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MT-01 OS 41 ビーナスライン 三好礼子

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三好礼子
 今回の旅の表題を考えたら、「ビーナスライン」「三好礼子」。小生にはこの二つの言葉が深くつながっている。ビーナスラインを走って三好礼子さんに会うなんてのは、かなりのビッグイベントだ。ビーナスラインは晴れていないと許されないので、天候不良による2度のツーリング延期を超えて、やっとこの日を迎えた。
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自宅出発 PM4:50
ビーナスラインを縦走するだけでも時間がかかる。なので、信州を味わい切る為に、仕事をサクッと切り上げ、現地前乗りをする。夕刻のラッシュに紛れて中央高速を北に目指した。
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スパディオ小淵沢 PM 7:30
 駒ヶ根SAで地元の「ソーズカツ丼」をかきこむ。名古屋を出てから2時間40分で小淵沢、道の駅(スパディオ小淵沢)に到着。明日はこの道の駅を出発地点としているので、利便OK。一つの企業体がホテルと道の駅、そして日帰り入浴施設を運営しているようで、なかなか賑わっている。小淵沢ICを降りるとすぐの処、これはこのあたりでの集合場所にするのにはうってつけだろう。
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あかまつの湯
 通されたお部屋は上がり間付きのおっきな和室、一人利用だから追加料金が発生しているが、それにしても広すぎて落ち着かない。日帰り入浴施設が隣接しているが、宿泊専用の「あかまつの湯」で朝風呂。源泉掛け流しで浴槽から「蕩々と」あふれ出している。温泉好きの小生、「ツボ」にはまる好感度のお風呂だった。このお湯は良い! また来ましょう!
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ゆきふかさんとディアベル AM 6:50
今日はブログでつながるゆきふかさんが同伴。朝7時の集合より早く、東京から2時間足らずで ゆきふかさん登場。再会の挨拶もほどほどに、走り出す。今日はよろしくお願いします。
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八ヶ岳エコーライン AM 7:05
 小淵沢からビーナスラインへは、エコーラインを走る。稲穂が朝日を受けて、黄金色に輝いている。この中に群青の出で立ちで立ったら、「その者青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」なんて、ナウシカの情景だねえ。南アルプスの北境が背景になって、これも美しい。今日は、間違いなく「いい天気」だ。
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蓼科湖 AM 7:34
 小淵沢から蓼科湖まで一気に到着。キャンプをしている人たちも起きたばかり、歯磨きしながら湖畔を散歩している。茅野の郊外は朝の通勤クルマで混雑していたが、この先のビーナスラインに入れば空くでしょう。さてさて、「表ビーナスライン」のはじまり!!。
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白樺湖
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富士見台 AM 8:35
 蓼科湖から蓼科温泉街を通り抜け、八ヶ岳のふもとを縫い付けて、スズラン峠。峠の先は、相当に傷んだ舗装路でどんどん下り、しらかば2in1を左に見ながら白樺湖へゴールイン。湖畔は気温も低いのか、すでに落葉樹の葉っぱが黄色や赤に変わっていた。今年お初の「紅葉体験」に季節の変化を体感。
 晴天は絶対に立ち寄るべき、「富士見台」。期待通りの展望が180度以上のパノラマで広がっている。八ヶ岳がシルエットで左端にそびえ、朝日の中に富士山の姿、正面には南アルプスが間近に、その右手には、中央アルプスと御岳、乗鞍の雄姿。右にぐいっとカラダをひねれば、穂高や槍ヶ岳の北アルプスが見える!!お山の頂上ならあり得るかもしれないが、バイクの出で立ちで「南」「中央」「北」の日本アルプスを一望できる場所はこのあたりしか無い、しかも今日「晴れている」まさに、「千載一遇」の体験。
