奈良県 曽爾村 兜岳 鎧岳

名古屋 本山 6:10
名鉄観光の主催する日帰りトレッキング、「中級」に挑戦してきた。お出かけの先は、慣れ親しんだ曽爾村だ。現地集合なら自分のクルマでびゅーんと行けるけど、ノンビリバスでの移動は、名古屋駅のバスセンターまで行かなきゃならない。7時20分の出発に間に合うように、早朝フル装備で家を出る。昼食のおにぎり2個を調達しつつ、かみさんが地下鉄1本でいける本山まで送ってくれる。きっと、家に帰ったら、もう一回寝るよね(^^)。

名古屋駅で降りて、名古屋自慢の地下街を通り抜ける。唯一、マックがやっていたので「朝マック」で腹ごしらえ。小生は「ソーセージエッグマフィン」が好きだね。

名鉄バスセンター 7:00
名鉄観光の企画だから、乗車場も名鉄直営のバスセンターから。周囲は、長距離バスの発着のよう。名古屋から長崎なんて、耐久レースのような路線もあったが、消滅してしまった。

受付で必要書類も提出し、指示された座席に座り、募集人員ほぼフルの19名で出発。前回と同様に、 ハイデッカーの中型バス。曽爾村までは、東名阪〜伊勢自動車道をつないで、久居ICから下道で向かうルート。小生が曽爾村に向かうルートと全く同じ。小生なら休憩を入れて2時間の行程だが、さすがにバスは3時間を見込んでいる。


曽爾村 サンビレッジ曽爾入り口 10:30
予定通りの時間にバスから降車、登山口まで集落の中をすすむ。長期予報では降水確率60%位であったが、だんだんと予報が好転、今日は雨の心配なし、ありがたや。

兜岳と鎧岳
降車してから、登山口に向けて歩きだす。正面に、今日登る2つのお山が見えてきた。左が最初に登る兜岳、そして右奥の山が鎧岳。屏風岩公苑のヤマザクラなどで、年に数回は訪れる曽爾村ではあるが、この両方のお山に登るのはもちろん初めて。さて、どんな景色が待っているんだろうね。

兜岳と鎧岳(拾いもの画像)
ふたつのお山の特徴をよく表している写真。左の兜岳は、お椀を伏せたような形、右の鎧岳は、岩肌が露出して岩壁を形成し、切り立った姿は異様に思える。

歩いているのは県道784号で、兜岳のふもとを流れる青連寺川の支流にそって登山口に向かう。

路上で、蛇の赤ちゃんと遭遇。はやく茂みに逃げなさい!!

兜岳登山口 11:00
やってきましたスタート地点。今日の参加者も、中高齢の女性がほとんどで男子は数名だった。引率するガイドリーダーさんも女子。男子よりも持続力のある女子は、山登りにむいているのかねえ(^^)。この県道をもう少しすすめば、紅葉で知られた「赤目四十八滝の上流につながる。赤目の紅葉と渓谷、そして曽爾高原のススキと、一度に楽しめるルートかも。

コース紹介には、上りも下りも険しく、キツいとあって、膝を心配しつつの登山開始。沢のぬかるみを越えたら、あとはずーっと植林の中を上をめざす。ルートはしっかりしていて、小生でも間違えることはなさそう。

後ろをふり返れば、後続グループが登ってくるのが見える。落ち葉と泥状の小径は。気をつけないと下りの場面でスッテンコロリとやりそうだ。

小休止 11:15
頂まで500mの表示のある鞍部で、小休止。ここから先は、今日のもっとも急な上りを体験できるらしい。ロープがはってある場所も幾つかあるが、あまり信じないように言われる。厳しい箇所では、先頭ガイドがロープを準備してくれるとのこと。

Geographica
スマホアプリのナビ「Geographica」を今回試してみる。電波の届かない場所でも、自立して自位置を表示し、軌跡の保存、高度などの表示などの機能はお山でも心強い。セローでの林道走行時は電源を取りながらの使用なので、今回のようにバッテリーを心配する利用は初めてだ。案の定、電源の無い使用では、どんどんとバッテリー消費して心細い。登山での使用時は、予備バッテリーを準備しないといけないね。


急坂
山へ行く友人から、急坂だよって助言されていた、いよいよその登りにさしかかった。岩肌が出ているとこと、木の根っこで段ができているところ、平らなところが見つからない。掴まることのできる木の幹や根っこ、手足の4本、使えるモノすべてを動員して、登坂してゆく。前から落ちてくる石にも気をつけなきゃいかんし、岩場で残っているロープもどこまで信じて良いのかわからない、緊張の続く登り。でも、面白い、楽しい(^^)。

足がかりもわずか、つかまるモノのない岩肌の所では、先頭のガイドさんが残したロープを頼りに体を持ち上げる。ふり返れば、後続グループが四つん這いになって上がってくるのが見える。格好なんて構っていられない(^_^;。ぱっと見でも30度から40度ぐらいの急坂部があったと思う。

急坂を登り切ると、両側に深い谷をもつ、細い尖った尾根道(これはこれで十分に怖い)を歩き。。。

とうとう、拓けた山頂に到着。やったね〜。

兜岳山頂 920m 11:50
登山口から50分で山頂に到着。息を弾ませる事は無いが、両膝の上あたりが筋肉痛、いかにも乳酸がたまりました風の疲れだ。でも、一つ目を登っただけ、まだもう一個あるからね〜。

遠望に曽爾高原
樹木のため、山頂からの遠望は北東方面に限られる。丁度その先は、曽爾高原のススキの原、お亀池がのぞみ、左端にはこのあたりでもっとも高い、倶留尊山(くろそ)も見えている。友人の山ちゃん夫婦も、この日、倶留尊山から曽爾高原に来ているとの情報もあり。いままさに、谷の向こうとこっちで山頂にいるとしたら、楽しいね。

