美瑛 セブンスターの木
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r1088 然別 8:00
北海道入りして、4日目。今日は日高山脈を乗り越えて、富良野、美瑛をめざすよ。然別峡かんの温泉を朝イチの朝食で出立。カオスのように湯舟がいっぱい、ごちゃごちゃした感じが記憶に残る面白い宿でした。なんとか夕まで天気は保ちそうだけど、最終日の明日は雨に降られそう。晴れてる今日を楽しもう。


鹿追
山から下りて、鹿追の牧草地まで出てきた。遠方に日高山脈、風雪林と絨毯のような牧草地、「でっかいぞ〜、ほっかいどう」、なんて大昔のJTBキャッチフレーズを思い出す。自然と天候に恵まれたこの日に感謝だね。


狩勝(かりかち)高原エコトロッコ鉄道 9:05
鹿追から幾つか沢を乗り越えて、基幹道路のR38に出てきた。この先は狩勝峠という、でっかい峠が控えている。その手前に、旧根室本線を利用した「人力トロッコ」のアトラクションが楽しめる施設あり。展示の59672号は、大正11年に製造され、この根室本線で活躍し、昭和50年に廃車となる。露天の保管ではあるが、手入れがいいのか、さびも目立たずキレイに管理されている。

狩勝(かりかち)峠 大カーブ
峠を越えるために、旧根室本線はカーブを幾つも描いて高度を上げた難所だ。大カーブと呼ばれる半径180mの急カーブなど、今も鉄道マニアには、たまらない遺構が残っている。

R38
主要国道のR38もカーブを描いて高度を稼ぎつつ、登坂車線も立派な狩勝峠にさしかかる。標識には、登山のような「6合目」なんて表示あり。



狩勝峠 展望台 9:25
南の日高山脈、北の大雪山の間を乗り越える狩勝峠は、標高644mで太平洋と日本海の分水嶺となっている。天気もよく、遠望の山々の姿が美しい。GLばさんは、500kgの巨体を揺らして、前日に日高山脈の南の端を横切り、今日は北の端を乗り越える。


幾寅峠ハチ公之碑 10:20
狩勝峠の豪快な下りを楽しんで、やがて南富良野の道の駅。トイレ休憩を済ませたら、再び山道となって、「幾寅峠」に到達。この峠の駐車場には、犬の石碑が建っている。以下、碑文より「雪深き昭和50年1月18日 一頭の迷い犬 薄茶色の北海道犬 ここ幾寅峠に没す。ふもとの里にひとときのねぐらも、一片の糧も求めんとせず、通い来る人々の愛と恵みに支えられ、1年有余に渡り何故か道行くクルマを見つめつつ、只ひたすら恩ある主人を慕いて迎え来る日をここに待つ。主よ、何処に。」なかなか、しびれるお話。この峠で「捨てられた」犬が、1年近くここで飼い主を待っていたという悲話だね。上野の忠犬ハチ公とは、関係なく、ただの「ハチ」つながりだった。

ナビ
サイドカーでは、ユピテルのクルマ用ナビを愛用している。旅行計画にそって、前もって各地点を覚えさせているので、現地では次の行く先を選択するだけ。旅行前の準備に時間がかかるが、旅行中が楽ちんだ。


R38 北海道ガーデン街道
もうすぐで富良野の市街となる直線路、東京大学演習林樹木園 桜公園あたりは、桜の並木と正面の夕張山脈の雄姿。思わず声がでてしまうほどの眺めに遭遇。あ〜、良い時に来ることが出来たねえ。感謝、感謝。北海道は広い、葉桜だったり、満開だったり、地域によって桜の開花は全然タイミングが違う。


ドライブイン やまべ 11:00
昭和の頃は、たくさん見かけた国道沿いのドライブイン。最近はトンと出会えないが、富良野の国道沿いに見つけて入店。ドライブインらしい定食や丼のメニューの中に、帯広で食べ損ねた「ぶた丼」を発見。実食すれば、これでもかと、め一杯に豚肉が乗っかって、なかなかごはんが出てこなかった。いやいや、腹一杯、ごっちゃんでした。
富良野駅 11:55