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霧ヶ峰  S字カーブ
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三峰展望台付近
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美ヶ原高原
 富士見台から三峰展望台まで また武石から美ヶ原自然保護センターまで、Goproを回してゆきふかさんのディアベルを追った。ヘルメットの中でも、雄叫びが上げたくなるほどの快感、動画で見直してその場の空気を思い出す。2気筒のビックバイクという点で、2台のバイクは似通っているが、その走行フィーリングは対照的。回りたがって前に進みたがるディアベルと低回転でドコドコしたがるMT-01とは、企画の時点で立ち位置が違う。水冷と空冷の違い、L型とV型、デスモドロミックとOHV、似ているようで全然似ていない。アクセルオフ時のバックファイアの音はよく似ている、向こうも、こっちも「バリバリ」「パンパン」賑やかだ。
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美ヶ原自然保護センター AM 11:23
 裏ビーナスラインの終点、美ヶ原自然保護センター。駐車場の外れから北方面の光景。千曲川のむこうには、志賀の山々、浅間山の雄姿がでーんと。ここの景色、小生はかなり気に入っている。今日も好きな景色に出会えて感謝。
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美ヶ原高原 AM 11:42
 美ヶ原の道の駅はちょうどこの尾根の向こうにあり、そのごみごみした観光地と比べると、この裏ビーナスラインの高原地帯は素晴らしくよい。週末であればもっと混んでいようが、この日は平日。ゆきふかさんと小生の2台だけ、雄大な光景をバックに思い出になる写真をパチリ。お山を十二分に感じ取ったあとは、二つ目の旅の目的、三好礼子さんに会うこと。山をおりて、松本市郊外のご夫婦で切り盛りしているカフェ「ペレファ・カフェ」目指す。
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ペレファ・カフェ外観 PM 0:50
 松本駅から15kmほど、安曇野から東の山に入った先に、ペレファ・カフェがある。古民家を改装したお店は知らなければ素通りしてしまうだろう。道の反対側に松本四賀化石館があって、そこにバイクを駐めるらしい。
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先客のバイクが5,6台、2台も遠慮がちに駐める。さて、三好礼子さんは在宅だろうか?
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ペレファ・カフェ店内
 ここの存在を知ったのは、Facebookだった。連日、お店の様子をアップしているの知る。礼子さんがお店を不在にする日も記載されているので、外れないだろう。二人が席に着くと早速、礼子さんが接客し、ご主人が注文をとりにきてくれる。食べ物はカレーの類と焼きそばの類、サラダ・ドリンクもついてボリューム、お値段とも良心的。
 店内は、礼子さんアイテムであふれている。参加したパリダカなどのクルマ、バイクのナンバープレートや資料、写真。1997年にパリダカールラリーで三好礼子さんが完走したバイクがでーんと展示されていた。もちろん、片岡義男関連の単行本や色紙など、これも拝見。平日にかかわらず、お店には次々とお客さんがやってくる。いずれもライダーばかり、しかも小生と似たような年代の人たちばかり。この手のバイクカフェ、小生はあまり立ち寄らないし、日頃はご縁がない。だからよく分からないだけど、こんなに常連さんがわいわいしているお店は珍しいんじゃないんだろうか。
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三好礼子さん
 小生がバイクに憧れた高校生から浪人時代、欠かさず読んでいたのは雑誌「オートバイ」と片岡義男だった。浪人時代の小生には、現実逃避の最高の伴侶、バイクがあった。当時はMR50やスーパーカブで近所を走り回った。オートバイ誌の中型、大型バイクの写真に穴が空くほど見入り、特にカワサキKL250がお気に入りだった。そして、大学合格と同時に購入したRZ350で一気に行動範囲が広がり、旅とバイクが一体となった。バイクで遠出をすることは、時間を最も緊張して過ごすことができ、かつ自由の象徴のような気がしていた。
 
