
R306 鞍掛峠 9:50
名古屋から小浜まで北陸自動車道、舞鶴若狭自動車道で直行するのが最もお手軽だろうけど、それじゃあ全然楽しく無い。バイクで走って楽しいコース取りをする。高速で員弁の大安ICまで、先に控えるはクネクネが楽しい鞍掛峠。特に三重県側の登りがタイトで距離も長いから面白い。たまたま頂上のトンネルまで先行車のないクリーンな状況で峠道を楽しむことができた。ラッキー。対して滋賀県側は片側通行が2カ所ほど残っているし、グルーピングがえげつないのでよろしくない。

守山市 第1なぎさ公園 11:08
鞍掛峠を一気に下り、ナビを頼りに琵琶湖大橋までの最短コースを考えて走る。それでも琵琶湖大橋までは、それなりに時間を食う。昔からの街道がくるま道になった所が多く、一車線で信号が多いのが時間のかかる原因だろう。
さて、1時間かかって琵琶湖大橋に近づく。ここで寄りたいのが第1なぎさ公園で、春は「菜の花」夏は「ひまわり」と比良山系と湖面を背景に楽しませてもらえる。生憎の曇天なのが悔やまれるが、元気なひまわり畑、綺麗だった。

天下一品 11:28
ETCが使えるようになってバイク乗りには快適になった琵琶湖大橋を渡るとお昼タイム、この先の山の中では食事するところもままならぬ。賑やかな堅田の町でさくっとお昼ご飯。
日頃、ダイエットと栄養管理のつもりで、職場の病院で朝、夕と病院食を食べている。お昼ご飯はなし。想像してもらっても、病院食なんてご馳走が出るわけじゃ無い。でも、バランスのよい料理であることには間違いない。だから、週末や休日の外食は、小生にとってかなりの楽しみ、贅沢。ついつい、食べ過ぎてしまう。天下一品に来たからには、「こってりラーメン」そして、堅田店のオリジナル「チキン南蛮」を追加しちゃった。想像通り、美味しかった。
伊香立 途中 12:10
堅田でバイクも燃料補給、そして琵琶湖大橋からの道をどんどん西に進めば、鯖街道のR367と交差する。集落の名前は「途中」、バイパスができるまでは、この集落の中をクルマが行き交っていた。特に、この狭い集落の中をダンプカーがお構いなしに走り抜けていたことを思い起こす。
京都 大原 R477分岐
R367を南進、もう少しで大原三千院というあたり、右にR477の分岐、これに入って京都の山奥から小浜を目指す。

前ヶ畑峠
R477から先は、国道と思えないほど狭小な道にであう。最初に乗り越えるのが前ヶ畑峠、関西、京都に多い植林だらけの山を抜けてゆく。

大原 百井町(ももい)12:24
峠の先の集落は百井町、三叉路にたつ青地に白の道路標識が、昭和後期のものなので味わいあり。この先、R477で繰り返し出てくる道路標識は、このタイプがほとんどで、歴史を感じさせる山道。

百井峠 12:33
百井の集落から百井別れまでのR477は幅員が狭く、クルマ同士の離合はできないカ所ばかり。クルマの際は、カーブミラーを唯一の頼りとして、運任せで突入するしか無い。バイクで走る際も、カーブの先にはクルマがいると想定して進入する。峠には風情のある苔むした切り株にお地蔵さんが祀られている。いつ来ても、新しい切り花が供えられているのは、地元民に慕われている証。


百井峠から百井別れまではかなりの下り勾配、ジェットコースターのようで面白い。このあたりはほとんど1車線分の幅員で対向車が来たらどっちかがバックするのみ。そして、谷に降りたところで、鋭角に交差する百井別れ。

百井別れ 12:38
R477は鞍馬街道(r38)に合流するが、国道の先は鋭角にぐいっと回る右折方向。分岐の先が1車線しかないので、大抵のクルマが切り返しを必要とする。ちょうど、ロードスターがギリギリ回っていったが、ドライバーの腕とロードスターの小回りが成せる技だろう。交差点や分岐などど無粋な言葉じゃなく、「百井別れ」なんて、風情ある地名のつけ方はさすが京都。
花脊峠(はなせ) 12:43
これまでせまい道ばかりなので、この花背峠の広さは印象的。景色も望めない峠だけど、バイク乗りや自転車乗りが だれかれか、休憩している。自転車乗りの人たちが、ここでひと息つくのも、うなずけるなあ。

佐々里峠 13:25
花背の集落の交差点を右手に折れ、鞍馬街道(r38)をさらに北上する。こんなところに?なんて、スキー場(京都広河原スキー場)を横目で見ながら、クネクネ峠道にかかる。上がった先が佐々里峠、峠に控える歴史がありそうな石積みの小屋。佐々里峠の岩室を調べていたら、「峠と旅」さんで詳しく取り上げていた。鯖街道、深い雪の中などの自然から、旅人を守ってきた小屋だそうな。小屋の醸し出すオーラが歴史を感じさせる。
佐々里八幡宮
峠を下りてくると、佐々里の集落。巨木に囲まれた質素なお社が美しい。大昔からこの巨木を見ながら、幾多の人たちが峠を越えていったのか。
堀越峠 14:23
このあたりで、京都から日本海へ抜ける自動車道は2本、この堀越峠と五波峠。今回は、未踏の「五波峠」を制覇して、小浜に至るつもりであった。ナビを見ながら走ったが、五波峠への分岐を見つけることができず、気づけば道の駅美山まできてしまった。とても大回りをしたことにもなり、大失敗。。普通なら、ときめく堀越トンネルも、今回は消沈の通過点。ぜひ、次回はまだ見ぬ五波峠に立ってみたい。
道の駅 名田庄
気を取り直して、小浜を目指す。道の駅でトイレ休憩、用を足したらさっさと出発。マスツーリングのバイクが多い。
小浜マーメイドテラス 15:09
琵琶湖を渡ってから京都の山奥を3時間駆けて、小浜の海に到着。小浜の人魚伝説「父親が家に持ち帰ってきた人魚の肉を食べてしまい、不老不死になってしまった娘が800歳まで生きた」。かなり、恐ろしい伝え話。
小浜 旧市街地
小浜は古くから栄えた町、とりわけ海商の北前船の拠点として賑わっていた。また、鯖街道の出発点として、都とのつながりも深かった。最近まで知らなかったのは「塗りお箸」の生産では日本一、「小浜塗」が伝承されている。


護松園(旧古河家別荘) 15:30
さて、お目当ての護松園に到着。おお〜〜、崩れかけていた塀や瓦が綺麗になってる!! オマケに、門扉が開いて、人が出入りしてる。え〜〜、どうなってるの?? 予想外の展開に理解できず。奥からは、「いらっしゃい」なんて、声を掛けられ・・・・・。
その後の護松園での出来事は、とてもステキなサプライズ、詳細は次のブログで。
世久見 烏江島 16:03
笑顔な気分になって護松園を後に、あとは名古屋まで帰るのみ。小浜から三方五湖までの海沿い快走路R162を楽しむ。三角形の島(烏江島)が見えてトンネル越えたら、三方五湖、あとは高速でひとっとび。
名古屋 錦通 18:27
山奥の人の気配を感じない道や海が一杯の景色を楽しんで、名古屋市街に戻ってくると、全く違う世界に行ってきたかのような気分に陥る。都会の喧噪と自然の静粛、2つの世界を行き来する。
レクサス ES 2 若狭小浜護松園(旧古河家別荘)に続く