箱館山観光道路
GL1200サイドカー 道南一周 前編はこちら

苫小牧西港 太平洋フェリー 10:40
Day 2
苫小牧港でGLばあさんと再会し、いよいよ道南を時計回りでぐるりと走り始める。一昨日の19時に名古屋港を出港した太平洋フェリー「きそ」は、苫小牧に11時に入港予定。乗船はスタッフの人にお任せしたが、なるべく早く走り出したかったので、下船は自分で行う。着岸と同時に、スタッフとともにバイクの元へ。ささっとバイク支度をして、タラップをおりる。GLばあさん、初の北海道入りだ。

有珠山SA 12:04
今晩の宿は260km先の函館。高速道路部分がほとんどだから、なるべくがんばって走れば、その分函館をゆっくり見て回れる。GW中とはいえ、絶対的に交通量が少ないので、制限速度+αで淡々と距離を稼ぐ。260km無給油はちょいと辛いので、有珠山サービスエリアで給油。本土の高速と違って、高速道路上のガソリンスタンドの配置も少ないから、ガス残量は注意しないといけない。

有珠山 12:13
右手に有珠山が大きく見えてくる。最終日はあの辺りをウロウロするはずだ。天気予報では、旅の最終日で雨に降られそうとあり、好天の有珠山の姿をしっかり目に焼き付けておく。

北海道駒ヶ岳 13:42
道央道の後半から終点の大沼公園ICまで、車線はひとつとなって一気にスピードダウン。先を急ぎたい気持ちを抑えて、景色を楽しむ。左手には、北海道駒ヶ岳の雄姿がすばらしい。昨日までのグズついた天気と対照的に、今日は晴天、ピーカンだ。自称晴れ男の自信がますます強くなった。天候に感謝、感謝。

ラッキーピエロ峠下総本店 14:15
函館の観光を勉強していたら、ラッキーピエロなるハンバーガーのお店を知る。地元民に愛されて、いつも満員とか。函館郊外の国道沿いに、「総本店」があるのを知り、立ち寄ってみるが。。。こりゃ、スゴイ人だ。あっさりあきらめて、先を急ぐ。

苫小牧から約4時間かけてやってきた函館市内は、祝日の午後でもあり、クルマはそれなりに混んでいる。市内観光、まずは五稜郭でしょうということで、そちらに一直線にむかう。市内の一角に個人管理と思われる花で埋もれたガーデンを見つける。しだれ桜、芝桜、水仙と咲き乱れている。今回のツーリングのお楽しみの1つは、道南の桜たちに会うことだ。



五稜郭タワー 14:50
函館は小生にとって初めての地。定番と思われる五稜郭タワーに登ってみる。GWだけあって、チケット購入するだけでも待ち時間があった。タワーから眺める五稜郭は大スケールでなかなかよろしい。城内には沢山のソメイヨシノが植えられているが、ほとんど落花していた。道南の桜の中でも、ソメイヨシノは開花が早いようだ。

箱館山 15:50
気分良く、ひとつ、ふたつとヘアピンを超えて、時折現れる函館市街地の景色に感嘆しつつ頂上駐車場を目指した。あとひとつ大きく回り込めば駐車場ってところで、警備員に声をかけられる。「ココはバイク禁止です!!戻ってください」 (°0°)、(°0°)。どうやら、この観光道路、通年バイク通行禁止らしい。入り口にはそんな標識に気づかなかったし、係員も立っていなかった、くわばらくわばら。Uターンして登山道路入口でふり返れば、しっかりとバイク通行禁止の標識が、、、、あやうく、違反切符を切られるところだった。。。でも、ちゃっかり動画は残させて頂いた。次回は、ロープウエイで上に上がりましょう。 山頂近くから函館をみおろす写真は、そうだなあ、長崎の稲佐山展望台からの長崎市街や、岐阜金華山ドライブウエーからのながめを連想する。夜景となればキレイだろうね。

