



瀬戸大橋 AM11:35
明石を朝の7時に出発して、やっと四国へ渡る処までやってきた。牛深では曇り空だったが、ここにきて青空が広がってくる。橋の上も強い風はなくって、とても穏やか。左手にカメラを持って、走行中の写真に挑戦。バシャバシャとれば、何枚かは使える写真が残っている。しかし、見渡す周囲は真っ青な海と空、この開放感は、すばらしい。デジカメの写真などでは到底表現できないし、伝わらない。

与島PA
瀬戸大橋は3つの島をまたいで、本州と四国をつないでいる。その最も大きな与島には島まで降りるパーキングがある。また、ここでは折り返す事も可能で、瀬戸大橋を渡るプチ観光も可能となっている。ここから与島にクルマで出るゲートはないのだけど、歩行者としてパーキングの外に出て与島を観光することは出来るようだ。ここにクルマを止めて、与島で釣り三昧なんてのもいいかも。



坂出 やなぎ屋 AM11:54
瀬戸大橋を渡ったその先の坂出北ICで市街に降りる。そろそろ食事をと思っていたが、目の前に讃岐うどんのお店、ちょうどお昼前だからサクッとバイクを駐めてお店に突入。名古屋人には慣れていないが、お盆を持って列に並び、オーダーをしてうどんを湯がいてもらい、天ぷらやおにぎりなどのサイドオーダーを乗っけて最後に会計って流れ。並んでいる間に何を頼んで、何をトッピングするかよーく考えておかないと後ろの人の迷惑に。小生は肉うどん(小)にいなり寿司をつけてお会計。一人用カウンターでガツガツ頂く。普通に旨い!。讃岐うどんを口にして、四国に来た実感も味わう。





瀬戸大橋記念館PM0:15
瀬戸大橋のたもとにある瀬戸大橋記念館に立ち寄る。ここからの瀬戸大橋の眺めも素晴らしい。雲も消え去り真っ青な空が広がって、遠くの向こうまで橋が続く。記念館は初めて入館したが、瀬戸大橋の建設に関わるストーリーが丁寧に説明され、素晴らしい模型による再現など、なかなか見所があった。これで無料とはありがたい、興味のある人は寄るべきスポットだろう。

丸亀城 PM1:24
丸亀の町もこれまでは素通りすることが多かったので、今回は丸亀城を見てくることに。。丸亀城は全国に現存する12のホンモノ天守閣のひとつ。今日の訪れる観光地の中では楽しみにしていたひとつ。天守は日本一小さいが、内堀から四層に積み重なった石垣は美しく、高さは約60mあり日本一。

