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覚王山 楊輝荘(ようきそう)
前半はこちら

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広小路 東山タワー
 八事興正寺から東山にやってきた。名古屋でも古くからある広小路を東に進むと、東山遊園の観覧車と東山タワーが見えてくる。広小路の街路樹もまっ黄色なイチョウの木。こうやって見ると、街路樹にはイチョウが多いんだね。
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 見るべきモノが少ないと言われる名古屋だけど、こと東山動植物園は人気のスポットで県外からも多くの人がやってくる。快晴の日曜となれば、周辺道路は渋滞の列、バイクな小生はささっとゲート前に駐車させてもらえる。
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東山植物園
 東山動植物園というくらいだから、動物も植物も見ることができる。大正時代に鶴舞公園に出来た動物園が始まりで、昭和12年にこの地に移転した。広大な東山の地を利用して、その後も大きくなって、現代では上野動物園に次ぐ来客数と、全国一の飼育数、敷地面積を誇るらしい。それで、大人500円、小中学生はタダってのも素晴らしい。
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紅葉ライトアップ
 園内の散策路を巡れば、植物園を味わうことになる。その散策路の周辺には、モミジも多く植えられて紅葉のトンネルとなっている。紅葉期間の週末のみ、夜の20時まで営業してライトアップされた紅葉が楽しめる。
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 植物園のもっともひとの通りが多い散策路に、モミジが植樹され今が盛りとその鮮やかさを競っている。来園者の人たちも、スマホで紅葉を残そうと立ち止まる。
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古窯横休憩所
散策路をすこしあがったところの休憩所から、谷を見下ろす景観が楽しめる。紅葉を楽しめる場所だと聞いてきたが。。。
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 なるほどね〜、面前の高さにモミジが植樹され、日の光を通した朱が、展望台を一杯に飾っている。散策路からちょっと離れているので、多くの人はここを知らない。これはキレイだわ、ベンチに座って今季最後の紅葉を楽しむ。
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大温室前館
 東山植物園で有名な施設と言えば、この大温室。戦前に建設された温室は、その規模から東洋一と呼ばれ、現在国内最古の温室として維持管理され、国の重要文化財に指定されている。
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 幾つかの温室に分かれ、湿地帯、乾燥地帯、水辺などのテーマで、それぞれの植物が大切に管理されている。その種類、規模も膨大ですばらしい。幼い頃は動物園であって、植物園には全く興味が無かった小生も、齢を重ねて「植物」にも興味が注がれるようになってきた。
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ブーゲンビリア
 南の島のイメージ、ブーゲンビリアも温室の中でしっかり花を咲かせている。熱帯地方では、通年開花するようなので、この時期に咲くのも温室のおかげだろう。
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キソウテンガイ
 その名前に食いついた、キソウテンガイ。二枚の葉っぱだけの植物、アフリカ、ナンビアの砂漠にのみ生息するらしい。絶望的な水のない世界で、デカいモノは直径4m、1000年とも2000年とも生き続けるとされる。形もすごいけど、その生命力など、なるほど「奇想天外」だね。
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 前室は美しいドーム状になっていて、白い鉄骨の構造がキレイだ。乾燥したこのような日は、ミストが放出され、温室の中はまるで別世界。急ぎ足で植物園を巡ってきたが、一日かけてじっくりと再訪しようと思った。
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覚王山 楊輝荘
 だいぶ日も陰ってきて、今日最後の紅葉を愛でる場所、楊輝荘にやってきた。覚王山日泰寺の門前をちょいと入った閑静な住宅地に立地する。
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 楊輝荘は名古屋の豪商「伊藤家」の別荘として、大正から昭和にかけて、丘陵を開拓して構築された。江戸時代から名古屋の呉服商として栄えた伊藤家は、明治43年に名古屋発のデパート(現在の松坂屋)を栄に開店させた。その後、名古屋の経済界を牽引してきたリーダー的存在であった。
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北庭園
 まずは北園から見学。お庭は池を中心に回遊式庭園で、紅葉も要所に置かれている。日が傾いて日陰になってしまったのが惜しい、日が当たっていればもっとキレイだろうに。
