
自宅 7:00
目論んだ愛知県一周は成就できていないけど、愛知県独自の非常事態宣言は8月24日をもってひとまず終了。ということは、県外に出ちゃ行けない理由もなくなったが、ここは初志貫徹、残りの海岸線部分を制覇しに、いざ出発。
前回まではこちら

3日目行程

細谷海岸 9:00
前回の終着点、渥美半島の細谷海岸までやってきた。ここまで来るのに、自宅から2時間、90kmほど走ってきた。朝方はなんとなく秋の予感をさせるような気持ちよさ、直にメッシュジャケットでは寒くなる季節がやってこよう。さて、この日も行程長いから、気合いを入れて出発。
キョロキョロ走っていたら、牛さん達を発見。国道沿いに乳牛の牛舎があるんだ〜〜。じーっと見てたら、お暇な牛さんが一頭、近くにやってきてくれる。きっとこいつは社交的なキャラだろう。RZのボロボロというアイドリングの音にも気にせず、じーっとこちらを凝視していた。なにか、言いたげだったなあ。

道の駅 あかばねロコステーション 10:10
R42を走れば、休憩地としてこの道の駅は寄りたいところ。このあたりでは希少な漁港があって、そこに隣接している。海岸線は公園として整備され、家族連れやカップル達も楽しめるだろう。当方の目的はメロンをゲットすること。今シーズンはコロナ禍のため、名産のメロンの出荷にも大きな影響を与えたよう。
メロンもスイカもそろそろ季節も終了。今年最後のお土産のつもりで、幾つかを宅急便で自宅に送った。メロンの底の部分を親指で押さえ、その柔らかさでもう食べ頃なのか、まだまだ早いのか、お店のひとに教えたもらった。そしたら、得意の「触診」で小生もなんとなく分かるようになった。

菜の花祭り会場 10:45
「渥美半島 菜の花まつり」と称して、冬の1〜3月頃はこの地の多くの場所に、「菜の花」が咲き誇る。国道沿いにはそのメインとなる会場がある。その時期となれば、一面に菜の花が広がって、多くの人たちに春を感じさせてくれる。この日はトラクターが入って、畑を耕していた。これから種をまいて、1月に間に合うのだろうか、ホントかなあ??
伊良湖岬といえば、恋路ヶ浜が知られている。ここまで来たら、ほとんどのひとが立ち寄るであろう。手前には、海鮮を食べさせてくれる茶屋が並び、広い駐車場、白い砂浜、高台のホテルなど、印象に残る景観。「恋人の聖地」などともいわれ、妙にカップルの多い場所、小生もその昔、彼女を連れて利用させて頂いたドライブ目的地。しかし今となっては、恋とは無縁のトイレ休憩の目的地かな。


伊良湖灯台 11:30
恋路ヶ浜にバイクをおいて、てくてく岬の先端をめざす。まだかなあ、って思った頃に、真っ白な灯台に出会う。海運の難所と言われるにしては、灯台の高さも規模もそれほど大きくはない。調べてみると、開設が昭和4年、当初は「アスチレンガス」による灯火で電化がされたのが昭和35年。灯台50選に選ばれているけど、これまで訪れた名だたる「名灯台」と比べるとしょぼいなあ。交通整理を実行している「伊勢湾海上交通センター」が灯台の背後で目を光らせているから、灯台の重要性は低いのかも。

道の駅 伊良湖クリスタルボルト
岬の北側には伊良湖港があって、伊勢湾フェリーが2隻着岸している。伊良湖と鳥羽を結ぶ伊勢湾フェリーは、運行を止めてここでお昼休み中。隣接するターミナルは道の駅となっていて、食事や展示室などあって観光ポイント。しかし、コロナ禍のため、現在は全館閉鎖となっていた。フェリー利用のお客さん達は、さぞかし不便を強いられているんだろうなあ。
伊良湖シーパーク&スパ
港の北には、遠くは三重や知多半島からも見えるくらい、目立つ白亜の大きなリゾートホテルがそびえている。抜群のシービューや温泉、ゴルフなどを楽しめる総合リゾートであったが、なんと閉館中。ホームページを見ると2020年4月6日から6月30日まで、全館休業で7月から再開すると表示されているが、9月となった今でも再開の案内は出ていない。このまま廃業して廃墟となってしまうのはよくないなあ。