富良野市街に入ってきて、駅舎の探索とガソリン補給。富良野の街は、東に大雪山系、西に夕張山脈と山々に囲まれた美しい街。そうだなあ、松本の安曇野の感じだね。

大雪山は、多くの連峰の集合体。昨日宿泊した「然別峡温泉」はこの右端当たりに潜んでいるはず。
北星山ラベンダー園 12:15
富良野と言えば、ラベンダー。まだ全然早いけど、どんな場所なのか寄ってみる。やっぱり、まだなーんも咲いていない。6,7月頃が見頃だそうな。
ファーム富田
ガイドブックに必ず登場するこの施設も、どんな雰囲気なのか寄ってみる。虹のようなラベンダー畑の写真を見たことがある、時期が合えば見てみたいね。今日はここでくるっとUターン。
R237
富良野から美瑛に向けて国道を北上。路傍の草原は、どこもタンポポが満開。これはこれで、キレイだね〜。


ジェットコースターの路 12:35
Googleマップで予習していたときに見つけたポイント。美馬牛の郊外にある市道がそれ、なるほどこれは面白い。降りきったところは一旦停止なんで要注意。この路はこの坂も含めて、南にのびて、5kmほどの登り下りを繰り返す。記憶に残る一本道

ジェットコースターからの大雪山系、キレイだねえ。雄大だねえ。


美瑛に入ってくると、丘陵地帯となって、景色に変化が出てくる。同じ牧草地、同じ風雪林の並木なんだけど、高低差によって景観に奥行きが出てくるので、より魅力的に見えるんだね。美瑛の景色に人気がある理由が分かった気がした。

マイルドセブンの丘 13:20

日本専売公社が観光地シリーズとして、タバコのパッケージに美瑛の景色をあげるようになり、被写体となった場所が観光名所となる。今も、同じ林が残っていて、観光客がやってくる。


ケンとメリーの木
日産スカイラインのコマーシャルに登場したポプラの木。ケンメリの木として、有名だよね。でも、当時のCMを見てみたが、ポプラが登場するのは、わずかワンシーンでおしまい。スカイラインが木の横に並べるわけでもなく、なんだか、拍子抜けだった(^^)。

セブンスターの木 13:40
昭和51年、セブンスターのパッケージに「北海道の旅」シリーズで、この「かしわ」の木が登場して、一躍有名になった。当時はほとんどの人がタバコ吸っていたからねえ。
セリカ GT-FOUR RC 1993年
休暇をとって愛車のセリカで北海道をぐるっと回ったことがあった。その時もこの木の下にセリカを置いて写真に残していた。ほぼ、同じアングルから、時期は夏だったはず。30年後にサイドカーで再訪できた。

セブンスターの「かしわの木」がどんなパッケージだったのか、そのタバコの写真をWebで探すけど、全然出てこない。そのオリジナルの写真を見たこともないのに、多くの観光客が訪れているのは、不思議だねえ。見つからないと、ますますそのタバコの絵を見たくなる。
美瑛駅 14:10
美瑛の丘陵地帯をクルクル探索し、撤収の時間となる。最後に美瑛の駅に立ち寄り、コーヒーを一杯。駅前は、外観もキレイに整備され、電柱も見当たらず、町作りに力が入っている。ぼちぼち、海外からの観光客も戻ってこよう。

r70 二股
今宵のお宿は三笠にある「湯の元温泉」、美瑛からは80kmほど離れている。最短コースを考える。北海道は、主要道路を外れると一気に交通量が少なくなるので、国道を走るより、脇道を選んだ方がサクサク走れることもある。ナビの入力のために路肩に寄せたら、あぜに「つくし」がいっぱい。好きな人にはたまらないだろうね。

三笠鉄道記念館 16:20
アミダくじのように、国道と県道を乗り継いで、首尾よく三笠まで入ってきた。明日は雨の予報なので、見ておきたいところは回ってしまおうという魂胆。見応えがあるという、鉄道記念館まで足を延ばした。さすがに、入場して見て回る時間が無かったが、展示車両が沢山あって、鉄道マニアならじっくり見てきたいところ。三笠は炭鉱の街、市立博物館なども候補にあがっていたが時間切れ。


