
RZ250改 1981年

ぼちぼち、RZさんも走りたいと言っているような気がして、日帰りプチロングツーリングにお供して貰う。近畿、東海の多くの峠を経験してきたが、名の知られた「おにゅう峠」は行ったことが無い。紅葉にはまだ早いけど、未踏の地を目指しましょう。2stオイル量を確認して、追加の1L缶を後ろに積んで、いざ出発。

名古屋西JCT 8:15
名古屋高速四谷ICから高速を乗り継いで時間と距離を稼ぐ。東名阪の長期工事のため、すでに弥富から先で渋滞発生。こんな時は、名二環から伊勢湾岸道路で迂回するけど。。。乗り継ぎでETCゲートが開かず、アウト!!。バイクのETCインジケーターは緑だったから、四谷ICゲートで読み込まれなかったようだ。係員の指示にしたがって路肩でETCカードを渡す。。。といっても、シート下の別体型ETCなので、超めんどうくさい。この先もETC読み取りが心配されたが、結局この時だけで、その後は通常に作動してくれて安堵。

栗東IC 9:22
新名神を草津JCTまで走って、名神上り方向へ。琵琶湖大橋に近い栗東ICで下道に降りる。

琵琶湖大橋 10:00
高速道路から琵琶湖大橋まではそれなりに距離もあり、かつ渋滞する市街地を通過しなくてはいけない。これがバイクにはかなり辛いところ。幅員も狭いので、すり抜け術も使えない。この渋滞を知っているので、ついつい琵琶湖大橋は敬遠気味。

琵琶湖大橋への裏道
栗東ICから点線ルートのように道路標識に従えば、守山市街地の渋滞と信号に巻き込まれるのは必須。なので、野洲川の堤防をできる限り使って、その後は田畑を貫く市道、農道をつないで琵琶湖大橋近くまで迂回する、なるべくR477を走らないこの作戦。小生のオススメ。

琵琶湖大橋
料金所もETC対応になって至極便利に。後ろでクルマに待たれて、料金所でライダーが慌てて小銭を用意するのは嫌だなあ。

大津市 葛川 10:55
琵琶湖大橋をわたり、伊香立(いかたち)でガソリンタンクを満タンに。R367は若狭街道と呼ばれ、いわゆる「さば街道」のひとつ。週末となれば、関西のライダーの御用達ルートになる。「途中」の交差点から10kmほどすすむと、集落「葛川」でおにゅう峠につながるr781の分岐が現れる。いよいよ、お山に突入。

川合の別れ
おにゅう峠に至る針畑川は、川合の別れで右に分岐。r781もこれにそって上流へ。

針畑川
穏やかで透明なブルーの川面。釣りではこのような場所を「トロ場」といって、友釣りでは「見釣り」が楽しめる。竿を操って、苔を食んでる鮎におとり鮎を操って近づける。すると縄張りをもったジモティな鮎が、おとり鮎にぶつかってくる。するとおとりの尻ひれについた針に引っかかって、2匹が上がってくる(^^)。

朽木 古屋
r781を上流へ、靜かな集落が散在し、穏やかなところ。この京都北部の家屋はトンガリ屋根が印象的。「まんが日本昔ばなし」に出てきそうな民家。

朽木西小学校
さらに上流にゆくと集落もまばらになっている。そんな過疎の集落に「生きた小学校」を発見。このような山奥はほとんど廃校ばかりだから、ちょっと嬉しくなる。後学で調べると、2021年度で女子児童3名、常勤職員は4名(^^)。近隣の学校と統合しようにも、離れすぎて通学できないからとの理由で、がんばっているようだ。現在、低学年の子供がいないので、数年で児童がいなくなってしまう。



