

耳取峠 12:00
お腹がふくれたから、さっさと次に向かって走る、なんたって今日は行くところ沢山あるんだから。枕崎からR226号でお隣の坊津にぬける峠が耳取峠、ここから振り返る枕崎の町と海が美しい。

南九州ツーリング3日目後半
南九州ツーリング 3日目前半の様子はこちら

丸木崎展望所
坊津は入り江になっていて天然の港のよう、それを見下ろす展望所の案内看板をみたので寄り道。岬の先端まで来ると大展望が待ち構えていた。緑色の険しい山とエメラルド色の濃淡が美しい景観は、ずーっと眺めていたいくらい。このあたりの地形は変化が多くて見飽きない。いいところだなあ。


坊津町秋目 鑑真記念館 12:50
坊津の町を過ぎ、海沿いをどんどん進んでゆく。それなりの距離を走るが交通量が少なく、狭いくねくねをどんどん走る。やがて目的地の鑑真記念館に到着。お暇そうな管理人のおばちゃんを見つけて、拝観させてもらう。鑑真がは日本に仏教の戒律を伝えるために志願してきた奈良時代の帰化僧で、何度も渡来に失敗し最後は盲目の状態になって渡来した。日本では東大寺などを始め、仏教界の中心となって戒律を正し、最後は唐招提寺の開祖となった。6回目の渡航で鑑真の乗った遣唐船はかろうじてこの秋目の入り江に漂着し、ここより上陸して都に向かった。
小学生の頃の教科書などで必ず知る鑑真のお話、今でもすごい信念で渡来したものと感じ入る。1300年以上前の出来事なんだよね。



坊津 沖秋目島
セントカタリナ島
R226号をさらに西に進む。ヤシの木が配置された綺麗な展望所にやってきた。沖秋目島というらしいが、島の表情が複雑で美しい。小生は島の形が、MacOSカタリナの壁紙に使われている「サンタカタリナ島」に似ていると思った。光の当たり具合で左右の斜面の色合いが変わる。1967年の「007は二度死ぬ」でションコネリーと浜美枝がこの地でロケをおこなったのも有名らしい。映画では、神戸と上海の間にある島という設定であった。なるほど、世界中の007映画で採用されるだけの景観と魅力をもった自然が残されている。



野間半島野間池 後浜 13:20
指宿を出発してぐるぐる巡りながら、九州薩摩半島の西橋、野間半島のさきっちょに5時間半かかって到着。さすがに最果ての地って雰囲気のある静かな漁村、地図で期待していたとおりの空気があって、すごく満足。屏風岩を背景に三脚立てて記念写真、計画して1年ぶりに現地に立つことができた。この先には、奄美や沖縄といった南西諸島が続いている。ここは黒潮など南からやってくる海流が最初に日本に到着するところ。


野間池漁港
後浜の反対側には野間池漁港があり、沿岸漁業の基地となっている、北からの風が吹き込むため、波も白くなっていた。後浜の穏やかな景観とは全然違う。海の色は深い緑、限りなく透明に近いブルーってな表現でもいいくらい。

高崎山展望所 13:50
半島をぐるりと周り、九州の西海岸線を北上することとなる。この先には、串木野、阿久根、天草と続いてゆくはず。「ばーん」と展望が開けるのが高崎山展望所で、遙か先の海岸まで見通せる。交通量も少なく、道は広くて快適、風がちょいと強い以外は、とっておきの景色の中に入ることができた。ホント、天候に感謝しなきゃ、これで雨だったどれだけ落胆していただろう。

笠沙町 玉林小学校跡 アコウの木
展望所から長い坂をどんどん下りてくると右手に運動場の真ん中に、素晴らしく格好のよい、立派な木を見つけてUターン。現地ではどんな木なのか知り得なかったが、これも後学で「アコウ」と分かる。九州、高知の南部などの暖かい所に自生するイチジクの仲間、とりわけこの玉川小学校の木は樹齢100年以上、幹周り4mはあろうかという立派なもの。残念なことにこの木をシンボルにしていた玉林小学校は6年前に統合整理されて廃校になってしまったらしい。それでも、この木を残したことはすばらしい。


