
九州の旅 2日目の行程

やまなみハイウエイ 朝日台展望所

やまなみハイウエイ 飯田高原
ツーリングで最も楽しみにしていたルート「やまなみハイウェイ」。湯布院から阿蘇までの最高な景色とバイクには美味しいワインディングが待っている。九州をバイクで巡るのはこれで5,6回目になるんだろう、別府から阿蘇に至るこのルートは外せない。ここを走るためだけでも十分に九州まで来る甲斐があるようにさえ思える。阿蘇までの3つ4つの頂きを越えるたびに、雄大な景色が広がっていて、その都度メットの中で雄叫びをあげてるような。
曇天という状況が残念だが、それでも見覚えのある景色に遭遇するたびに感嘆した。点在する温泉宿、様々な放牧地、噴煙を上げている険しい山、それらを縫うように快走路が続く。


黒川温泉 穴湯共同浴場
大観峰に向かう途中で黒川温泉に立ち寄る。いかにも温泉客が好みそうな賑やかな温泉路地の一角にひっそりと共同浴場がある。100円を賽銭箱?に入れてささっと湯船に浸かる。ここは完全な混浴で、脱衣場も基本1つ、湯船も1つ、混浴がダメな人にはかなり難易度が高いお風呂だ。小生も得意ではないのだが、ここまで来て入らないわけにはいかないという状況で、来訪者が来ないことを願った。滑りのあるかすかな硫黄泉の熱めのお湯、混浴が駄目で熱いお湯に入れない人はやめておいたほうがいい。

黒川温泉 後藤酒店

晩甘
黒川温泉の一角に酒屋さんがあり、毎度来てもなにかしらの柑橘類が売られていて、これを自宅に送るのが楽しみ。今回は「晩甘」が段ボール詰めで並んでいて、自宅と職場のお土産に3箱の発送をお願いした。へたの部分が飛び出ていて「デコポン」のようにも見えるが、もうすこし大きくて黄色みがかかっている。味は「グレープフルーツ」に似ていて、ややすっぱみもあるがとてもさっぱりした味わい。
阿蘇 大観峰
黒川温泉を出てさらに南下。やがて阿蘇のカルデラの外輪山に位置する大観峰にやってきた。ここから眺める阿蘇山やカルデラの景観は、スケールが壮大で言葉を失う。バイクもちらほら集まっていて、地元はもちろんロングライダーの異国ナンバーをつけたバイクもとまっている。下りのクネクネ道では、関東ナンバーのソロのダビットソンとからむ形になった。「慎重に」コーナーをこなしてゆく彼のバイクを護衛するように、GLサイドカーを走らせた。
阿蘇山
次いで広大な阿蘇の裾野を高度を上げながら登ってゆく。高い木々に覆われていない阿蘇山はとにかく見通しが良い。中部の山々は杉などの森林が広がっているので、これほどの広々とした景色を見ることは少ない。曇り空のためか気温が低く、頂上に近づくに従って肌寒くなってきた。

阿蘇 草千里
登った先に広がるのが草千里。左手には噴煙をあげる中岳、眼前には箱庭のように草原が見渡せて、遠くを散策する観光客が小さく小さく見える。緑の青々とした季節の晴れた日に出くわしたなら、これまた脳裏に焼き付く景色になろう。今日は生憎にも雨が降り出しそうな曇天、それでもしばし休憩でぼーっと景色に吸い込まれる。


「バイク友だち」守谷裕司 片岡義男
草千里といえば、小生はこの写真集を思いつく。カメラマンの守谷氏が1979年の8月24日の日の出から60時間の間、この草千里を通過したライダー達を写真に収めたものだ。素敵なキャプションとバイク小説で当時流行っていた片岡義男の詩が添えられている。今以上にバイクに夢中であった当時、小生はこの写真集が好きだった。登場するライダー達が生き生きとしていて、どのバイクも至極格好良かった。「ホーク250」、「W650」、「カワサキ250SS」などが普通に現役であったころ。
小生は当時浪人生、近所をバイクで走り回るくらいで、九州の草千里なんて夢の話であった。片岡義男の単行本をあさるように読んでいたのもこの頃だなあ、今も本棚にはこの写真集を含め、片岡の単行本が眠っている。

阿蘇山公園道路
妙に駐車料金の高い草千里の駐車場はパスして、中岳の火口に通じる有料道路のゲートに近づいて現実に直面。1年半前の噴火以来、火口への道路はおろか登山道も閉鎖されているようであえなく撃退される。この3月からは通行も再開されたと聞いていたのだが、再び禁止となったんだろうか?。