函館赤レンガ倉庫
まだ陽が残っているので、函館市街をぐるぐる回ってみよう。まずは小樽や横浜など港町にありそうな赤煉瓦の倉庫たち。この中はいろいろなショップが入っていて、若者たちで混雑していた。

元町公園 16:20
函館といえば、坂のある港町。その中心といえる元町にやってきた。すでに拝観するような時間ではないので、ゆっくり回って町の雰囲気を味わう。相変わらず、バイク駐車場が見当たらない。かといって、クルマ用の駐車場にも入れてもらえない。

大三坂 カトリック元町教会

秋の大三坂(観光HPより)
鎖国がひらかれて洋式文化の入り口となった函館は、長崎同様にキリスト教会が沢山存在する。大三坂の石畳とカトリック教会の雰囲気は清楚に美しい。両側の街路樹は「ななかまど」で、秋はすばらしい紅葉を見せてくれるらしい。

弥生坂
弥生坂は、頂上からまっすぐに岸壁までつづく、函館で最も長い坂(720m)。少しずつ、陽射しが夕日に移り変わるころ。手持ちのデジカメのズームではこれが精一杯、より望遠レンズでうまく撮れたら面白い写真がとれそうだ。斜度はそれなりにあるので、駐めるときはサイドブレーキだけでは心配なので、わざと1速にいれたままエンジンを切る。

ロシア外人墓地
箱館山の西側は斜面となってそのまま海岸線となる。そこは、お寺の墓地や外人墓地が集められている。隣接するロシアとのつながりを示すように、ロシア人の墓地が最も多いか。ロシア正教だけでなく、プロテスタント、カトリックと、宗派によって墓地も決められていた。

北海道漁業取締船 17:10
港まで降りてくると、自衛隊の掃海艇とともに、小樽港所属の漁業取り締まり船、海鳳丸(499t)が係留されていた。ロシア、韓国などと経済水域を接するこの地域では、緊迫した場面にも遭遇してきたであろう。この手の取り締まり船としては、標準的な大きさのようだ。

函館駅 17:20
市電乗り場までの間に見つけたお寿司屋さんに一見さんで飛び込む。前もってグーグルで調べてはあったが、のれんをくぐるのはちょい勇気が要る。カウンターの端に座り、おつまみの刺身と生ビールを注文。親父さんと話し出すと、なんとホンダGL1500を大事に乗っている同好の志とわかる。となれば、話はどんどんと弾んで、お寿司もさらに美味しくなる。イカが食べたかったので、「イカそうめん」を注文、普通のそうめんがイカの下に隠れていた(°0°)。喉に染み渡る生ビール1杯の後は、地酒を熱燗でいただく。カウンターに置いてある吟醸酒、ラベルがこのお店の名前になっていてお土産によさそう。お願いして、数本を郵送して頂いた。夕張の小林酒造ってところで作り出しているよう、名古屋に帰ったら、これで一杯やろう。ごちそうさまでした。
Day 3

函館駅前 6:00
さあ、この日は見どころ満載の行程で、下道220km先の銀婚湯がゴールイン、時間かかるから早朝の6時にホテルを出発。今日も暑くなりそうと天気予報。

茂辺地(もへじ) 北斗星広場 6:35
道南の移動は基本、海岸線だ。太平洋側と日本海側を横断する山越えルートは数えるほどしか見当たらない。これを時計回りにルートを作成した。函館郊外の国道沿いの集落「茂辺地」には、現存する唯一の北斗星客車があると知り、これに立ち寄る。青函トンネルの開通から新幹線ができるまでの30年近くの間、東京上野と札幌をつないだ寝台特急が北斗星。いわゆるブルートレインの代表格だろう。ここで余生を送っているのは、北斗市の沿線住民や団体がクラウドファンディングで2台の寝台車をJR北海道から購入したから。維持してゆくために、現在は宿泊施設として整備され、楽天トラベルより1泊5000円ほどで宿泊できる様子。人気が高く、休日を中心に予約が埋まっているらしい。廃校跡の運動場にポツンとあるので、雰囲気が出るように模擬駅舎を作るとか、公園にするとか、もう一工夫するといいんだろうな。