鹿児島 城山展望台 15:30
R226号で加世田の町まで来たら、その後は立ち寄ることもせず、県道20号でひたすら鹿児島を目指す。そして、予定時間30分前にゴールの城山公園の展望台に到着。城山からの桜島を眺めて温かい缶コーヒーを飲みながら、鹿児島まで来れたことに安堵する。すこし霞んではいるが、堂々とした桜島、噴煙が南にたなびき、桜島フェリーがちょこちょこ走っていた。


西郷隆盛洞窟
城山公園を降りてくる途中には、西郷の最後にゆかりある史跡が残っている。西南戦争の最後、潜んでいたのがこの洞窟だそうな。薩摩軍300 官軍4万 これでは勝ち目などない。



西郷隆盛終焉の地
意を決した西郷たちが洞窟を出てほどなく、流れ弾を腰に受けて西郷隆盛は倒れ、別府晋介により介錯をうけて自刃した。鹿児島は西郷の故郷、今でも地元の人たちは西郷隆盛を慕っていることがわかる史跡が多い。地元愛が高じて、国に反旗を翻した骨太の生き方が地元民に愛される由縁だろう。

仙巌園 16:00
時間に余裕があれば行きたかった仙巌園、閉館の17時に間に合って拝観することに。駐車場はクルマサイズであるが、ゲートの係がバイクでいいよと処理してくれる。今日最後の観光、バックを肩がけしていざ出発。


入園して目に飛び込んでくるのが、桜島。鹿児島市内はどこにいても、否応なしに桜島が顔を出してくる。仙巌園は薩摩島津家の別邸で、大名が暮らした御殿と庭園が残されている。薩摩家は軍事力、経済力にも長けた藩で、明治維新の大きな原動力となった。園内には庭園とお屋敷以外にも、鉄砲や大砲を作る為の鉄鋼反射炉や水力発電所など、産業遺産も残されいる。


千尋厳
桜島方向にばかり目がいってしまう仙巌園ではあるが、反対側に目を向けると険しい小山に囲まれていることが分かる。その岩肌に何やら文字が描かれていて、遠目にもわかる。中国の名勝地「赤壁」に、岩肌を削って名が刻まれているように、この景勝地にも島津のお殿様は刻ませたようだ。
磯海岸 17:00
さて、城山と仙巌園と希望を全部叶えて鹿児島を出発する時間となる。桜島のお別れにと、海水浴場の磯海岸で写真を一枚。雲に隠れることなく、ずっと全貌を見せてくれた。桜島さん、お名残惜しゅう、また今度。

西郷隆盛と並ぶ地元の英雄、東郷平八郎銅像の看板のところで日没を迎える。オレンジ色の太陽が消えてゆく、今日も晴れていてありがとう。
鹿児島中央駅 17:20
鹿児島市内から宿泊地の薩摩川内へむかう。夕方の混雑の中に飛び込んでしまったが、中央駅まで来たら高速道路入り口はもうすぐ。このような混雑に出会うと、バイクみたいにすり抜けができないからサイドカーは辛い。

JR薩摩川内駅 18:15
鹿児島建部ICから、南九州自動車道にのっかって再び九州の西側へ。初めて使う自動車道でずいぶんと便利になったと感心。鹿児島市内を出ると自動車道は人気の無い山間をひたすら西に進む。薩摩川内都ICを降りて、妙に高規格な片側2車線のR3号線を通勤帰りのクルマに混ざってほぼ予定通りの時間に薩摩川内駅に到着。2004年の九州新幹線の停車に合わせて駅舎が新しくなったようで、周辺のローカルな景色にアンマッチに思えるほど。

川内ホテル
選んだお宿は駅前ビジネスホテルの川内ホテル。ちょいと古そうな建物だけど、なにが良いって、天然温泉の入浴施設が付属しているので、溫泉の大きなお風呂に入れること。朝食付きで4000円ちょっとというお手軽さもすばらしい。お願いしてあったので、サイドカーは建物内に置かせてもらえる、ありがとう。

ダイニング月のうさぎ
薩摩川内では、旧友が待っていてくれた。友は一緒に10年ほど働いた後、地元のこの地に帰っていった。今回ツーリングで寄るから一緒に呑もうということで3年ぶりの会食となり、懐かしい話に花が咲いた。黒豚さんのしゃぶしゃぶのコースをいただくが、お値打ちな料理とお安い飲み放題設定、しっかり元をとって解散。あ〜〜、いっぱい呑んだなあ。
南九州ツーリング Day4に続く
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