アルファード 2.4G 8:00
ひさしぶりに、我が家のフルメンバーで一泊旅行にいくことに。宿泊先は幾つか列挙した中で、娘たちが選んだのが高山のホテルアソシア。片道、4,5時間はクルマにのっていないと着けないので、広いレクサスESのリアシートでも大人三人が長時間のるのは辛い。なので、ワンボックスカーをレンタル。毎度こんな場面では安心の大手のレンタカーを借りるけど、このところガソリンスタンドでよく見かける「ニコニコレンタカー」を選んでみた。なんたって、料金が大手の6~7割ほどの設定は魅力がある。
屏風山PA 10:00
高山へのアプローチはいろいろあるが、開田高原経由を目論んで中央高速をかっとばす。しかし、多治見の先で工事による車線規制で5kmの渋滞、ノロノロ我慢してやり過ごし、その先の屏風山PAで最初のトイレ休憩。連休もあって、クルマの多い事、コロナ禍の前に戻ったようだ。
伊那 レストラン ココンダ 11:30
伊那名物 ソースカツ丼
夕食は和食なので、お昼は洋食を探す。伊那の町の洋食屋さん、B級グルメで引っかかった「ココンダ」さんに向かう。店構えは看板がなければ、食事屋さんとは思えない。店内もカウンターやら「飲み」の雰囲気だけど、出てきた料理はごく普通の町の洋食屋さん。子供たちはカレーラーメンを頼んでいたが、スパイス系のエスニックなお味だったとか。バイク立ち寄りのお昼飯ならOKかな、家族のお昼利用はちょっと似合っていないかな(^^)。
産直市場グリーンファーム 12:30
伊那で立ち寄り先をググっていたら、産直市場なるものを発見。お土産になにか地場のお野菜ないだろうかと来てみたが・・・・。食料品売リ場+ドンキホーテ+リサイクルショップ、すべてがごちゃごちゃに展示されていて、「カオス」なお店だった(^_^;。その規模もでっかく、品揃えも膨大、ココに来たら、欲しいものが必ず見つかりそうな「面白さ」がある。駐車場にクルマがいっぱいだったのも、なるほどね〜。
旬のトウモロコシ、「今朝もぎたて」はわかるけど、「前日のとうもろこし」と銘打ったのは、大いに受ける。分かりやすくって、好感持てるな〜。
店外には、動物コーナーまであって、まるでプチ動物園。餌やりサービスでは、腹ぺこな山羊やロバがガツガツ寄ってくる。これなら一緒に来た子供たちも、リピートを希望するだろう、商売が上手いなあ。そうそう、やぎが売り出しになっていた。年が若いほど高価で、1才が5,6万円だったっけ。。。10才以上は「タダ」だった。そっか、小生もキット、無料の部類に入るだろう(^_^;。
R361
伊那から権兵衛峠、開田高原そして高山と、R361がつないでいる。後半は旧飛騨街道と言われるルートで、松本〜飛騨〜富山をつなぐ古代から続く官道の一部。このところ、戻り梅雨ではっきりしない天候が続いたが、あおぞらも見えだして晴れ男の面目躍如。
木曽福島 二本木の湯 13:40
伊那からは、R361で権兵衛トンネルを介して、木曽に入る。木曽福島から開田高原に向かう途中、左に分岐あり。これは飛騨街道、いわゆる旧道でバイパスができるまではこれがメイン。木曽らしい坂道の街並を抜けてゆくと、二本木の湯。
知る人ぞ知る、ここは強炭酸泉が有名な鉱泉で、小生の大好きな立ち寄り湯。二酸化炭素の溶存は、お湯1kg当たり1200mg以上とトンデモない濃度。PHはやや酸性で、酸化した鉄分でお湯は茶色にコロイド様に色が付いている。
含鉄・二酸化炭素ーカルシウムー炭酸水素塩冷鉱泉(施設HPより)
