
奈良県曽爾村 屏風岩

慣れ親しんでいる屏風岩公苑の背後にお手軽な?登山コースがあることを知ったのが昨年。4月9日に満開のヤマザクラを満喫した翌週の4月16日に、今度は登山で再訪した。前日までしっかりと雨模様であったが、未明より晴れてくるとの予報を信じる。柱状節理の絶壁、屏風岩のよじ登り、絶壁の最高峰「住塚山」まで尾根伝い、それから背後の国見山を経て、ぐるりと反時計回りに一周してもどる行程だ。


屏風岩公苑 8:45
雨も上がり青空がみえる名古屋を6時に出発。伊勢自動車道の一志嬉野ICから下道を飛ばして屏風岩公園までやってきた。ささっと支度を調えて、雨があがったばかりの公苑を歩き出す。すでに先行するグループあり、初めてのルートでは、ほかの登山者がいることが分かれば、プチ安心できる(^^)。1週間前は満開だったのに、雨と強風ですっかり散ってしまっている。

屏風岩公苑登山口 9:00
100m以上もの絶壁をどうやって登るのか、下から見上げてそう思っていたが、、、さて、登山口にとりついて、いざ進まん。

間伐された木の幹が転がっている急斜面を、小径がつづら折りに延びている。雨上がりではあるが、粘土でぬかるんだところが無いのが幸いだ。それでも、落葉した杉の葉っぱは滑りやすい。今日1番の登りと覚悟して、もくもくと進む。

屏風岩尾根 9:15
淡々と登れば、意外とあっさり100mの坂を登り切った。さてここから反時計回りに2つの山頂をめざすよ。

住塚山へは尾根路を進む。思いのほかこのあたりは広い尾根で歩きやすい。

尾根道を進むとピンクの鮮やかなミツバツツジの下をくぐる。険しい屏風岩の岩壁に掴まっているように咲いている。

こちらはヤマツツジか?もう少ししたら朱の花をつけるだろう。桜が咲いて、ツツジがやってくる。

けっこう細い尾根路になってきた。左は絶壁になっているが、ガスっていて展望無し。でも、高所の苦手な小生にはその方がありがたい。

住塚山 9:40
登り始めて40分で最初の頂、住塚山に到着。周囲は雲?ガス?でまったく展望無し。晴れていれば、屏風岩公苑方面や、これから先の国見山が見えるはず。ひと息ついて、先に進みましょう。

国見山に続く尾根道、ちょっと陽射しが出てきたよ。はやくガスが晴れてくれないかなあ〜。


頂への中腹当たり、でっかい巌に遭遇。なんだか、とても神々しい。岩の隙間から力強く木が生えている。なんであんな狭いところに好んだのだろうね。

さあ、最後の難関? 濡れた粘土と足がかりの少ない斜面は苦手だなあ。。。右手の木に張られているロープを頼りに上がる。滑って尻餅でもついたら、お尻はドロドロだよね。


おっ、ガスが晴れてきたよ。尾根はどんどん狭くなってスリリングな登山路になってきた。この尾根を登り切ったら終点だ。木々の合間から歩いてきた屏風岩方面をふり返る。ギザギザな山の端の向こうは、屏風岩の絶壁だ。


国見岳山頂 10:30
やった〜 登り始めて2時間弱で、最深部の国見山山頂に到着。ガスが立ちこめて展望無し。しかし〜、なんと〜、腰掛けて、おにぎりを頬張っていたら、グングンとガスが消えて周囲が見えてきたよ。


屏風岩
南東を望めば、上がってきた屏風岩を崖の反対側から眺める図となる。手前のシロモジの色合いが鮮やかで春めいている。


倶留尊山と曽爾高原
北東をみれば、噴火口のようにえぐれた曽爾高原のすすきの原が見えている。その左手は倶留尊山(くろそやま)で、こちらも軽登山の対象で、多くの人が登るところ。ガスっていた数分前が信じられないくらい、周囲の展望を楽しませてもらう。展望を頂けるなんて、いやいや、ついてるねえ、もってるねえ(^^)。

鞍部 11:10

山頂は風が出てきて肌寒くなってきた。景色も頂けたので、ささっと下りましょう。先ほど通過した鞍部を左に折れて、屏風岩の北側の沢方面にむかう。ほどなく作業路が出てきて、しばし林道歩きとなる。すっかり風が入ってこないので、快適、快適。


屏風岩への取り付き 11:20
断崖の屏風岩、その背中側ともいえる北側斜面を登り始める。登山路は水の流れと重なって、深い溝と雨上がりのドロドロ、しかも急坂なので大変。


屏風岩尾根 11:30
薄暗い北側斜面から、天候の回復した南側に出てきた。これをそのまま崖を下ることでもできるけど、右に折れて、屏風岩のエッジからの絶景も体験しよう。


屏風岩のギザギザの部分、斜面を登山路が続く。グリグリ登ってゆくと、ついに断崖絶壁の端、エッジに到着。登山路は幅1.5mほどで左の崖側には、ロープなどの保護策がとられていない。


屏風岩公苑
先に進むけど、足がすくんでしまい、生理的に「無理に」なってきた。でも、折角だからと、しゃがんでなんとか絶景をカメラに治める。みおろせば、屏風岩公苑が一望できる。あ〜、恐ろしや、この先は100m以上の落差なんだよ。つまずいて転んだり、風で押されたり、不可抗力が起きて転落してしまう「暗示」。そう、そう、考えるだけでゾクゾクしてしまう。

一ノ峰 屏風岩最高地点 11:40
怖くて先に進めなくなってきたが、かといって来た道を引き返すことも恐ろしい。崖にそった登山路を外れ、斜面の木々の中をトラバースする。おかげで、尻餅数回したり、樹木の「やに」でズボンがべたべたに。とにかく窮地を脱したかった。一ノ峰は断崖絶壁の最高地点、自分では行けないので、「いただき物」画像だ。

屏風岩 鞍部 12:06
往路で上がってきた分岐部に到着。いやいや、生きた心地がしなかったとは、このことだった。もうここなら安心。下からはごくごく軽装で観光客の人々が上がってくる。靴をみれば、革靴だったり、パンプスだったり。問われれば、引き返すことをオススメした。

屏風岩 12:26
約3時間半で、下りてきました〜〜、これで屏風岩も上と下と征服?? ヤマザクラが満開だった1週間前が嘘のように、花は散り、新緑の世界となった。淡い黄緑、桜の新芽赤み、そして点々とミツバツツジの紫が色を添える。ガスっていた朝から、望外な強い陽射しの晴れ日となった。
屏風岩公苑 12:26
10才のヤマザクラはすっかり落花し、元気に葉を茂らせている。またくるから、元気で。
こんにゃく団子
駐車場では地元のおばちゃんたち、今季最後であろう露天を開いていた。ここのこんにゃく団子は旨い、しっかり染みこんだ醤油味、登山の思い出にぱくり。団子にピントが合わないねえ(^_^;。
鎧岳

屏風岩
昨年、名鉄観光の登山で登った鎧岩がキレイに見えている。ここの絶壁も背後の斜面から登るので、登山中は、絶壁など全く分かんない。幸い、ここの頂上はキモを冷やすような所では無かったので、よかったなあ。「登る山」と「見る山」は違う。屏風岩や鎧岳は「下から見上げて感嘆する山」であることが、よ〜く分かったね(^_^;。
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