

内湯(男性)
さてお待ちかねの温泉、早くさっぱりしてビールが飲みたいばかり。勇んで内湯に突入するとカランがたったの2つ、しかも先客1名が使って、もうひとつのカランは狭くって座るスペースもない。屋外にカランが2つあるけど、真夏ならいざしらずこの時期には使えないでしょう。先客は察してすぐに空けてくれたが、これではふたりが体を洗うことすら難儀する。宿には10組以上のキャパがあるから、ここまで狭い内湯はありえない。肝心のお湯は湯船から溢れることもなく、カルキ臭のするいかにも循環しています風で、がっかり。
調べたら分かった事・・・「城崎温泉内湯騒動」
大昔から城崎温泉のお宿は内湯を持たない流儀であったそうな。大正の頃にあるお宿が単独で温泉を掘って内湯を作ったところ、これが温泉街全体の問題となり、20年近く裁判で争う事となった。その結果、各旅館に温泉を引くことが出来るようになったが、引き替えに旅館の内湯の規模やお湯の量を制限するルールができたそうだ。城崎温泉組合は外湯巡りを守る事が出来たが、各旅館は狭い内湯で我慢することとなった。なるほど、宿側も客の反応を知ってか、宿泊受付の時点でことわりを入れてきたのはこういった理由だったんだ。


さて、気を取り直してお待ちかねの夕食。選んだのは満腹かにフルコースでお部屋だしだった。カニの刺身、茹で、焼き、しゃぶしゃぶ、天ぷら、みそ焼き、かにすきなど、次から次へと出てくる。食べ始めると会話が途切れ、各人カニと格闘が続く。最後は定番のカニ雑炊で、すっかり腹一杯になってしまった。カニが大好きな家族達も、今宵は食べ過ぎ。。。しばらくカニは要らないそうだ。

食事が済んだら、暖かくして温泉街にくりだすよ。浴衣の上にどてらのような綿入りの上着と靴下が用意されている。浴衣が外湯巡りのが正装なのだそうで、「浴衣ご意見番」という看板を掲げた30軒ほどのお店では、くずれた浴衣の着付けをしてくれるサービスもある。


城崎温泉は飛鳥時代から始まる開湯1300年の歴史を持つ全国クラスの温泉地。歴史に桂小五郎や志賀直哉、有島武郎などの名前が登場する。昨今は号泣会見の野々山議員が日帰り出張で106回訪れたという3面記事でも知られると事となった。温泉街を流れる大谿川(おおたにがわ)には石造りの橋がかかり柳並木が続いていて風情有る景観。温泉街には7軒の外湯が点在し、「外湯めぐり」は温泉街の旅館に泊まると無料になるしくみで、浴衣姿でのそぞろ歩きが楽しめる。


柳湯
まずは木造建築で雰囲気のある柳湯を選ぶ。こじんまりとしたヒノキの浴槽からは蕩々とお湯があふれ、贅沢だ。お湯はやや熱め、湯船はしっかりと深い、小生のツボにはまるしつらえだ。


飲湯場
お土産屋や饅頭屋を冷やかしでのぞきながら、射的場やスマートボールなどの昭和レトロ満載の温泉街をぶらぶらする。源泉も飲んでみるが、海沿いにある温泉だからしょっぱい食塩泉だった。ミネラル豊富な海水にちなんで、効能は慢性消化器病と慢性便秘らしい。


御所の湯
はしごした2軒目のお風呂が「御所の湯」。京都の御所を思わせる重厚な建物で、お風呂は反してモダンな作り。内湯と露天が引き戸で仕切られているだけで、開放的だ。ここもお湯は潤沢にあふれ、湯船も深く満ち足りた気分になる。
黒猫堂さんから
湯冷めをしないうちに宿に帰って、みんなで大晦日らしく紅白歌合戦をみる。ユーミンやサザンが登場して、「へーっ??」て思う。若い頃は反体制的な雰囲気を醸し出していた人たちも年を経ると「変わる」んだなあ。それで、インパクトあったのが宮本裕次、椎名林檎の獣行く細道! エンタメは疎い小生でも画面に釘付けになってしまった。紅白も変わってきたなあ。
さて、もう寝ましょう。20畳の大広間に5人分のお布団が一列に引かれている。小生は皆から指定された場所に寝ることになる、たいてい一番端っこだ。缶ビールを数本飲んで、どうやら一番先に寝てしまったようだ。


夜桜まつり(錦水旅館さんから)
明けて元旦。気温は0℃、きっちり寒い温泉街を寝起きの悪い娘達を残して、朝風呂に3人でむかう。川べりには柳だけじゃなくって、春になれば上記のように桜も楽しめるようだ。同じ場所からの撮影とは思えないほど雰囲気が変わる。


