
ハヤブサ33号 新函館北斗行
今日は土曜日、予定されていた午後の診療や処置を「スーパークイック対応」でサクサクこなし、名古屋駅から「のぞみ」に飛び乗る。1時間40分後に東京駅、そこで東北新幹線の「はやぶさ」に乗り換え、1時間40分後の「仙台」をめざす。隣の席には「ゆきずりの美女」ならぬ、小生の奥さんが同伴。さて、「ユーは何しに夫婦で仙台へ??」。

東京弁当
仙台で食事をとる時間がないので、わずかな乗り換えの間に東京駅で夕食の弁当を買い込んだ。お目当ては浅草今半の牛肉たけのこ、人形町魚久のキングサーモンの粕漬け、築地・すし玉青木の玉子焼、日本ばし大増の野菜のうま煮など、東京の老舗名店の具材が集まった「東京弁当」。1650円は安くないけど、お値段に見合うお味だと思う。特に「牛肉たけのこ」と「サーモンの粕漬け」が旨かった。いつもなら缶ビールが横にあるはずだが、この日はなぜか我慢。
シュテルン仙台東 19:20
名古屋を3時20分に出て4時間かかって着いた先は、仙台のメルセデスディーラー。はるばる仙台までやってきた訳が、納車ブースの中に鎮座している。そう、次期主力戦闘機を手に入れたのだ。
AMG GT 2016
クルマの入れ替えを思い立ったのは、かみさんのクルマ選定の際に、レクサスLCの試乗をしてしまったことが原因。LCの5000ccV8エンジンの音とパワー、そしてクルマから発せられる「色気」に魅せられ、久々に欲しいクルマが現れた。スポーツカーに乗るのも次が最後であろうと思っていたので、実用性は二の次、速い、かっこいい、面白いクルマを探し始める。しかし、昨今のクルマの価格が随分と上昇している事実にびっくり。例えば町中にあふれている「プリウス」は300万円以上、「いつかはクラウン」にもなれば700万円以上のハイグレードまで用意されている。思い浮かべるのが20〜30年前、当時はカローラあたりで150万円ほど、クラウンも300万円台で手に入ったはず。

レクサスLCがスタートで、レクサスRC F、ポルシェケイマン、BMW6クーペ、メルセデス SLなどが次期戦闘機の候補に挙がる。どれも一長一短で決定打に欠けたなかで、町中で見かけたのがAMG メルセデス GT、その走り去る後ろ姿にドッキリだった。学生時代に一目惚れ、社会人になってからクルマの夢を叶えてくれたポルシェ928S4を彷彿とさせるスタイル、申し分ない動力性能、「一目会ったその日から、恋の花咲くこともある」なんてフレーズが当てはまるくらい、AMG GTにぞっこんとなった。
AMG GT 2016
良いクルマだし、これなら大枚をはたいてもいいやと思えるも、給与生活の小生にとって経費で落とすような技もなく、新車は敷居が高すぎる。そこで、程度のよいクルマを探すことにした。メルセデスのディーラー車でワンオーナー、走行距離が出ていないものを慎重に探す。そして見つけたのが「イリジウムシルバー」のこの車だった。新車で買う人たちには気の毒な話だが、ナンバーが着いた時点でこの手の高額なクルマたちは大きく値落ちすることが多い。このクルマは小生の1年分にも満たない走行距離、使用感の無い車内や外装、そして幸いにも小生の予算内で合致、メルセデスなら「シルバー」と思っていたことも後押しして、次期主力戦闘機が決まった。
仙台東IC 20:15
しかし見つけた先は、遠い仙台。それにめげることなく、とんぼ返りで名古屋〜仙台間を往復、現車を確認し試乗の上ではんこを押したのが11月最終の週末だった。お店による名古屋までの納車もお願いできたが、自走して帰ることを選択。そして運転手要員としてかみさんを巻き込んで、2週間後の納車とあいなった。担当者からさくっと取り扱いの説明を受け、記念写真をとってもらい、おそるおそる仙台の町に走り出した。この日は季節一番の寒い日で仙台近くの山道は雪が降っていた。なので、雪に遭ったら帰れなくなってしまう。海沿いの常磐道が比較的安全だろうと考え、宿泊予定の160km先のいわき温泉を目指す。

仙台を出たのが20時過ぎ、仙台東ICに乗る前にガソリンを満タン、タンクは75Lの容量。仙台東部道路を先行する前車について走る。最適な車間距離を自動でキープするアクティブディスタンスアシスト・ディストロニックのおかげで、こんな場面はらくちん。途中の相馬の辺りでは、放射線量のモニタリングポストがあって、リアルな放射線数値が表示されている。福島第2原子力発電所があるのがこの近くだ。
いわき温泉 ホテルパームスプリング 7:20
軽く夜食をとって宿に滑り込んだのが夜の11時。レートチェックインができる温泉ホテルを選んだけど、フラワーガールで知られた「スパリゾートハワイアン」もこの近くだった。ホテルの湯船は小さいながらも檜の作りと掛け流しの温泉はあふれ流れ、なかなか良いお湯だった。朝食も早くとって準備を整え、600km先の名古屋をめざす。天気もよさげ、もうここまで来れば雪の心配もなくなった。


常磐道 中郷PA 8:00
常磐道はほぼ片側1車線であるが、いわきあたりからは2車線となってスピードも上がる。周囲の低山たちは自然林が多いのか、紅葉が進み真っ黄色。乗り始めは車幅が気になっていたが、高速道路を走る限りはその大きさも気にならなくなる。ドライバーシートは後輪のすぐまえにあり、ボンネットが必要以上に長くみえる。市街地の取り回しでは、慣れるまでに相当苦労しそう。
AMGダイナミックセレクト
右端のダイヤルひとつで、パワートレイン、ステアリング、ESP、LSDなどをトータルで制御し、走りたいセッティング「Comfort」「Sport」「Sport+」「Individual」が選択できる。これにより、乗り心地も排気音も随分と変わる。コンフォートでも足回りは当然のように硬め、高速道路のつなぎ目はしっかり拾う。

