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GL1200サイドカー 23 弘法かき 剣峠 伊勢外宮

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名古屋 8:50
 いつもどおりの年明けでコロナ対策はあるものの、病院業務はかわりなく始まった。コロナ感染症を扱わない小生の病院では、院内のクラスター発生をおこさないよう注意をはらいつつ、外来診療や手術治療をこなしている。しかし東京では、外出を控えるよう二度目の非常事態措置等のおふれが出てしまい、いずれ名古屋もそうなろう。そう、そう、このシーズンの牡蠣をまだ手に入れていないし、お伊勢さんにも詣でていない。ということで小生お休みの平日に伊勢志摩方面にむかった。

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紀北PA  10:30
 我が家が好きな「弘法かき」を販売しているお店は限られていて、思いつくのが紀勢自動車道の紀北PA売店か、道の駅マンボウ。名古屋高速道路〜東名阪自動車道〜伊勢自動車道〜紀勢自動車道と乗り継いで、ノンストップで紀北PAまでやってきた。勇んで売店に向かったが、あいにく弘法かきは見つからず。お店の人に聞けば「今年は品薄で、この売店では土日しか店に並びません」とのお返事。あや〜、大変だ、道の駅まんぼうにあるかしらん??

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道の駅マンボウ 10:50
 さて、不安にかられながら紀伊長島の道の駅マンボウにやってきた。もしもここで見つからなければ、尾鷲の海鮮市場まで走るしかないだろう。前もって電話でもしてかきが店頭にあるかどうか、聴いておけばよかったか??

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弘法かき
 ありました、ありました(^^) ここまで走ってきた甲斐があるってもんだ。弘法かきはこの近くの海山の白石湖でとれる「幻のかき」といわれ、小粒だけと生臭さが無く濃厚なお味が特徴。2日間ほどの賞味期限であれば、新鮮な「生かき」で頂く事ができる。

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 今回は自宅以外にも、お使い物にと思って都合5箱を購入。普通のバイクにはムリだけど、サイドカーならば心配無用。カーのパッセンジャーシートの上だけで、すべてが収まってしまう。まだまだ足下には広大な空間があり、後ろのトランクにもおっきなスイカが2,3つは入るだけの容量がある。フェアレディZやAMG GTよりも間違いなく搭載容量が大きいのがすごい。

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錦湾 11:20
 目標のかきをゲットしたら、回れ右でR260を引き返し伊勢神宮に向かう。紀伊長島の市街の次は錦の集落。大きな入り江には、輪投げでも落ちてるかのような円形のいけすが沢山見える。外食制限のため料理屋さんが閉じていることも多く、これらの食材はダブりぎみで生産者は困っていると聞く。

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南島トンネルへ
 錦の町を過ぎると、R260は道幅も広くなって錦峠にむかって高度をあげてゆく。旧道は左手の尾根つたいにクネクネ、あたらしくできたこのバイパスは地元の人にも利便をもたらしただろう。R260は三重県のリアス式海岸をつなぐこの地域の主幹道路で雄大な海の景色に溢れてはいるけど、じつは山道も多くていくつかの峠をこえてゆく。信号はほとんど見当たらず、交通量もすくないので、一年を通してバイクなどのツーリングにはよいルート。

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慥柄浦 (たしかうら) 三栄食堂
 お昼はここと思って走ってきたが。。。三栄食堂さんは臨時休業で小生、目の前真っ暗(T_T)。中華そば、丼物、おでんなどなど美味しいんだよね、また今度。気を取り直して、先に進む。ますます腹が減ってきた。

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南伊勢町内瀬
 終点の五ヶ所湾にやってきた。静かな入り江の河口には海苔網があって、干潮のためか水面上にびっしりと海苔がたわわになっている。海苔の栽培をWebで調べてみると、その生育にはずいぶんと手間暇かけていることを知る。

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五ヶ所浦 玉山食堂 12:20
 次に思いついたのが五ヶ所浦の玉山食堂。以前から気になっていたので、のれんを恐る恐るくぐってみるが、期待通りの昭和ムード満載の店内風景。人気のメニューがセットになった、「カツ丼、ミニ中華そばセット」を注文。とろとろ卵の乗っかったカツ丼、あっさりだけどお出汁がよく利いた中華そば、美味しゅうございました。また来ましょう。

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五ヶ所浦
玉山食堂の目の前には このあたりでは最も大きな入り江と集落の五ヶ所浦。大きな河川が注いでいないので、海水の透明度も抜群で美しい。

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五ヶ所神社 浅間山 12:50

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県道12号 伊勢南勢線
 五ヶ所浦から県道12号に入って、ここから北の25km先の伊勢神宮をめざす。五ヶ所浦の集落からは円錐形のキレイなお山、浅間山(せんげんざん)が見える。この山頂には鳥居も見えていて、五ヶ所富士といわれ信仰の対象となっているらしい。この山麓をまいて、北に県道は延びて山道となる。

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剣峠  13:10
 五ヶ所浦の集落から約20分で剣峠に。何度来てもこの「切り通し」には感銘をうける。古代からの通商の道は、多くの人力をさいてかような土木遺跡をいまに伝えている。この峠は明治の頃に開通し、南北をつなぐ生命線として活用され、大正時代には乗り合いバスも走っていたというから古い歴史をもつ。