丸亀城 大手一の門
昼下がりの陽射しは容赦なく、Tシャツ姿で歩き出す。坂が多いと聞いていたので、さていかがなものか。まずは300年以上前から現存している大手門が現れた。お城は多くあれど当時の大手門が残っているのは希だろう。
見返り坂
早速現れた登り坂、それなりに長い距離を登るがこれはまだまだ序の口。あまりに急な坂だから、途中で後ろをふり返ってしまうからこの名前が付いたとのこと。
高石垣
踊り場のようにひと息つくと目の前には高ーい見事な石垣。丸亀城は石垣が美しいことでも有名のようで、見上げるとその作る曲線が美しい。
続 見返り坂
この踊り場の先、さらに勾配のきつい心臓破りの坂が出現。距離こそ100mほどかもしれないけど、とにかく急坂、かぶっている帽子のためか頭から汗が滲んでくる。坂の丸亀城でもたぶんこの坂が一番きつい。
山崎坂
京極坂
続く2つの坂はなんてこと無し、高低差はあるけど短い距離だし余裕、余裕。
丸亀城天守 PM 1:34
どしどし歩いて駐車場から10分で天守に到着。いやはや、かなりの急坂の連続で汗ばんだ体に本丸の風が気持ちいい。ここまで登ってきた達成感もなかなかだ。スッキリと青空が広がり、天守の白い壁がとてもよく映える。可愛い天守、かなり小さい。名古屋城の本丸の四隅にある「櫓」くらいのサイズ。この地に立つこと400年、すごいことだ。
天守内部
この手の天守閣に漏れず、恐ろしく急な階段。手刷りにつかまらないと怖くて降りなれない。梁も低いので頭をぶつけてしまうこともありあり。陽射しの強い屋外から一転、天守の中はひんやりと居心地がいい。
天守最上
2つの階段を上がれば、最上階。窓から抜ける風はめちゃくちゃ気持ちいい。瀬戸内方面を見れば、丸亀の町並み、瀬戸大橋と望む。
丸亀城 本丸からの眺め
天守閣の2つの階段を上がれば、最上階。窓から抜ける風はめちゃくちゃ気持ちいい。瀬戸内方面を見れば、丸亀の町並み、瀬戸大橋と望む。高い石垣を組んだ丸亀城の本丸からは360度の景観が得られる。建築物は決して大きくも豪華でもないけど、その景観、石垣の美しさなど、丸亀城はなかなか見応えのあるお城だった。
崩落した三の丸坤櫓跡石垣
お城の駐車場を出てふり返ると、大きく崩れた石垣が見えた。2018年10月の大雨などで2ヶ所で大きく石垣が崩れてしまったらしい。香川県は6年の期間を準備して、約6000個の石を元のように組み直す予定。熊本城などの修繕を連想させる。
善通寺IC PM2:07
丸亀城をあとに、宿泊予定の道後温泉に向けて移動開始。ゴールまではまだまだ150km以上あり、金比羅さんにも寄りたかったが断念して高速道路に乗っかる。四国中央市、新居浜市などの工場や造船所を高速道路から遠上に望んで西に進む。
周越広域農道 PM3:27
いよ小松ICで下道におり、今治を目指す。このあたりはあまり来たこともないので、ナビ任せで走る。示されたルートの広域農道は、信号も少なく水田や集落の中をまっすぐにのびている。
今治タオル美術館 PM3:30
こんな時じゃないと立ち寄らないだろう今治。そして今治はタオルの生産で有名なところ、おみやげに家族のバスタオルを考えていたので、タオル美術館に立ち寄った。館内に入ると、あれっ?? 既知感がふつふつと沸き起こってきた。初めて来たと思っていたが、5年前に家族で道後温泉に来たときこの美術館にも立ち寄っていたことを思い出した。

常設展 キャシー中島
パッチワークで知られているキャシー中島さんの作品が多数かざられていて興味深く鑑賞。ハワイアンキルトをタオルで表現した大型の作品は見応えあり。キャシーさんと旦那さんの勝野さんとは、以前に何度かお会いしたことがあり、個人的にも親しみを感じていた。キャシーさん監修の製品の中から、気に入ったバスタオルを家族の枚数分、お土産として手に入れることが出来た。
今治城 PM4:33
今治の町に入ると、お城らしき姿を見つけ今治城の近くまでやってきた。塀や隅櫓なども立派、天守閣も丸亀城よりも大きなものだ。しかし天守閣が存在したのはわずかに数年で、他の地に移転されてしまった。現在あるのは、当時を推定再現された鉄筋コンクリートによる模擬天守閣。

来島海峡展望館 PM4:56
本州と四国をつなぐ3つめのルートがしまなみ海道。広島の尾道とここ今治の間を、7つの島をまたいで、10本の大きな橋でつなぐ自動車道路で、1999年に開通した。名古屋から最も離れているためか、今だ一度もここを走ったことがない。なので、今回はその近くまで来てじっくりと見てみたかった。真っ白な橋梁は海と空の青に映えて鮮やかだ。日も傾いて夕刻が近づいていた、風も夕凪、ゆったりとした気分。

