
紅葉を目当てに360°カメラでも回そうと、お出かけを考えた。バイクの準備をしてGLサイドカーで走り出したのだがチョークを引いてかろうじて回るものの、エンジンのふけがまったくおかしい。近隣をぐるっと回ってみたが良くなる気配もないので、GLを諦めてフェアレディZで行く事にした。
行く先は白川郷の白水湖(はくすいこ)、大白川ダムとしてその前後のお山で紅葉が楽しめるだろう。東海北陸自動車道路の清見ICまでは高速道路、あとはR156をのんびり北上、途中の荘川桜や御母衣ダムなどを見て回ってきた。

県道白川公園線
ダムから2kmほどさらに北上すると、国道から左に折れて山奥に進む道が出てくる。岐阜県県道451号「白川公園線」は霊峰白山の東山麓にあたり、例年11月に入れば積雪などで冬季閉鎖になってしまう。延長13kmの終点には大白川ダムと白水湖があり紅葉の美しさが知られている。さて今年の紅葉のぐあいはどうなんだろう!


10月最終週の訪問であったが、すっかりと紅葉はすすんでいた。樹種によってはすでに落葉してしまっているが、蔦の朱やぶなの黄は真っ盛りに思える。天気は快晴でブルー1色の空に木樹の色が良く映える。それにしても県道は1~1.5車線の鎰路の部分がほとんどだから、クルマ同士のすれ違いもやっかいだ。




白水の滝
もう少しでダムというあたり、左手に白水の滝の案内を見つける。クルマを停めて路傍をおり紅葉の林を進むと、、、ありました、白水の滝。 一条の真っ白な瀑水が80m下の滝壺までまっすぐに帯を引いている。色彩に溢れた絵画の真ん中にぽっかりと岩肌がそびえ立ち、中央の白水の滝を引き立たせている、このまま描いても絵になる構図だ。後学ではこの滝は日本三大瀑布に含まれるくらい有名で、那智の滝、華厳の滝と肩を並べるのだから大したものだ。
滝の駐車場では男性ふたりのちょっとした口論に遭遇。70才以上と思しき高齢者のドライバーに後続していたクルマのドライバーが声高に言い寄っていた。「後ろが大渋滞なんだから、あなたはクルマを路肩に寄せるくらいの気を遣うべきだ。」。。。こんな感じの内容だった。すれ違いもままならないようなドライバーがこの県道を走れば、クルマの流れを止めてしまうだろう。相手に道を譲るぐらいのマナーとゆとりは持ち合わせていたいモノだ。


ブナの林
終点の大白川ダム周囲はキャンプ地や登山道などで賑わっている。この地で手つかずのブナの林が残っていることは貴重とされ、黄色に紅葉するブナの木々がすばらしい。杉やヒノキが植林され、年中緑一色な人工林に比べ、なんて自然林は美しいんだろう。



白水湖
約60年前に作られたダム湖で、濃いブルーの水面がすばらしい。湖に流れ込む温泉がこのブルー色を作り出しているといわれる。ダムの周囲には、登山道の入り口、小さな避難小屋、立ち寄り湯、キャンプ場などがあるくらいでとても静か。自然林のお山は黄色、橙、朱に染まり紅葉まっさかり。

大白川露天風呂
湖畔にはトーチカのような頑丈なコンクリート製脱衣場の露天風呂施設がある。近くのロッジに仮設のチケット販売所があり、入浴料300円で楽しむ事が出来る。湖の奥の地獄谷というところに、源泉温度96度の源泉があって、ここや下流の平瀬温泉までお湯が引かれている。硫黄の香りのするお湯で、湯船はどうどうと掛け流しで溢れている。正面は湖畔が広がって、何の衝立も壁もない、「すっぽんぽん」の大らかな露天風呂。隣の女性風呂も似たようなモノだろうから、この手のワイルドさが耐えられない人には無理だろう。でもお湯はいいし、景色や状況は最高、これは極楽であった。
居合わせた初老の男性と湯船で会話。大阪からご夫婦で朝早くからの日帰りで来ているそうだ。「滝マニア」で全国の滝を探して回っているが、「白水の滝」はすばらしかったと感想を述べてみえた。唯一残念なのが、湯船の底に朽ちた落ち葉が貯まっていて、湯船はお茶の葉が舞う急須の中みたいになっている。県道の交通が出来る6月から11月初めまで、1年で半分以上雪に埋もれてしまう秘境中の秘境の温泉ともいえるだろう。

野谷庄司山 1737m
さくっとお風呂を楽しんで帰路につく。R156に戻り北上して白川郷を目指す。正面には背景の真っ青な空に映える沢崩れのお山がくっきりと見える。家に帰って調べると、「野谷庄司山」という1800mほどのお山でこの峰の向こう側を白山スーパー林道が山越えをしてゆくところだ。ちなみに白山スーパー林道は「旧称」で白山白川郷ホワイトロードに変わっている。「林道」ってのが砂利道を連想させ観光客が敬遠するからだそうだ。旧称の方がよほど格好いい。

コダック PIXPRO SP360 岐阜県道白川公園線
ドーム状画像から得られる360°のダイナミックな画像は面白くってこのカメラでいろいろ試しているところだ。専用ソフトを遣えば視聴者は前後、左右、天井と視点を変えることが出来る。編集すれば1台のカメラで幾つもの視点からの画像を作り出すことができるわけだ。難点は振動に弱くって、クルマやバイクに直接マウントすると「ブレブレ」の画像になってしまいやすい。形態上、ボディマウントも難しいカメラなので、このあたりのぶれ対策が必要だ。画質もGopro4に比べると粗いものになっているし、外部マイクの拡張性がない。

白川郷の大渋滞
帰路はR152を北上して白川郷ICから高速に乗ろうと思った。さて、白川郷にお昼ぐらいにやってきたら、対向車線がトンデモナイ渋滞を起こしていた。国道沿いの観光用駐車場に入ろうとするクルマ達が、ICの料金上近くまで4,5kmのまったく動かない車列を作っていた。反対側から来ていたらと思うとゾッとする。北上してICから帰ろうとする小生はまったく渋滞無し。みなさん、よくも我慢していられるものだ。せっかちな我が家だったら、もうとっくの昔にUターンして諦めているだろう。
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