大宮神社 11:30
峠道にさしかかる最後の集落の小入谷、左手に立派なお宮を見つけて立ち寄る。山神様をまつるお宮は1000年以上の歴史あり、拝殿に社殿に、無造作に置かれた苔の参拝台、うつくしく組まれた石畳、すべてに厳かな気配を感じるすばらしいお宮だった。人がいなくなりそうなこの地域、いつまでかような凜とした姿を残すことができるんだろう。

さて、本日のメイン料理、おにゅう峠の入り口。集落の外れからは、「林道小入谷線」の表示にかわる。どんな景色が待ってるんだろう。


登りはかなりグイグイと高度を上げる。落石も多いが、交通量が多いんだろう、ほとんどが路肩に弾かれている。やがて稜線でてくると、一気に雄大な展望がひらけている。南方面は、いくつもの山の端が折り重なって山深い。時期により、この山あいに雲海が発生し、すごい景観になるそうな。

おにゅう峠 12:10
ついにやってきた、期待通りのおにゅう峠。天気も幸いに、気分良く峠を楽しむ。とても展望にすぐれた峠で、丘に上がれば、北に南に、大パノラマ。こんな素敵な景色が待っているから、峠ってのは楽しいねえ。

北は日本海までスッキリみえる。手前の海岸は小浜の市街、そのむこうの島と半島は世久見海岸の「鳥辺島」に、常神半島だろう。ここから、直線で20km以上は離れている。
大雲海のベンチ
グーグルマップには、そんなネーミングの場所として刻まれている。10月下旬からの紅葉シーズンは、運が良いと早朝に紅葉と雲海のコラボしたすごい景観を味わえるよう。
さば街道(針畑超) さば街道は何本もあるが、おにゅう峠に隣接した根来坂峠(ねごりざか)を通る杣道の「針畑超ルート」は、もっとも古くからの人の道。峠の前後で、遊歩道として整備されている。熊野古道のように、歩いて楽しめたらいいね。

廃村 上根来(かみねごり) 12:30
山深い峠を降りてきて、集落に出会うと心理的にホッとする。根来の集落は既に廃村になっているが、民家を改築して休憩所として解放している。こんなやり方もあるんだね。でも、建物の管理や維持は大変だろうな。


小浜 13:10
お昼時、小浜まで降りてきた。小浜は観光に力を入れ、中心街の整備や街並の保存など、随分と小ぎれいになった感じ。新幹線が通るようになれば、関西圏などからも今以上に人が来るだろう。さくっとお昼ご飯を頂いて、再びお山へ

R162
小浜から大阪方面への最短は、R162を南に走るルートだろう。休日は、ピースサインに応えるのに忙しい(^^)。信号がないので走りやすいが、イエローラインが続くのが玉にきず。白いバイクに乗ったプロライダーも待機していることが多いので、淡々と景色を楽しんで走りましょう。

r224分岐 13:40
もう少しで名田庄の道の駅、左に入る県道r224を左折、再び峠越えにとりかかる。お次は、これまた未踏の五波峠(ごなみ)、どんな峠だろう。


峠の手前までは、なだらかなで穏やかな川沿いの道であったが、いざ峠にかかるとうっそうとした植林の中を走ることになる。濡れて葉っぱがたくさん落ちている路面は滑りやすく、フロントタイヤを葉っぱの上にのせないようにライン取りが大変。

五波峠 13:50
峠直前のこまかなカーブをこなせば、あっけなく五波峠のピークに到着。頂上こそ、開けた空が見えたが、遠望や展望は得られず、終始薄暗い峠道の印象。

美山町 田歌 14:10
R162の分岐から五波峠を経て、美山のr38までの距離は15kmほど。この道がなければ、東西で大きく迂回して小浜に向かうしかないので、地元民には大事なルートだろう。周囲の景色が見えないし、暗い峠道なんで、通り抜けと割り切ればよいか。