単調な景色が続いた後は、蔵王山に立ち寄ってみる。小さなカーブの続く山道を上がると望外な景色が広がっていた。山頂は360度の展望があって、北は三河湾、南は太平洋、手元には田原の市街地がミニチュアのように見えている。神戸六甲の夜景には劣るだろうが、遠望を楽しめる回廊のような歩道が設置されたりと、日が落ちれば素敵な景色に変わるだろう。


館内からの景色も素晴らしい。東の方面には、遠望の景色が解説されていて、御岳、恵那山、南アルプスはもちろん、はるか富士山までも直視できるらしい。澄んだ冬の日にその景色を体感したいなあ。

三河港
三河湾の奥、豊橋周辺の港は随分と開発されて施設が整ってきた。特に、輸入車の陸揚げ基地となって、国内に入ってくるほとんどのクルマがこの港を経由している。埋め立て地には、それぞれのメーカーのモータープールがあって、多くの様々なクルマを見ることが出来る。ここは、ジープ、グランドチェロキーばかりが300台ほど置かれてあった。同じ系列のフィアット500も同様に並んでいる。我が家のグランドチェロキーも、ここを経由して手元にきたんだろう。もちろんメルセデスAMG GTも、この港から陸揚げされている
蒲郡周辺の基幹道路には、これら輸入車のキャリアーを見ることが多い。信号待ちで何気なく見ていたら、大きな疑問が湧いてきた。それは、リアタイヤのタイヤハウスがあまりにもコンパクトなことだ。サスペンションや軸受けはどんな構造になってるんだろうねえ、まさかリジットってなこともないだろうに。

蒲郡 竹島 14:30
豊橋をR23号バイアスでやり過ごし、蒲郡の街に入ってきた。蒲郡といえば、竹島だろう。岸から400m離れた無人島には八百富神社が鎮座していて、島全体がお社となっている。暖地性の植生の貴重さから、竹島は天然記念物に指定されている。名古屋市内の小学生にとって、この竹島は遠足で何度も訪れたであろう。
竹島水族館
蒲郡にきたら立ち寄るべきスポット。当直でかみさんのいない休日は、Porshe928の助手席にチャイルドシートをくくり付け、幼稚園児の長女と二人で水族館巡りをよくしたものだ。なんで水族館かよく分からないが、多分長女が好きだったんだろう。名古屋港水族館はもちろん、マイナーな碧南水族館やこの竹島水族館はリピーターだった。竹島水族館は、レトロ感、手作り感が評価され、存続のピンチを切り抜けて盛り返していると聞く。
JR蒲郡駅
世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」に3度出場した日本チーム「ニッポンチャレンジ」の実物が蒲郡駅前に展示されている。1992年から2000年の間に3回挑戦して4位という成績を残しているが。そのチームがベースとしたのが蒲郡の海であった。
蒲郡には、走り甲斐のある有料道路の三河湾スカイラインがあったが、災害で一時通行止めとなったり、展望台や施設が閉鎖されたりと完全に廃れてしまった。一部の走り屋や暴走族が原因であったよう。現在、観光道路として残っているのが、三ヶ根山スカイライン。これを登ってゆけば、広大な三河湾を一望できる。回転レストランや展望台、山頂のホテルなど昭和の時代は流行っていたが、そのほとんどが撤去されたり廃墟になってしまった。ヌルヌルの溫泉を提供していたかんぽの宿もあったけど、これも数年前に廃業してしまった。お湯も眺めも素敵な宿だったから残念だなあ。