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伴華楼(ばんがろう)
 徳川園にあった別邸をこの地に移築。地階と洋室を加えてモダンな住居を「鈴木禎次」が設計した。彼は名古屋の誇る建築家であったよう。うろこ壁の意匠、市松模様の煙突壁、建物腰部の石組みなど、「バンガロー」を捩った命名。レトロモダンの粋をあつめて、今見てもカッコいい。
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白雲橋
 中国の頤和園を連想するような特徴的な橋が池に架かる。
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 もともと丘全体が伊藤家の敷地であったが、中央部分はマンションに置き換わっている。その横の路地が北園と南園をつないでいる。
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南園 聴松閣(ちょうしょうかく)
 迎賓館として作られた聴松閣は山小屋風の洋館。壁はベンガラ色で優雅な雰囲気をもつ。間口のカエデが夕日を浴びて深紅の色を呈している。朱の壁と一体化して、とても華やかだ。この日は「紅葉を楽しむ会 2022 in 揚輝荘」が催されていて、賑やかだった。
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玄関
 石組みの柱や、木彫りの玄関戸などなど、山小屋風でもあり、エスニック風でもあり、ちょっと変わった印象だ。
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旧寝室
 床は手の込んだ板張り、照明は壁に組み込まれて独特な雰囲気を作っている。市松模様の床や壁が配置され、主の好みであったんだろうか。
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地階 旧舞踏場
 地下は一転して塗り壁のインド風。伊藤氏がインドに旅立ちインスピレーションを強く受けたことがきっかけとされ、インド留学生などとも交流があった。舞踏場には小さいながらもステージが出来て、演奏や舞踊などをなされたのかも。それにしても、手の込んだ豪勢な建物だ。いかに、当時の伊藤氏が力を持っていたのかが、うかがい知れる。
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地下トンネル
 地階のさらに下に通じる階段の先には、「謎の地下トンネル」の入り口。昭和12年の建築時に、敷地内に縦2m、横1.8m、南北に70m、東西に90mのトンネルが掘られて建物をつないでいた。長らく忘れられていたが、2007年の造成工事で東のトンネル入り口が発見され、調査が入った。
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 その大部分は、埋もれてしまっており、復元することは不能とされたが、内部には、通路以上の広さの空間が準備され、その目的が何であったのか、話題を呼んだそうだ。2,26事件など、風雲急をつげる時代であり、軍人・要人の来客の安全のためなのか、当時名古屋に亡命していた孫文の側近、汪兆銘のためとも言われるが、定かではない。
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覚王山日泰寺
 楊輝荘を出てくると、覚王山日泰寺も目の前だから、こちらも寄り道。
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 明治31年 釈迦の遺骨が発掘され、タイ王国の管理するところとなる。同じ仏教を信仰する日本にもその遺骨が譲渡され、その安置場所が検討された。古都京都と、名古屋がその候補地として立候補したが。政界・経済界が強力に後押しをした名古屋がその権利を獲得。都心より少し離れた「月夜の美しい」月ヶ丘、月見坂の地に、明治37年に創建された。日泰寺の「日」は日本、「泰」は「タイ」に由来し、すべての宗派を受け入れる「超宗派」で、住職も各派の僧侶が交代で担当する。
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奉安塔
 日泰寺からやや北東の地に、譲られた釈迦の遺骨(真身舎利)が花崗岩の大きな塔に収められている。日本に唯一の仏舎利、参拝者のお供え物でいつも賑やかだ。さて、すっかり日も傾いて、そろそろお家に帰りましょう。
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Googleマップより
 日泰寺への参道、右に回れば楊輝荘。ちょうどアクアが止まっている当たりにバイクを置いておいたんだけど。。。。
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 こんなんのが、ハンドルグリップに。さきほどの楊輝荘から日泰寺を見学した30~40分の間の出来事。楊輝荘には駐車場がなく、周囲もクルマ用のコインパークしか見つからないので、周囲の迷惑にならなさそうな場所を選んだけど。。。「緑の制服」で自転車にのった二人組みの「駐車監視員」の置き土産。最後の最後に、こんな「落ち」が待っているとは、、、お釈迦さまでも分かるまい(^_^;。 あ〜あ、

ブログテーマ:紅葉の1枚
Commented by pirokinpirokin at 2022-12-07 06:48
