ番組で取り上げられて一時話題になっていたことが分かった。行き当たりばったりの日本の旅にきたドイツ人が、青森市内で旅に使う自転車を探すことに。そこで飛び込んだのが中村輪業さんで、40年前のレトロな自転車に一目惚れし、面倒見の良い店主が整備して旅に送り出すというものであった。自分も飛び込んだ先がこのバイク屋さん、なかなかおもしろいご縁だ。

鰺ヶ沢 イカ焼き きくや商店
青森からは岩木山を左に見ながらつがる市、鰺ヶ沢と日本海側に向かうことになる。今宵の宿は黄金崎、海岸線を南下するコースだ。中途の観光名所を探したら、テレビで見たことのある「わさおの家」を通ることが分かった。調べてみるとこのあたりは海沿いに「イカ焼き」のお店が並んでいて、その一軒が「わさおの家」だそうな。
お店の名は「きくや商店」、国道沿いですぐに分かった。なんたって看板が派手だ、お店の左手の奥に犬小屋があってその前にバイクを停めて、まずはお店に伺った。土間のようなお店に入ると入り口でイカを焼いていて一皿500円、これを頂きながらお店の中を観察。お店の中はほとんどがわさおの写真で埋め尽くされ、これでもかっていうくらい芸能人達の写真が残っている。カレンダーやノート、ミニカーまでわさおグッズが売られていた。イカ焼き以外の売り物はなかったような。
わさおの家
いかを頂いてみたが、「ごく普通のイカ焼き」であった。小生的には七味か、マヨネースを添えて欲しい所だが、料金がかかるとかでやめてしまった。その後、小生と同じように雨に濡れているわさおとその家族にご対面、わさおはバイク音が嫌いだとお店の人が言っていたので、カメラを回してそそくさと退散した。マスコミが取り上げていなかったら、ごく普通に「捨て犬が家族に大事にされた」お話で終わるのに。。。10才のわさおがいつか居なくなったら、「イカ焼き」の「きくや商店」はいったいどうなるのだろうと余計な心配をしてしまった。わさおにはなーんにも関係のないお話だ。

白神山地
海沿いの国道101号を走ると左側は霧にかすんだ山が連なる。世界遺産になった白神山地で「人の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布している」とのこと。じぶんの足で歩かなくっては体験できないわけで、通りがかりのライダーには敷居が高い。ゆっくりと時間を使えるようになったら、白神山地を再訪してみたい。歩く支度をして数日はかかるだろう世界だ。
深浦千畳敷
太宰治の「津軽」に登場した深浦の千畳敷。千畳敷は日本各地に名がついているので、深浦と付けたほうがよいだろう。山が迫って細長い海岸線をのどかな五能線がはしり、不思議な緑色の奇岩が広がる岩場。太宰の取材した時代から五能線は走っていて、この景色は当時からあまり変わっていないだろう。
黄金崎 不老ふ死温泉
温泉番付表などで必ず上位にあらわれる不老ふ死温泉、ぜひ訪れてみたかった宿だ。旧館は外来入浴窓口となり、新館が宿泊者のためにできていた。想像よりも立派な施設で、繁盛していることがうかがえた。除雪車などの車庫をバイク用に確保してくれてあったんで、濡れたサイドカーシートを乾かすにはありがたかった。一日中雨の中にいると、屋根付きがホントに嬉しい。
ビジネスホテルクラスのひとり部屋が用意されていて、ひとり旅や商用の人たちには都合よかろう。浴場は新館、旧館にそれぞれあって、含鉄-ナトリウム-マグネシウム-塩化物強塩泉 源泉57℃ 酸化した鉄が赤茶けた外観を作る。ここは海岸にある露天風呂で知られていて、日本海に沈む夕日がすばらしいとされる。

不老ふ死温泉 露天風呂
夕食前、雨降る中で名物の露天風呂にもつかって、荒々しい波と風を味わった。生憎夕日を望むことはかなわないが、ワイルドなお風呂であった。照明がないので日の出から日没までの入浴、屋根もないので雨の今日のような日は「ビニール傘」で脱衣籠を被う必要があった。男用は女性も入ってよい混浴になっているが、小さいながらも女性用が用意されているので男湯に入ってくる奇特な人はいない。部屋だしじゃないけど、まずまずの夕飯を食事処で頂いた。やはりバイキングよりも風情があってお膳で頂いた方がよい。ひとり旅の同類と思われるお客さんも何人かいた。雨中冷えた体を温泉でじっくりと温め、風呂上がりによーく冷えた生ビールを頂く。んっまあ、至福の一杯だ。
海沿いの一軒家の温泉、またリピートしてみたいお宿が増えた。
鹿の浦展望所
翌朝は曇天でなんとか雨は我慢してくれている。それでもいつ降り出しても良いように、上下のレインウエアと長靴仕様ですっかりこの旅のスタイルとなった。単調な海岸線を走る。中途では衆議院選挙の宣伝カーに行く道をふさがれて、否応なしに選挙応援を聞かされる。鹿の浦の休憩所からは男鹿半島の入道崎に続く海岸線がきれいに見渡せた。

男鹿半島 間口浜
国道101号線は長い砂浜と松林を縫うように続いている。時折、ぱっと展望が広がって先端の入道崎が見え隠れする。少しずつ天候も回復してきたような気がしてすこし心ワクワク。このあたりも民家が少なく、最果て感が半端ない。

男鹿半島 八望台
男鹿半島のお山に登る。この先は海沿いのいい景色が撮れそうだ。これまで動画を撮るような天候では無かったので出番が無かったが、いよいよ男鹿半島では撮影する気もおきてきた。半島の先端までの海沿いのシーン、そして寒風山の草原シーン、これを期待して準備に取りかかる。ヘルメット装着とサイドカー装着、使い分けて臨場感が出るといいが。。。今回の走行 460km
その4-5に続く
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