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MT-01 OS 44 1/2 天生峠 立山

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名古屋自宅 4:50
 東海地方も梅雨明けが宣言され、クソ暑い名古屋の夏がやってきた。コロナ禍は収まる気配もなく、大勢での移動などの三密は自粛、バイクのマスツーリングも当分は無理だろう。その点、ソロツーリングは3密とは無縁、出先でも留意すれば周囲に迷惑になることもあるまい。走り甲斐のある富山は有峰林道、冬期はもちろん閉鎖だけど、最近まで岐阜県側のゲートが災害により閉鎖されて名古屋方面からの通り抜けができていなかった。そこへ最近になってゲート通過可能との情報が入り、ならばと4年ぶりに有峰林道を貫通してみることに。
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行程
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ひるがの高原SA 大日ヶ岳 6:00
 天気予報では薄曇り、降水確率30%、少しでも涼しく過ごすため、朝5時に自宅を出発。満タンガソリンは230kmほどは走れるでしょう。でも、日曜の早朝だからガソリンスタンド確保していないと立ち往生が心配。名古屋高速、名神、東海北陸自動車道をノンストップで淡々と走り、予定通り「ひるがの高原SA」で給油休憩。ふもとに雲を引いている「大日ヶ岳」が朝日を受けてでーんと横たわっている。高速道路を2時間、走り続けると夏対策のメッシュウエアが寒さでだんだんと辛くなってくる。郡上当たりから高度を上げる高速道路、ひるがの高原SAは標高900m近くにもなり、寒さ半端なし。まさか、猛暑の中、寒さで震えるとは。
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東海北陸自動車道路 飛騨トンネル
 ガタガタ震えながら、再び高速道路上に。ひるがのを過ぎれば、白川郷まで連続してトンネルが現れる。中でも、全長11kmにも達する飛騨トンネルは、めちゃくちゃ居心地がいい。なんたって、地熱の影響から「暖かい」トンネルなのだ。通過に要する10分弱の間は、極楽、快適。
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白川郷IC 6:40
 最初の目的地、白川郷まで丁度2時間かけてやってきた。一般道に降りてきたところの気温表示、なんと12度!? Tシャツとメッシュジャケットだけじゃあ、寒いわけだ。朝日はすでに上の方に上がっていて、背中にあたる日差しが温かくてうれしい。あと2,3時間もすれば、汗だくの夏日になるってのが信じられないくらい。
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料金所から白川郷の町へ降りてゆく誘導路は、左手に町を見下ろしてとても景色のいいところ。朝靄が低くまだ残っていて、町もやっと目覚めた感じ。
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白川郷
 町の中心、萩町の街並もまだ動き出していない雰囲気。インバウンドの来訪が途絶え観光自粛の流れで、人の気配を感じない静かな白川郷になっていた。1年前であれば、沢山の観光バスと観光客でひしめいていた場所だ。あの賑やかさに戻るのはいつになるんだろうか?
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R360分岐
 白川郷から急峻な山を駆け上がり、東の飛騨河合へ抜けるのがR360で、峠は天生峠。雪解けを待つ例年もゴールデンウイークを過ぎないと通行止めの峠ではあるが、今年はさらに通行再開が遅く、やっと通れるようになったばかり。「高野聖」という小説の舞台になった天生峠、一度読んでみたがなかなか怖い物語で、一層のこと天生峠が印象深い物となった。さて、4年ぶりの峠はどうなっているんでしょう?
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城山展望台への分岐
 萩町交差点から500〜600mほどで右への分岐が現れる。これを右にとれば、その先によくマスコミなどでも紹介される展望台があり白川郷の町を俯瞰することが出来る。特に冬の雪が積もった合掌造りの町がとても美しい。このあたりも以前なら、観光客のそぞろ歩きであふれていたはず。
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峠までは、山肌に沿うようにぐんぐんと登ってゆく。左手に白川郷を見下ろす事になるけど、木々が邪魔をしてあまり展望はよろしくない。
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白山連邦遠望 案内板
 山の西壁を登り切ったところに、案内板があってバイクだと駐めてみたくなる場所がある。案内板はここから望むことのできる白山連峰の紹介をしている。でも前をゆくスバルがこの場所で道を譲ってくれたから、そのまま通過。。 立ち寄れず。
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天生峠 7:20
 スバルを追い越してからは、道は緩やかに東にむかい、やがて緑におおわれた切り通しの天生峠の頂に到着。名の知れた天生峠ではあるが、この頂についてはちょっと拍子抜けするほど味わいが薄い。
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峠の東側には広い駐車場があって、そこから山に分け入れば「天生湿原」が広がって、ブナやカエデの原始林を見ることができるらしい。紅葉の頃に来たらすばらしい体験が出来そうだ。
You Tube