三笠 湯の元温泉 16:55
3泊目はどこにしようとずいぶんと悩んだ。翌日の15時には確実に苫小牧の港にいなきゃいけない。だから、苫小牧からあまりに遠くても心配。美瑛からの山奥、秘湯の会の「湧駒荘」に宿泊してみたかったが、お一人様の設定なし。大雪山系を外れると、富良野、岩見沢方面には温泉宿が少ないのも悲しいねえ。そんで、見つけたのが三笠市の湯の元温泉。地元民からは人気のようで、苫小牧にも近いし、これに決まり。



無色透明、単純硫黄冷鉱泉で泉温8.3度、PH7.4 で、いわゆる鉱泉だ。なので、夜10時から朝6時までは入浴が出来なくなる。お湯は可も無く不可も無く、タイル張りの浴室は清潔感あるも味わいはない。夕刻の山道を80kmほど走りきってきたので、冷えた体には、ポカポカうれしい。湯の中で寝ちゃいそうになった。

食事までまだ間があるので、宿の周囲を散策してみる。お宿の前に、新旧3つの橋が架かっている。時代によって、道が変わってゆく姿だね。面白そうだから、ちょいと見てこよう。



初代 湯の沢橋
宿の横を流れる支流(湯の沢川)に残るもっとも古い橋で、昭和47年完成とある。旧道は向かいの山を左に迂回して進む。当時の橋としては、それなりに幅員があって、主要道路だったろう。県道として路線認定がなされるのが昭和57年だから、それ以前に出来ていた橋。きっと、その先代の橋もあったであろうが、周りに遺構無し。


2代目 湯の沢橋
路側帯も用意された立派な姿になった2代目。平成11年とあるので、初代は30年ほどがんばった計算になる。2代目も向かいのお山を左に迂回する。この頃には、道道として、基幹道路扱いになった。


3代目 翼竜橋
そして、現行の橋である3代目。名前も変わり、向かいのお山をトンネルで貫いている。完成したのが平成16年。んっ、ということは、2代目は竣工が平成11年だから、わずか5年後にお役目ごめんとなったんだね。もったいない。

たかだか橋だけど、意識して探れば、興味ある事実が浮かんでくる。夕食前の橋梁巡りも楽しんで、ホイホイとお宿に向けて歩いていたら、なにやら浴衣がはだけてきた。あれ、、、帯が無いわ。ふり返ったら、道路に落ちてた。

合鴨鍋と合鴨焼き
HPより
「名物の合鴨鍋は、厳選された良質な鴨肉をふんだんに使用した当館自慢の一品です。鴨肉だけでなく、豆腐は地元の豆腐屋から仕入れており、ほかの食材にもこだわっております。1度食べたらやみつきになる味で、この合鴨鍋を食べにわざわざいらっしゃるお客様も。」 鴨の肉はちょっとクセがあると思っていたが、素焼きでもさっぱりと頂けて美味。お鍋は出汁がしっかりでているので、ごはんがすすむ。最初は生ビールを頂いたが、今日は熱燗で食事を頂く。鍋物に日本酒は合うねえ。


お宿の本棚から、地元の写真集をお借りして、部屋でじっくりと読んでみる。戦後の一時期まで、炭鉱は華やいだ産業であったことがよく分かる。それが、180度方向転換、閉山となれば、一気に街が変わってしまうのも致し方ないだろう。だって、それまでほかの産業や生業を持っていないのだから。
さてさて、お風呂も22時で閉店、ビールも飲んじゃったから、もう寝ましょう。夕食時からお空が泣き出して、お外は真面目な雨模様。明日はいよいよ北海道最終日、どんな日になるんだろう。
GL1200サイドカー 31 北海道5/5 きたきつね 旧南大夕張駅 夕張市石炭博物館 苫小牧西港 に続く
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