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プラモ製作記 20 ロータス 49 フォード 1/12 タミヤ

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Lotus 49 Ford F1
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 パッケージも失せ、部品と説明書のみの「ジャンク」状態で、ヤフオクに出ていたロータスをポチったのは、いつだったか??台風で水没?したとのこと、小生が作ってやらなければ、このロータスはただの「ごみ」で捨てられるだけ。それじゃあ、かわいそうなので、小生が命を吹き込んでみよう。
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 作る段になって、部品をチェックしたら、前輪のサスペンションを支える大事なフレームが、ポッキリ折れて無くなっていることが判明。
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 さ〜どうしようと思案の末、プラ板で欠損部分を補填する作戦とした。手元にある厚めのプラ板に、部品の型取りをかき込む。左右対称だから、これが再現できれば、部品が作れるはず。
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 左右対称に、正確に4つの孔を空けて、サスペンションの軸受けとする。部品の接着は狭い面でしかないので、針金を2本埋没させて、軸を作って接着強度を高める。
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 ガッチリと接着させて塗装すれば、見た目は悪いけど、欠損部分を補って無事に部品が蘇った
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 ロータスと言えば、ナショナルカラーのグリーン。キットもグリーンのプラ材で成形されていた。このキットは、タミヤ1/12ビッグスケールシリーズの第2作(1968年)。60年近く前の作品だから、さすがに合わせ目のぴったり具合とか、部品のねじれとか、そのまま組んでもスキマやズレが生じてしまう。
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 今回は1968年のゴールドリーフロータスを再現するので、タバコパッケージの赤と白とゴールドに塗り分けることになる。
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 白いサフェーサー塗って、全体をチェックして、薄い色の「白」で下半分を塗装。数日経ってから、白をマスキングして、「赤」で上半分を塗装。またまたしっかり乾かせてから、上下をマスキングして、ノーズの曲線はデザインナイフの一気切りでゴールド用のマスキングを完了。
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 失敗しないか心配だけど、意を決して、ゴールドで3色目の色を乗せる。
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 ゴールドが完全に硬化する前に、ささっとマスキングテープを剥がす。まずまず思いどおりに塗り分けが完了。2日後にしっかり乾いたのを確認して、コンパウンドで粗めから仕上げまで、順に磨き上げてゆく。少しずつ、つやと色の深みが出てくるのを見るのは楽しいねえ。塗装工程の最も好きな場面。
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 コクピット周りは細くなっているので、運転席とドライバーを先にボディ中に入れないと先に進まない。頭は最後につけることとして、先にコクピットを完成させた。これでボディの塗装に移ることができる。塗装のことを考えると、組み立て図に書かれた手順はすっかり無視することになる。
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 コクピットの裏側を見れば、単三電池が二本入る電池スペースを見つける。初版のこのフォードは、モーターライズキットで、走らせる事ができたのだ。さすがに、スケールキットで走る必要な無かろうと、第2版(1973年)からはディスプレーモデルとなったが、電動時代のパーツもそのまま残されていた。
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 さて、コクピットを車体に入れてボディ上部を組み立て始める。車体がわずかにねじれているので、ボディ上部の目立つところに盛大なスキマが発生してしまった。これを直すには、ボディのねじれをなんとかしなきゃいけない。小生は、プラ板を使って上部に補強材を入れて、スキマが無くなるように調整した。
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 削ったり、押したりと工夫の末、やっと我慢できるスキマで、上部ボディが取り付けられた。
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 付属のデカールは、大雨で濡れた後のようで、全然使い物にならず。コレクション用に保管してある別のキットからデカールは流用。古いモノだから、ちぎれないように苦労して貼り付ける。デカールが貼れたら、ノリ成分を丁寧に拭き取って2日間乾燥。ホコリを払って、水性クリア塗装を全体に3回コーティング。これまた2日間、絶対に触らないように乾燥させてボディの出来上がり。組み立て図では、最後にデカールを貼るように指示しているが、トップにクリアをかけたい小生には、先にボディをかんせいさせ、その後で足回りやエンジンを組み付ける。
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 エンジンは毎度のフォードDFV、このロータス49が最初に搭載したようで、以降F1を支えてきた影の主役。初版キットはこの中にモーターとギアを組む様になっていた。なので、ミッションケースがちょっとデフォルメしている感じがする。その後のキットに比べて、モールドやシェープが甘い。