 その頃、ライダーのマストアイテムに「片岡義男」があった。空前のバイクブームの中で、彼の単行本は次々と世に出てきて、多くのライダーに共感を与えた。とりわけ、「彼のオートバイ・彼女の島」は、バイブルといって良いほど小生の心をわしづかみにした。そのカバーモデルの女性が、三好礼子さんだった。男の子を思わせるような「キリッ」とした横顔、シルエットの美しい体型、そんな女性がロングヘアをなびかせて颯爽と大型バイクを操っている。小生には、理想の彼女・マドンナのように思えた。

 「彼のオートバイ、彼女の島」には、ビーナスラインや車山高原、茅野や諏訪の町を連想させるような情景や別所温泉あたりのシーン、実家の瀬戸内の小島を訪れる場面などが登場する。小生はその景色が見たくって、蓼科にも上田にも足を運び、別所温泉も立ち寄り、ついには岡山県笠岡からフェリーに乗り「彼女の島」のモデルであろう「北木島」までバイクで足を運んだ。
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初版「彼のオートバイ・彼女の島」
 後に、片岡義男は三好礼子さんの実体験を参考に、「幸せは白いTシャツ」を発行、ここにはいっぱい「三好礼子さん」が挿絵として登場。ますますお気に入りになった覚えがあった。片岡義男の単行本、当時はすべて手に入れていたが、時とともに本棚から少しずつ整理され、今は数えるほどしか残っていない。
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 小生の心の中には、バイクと三好礼子さん、そしてビーナスラインなどの信州の風景は深く刻まれている。今回は初めてお会いし、会話し、30年以上前の夢が叶ったようで感慨深い。お会いする礼子さんは、とっても元気な方でなるほど、多くの人に愛されるはず。私やゆきふかさんを「若い」と礼子さんは、言うので、どうも小生より少し先輩らしい。それでも全然お若い印象。
 小説の挿絵だけで連想していた彼女は、想像通りの人柄で安心した。小生の思い込みが大きく外れていなかったことにも安堵。お店とお客さんの間を飛び回っている快活な礼子さんは、きっとこの先も明るい笑顔を周囲に振りまいてくれるだろう。
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三好礼子さんとおっさんファン2名
 後生な小生は、すっかり日焼けして色あせた初版の単行本をバッグに忍ばせていたんで、礼子さんにサインを頂いた。何度も何度も読んだこの単行本に、まさか三好礼子さん本人から書き込みを頂けるとは、思いもよらなかった。ゆきふかさんも片岡義男に傾倒していた一人、三好礼子さんに会うドキドキ感は小生と同じ、おっさん二人はこの瞬間だけ「二十歳の若者」にもどった気がした。
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出発 PM 2:00
 三好礼子さん、ご主人、そして他のお客さんたちにもイロイロかまっていただき、帰りには二人のお見送りもいただく。完璧なビーナスラインのツーリング、ゆきふかさんとの楽しい会話やディアベルの切れのある走り、ペレカフェでの素敵な体験、などなど、この旅もあきれるくらい充実していた。ゆきふかさん、ありがとうございました。




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Commented by yukifukaa at 2019-10-09 07:33
おはようございます。

こちらこそありがとうございました。

スパティオ小淵沢、僕もご一緒したかったです。
ビーナスライン、最高でしたね。
また快晴の日を狙って行きましょう。

ナウシカは思い浮かびませんでした(笑)
Commented by akane8150 at 2019-10-09 21:33
こんばんは 

ツーリングの記事だけど、大半が礼子さんの事になっちゃいました(^^ゞ ペレカフェは ビーナスラインとセットになりそうです
Commented by SevenFifty at 2021-09-27 23:28
こんばんは。
SevenFiftyです。

小説に出て来る青いW3に乗っています。
興味深く読ませて頂きました。

ビーナスラインはBMW R100RS(空冷の昭和時代のバイク)で行ったことがありますよ。
Commented by akane8150 at 2021-09-28 00:51
こんばんは SevenFiftyさん
 お初でしょうか、書き込みありがとうございます
小説では 出会いの場面で「カワサキさん」って、名前の代わりに呼ばれるくだりがありました 他にも、主人公がバイクの振動に浸るシーンなどなど 男っぽいW3を片岡義男が選んだのは必然ですね あれが 2stのヤマハじゃあ 色気もないでしょう(^^)
 貴殿のHP 拝見しました 同じ地域 モノを感じる似たような志向 これからもよろしくですm(__)m
by akane8150 | 2019-10-08 08:00 | ツーレポ 中部 中央高地 | Comments(4)

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