美山 かやぶきの里
r38を西進して、美山の道の駅をめざす。途中には、かやぶきの里という茅葺きの民家を保存した地区がある。いつも多くの観光客が来ていて、賑やかなところ。京都の裏山で見かけるこの民家の作りは。「北山型民家入母屋造り」というらしい。ほとんどは江戸時代からの建物で、15〜20年ごとにかやぶきの屋根を葺き替える。このあたりは寒くて雪の多い地域で、豪雪地帯の合掌造りの民家を連想させる。

美山 道の駅ふれあい広場 14:30
大繁盛の道の駅に立ち寄る。ソフトクリームを求め、毎度の行列ができている。さくっと、缶コーヒーを仕入れて、先を急ぎましょう。

美山を過ぎたあたりで2stオイル警告灯が点灯、携行したヤマハスーパーオートルーブの1L缶を補充する。20年ほど前に、高速道路で焼き付きをおこし、ワンサイズでかいピストンが入っている。その時にショップの親父さんが何やら加工してオイル量を規定より多くしたらしい。今回も450km走行して、1Lのオイルが消えているので、通常の5割増しくらい燃やしている感じ。まあ、焼き付き防止には良いと思うが、ロングツーリングではオイルの入手に苦労することがある。

日吉ダム 15:00
美山から名古屋に帰るには、京都縦貫自動車道の園部ICあたりから高速に乗るのが早いだろうが、r50から保津峡に抜ける隘路を走ってみたくなって、寄り道をしてみる。その岐路にある日吉ダム、もちろん初めての地。ちなみに、このダムは太平洋に流れる流域にあり、京都北部の分水嶺は込み入っていて、いつ境を越えたのか分からない。

越畑
保津橋に続く県道は益々細くなって、越畑の集落入り口には、念を押すように幅員狭小の案内が出ている。地図では何度も見てきた隘路、さて現地はどんなんだろう。


神明峠 15:30
r50は、期待に違わず味わいある道。集落総出で稲刈りに奮闘している様子や愛宕神社への参道や、時代に取り残されたような古風な集落、素敵に「濃い」道筋だった。ここは、いずれウォーキングでゆっくりと味わってみたいと思う。このルート、寄り道して正解だった。

嵯峨野観光鉄道
JR保津峡駅を過ぎると、桂川に沿って、1.5車線の隘路が続く。地図で想像したとおりの険しい景色、いやいや面白い。対岸には、トロッコ列車の走る嵯峨野観光鉄道が見える。

愛宕神社 一の鳥居 16:00
対向車に気をつけながらすすむと、唐突に観光地にかわる。愛宕神社の鳥居、角には古民家の「鮎茶屋」さんが良い味を出している。愛宕神社は登山にも良いと聞く。いずれ、この一の鳥居から登ってみようか。

渡月橋 16:05
おにゅう峠の涼しさ、五波峠の寂しさとは無縁の渡月橋に出てきた。コロナ禍もすっかり忘れるほどの人が出ている。そう、もう、これでいいんじゃないの。
予定よりも時間が押して、日没までに帰宅するのは無理のよう。さあ、150km先のお家に帰りましょう。
帰還 19:00
すっかり夜になっての帰宅。それでも、がっつり汚れた足回りをコイン洗車場で洗い落としてきた。帰りの高速では、2ヶ所で交通事故による渋滞に出会う。いずれも追突のようで、5km以上の渋滞を引き起こしていた。渋滞に飲み込まれるマイカーの横を、すり抜けさせて頂く。路肩走行は明らかな違反、比して、車線の枠内でのすり抜けはグレーな部分だと思う。バイクの良さはその機動性にあるので、遠慮がちに通らせてもらう。
さて、RZさんは、40才を超えたが全然元気。吹け上がりもいいし、足回りもスムーズ。しかし、燃費が悪くなってきて、昔は16km/L位はあったのが、このところ12~14km/。ピストンリングの交換をしてやりたいが、オーバーサイズのリングが調達できないと困るので、エンジンを開けるのにも躊躇している。何はともあれ、今日もたっぷり走ったね。
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