一の湯(トリップアドバイザーから)
外湯の中では最も規模が大きいんじゃないか、湯船も広く「一番」の名がつくだけはある。元旦早々、贅沢な朝風呂に浸かれることに感謝。こんなお風呂が近所にあったらなあ、毎日行くのに〜。

お宿に戻り娘達を起こして、朝ご飯。朝から「すき焼き」とはいかがなモノか。間違いなく美味しいし、出てきたら食べてしまうが、またまた体重が気になるじゃないですか。
さてさて、城崎温泉の小生の総括、一言で「星みっつ☆☆☆」。以前の外湯にはそれぞれの源泉があって泉質も違っていたが、今は沸き出たお湯を1個所に集めてすべての外湯や旅館に給湯する仕組みだ。つまり、7つの個性ある外湯巡りをしたところで、浸かるお湯はすべて一緒というわけだ。しかしそんな現実に目をつむれば、城崎は十二分に温泉地らしい過ごし方ができる温泉。外湯巡りに便利な温泉街中心地にお宿を選ぶといいだろう。

往路(オレンジ) 復路(ブルー)
さてチェックアウト10時近くに、のそのそと出発。敦賀方面に走れば名古屋までの近道だけど、元旦に寄るような所もないのでパス。時間があれば姫路城を拝観したかったけど、ばあさんの歩きを思うとまたの機会に。そこで思いついたのが家族の好きな明石焼きを食べること、この提案に反対者もなく本場の明石に行こうとなった。

宿を出てナビの示す反対方向に走って、日本海に注ぐ河口の漁港にやってきた。カニ漁船が正月休みで港につながれている。ほんのちょっとだけ日本海を感じる。さてこれから山を越えて南に向かい、瀬戸内の明石を目指した。


明石 魚の棚商店街
朝から満腹で眠気に襲われた小生はあっさりかみさんに運転をお願いして後席に。目が覚めたら加古川あたりまで来ていた。運転しないって、楽ちんだなあ。明石駅前の「魚の棚」商店街の「よし川」さんがお正月から開いていることを確認して訪れた。



明石 よし川
食べログでもこのよし川さんはレベルが高い。この日はプチ行列に加わって席を確保することが出来た。お好み焼きもメニューに上がるようだけど、お正月メニューは「玉子焼き」と「タコめし」のみ。混雑しているけど、座ればすぐ出てきて「アツアツ」の玉子焼きをこれまたアツアツのお出しで食べる。あ〜〜、旨い、汁だしはもちろん、玉子焼き自体もお出しがよく効いて風味豊か。マイウー!!、ここまで走ってきた甲斐があるわ〜。

熱田神宮
お昼過ぎに明石を出て阪神高速を東に進む。ばあさんが久しぶりに多賀大社に寄りたいというものだから、夕刻まだ明るい内に彦根近くまで行ってみた。しかし、多賀大社の周囲数キロですでに道路が大渋滞、さっさと諦めて鈴鹿を山越えして熱田神宮にやってきた。19時前に神宮南門近くに到着し駐車場も確保、参拝の行列も見当たらず、ごく普通に初詣をすることができた。昨年の感謝と今年も5人で仲良く暮らせるようお願いした。

知多半島 師崎港
3日は初乗りと買い出しを兼ねて知多半島の先端まで走ってきた。相棒はGLサイドカー、GLはウインドプロテクトに優れ足下が暖かいから冬の走行に適している。サイドカーは凍結で滑っても転けないから安心感がある。自宅からすぐに高速の乗ってしまえば、最先端の師崎港まで60km、1時間で到着、師崎の漁船達が正月飾りで勇ましい大漁旗を翻していた。

牡蠣 生食用
豊浜のさかな市場によって、今晩の夕食にいいものはないか、品定め。生食用の牡蠣が出ていたので購入、あとはスズキのあらのみりん一夜干しを小生のあてとして買ってみた。トコロデ、牡蠣の生食用と調理用の違いは見ただけでは分からない。雑菌の少ない海で育ったモノが生食用、河口近くなど雑菌の多いところで育ったモノが調理用とされる。だから一般的に調理用の牡蠣は栄養豊かな環境で育っているために、生食用の牡蠣より大粒なモノが多い。

クシタニ名古屋店
帰りには正月セールのクシタニに寄って、冬用グローブを物色してみた。冬の手袋は防寒のしっかりしたものを選びたい。愛用ヘンリービギンズを 随分と使い込んできて、買い換えが必要だった。今度のはどうだろうか、指先も温かいといいけど。

同級生家族と新年会
お正月休みの〆は、大学同級生が家族連れで遊びに来てくれた。体調を崩していた彼も2年越しで元気になってくれた。その報告も兼ねての来訪であったので、なおさら嬉しい。ふたりで今宵も一升瓶を空けてしまった。楽しい酒だったから、今晩は飲み過ぎも許してもらえるだろう。
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