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 ややこしい燃料パイプとプラグコードは、これ以降のキットと同じ取り回し。初版ですでに再現方法が確立されていたようだ。
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 エグゾーストは指定ではホワイト、でもキットではメッキがかかっている。塗装しないモデラーが多かった当時は、こうするしか無かったんだね。メッキの上に塗装は乗りにくいので、カリカリメッキを削って下準備。
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 細いマフラーステー、くねくねのエグゾースト、これを指示通りに組み上げるのは、小学生のガキには無理だろうなあ。その頃は、こんな高額キットを小生が買えるはずも無かったから、余分な心配(^^)。
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 この時代のF1は、フロントにラジエターを配置する事が多かった。エンジン周りも至極すっきりしている、そっか、オイルクーラーも装備していない時代なんだ。
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 欠損してパーツを作り直した部分も、無事にリカバリーできた。この頃から、パチンとはめ込むリンクが採用しているが、無理するとポキッと折れる。たくさんのモデラーが途方に暮れただろうな。小生はメス側をヤスリで削ってはめ込みやすいように加工する。やり過ぎるとガバガバになって、これもダメだけどね。
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 最後にアブソーバーを組み込もうとしたら、重要なロッドをポキリと折ってしまった。さて、どうしましょう。ここで、毎度の「針金」の出番。同径のピンバイスで孔をあけ、針金を心材として固定する。この太さの孔をあけるスペースさえあれば、再現できるので小生は多用している。今回も成功!!
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 1968年のグラハム・ヒルを再現、彼のヘルメットデザインを調べて、それっぽく塗装してみる。白い短冊が8本、なんだか変わってるねえ??
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 フロントのシールドは、クリアパーツ磨きでピカピカにした後で、これまた毎度の透明パーツ用の接着剤を使う。ゴムバンドでひと晩押さえつければ、ガッチリスッキリくっついた。
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 コーリン・チャップマンは1958年に、グラハム・ヒルと組んで、F1に参戦。1963年には、新進気鋭のジム・クラークも加わって、初のコンストラクター1位に輝いた。1967年に登場したロータス49は、共同開発したフォードの新型エンジン(DFV)を搭載し、ますます戦闘力が高まった。しかし、期待されたジム・クラークはF2のレースで事故死してしまう。
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 1968年から、それまでのイギリスのナショナルカラーのグリーンであったのが、スポンサー商品(タバコメーカー)のカラーリングを取り入れて、赤白にゴールドのトリコロールとなる。チーム設立からの生え抜きドライバーのブラハム・ヒルは、この年、チャンピオンを獲得。コンストラクターとのダブルタイトルで飾った。そう、後の1996年、F1チャンピオンになったデイモン・ヒルは、彼の息子だ。
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 Lotus49は、車重500kg、415hp/9,500rpmのスペック。空力はもちろん、タイヤのグリップも低かったのに、よくもこんな安全性で 0〜100km 3秒 最高速度300kmの世界でバトルができたねえ。さらに、火が出たら逃げ遅れるからと、ドライバーがシートベルトも嫌って装着していなかった。当時のF1ドライバーは、まさに命がけの仕事をしてたんだ。
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Commented by h37_ngs at 2023-07-16 09:21
ヘルメットのデザイン、ナイスです!
ドライバーの髭もイカしてますね。
Commented by akane8150 at 2023-07-16 22:13
> h37_ngsさん こんばんは
それまでは、デザインされたヘルメットは、稀でしたから、ヒルの控えめな?、短冊メットもめだちますね
今風のメットを塗装しろと言われても、細かすぎて私にはムリです^_^
Commented by Rip at 2023-07-17 11:08
F1って、自分が熱を上げた時期のスタイルが一番カッコいいと感じてしまうものです。

私は70年代のウイングカーが好きですが、この60年代のハマキ型(軽量化だけあって、空力がない)が一番いいという人がいるのも十分理解できます。
後輪あたりがスキっとしていて、構造がよくわかります。
最近のF1のスタイルに魅力をあまり感じないのは、齢のせいかな?

パーツのない部分を自作でカバーしていくあたりは、正に匠の技!
Commented by akane8150 at 2023-07-18 07:13
>Ripさん おはようございます
そ〜なんです、作っていても、シンプルだから仕上がりもクリーン。ウイングカーや現行のF1のように、小細工パーツが突いていないので、美しいし、作りやすい(ここ大事(^^))。
まだまだ小生のF1シリーズは、続きます。また頂くコメント楽しみに作製しますね〜。
by akane8150 | 2023-07-16 06:00 | プラモデル製作 | Comments(4)

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