自動車道路ではあるけど、このしまなみ海道はサイクリングロードが充実していて海を渡ることが出来るよう。専用のスロープが用意されていてこれは面白そう。自転車に乗る人には、すばらしいプレゼントだろう。しかし、つい先日、ここに画鋲をばらまいた悪質ないたずらがニュースになっていた。そんなことして、いったい何が楽しいんだろうか??
新来島ドック PM5:25
瀬戸内、特に今治周辺は造船の町。国内外でも指折りの規模を持つ今治造船や、この新来島ドックのような大規模な造船所が続いている。造船されたさんふらわー号には、学生時代の小生も乗ったはずだ。

鹿島 PM6:06
瀬戸内海を右に置き、夕日に向かって西に海岸線を進む。あとは松山の町までの移動のみ。夕日が沈みそうになったところで、国道から外れて海岸に。丁度、目の前には、風光明媚な「鹿島」が浮かんでいた。山口県のどこかだろうが、山の端に夕日が沈んでゆくのを堤防で待ち受ける。地元の子供達、年配の人たちも小生と同じように堤防から西の夕日を眺めていた。最後の強い陽射しの後、夕日は遠くの山に削られて消えてしまった。日没を見届けるのは、もの悲しいな。
道後温泉本館 PM7:29
夕日を見届けてから、残り15kmほどを夕刻のラッシュに遭いながら1時間かけて道後温泉に滑り込んだ。道後温泉本館は後ろ半分が足場で覆われ工事中のよう。本館前のこのカーブしたところが、唯一クルマやバイクと温泉本館が一緒に写真に収まる場所。2014.正月にZロードスターでの四国一周、2014.秋のエスティマでの家族旅行、いずれもここで写真を残してきた。
大和屋本店
一人旅でも部屋が取れるお宿は限られる。ここ「大和屋本店」は道後温泉本館の隣、とても利便が良くって雰囲気のいい宿。小生の定番となっていて、今晩もここを利用した。一人旅設定は、夕食設定がないので、外食が必要だがそれはそれ、割り切って居酒屋さんで済ませば良い。


道後温泉本館
調査不足で知らなかったが、2階の坊ちゃん風呂が修繕中で使えないとのこと。耐震工事がつい最近始まり、再開されるのは7年後のこと。重要文化財になっているこの建築物を耐震工事するのは大変な作業だろう。1階の共同浴場はこれまで通り営業できているので、明日の朝風呂はここにしよう。




道後温泉別館 飛鳥乃湯
修繕中の本館を補佐するように、昨年できた飛鳥乃湯。これで商店街を挟んで、本館・椿の湯・飛鳥乃湯と3つの共同浴場が出来たことになる。格式ある本館は浴室も「神の湯(410円)」と「霊の湯」の2種類あり、2階席の客はどちらも入ることが出来た。そして新しく出来た飛鳥乃湯は、増加した観光客や本館工事の対策で作られたのであろう。ただし、本館同様に2階席(1250円)があるが、入浴するのは庶民(600円)と同じ浴室。だから休憩できるというだけが2階席客のメリットか。椿の湯はそもそも料金も最もお安く(400円)、地元民の普段使いのお湯だろう。

道後麦芽館 PM8:54
お宿で汚れたバイク姿からさくっと大浴場でカラダを洗い、浴衣に着替えて町に繰り出し、初めての飛鳥乃湯に挑戦。2階席のチケットは2階のお湯に浸かることが出来ず、特別浴槽に浸かるには2000円の代金、しかも家族風呂形式だから一人旅ではもったいない。当日は特別浴槽はすでに予約で一杯だった。飛鳥乃湯は、本館神の湯と同じような大理石の湯口がしつらえてあるが、やはりまだまだ貫禄が備わっていない。湯船の雰囲気も今風過ぎて、本館の堂々とした貫禄には遠く及ばない。
食事は松山に入る前に、国道沿いのラーメン屋で済ませてあった。あとは、美味しいビールを頂くのみ。本館前にある地ビールのお店に突入し、ジョッキで矢継ぎ早に喉を潤した。あ〜、バイク旅、温泉、ビールは最高だ!
本日の走行距離 約350km