殉国七士廟
三ヶ根山の山頂周囲には、第二次世界大戦で亡くなった人たちの慰霊碑が数え切れないほど安置されている。昭和50年代に建立され、陸軍の連隊だったり、支援軍隊だったり、様々な分野にわたっている。生き残りの人たちが記憶に残そうとした証であろうが、今となれば、その多くの人たちも他界されているだろう。スカイラインの北端には、立派な石門が出迎える「殉国七士廟」がひっそりと。ここには東郷英機をはじめ、A級戦犯として処刑された軍人、政治家が祀っている。なぜ、ここにお墓があるのかと疑問に思うが、当時の被告弁護士が、奔走してここに至ったと書かれてあった。
吉良溫泉
明治の頃から、名古屋近郊の風光明媚な温泉地として賑わってきた吉良溫泉。一時、枯渇した溫泉を偽って営業を続けていたことがマスコミを騒がせたが、今は再開発して本当の溫泉を使っているらしい。ヤシの並木があったり、おしゃれな海水浴場が整備されたり、リゾート雰囲気のある観光地。

一色さかな市場 16:15
一色の港には、この地方で採れる海産物を集めた市場があって、小生はよく使っている。特に鮮魚が豊富で地魚や季節の産物を目にすることができる。今年は渡り蟹、車エビ、あかしゃエビなどが豊富で、お安く手に入る。せっかくだけど、今日はバイクだからお土産を買って帰れないなあ。
一色 高須病院
一色を貫くR247沿いには、高須病院が立地している。そう、美容外科で名の知られた「高須克弥氏」の実家の病院だ。克弥氏の母が医師として切り盛りをはじめたようで、小生の所属する大学の医局も代務医を送っていた関連病院だった。多くの地域病院が廃業してゆく中で、この高須病院はいまもがんばっているようだ。
衣浦トンネル 16:35
R247に出てからはこれを西進し、有料の衣浦トンネルを通過する。このトンネルは衣浦港を東西に横断するトンネルで、日本初の海底トンネルとされる。危険物運搬車はこれより6km上流の衣浦大橋を渡ることになる。バイクの料金は210円、高いのか安いのか、毎日の通勤路だったらちょっと考えちゃうね。交通量の多い料金所で、現金で支払うことの不便さはクルマでもうっとうしいのに、バイクであればなおさら。琵琶湖大橋がETCを設置して改善したように、ここも早くETCゲートにすればいい。
衣浦トンネルをでれば、もう知多領域。時間を稼ぐために、半田から南知多ICまで知多有料道路を走る。河和の街からは海沿いの下道を南進。やがて、美浜町の魚太郎に到着。ここは、海鮮物の販売から、レストラン、海鮮バーベキューと楽しめる大型店舗。この手の施設としては県内で最も大きくって、知多半島に観光に来たなら寄ってみたい場所だろう。5時を過ぎたこの夕方では、すでにいずれも閉店。そう、いつの間にか、西日の影が長く伸びている。今日の日没は18時だから、残り45分。終点ゴールの師崎まではあと10km、これなら夕日に間に合うだろう。

羽豆神社 17:40
初日に出発した師崎、その先端の羽豆岬についに到達。成就のお礼に羽豆神社を参拝、愛知県ぐるりと一周の目標達成のお礼を告げた。深い林はすでに夕日を遮って薄暗くなっている。


羽豆岬
知多半島先端の羽豆岬で、伊勢湾の先、鈴鹿山脈のかなたにしずみゆく夕日を待ち受けた。無事に走り終えたし、オイル消費は多いものの、RZは非常に快調、快適、充実感をもって茜色の空を楽しんだ。それにしても、RZはかっこいい。40年、連れ添ってきたが、この思いはまったく揺らがない。
愛知県ぐるりと一周
なるべく県境に近いところを一筆書きに時計回りで一周した。3日間の走行距離 690km、要した時間は23時間であった。こうしてみると、我らが愛知県は、山あり、海あり、大都市ありとなかなか変化に富んでいることを再確認した。非常事態宣言がきっかけとなって挑戦した「愛知県ぐるりと一周」、これにて、一件落着。
そうねえ、もう一度やらないか??って、お誘い受けたら。。。。 もういいです(^^ゞ。
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