踏めばまちがいなく速い。フルスロットルではジェット機の離陸よろしくシートバックに背中が押される。試してはいないが、0〜100km加速が4秒フラット、これはスズキのハヤブサやカワサキZZR1400とほぼ同じ加速。小生のMT-01など足下にも及ばない、Z33ロードスターも6秒台、GTは全然次元の違う速さを持っている。

リアホイール 295/35R19
前後違うタイヤサイズはよいとして、295/35R19というサイズのタイヤはピレリか純正OEMのミシェランだけ、他にはみつからない。年間走行距離が多い小生の使い方だとかなりの出費が予想される。

M178型エンジン
AMGはこれまでメルセデス製のエンジンをベースにしてきたが、このM178型は最初のAMG自社製エンジン。4000cc V8 ツインターボの出力は、GTは最高出力476PS、最大トルク64.2kgf・mを発揮、総アルミエンジン、鍛造アルミピストンで軽くし、ドライサンプ循環システムでエンジン高を抑えている。ボディもAMG自社開発のオリジナル、その点でもレースに力を注いできたAMGにとって、初のオリジナルスポーツカーは誇らしかっただろう。トップカバーのバッジ、Handcrafted by 「Lukas Kirchner」エンジンをくみ上げた職人さんのネームプレートが輝いている。
中央高速道路 勝沼周辺 11:00
常磐道のつくばJCTから都心を避けるために圏央道にはいる。この日はほぼ快晴で遠望に富士山がくっきり、厚木から新東名で帰る予定だが、時間があれば箱根に立ち寄ってもよいだろう。そして、菖蒲PAでかみさんと運転を交代。前が見えないだの、横が広すぎるだの、文句を言いながら走っていただく。そのうちに、大井松田の東名高速で事故渋滞の情報を知る。これで予定変更となり、急遽中央高速で西に向かうこととした。それなら、八ヶ岳周辺、もしくは富士山周辺を寄り道しましょうとなり、かみさんの希望で富士山方面へ。甲府盆地まで来ると正面には南アルプスがどーんと見えてすばらしい。
精進湖 11:45
中央道を甲府南ICでおり、R358(精進ブルーライン)のワインディングを駆け上がる。交通量も少なかったので、GTの走りを楽しむ。安全デバイスがてんこ盛りだから、6割ほどのペースで走る分には恐怖を感じないが、それ以上の次元となるとモーメントが大きい分、自分の力量を超えたら危ないだろう。排気音はAMG独特といわれる低音で乾いたバイクのようなサウンド、スポーツモードにするとアクセルオフ時のバックファイアも「バリバリ」と耐久レーサーなみの元気さ。早朝の自宅でのエンジンスタートはちょいとためらいが出そうだ。峠を越えた先に富士山がぽっかりと、静かな精進湖の畔にクルマを乗り入れてフォト1枚。あ〜〜めちゃ綺麗だ。


朝霧高原 12:14
本栖湖をチラッとみつつ、富士山の東側までやってきた。朝霧高原の道の駅周辺は富士山ビューポイントだろう、観光客の車やバイクであふれている。小生の好きな撮影ポイントで真っ青な背景で冠雪した富士山をながめる。今日はよいタイミングで来ることができた。このAMG GT君は富士山を見るのは初めてだろうか?「GT君、よく見なさい、これが富士山だよ」



富士焼きそば ゆぐち 12:41
お昼を食べなきゃということで、かみさんに聞いてみると即答で「富士焼きそば」とのリクエスト。それじゃあスマホで検索し、かみさんの選んだ「ゆぐち」に来てみた。食べログでは☆3.6とあって、評判良いらしい。行った先のお店の構え、「おい、大丈夫?」ってな、普通の民家?? でものれんをくぐった店内を見て「これはいいかも?!」に変わった。美味しいお好み焼きやさんの雰囲気ありありだったから。小生が頼んだのは富士焼きそば「イカ・肉」大盛り、口に運べば、食欲をそそるソースの香り、細麺のやきそばのうま味、たくさん入ったキャベツの甘さ、まあ美味しゅうございました。我が家のジンクスで、かみさんが選ぶ一見のお店はいつも「ハズレ」を引くことが多いけど、今日は大正解であった。

帰宅 15:30
おなかが満たされた後は、新東名で一気に名古屋まで。高速巡航するのも余力たっぷりで堂々と走ってくれる。このあたりは、ポルシェ928と同じような思想の元で作られたクルマと思う。V8大排気量、FRレイアウト、ミッションをリアにおいてトルクチューブで繋ぐトランスアクスル、軽量化と前後バランスのためのアルミボディなどなど骨格もそっくりだ。
いわき温泉から甲府経由、富士山コースで約650kmを8時間かかって帰ってきた。高速道路主体の燃費9.8km/Lは参考であって、一般路や市街地でどうなるのか楽しみ。コンフォートモードだとアイドリングストップも可能だけど、エンジンのことを思うと頻回な始動と停止はあんまりやりたくないなあ。
AMG GTは小生のクルマ歴の中で最も力持ちのスポーツカー。であればなおさら、無茶な運転はしないように努めなくちゃね。周囲のクルマに優しい「力持ち」を目指しましょう。ちなみに「前妻」のZロードスターさんは、同じ職場の人が譲り受けてくれることになり、これからもその姿を見ることができる。これもよかったなあ。
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