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 伊勢方面もヘアピンをつないで、ガンガン高度をさげて道はつづいている。大型車の通行が禁止されているが、地元の人たちや物好きな旅行者の車が意外と多い。離合もできないような狭い箇所ばかりなので、バックのできないGLサイドカーでの下りはよほど先を見ていないとえらいことになる。

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高麗広(こうらいびろ)
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 途中には、住居があったと思われる石垣、放置された水田や畑など、廃村となった景色にたくさん出会う。地図上でも集落の名前すら消えてしまっているけど、「高麗広」などは公民館も残っていて人の気配を感じる。周辺はすでに伊勢神宮に隣接し、「御神域」として保護され殺生などが禁じられている。伊勢神宮を創建した天武天皇は、高句麗・百済系とも言われているから、さもありなん、この周辺は古代の渡来人たちの郷土だったとされる。伊勢神宮の裏にこのような地名や歴史が残っているのが興味深い。

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伊勢内宮  13:40
 約1時間かけて五ヶ所浦から伊勢内宮まで降りてきた。これまでの廃村、秘境から、唐突に全国レベルの観光地に出てくるのはかなりのインパクトを受ける。そうだなあ、違う世界を旅してきたような違和感かなあ。
 お伊勢さんの正しい参り方は、外宮を参り、その次に内宮を参拝するらしい。時間切れもあって今日は外宮だけの参拝として、内宮は素通りとした。毎度クルマや人で溢れている内宮前もひっそりとしていた。

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伊勢外宮 北御門
 外宮は市街の真ん中にあって、駐車場から拝殿までの距離が短いのがお手軽だ。無料駐車場もがらがら、サイドカーをとめてサクサク歩き出す。外宮は左側通行、内宮は右側通個という決まりらしいが、なぜ?? 御手洗場がそれぞれ左側、右側にあるからだという説がもっともらしい。

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 御厩
白毛の神馬がいる厩(うまや)。皇室から献上され、毎月1日、11日、21日に正宮へおまいりに行くそうな。

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外宮 正宮 豊受大神宮 13:50
 豊受大御神は内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神で、衣食住、産業の守り神、言い換えれば日常生活を支えてくれる神として崇敬される。ついつい神前ではお願い事をしてしまいそうだが、内宮・外宮とも、日頃の感謝の気持ちを伝える場所であって、祈願事、お祓い事などは別宮、摂社ですべきものとされる。小生も正宮でこれまでの感謝を伝え、多賀宮でお願い事を伝えた。
さてさて、これにて本日のミッションはすべて終了、あとは日がある内に名古屋までもどるだけ。

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初めてのハンドルカバー
 GLはカウリングがしっかりしているから、冬場のしのぎやすさは優れている。オリジナルのハンドルあたりも整流効果があって冬には強いが、バイク歴の中で初めてハンドルカバーを装着してみた。グリップとレバーを通してひもでくくりつけるといった簡単なものだけど、直接風が当たらないのはやはり効果てきめん。夏用の薄手のグラブで走り出したが、高速道路ばかりの早朝2時間という過酷な状況でも指のかじかみなど無縁だった。お昼過ぎてからは逆に暑くなってしまうくらいだった。ただし、ウインカー操作はやりにくいし、高速では風圧に押されてしまって形が変形し、レバー操作に影響がでる場面もあった。MT-01やRZには似合わないけど、このGLばあさんには違和感ないので、これからも使うことになるだろう。

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フルフェイスヘルメット
 小生はジェットタイプが好みであるが、ちゃんとしたフルフェイスをもっていなかったので、アライのXD 鼓動を試してみた。ショウエイを選ぶことが多い小生ではあるが、「鼓動」シリーズはアライ製なので、ジェットのSZ-RAM4 鼓動(ブルー)に次いで2個目のアライ。小生は横に張りだした頭形をしているので、最も大きなサイズのヘルメットを選ぶが、メーカーによってかぶり心地がずいぶんと違うのも事実。このXDはフルフェイスということもあり、かぶるときも外すときも「耳」がとれちゃうんじゃないかと思えるほどタイトだ。かぶってしまえばかなりがっちりとフィットして苦痛ではないけど、ショウエイとはずいぶんと違う。ジェットになれているので手元の視界がないのに不便を感じるが、包まれ感という安心さはやはりフルフェイスに部がありそう。

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16:00
 伊勢から1時間半ほどで名古屋の職場に戻る。この曜日は同級生のH君が非常勤で夕方まで外来、内視鏡、手術を受け持っていてくれる。つまり、彼のおかげで小生も心配なく病院を離れることができるってわけ。お土産の弘法かきを手渡すと満面の笑み、夕げに奥さんと食べて喜んでもらえればお土産にした甲斐もあるってものだ。

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 生がきが大好物のかみさんにもお楽しみのお土産。はじめの頃は殻をむくのも大変だったけど、小生もずいぶんと修練し「軍手」と「かきナイフ」があれば、さくさくとキレイに剥けるようになった。さて、家族団らん、お酒のあてもそろってゆっくり呑みますか。

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by akane8150 | 2021-01-09 20:30 | ツーレポ 中部 東海 | Comments(0)

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