松前道
地図を眺めていたら、茂辺地から西に延びる「松前道」と称した旧道を見つける。松前道とは、江戸時代に函館の松前藩が、参勤交代で江戸へ向かうルート。下北半島から箱館奉行所までの約132kmの街道で、その一部が、茂辺地の集落から西に残っているのだ。興味津々、松前道に入れば舗装もされて折らず、林道みたいな砂利道。サイドカーが走る後ろは、もうもうと砂煙が上がっている。お〜〜、ヨーロッパ戦線で伝令に走るオートバイ大隊みたいだね〜。



トラピスト大修道院 6:50
北海道には、知られた修道院が2つあるのは知っていたが、その概要を知ることはなかった。まっすぐな杉の並木が美しいトラピスト大修道院に寄り道しつつ、プチ勉強してみた。函館市内にあるトラピスチヌ修道院とは、同じカトリック修道院として生い立ちは同じ、こちらは女子禁制、あちらは男子禁制で、修道士や会員は「祈り働け」をモットーに修道院で労働と祈りを続けている。トラピスト大修道院のお土産のクッキーやバター飴は、まさにその働きから生まれた名産なのだ。曇り空が冴えないが、修道院正門に続くまっすぐな道路と通路がとても印象的。内部の見学はできないが、チャンスがあったら、次回は開店している売店に寄ってみよう。


北海道新幹線木古内(きこない)ビュースポット 7:20
地形上、トンネルの多い北海道新幹線は、周辺を走っていてもなかなかお目にかかれない。木古内の丘を越えるトンネルの上で交差する場所にプチ展望台ができて線路を俯瞰する。一日に10本ほどしか走らない新幹線だから、通過時刻を知らないと列車に逢えるチャンスは薄いだろう。北海道の人たちが、どれだけ新幹線を待ち望んでいたか、うかがい知れる施設だ。

重内(おもない)さくらロード 7:40
道南の海岸線をかたどるR228は、前方の丸山を避けるように内陸部へ入り込む。その脇道に重内さくらロードといって、4km直線の桜並木(エゾヤマザクラ)が知られている。散り始めの頃であったが、さすがに4kmも続くといかにも「でっかいどう、北海道」なんて、昔のキャッチフレーズを思い出す。




重内神社
桜ロードの終点には、鎮守の重内神社が鎮座。ここを有名にしたのは、この奥社からの景観だ。約200段の階段を上がって振り向けば、4km先の海まで続くピンク色が添えられた重内桜ロードに感嘆するだろう。奥社に隣接して作られた展望台はぐるりと重内の集落を見渡せる。桜も良いが、様々な色合いの新緑に埋まる里山もメチャ美しい。
横綱千代の山・千代の富士記念館 8:35
R228が再び海岸線にでてくるあたり、福島町にはお相撲さんの記念館がある。相撲にうとい小生でも知っている「千代の富士」その故郷がこの町で、さらに先代には「千代の山」という横綱も輩出した。千代の山を調べてみたが、なかなかの力士であったようで、北の富士、千代の富士を見いだしたのもその人であったよう。開館している時間であれば、見たかったなあ。



白神岬・灯台 9:00
北海道最南端の岬、白神岬に函館を出てから3時間でやってきた。きっと風の強い場所であろうが、この日は霞がかかるほどの穏やかな岬だった。丘の上には、北海道に多い紅白ストライブの白神美咲灯台が見える。上がってみたいけど、入り口ゲートは閉ざされて、灯台カードのQPコードも見当たらない。この岬をまわった先には、松前の町が待っている。この旅を思い立たせるきっかけになった城下町「松前」、さてさて、どんな街なんだろうか、ワクワクしてきた。
GL1200サイドカー 2/6 道南一周 に続く
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