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飛騨河合側へ下るR360は、ほどなくつづら折れとなってどんどん高度をさげてゆく。峠から最初の集落がでてくるまでの10kmほどの道のりは、人里離れて寂しいところ。
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R471 楡(なら)峠への分岐 7:45
 飛騨河合の集落まで降りてきた。ここまで来るとひと安心、分かりづらいが、この集落から北上する酷道R471が北上し、楢峠(ならとうげ)を経て富山に入り越中八尾の町に続く。何度か通ったこの道、とても国道とは思えないほどの峡路、悪路でとても記憶に残る道。時間があれば面白い道だけど、今日は先を急ぐので残念。10km先に楢峠、50km先に八尾の街があるはず。
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猪谷駅 8:15
 飛騨河合からは宮川にそって川下方向へ。R360は快走路となって距離を稼ぐ。その先でR41と合流し、高山本線の猪谷駅で休憩。この駅はJR東海とJR西日本の境界駅、JRのワイドビュー飛騨号は、名古屋を出て下呂・高山と走り、この猪谷駅にも停車、終点の富山に至る。
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立山連峰 北アルプス
 いつしか宮川が神通川にかわり、日本海側の富山平野におりてきた。これまで渓谷、谷合いばかりを走ってきたから、この開放感はすばらしい。午前の陽射しはまだまだ柔らかく、背景となって手前に立山連峰、その奥に北アルプスの峰がつらなっている。雨晴海岸からの冠雪した立山連峰の壮大な眺めも、いつかこの目でみてみたい。
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立山駅 9:30
 最終目的地は有峰林道、その前に立山に寄ってみる。自宅を出てから4時間半が経過、それでもまだ午前10時前だから、早起きは大切だね。立山駅は、立山黒部アルペンルートの富山側出発地点。ここからケーブルカー(1.3km) + バス(23km) + トロリーバス(3.7km) + ロープーウエイ(1.7km) + ケーブルカー(0.8km) + 電気バス(6km) を乗り継いで黒部ダムの向こうの大町まで横断するルート。乗り換え時間を含めないで、2時間。ハイシーズンだとさらに2時間ほどの待ち時間が必要となる。立山でクルマを預け、マイカーは190km先の扇沢へ回送してもらうまサービスもあって、マイカーなら27,000円。ということは、4人家族であれば、アルペンルートの通行量が片道、大人11,050円、これに回送料金を含めると総額80,000円でおつりがくるくらい。なかなかの費用がかかりそうだ。
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富山カルデラ砂防博物館
 立山駅に立ち寄ったのは、この博物館を見てみたかったから。なぜか、森林鉄道に惹かれてしまう小生は、「立山砂防トロッコ」なるものを知る。大正、昭和と各地に林業に関わるトロッコの線路が山奥に延びていたが、これは砂防ダムを作ったり管理したりするために作られたもので、今も現役で活躍している。
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立山カルデラ ジオラマ
 立山連峰を源とする常願寺川は、立山火山の噴火と浸食により出来た窪地(カルデラ)から流れ出る。江戸時代の膨大な洪水、礎石流などが下流の富山平野で甚大な被害を出したように、古来から暴れ川として富山の人々を苦しめてきた。これに対して、国の仕事として、長年にわたって治水をおこなってきた。
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立山砂防トロッコ18段連続スイッチバック ジオラマ
 砂防工事に伴う資材や人材を運ぶために1965年に開通、立山駅から最深部の水谷までの18km、標高差640mを登ってゆく。特に欅平連絡所の18段連続スイッチバックの箇所は圧巻。黒部峡谷トロッコのように一般に開放されていないのが残念。年に数回、この砂防博物館が体験ツアーをおこなっているが、倍率が高すぎるし、水曜しか実施されないのが難点。でも、いつか行ってみたい。
nabe channelさんのYou Tube 動画
立山砂防工事専用軌道
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朝食?昼食?  10:15
 博物館も見ることができたし、お次は本日のメイン「有峰林道」だ。お山の中に再び入り込む前に、駅前で軽く食を満たす。カレーライスの看板が目についていたので、立山はカレーが有名なんだろうか?? ここならダムカレーを選ぶのが王道だろうけど、小生はなぜか、「カツカレーうどん」をいただいた。きっと「うどん」の気分だったんだ。

MT-01 OS 44 2/2 有峰林道 天の夕顔の道 に続く

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Commented by yamachan at 2020-08-17 00:06
偶然ですが、今日立山登山から帰ってきました。
神戸空港からFDAで松本空港まで、レンタカーで扇沢へ。
立山黒部アルペンルートで室堂へ、ホテル立山宿泊しました。
登山後、例によって地ビール、温泉巡りして、帰りは松本からJRで帰ってきました。
特急しなので、名古屋でのぞみに乗り換えるときに、名古屋の猛暑にびっくりしました。
松本も暑かったけど、立山は涼しかったのでね。
Commented by akane8150 at 2020-08-17 09:36
やまちゃん おはよう
8月2日のできごとだったから 2週間前かな ニアミスですね アルペンルート良かったですか??
室堂といえば 秘湯の会 みくりが池溫泉 とても行きたいところです いつかは家族でアルペンルート挑戦してみます
by akane8150 | 2020-08-02 16:00 | ツーレポ 中部 中央高地 | Comments(2)

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