阿蘇山西駅 食堂りんどう 火山灰ラーメン
前もって調べておけばよかったと後悔しつつ、運休中の阿蘇山ロープウェー乗り場のレストランで昼食を取ることに。運休のためレストランも閑散としていていた。胡麻だれで火山灰を表現したという「火山灰ラーメン」は、「イカスミラーメン」と呼び換えてもいいくらい。

熊本城 大天守
阿蘇の山を南に下ってゆくと、「地獄温泉」や「垂玉温泉」の表示が出てくるが、地震で壊滅的なダメージを受けて休業中。いずれも訪れた事のある味わい深い温泉宿であったので、ぜひ再開して欲しい。崩落した阿蘇大橋を南に迂回して、被災した益城町の仮設住宅を通り抜けて熊本の市内に入る。今の熊本城がどうなっているのか、自分の目で確かめたくって城に向かった。
西大手櫓門
西大手櫓門(災害前) 二の丸駐車場にGLを停めて、散策開始。園内に入ることはできなくて周囲から城郭を眺めるだけの現状であった。お城の顔といえる西大手門も、石垣が崩れ落ち建築物もずり落ちてしまっている。修復するのに10年、20年とも言われるが、ぜひ被害に遭う前の優美なお城に戻って欲しい。復興支援の募金があって小生も力になれたらと思ったが、ひとくち1万円以上とはちょいと敷居が高い。もっと少額からであれば、きっと多くの人たちからの賛同も得られるだろうに。

熊本港 熊本フェリー オーシャンアロー
熊本市郊外の熊本港から対岸の島原まで船旅となる。1時間かかる通常型フェリーに併走して、半分の30分で走りきる高速双胴船フェリーが就業している。ディーゼルV型16気筒5300馬力×2 巡航速度30ノット(時速55km)、こりゃ大したもので、港を出るやいなや55kmで豪快な航行が始まった。調子の悪い原付バイクより速いんだからすごいすごい。

フェリーにつきまとうカモメ

かっぱえびせん奪い合い (思考回廊さんより)

港をでるあたりからオープンデッキにはたくさんのカモメが取り付いて、乗船客が投げたり、手渡しで餌らしきものを与えている。そうそう、カモメの餌やりでも有名だったんだと思い出す。船内の売店には「かもめ用」とは書いていないが、100円のかっぱえびせんが売られていて、これをかもめに与えているようだった(ちなみにターミナルビルで買えば50円(^^)。船会社のホームページにも冬の間は餌付けをしていると書いてある。
かもめに囲まれるのは面白い体験だろうが、かもめ達は必死で餌を取り合って船から離れない、ついには島原まで一緒に海を渡ってしまう。塩分多めのカッパえびせんばかり食べたら、カモメも体に悪いはずだ。

雲仙地獄
島原の港からどんどんと登ってゆくと雲仙の温泉街、メインストリートには硫黄の香りと蒸気でもうもうとした地獄がある。あ〜雲仙に来たんだなと実感できる。今回はこの雲仙で連泊する予定、温泉街をちょいと外れた小地獄温泉にむかう。


雲仙 小地獄温泉
雲仙温泉の共同浴場 小地獄温泉。硫黄泉がとうとうと掛け流しになっていて、源泉はこの建物の直下にあるそうだ。木造の建物は新しいが、外からの採光は「フルムーンの法師温泉 長寿館」を思い出させる風情がある。湯船にもたれて座るとちょうどいい深さで肩はもちろん下顎も浸かるくらい。
温泉について、①泉質 ②清潔さ ③掛け流し ④湯船の深さ ⑤シチュエーション などなど小生が評価するポイントがあるのだが、この小地獄温泉はドンピシャ小生の第1位になるだろう。九州旅行を思い立った最も大きな動機が、このお湯にゆったり浸かることであったほど。
お隣の国民宿舎青雲荘が管理をしているらしくって、宿泊者は半額の210円で入ることができた。建物も1年半前にリニューアルされたばかりのようだ。残念なのは営業時間で午前9時から午後9時まで、宿の出発が早いと朝風呂には行けない。



雲仙国民宿舎青雲荘
国民宿舎とはいっても、施設はきれいで整備されいる。GLは玄関横の雨のかからない1等地に停めさせてもらえた。翌日は大雨、プチ嵐の予報だから、ここから雨対策の武装をして出発することになろう。

オリオンビール
美味しい夕飯も頂いて、自販機のビールを部屋飲み用に買い出しに行くと「オリオンビール」が売っている! あっさりした味わいで大好きなビール。出てくるだけ買い占めて、自宅へのお土産にした。こりゃ、かみさんが喜ぶわ(^^)。
その3に続く
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