休日の昼間で、地元の人たちで賑わっているなか、一見さんらしく遠慮がちにお湯を頂く。いやはや、すごいすごい。体を湯に沈めれば、たちどころに泡だらけになる。お湯はぬるっとしなやかで、加温された湯は長湯ができる温度。鉄分の香りがあって、いかにも効能がありそうなお湯。家族は初めてだったようだが、炭酸泉が気に入ってしまった。多分、国内でも有数の炭酸泉で、スーパー銭湯でであう炭酸泉など、足下にも及ばない強烈さだった。また。こようね。
地蔵峠
旧道を登って行き先は、地蔵峠。そして、下りのカーブには、絶景の御嶽山が望める地蔵峠展望台。ずばーんと御岳の姿を期待したが、かろうじて裾野が分かるくらい厚い雲で覆われていた。
さてさて、この旅行のきっかけは、長女のご懐妊だ。この秋には、小生の孫が出てくるようで、そうなったら「私は当分旅行に行けない」と長女の「脅し」にあって実現したのだ。確かに、1歳児くらいにならないと、泊まりの旅行にも行けまい。「よしよし、それじゃあ、好きなところにいこう」なんて、いい出汁のでる親父だなあ。
木曽馬の里
旧街道を降りてくると、そこは開田の集落。木曽馬は古来の日本馬の姿を残しているとされ、一時期絶滅危惧種となった。この開田高原は、その木曽馬の里として、ひろく知られており観光目的の乗馬なども楽しめるようになっている。木曽馬は、大陸の蒙古がオリジンで2,3世紀に日本の伝わったとされる。
開田高原アイスクリーム工房 14:40
開田高原に来たら、このお店にも立ち寄らないと、家族からはブーイングが出るだろう。オールシーズン営業していて、開田高原のミルクを元に、季節のトウモロコシをミックスしたソフトクリームは、間違いなく美味しい。この日も入れ替わり、通りがかりの観光客たちが入店していた。次から次へと売れるから、ちょいとアイスが柔らかい。。。早く食べないと(-Φ-)。
ホテルアソシア高山リゾート 17:00
時間があれば、もう少し立ち寄り先も考えていたけど、余裕を持ってお宿に滑り込む。駐車場もこの時間となれば、満車に近く、ばあさんの杖を見て、フロントマンが目の前の身障者用区画に置かせてくれる。ばあさんと同行だと、飛行機のチェックインや宿泊先などで、随分と優遇させて貰うことあり。
和スイート
ホテル形式だと、4人までなら和洋室ってのもありだけど、5人となると困ってしまう。今回は3部屋ある和スイートをお願いした。洗面も手洗いも2ヶ所あって、女子の多い家族にはありがたい。90才のばあさんは、杖をつきながらも元気に旅に同行している。高山アソシアは、亡き父とリピートしていたこともあり、ばあさんにもお気に入りのよう。来るたびに、「もうこれが最後かねえ」なんて、しょぼいことを言っているが、何度耳にしてきたことだろう。
高山駅シャトルバス
夕食は高山市内で予約が取ってあったので、間に合うようにホテルを出発。あまり歩かせたくないばあさんと長女はタクシーで直行。残る3人は、ホテルのシャトルバスで高山市街にむかう。
高山駅
駅前で降りて、てくてく歩き出す。レトロな味わいのあった駅舎も、すっかりモダンに変わっている。周囲も真新しいホテルが目立ち、コロナ禍の苦労が想像される。
宮川
せせらぎ街道近くの宮峠当たりから流れ出る宮川は高山市街を通り抜け、やがて神通川となって富山市街地を通り、富山湾に注ぐ。高山の天気予報の画像では、いつもこの宮川の画像が流れてくる。
高山 料亭 洲さき 18:30
もっとも楽しみにしていた夕飯がここ、「洲さき」で200年以上続く、高山はもちろん、岐阜県でもっとも古い料亭。高山市有形文化財の指定を受けたお屋敷は、宮川沿いの一等地にあり、控え目な町家作りの外観が余計に高尚にみえる。さて、時間通りに暖簾をくぐり、ご馳走にあずかろう。
当分、行けない家族旅行?? 2/2 に続く
にほんブログ村