・・・・・・・
・・・・・・最後の最後に厄払い?ですね^^;
・・・・・・歩道ですからね・・・・
今年最後のイベントで発生にしましょう・・・

年末あちこちにポリさん隠れていますからね^^;
Commented by shb3539 at 2022-12-07 06:51
足元みつめれば見どころいっぱい。楽しく拝見させていただきました。記録に残すことはいいですね。最後はとんだ災難、それでも事故でなくてよかった。
Commented by yukifukaa at 2022-12-07 07:30
まだ高校を卒業したての頃、東京に遊びに行った時に知り合った金城高校の女子に会いにRZ350で大阪から名古屋まで行きました。
その時に東山動植物園と星ヶ丘のボーリング場に連れて行ってもらって遊びました。
青春でした(笑)。
Commented by akane8150 at 2022-12-07 08:11
>ぴろきんさん おはようございます
クルマはもちろん バイクも市街地では気をつけていたんですが、この時だけは「抜けてました」。振込のご案内を頂けたら、さっさと処理しておきます。減点がなかっただけでもありがたいと思わなきゃ(^^)。
Commented by akane8150 at 2022-12-07 08:15
> shb3539さん おはようございます
地元、街角の風景やビル、施設など折に触れて写真にしておくと、後々意味が出てくることがありますね。ナゴヤキャッスルホテル、中日ビル(ビアガーデン)、丸栄、覚王山松楓閣などなど、ブログに残した記事ですが、検索して見に来てくれる読者さんたちも多いです。
Commented by akane8150 at 2022-12-07 08:18
>ゆきふかさん おはようございます
さすが、名古屋でもピカイチのお嬢様学校ですよ。デート先のチョイスも良いですね〜。
東山動物園のボートに乗ると、そのカップルは分かれちゃう。。なんて、都市伝説も楽しいです。
Commented by Rip at 2022-12-07 11:18
最後はイタい切符ですね。
街中の周遊に、MTはちょっと大きすぎるかな。
いいチャリンコが必要になってきますね。
Commented by kobatetuapril at 2022-12-07 12:23
毎回旅の行程を詳細に記録していて、すごいですね。
私なんて、「今日行ってきたとこどこ?」って聞かれても、「う~ん、分かんない。この辺?」とか言ってますからね。
まるで、地図ができる前の時代の人間みたいですよ、私(笑)
駐車違反、確か、お金がすごく高いんですよね・・・バイクって、結構「駐車場難民」になってしまいがちなんですけど、こればかりは気をつけて、頑張って駐車場探したり、遠くても歩くとかした方が無難ではあるかもしれませんね。私も気を付けます。
Commented by akane8150 at 2022-12-07 16:54
>Ripさん こんにちは
駐車を気を配りながらの、違反なんで悲しいですね。バイクだからという甘えは許されないようです。
クルマと同様に駐車場を考え出すと、都市の市街地ではバイクは勝手が悪すぎますね。
Commented by akane8150 at 2022-12-07 16:58
> kobatetuapril さん こんにちは
その土地の知らないことや、はじめて通る道など、興味が湧いてくるので、行く前は帰ってきてからも、WEB上で調べたりすること多いです。
違反金、いくらなんでしょうね。。。請求みるのが怖いです(^_^;。
Commented by suzuka-2022 at 2022-12-08 19:46
あらら・・
楽しく読んでたら最後にこのオチですか(><)
職場が千種区なので緑の制服良く見ますわ。駅沿線は要注意ですがバイクまで駐禁するとわ奴ら容赦ないですね。
私ならスピード違反とかなら納得行きますがこれはちょっと納得出来ませんね。そもそも名古屋市内にバイク駐車場が少な過ぎるのがイカン!嫌な事は忘れて前向きに考えましょう。
Commented by akane8150 at 2022-12-08 22:18
> suzuka-2022さん こんばんは
たとえば、本山・池下・今池など、クルマの駐車は出来るけど、バイクは皆無ですよね(T_T)。都心部のバイク駐車事情はお寒いばかりです。
ちょっと前の事ですが、自宅前で荷物を下ろそうとした刹那でも、ステッカー貼ろうとしていたのを発見。こればかりは、クレームをつけて撤回してもらいました。
Commented by yumeriku2_l28 at 2022-12-09 16:08
東山動植物園は10年以上前、子供達がオムツしていた頃に訪れた事があり、ボートに乗った思い出がありますね〜。懐かしい…
最後の違反切符はダメージデカいですね…
(;´д`)
Commented by akane8150 at 2022-12-09 21:08
> yumeriku2_l28 さん こんばんは
そうそう、我が家も 子供が理解できないくらい幼いのに がんばって動物園に連れ出しました(^^)。どこの親も、連れて行きたくなるんですよね(^O^)。そんで、もっと大きくなって連れて行くと、子供が制御できないくらい走りまわって、ヘトヘトに疲れるんです。(^O^)。
by akane8150 | 2022-12-07 01:00 | ツーレポ 中部 東海 | Comments(14)

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