お昼のおにぎりは、ハイキング、登山のお楽しみ。しっかり動いた後だから、いつも以上に美味しく感じる。おにぎりという携帯食、昔の人は良く考えたねえ。こればパンだと潰れやすいし、麺類もあり得ない。水も熱も要らずに、お箸もいらない。よくよく考えると、おにぎりは「えらい」!!。


さあ、まだお次の頂があるので、先を急ぎます。兜岳からの下りは、過激にどんどん落ちてゆきます。右手のやぶの先は、柱状節理の岩壁となっていて、超絶危険。小生は高いところは大の苦手なので、そんなところを歩いているんだと思うだけで、股ぐらが「す〜す〜する」。小生は2回ほど、足を滑らせて転びそうになるが、スニーカーで来ていた人は、何度も尻餅を突いていた。この日の登山でもっとも危険だった箇所。

峰坂峠 12:55
激坂を下りたところが、兜岳と鎧岳の鞍部になっている峰坂峠。左から右に抜ける風がとっても気持ちいい。小休憩して、息を整える。小生の心臓は意外と強そうで、息切れすることはまずない。乳酸のたまった大腿の筋肉が辛いくらいだ。

ほどなく、鎧岳にとりかかる。こちらは、兜岳ほどの急坂もないし、足場も安定している。しかし、延々とつづく桟道は見上げてしまうと、心折れるから、あまり先は見ないように(^_^;。このころから、両足かかとにマメができたことを確信するようになる。登りでかかとに荷重がかかり、新品の登山靴がマメを作ってくれたのだ。踏み下ろすたびに、徐々に痛みがひどくなってくる。

30分ほど我慢の登り、やっと稜線にでて、右の山頂へ向かう。あとすこし、がんばれ。


鎧岳山頂 894m 13:25
今日、二つ目のお山の鎧岳に到着。どうにか、足のマメの痛さにも耐える事ができた。ガイドさんに相談したところ、バンドエイドを貼るようアドバイス受けるも、持参なし。ガイドさん手持ちのものを出してくれて、しかも自ら貼って頂いたm(__)m。ありがたや。新品の靴はマメができるから、はじめから予防的に絆創膏を貼っておくようにも助言いただく。携行品リストに、ケガや靴マメ対策の品もそろえなきゃね。

鎧岳の東側は柱状節理の絶壁になっていて、見る人を圧倒する。そのがけは、このロープの先で口を開けているはず。そんな恐ろしい場所にいると思うだけで、小生は足がすくむ。兜岳の山頂は展望があったが、鎧岳は周りがほとんど見えない。頂からの景色が登山のご褒美とおもうので、眺めの悪い頂上は悲しいねえ。


上りとは一部別ルートで、鎧岳山頂からの下山が始まる。逢坂峠からのつづら折れに合流して、ふもとの集落をへグングンおりてゆく、ガイドさんとしゃべりながらしんがりを歩くが、皆さんの足取りが速く、意識しないと置いて行かれそう。やがて、桟道は林道に置き換わり、ふもとに出てきたことを知る。
鎧岳
集落に降りてきて、先ほどまでウロウロしていた鎧岳を見上げる。登山していたルートは岩壁の向こう側の斜面。頂上に張られてあったロープの先は、こんな絶壁だったんだ。考えるだけで、お股がもぞもぞする(^^)。

ふり返ると、谷を埋め尽くススキの穂がゆらゆらと、夕日が射してくれるとススキの穂が光って最高だろうね。

蔦バス停 14:40
さて、約4時間の山行、待っていてくれるバスが嬉しいねえ。登山口までの移動は別として、兜岳・鎧岳のルートは、「登る」か「降りる」のどっかだったような激しいルートだった。奇怪な姿で魅了されてきた兜岳・鎧岳、実際に登った感想は、「下から見るお山で、登るお山ではないな」というのが、実直な感想。登ってみなければ、分からないので、今日は良い経験をしましたね。体の方は、膝の側副靱帯周囲、特に右膝に感じるので、利き足に無理がかかったのか。歩くには支障なし。



曽爾高原 15:15
駐車場でのプチ渋滞を経験したが、バスは曽爾高原まで足を延ばして、ススキの草原に連れて行ってくれた。大勢の人が登っているが、写真では小さくて見えないね(^^)。ここも40分ほど散策する計画だったが、参加者の多数決で「見るだけ」に計画変更。

曽爾高原温泉 お亀の湯 15:40
「見るだけ」になったのは、「温泉タイムを長くしましょう」という、女性陣の意向からだ(^^)。混雑はしていたが、なんとか湯舟に自分の入る空間を確保して、超ヌルヌルのお湯をじっくりと楽しんだ。湯の中で膝の屈伸運動、ストレッチ、気持ちいい。

1時間20分の時間をいただいても、男子には有り余る。となれば、湯上がりの一杯を頂きましょう。小腹が減っていたので、いなり寿司とたくわんで、地ビール「曽爾高原ビール」をぐいっと。小生はあまり地ビールを得意としていないが、ここのピルスナーは美味しく頂ける(^^)。


帰路へ 17:00
さて、お風呂も入って、あとは名古屋へ帰るだけ。往復のバス移動を楽しく過ごすため、本棚から古い単行本を持って来た。みれば、昭和61年の初版本、何度も読んだはずだが、読み始めると当時の事も思い出し、眠気も吹っ飛んで読みあさる。往路、復路での斜め読み、帰るまでに読み切った。相変わらずの「片岡節」が満載だが、エンディングは彼に似合わないほど、「芋っぽく」「ダサいな〜」(^^)。

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