太平洋ロングビーチ

HONDA GL1200 アスペンケード 1986 + 東海サイドカー
年に2回、贔屓にしている関谷醸造からお酒ができたと連絡が入る。このハガキが届くたびに、季節の替わりを感じるもの。引き取り期限は7月末まで、そろそろ受け取りにと、サイドカーで出立。北海道から帰ってきて、洗車しただけのほかりっぱなしであったが、ボタンひとつでエンジンが始動。ジェネレーター配線取り出し口のシールが甘いので、始動直後は漏れていたオイルがエキパイのうえで盛大に白煙を上げる。まるで蒸気機関車だね。程なくオイルが燃え切れば、大丈夫(^_^;。
道の駅 もっくる新城
平日の通勤時間帯、東名高速の豊田方面は通勤のクルマで毎度の渋滞。これを避けるために、名古屋高速を伊勢湾岸まで南下、新東名に入って豊田ICをパスして東に進む。名古屋市内から、最短時間で山奥の設楽町に向かうには、新城ICから下道を北上するのが定石だろう。新城ICで下道におり、道の駅でトイレ休憩。

関谷醸造 空
新城ICから、R257で北上し設楽町にむかう。IC降りた先には、ジモティには知られた「一升瓶広告」がお出迎え。1番の人気銘柄の「空」が再現されている。

R257 豊川
豊川は愛知県の東地域の主たる河川で、県内最高峰の茶臼山の水流をあつめる。その流れに沿って、R257は小さな集落をつないで北上する。

富士屋旅館
豊田市香嵐渓から山の中を東進してきたR420と合流するあたり、毎度目を引く富士屋旅館。以前は美味しいお蕎麦が頂けたと情報があるが、その頃からも「廃」な気配たっぷりで、とても一人で暖簾をくぐる勇気は無かった。現状の玄関周りの風情は、完全に「廃墟」で、営業はしていまい。生活感は残っているので、主は元気に過ごしているのかも。

道の駅 したら
さて、トンネルをくぐれば、設樂の町に入る。まだ真新しい道の駅、ここには昭和43年に廃線となった豊橋鉄道田口線の木造電車が保存されている。車内に田口線の資料が一杯、車体もキレイに保存され、鉄道に興味ある人は一見の価値あり。


田峯城
愛知と長野、静岡の接する山奥は、武田と徳川、織田がせめぎ合った地域。歴史の流れの中で、あっちについたり、こっちについたり、翻弄される小さな領主たちの城が点在している。いずれも、歴史や謂れを残した城趾であり、これらを学びつつ、現地を訪ねるお出かけも面白いだろう。道の駅には、それぞれの出城の立派なパンフが用意されており、「どうする家康」も観光に一役買っているだろう。

デイトナ
店内には、場違いなバイク用品のラックを発見。たしかにライダーが立ち寄る道の駅ではあるが、ここで買う人いるのかなあ(^^)。グローブと折りたたみチェア、キーホルダーなど。笑えたのが、転倒して起こすときのお助けグッズ(フロントブレーキレバーロック)が売ってあった。立ちゴケしたライダーが、これはいいと、買って帰るのかなあ(^_^;。


国道から外れて斜めに川を渡る橋、これは田口線の線路跡。長篠から分岐した田口線は、ここから国道よりも西の谷を北に進んでいた。現在は設樂ダムの建設のため、中途で通行止めになっているが、廃線跡のトンネルあり、鉄橋ありのとても楽しい廃線巡りができる。


設楽町 関谷醸造
関谷酒造は奥三河を代表する酒蔵だ。創業は大政奉還直前、つまり200年近い歴史を積んでいる。しかし、昭和時代までは普通の地酒メーカーであったが、平成になってから「空」や「吟」などの大吟醸が評価され人気銘柄となる。ワインを思わせるような香りの「空」、のど越しさわやかでクセのない「吟」は、小生の好物。合わせて、量り売りの純米酒、吟醸酒も変化があって美味しい。この日は720mlの瓶に吟醸生酒を詰めてもらった。

さて、第一ミッションはコンプリート。お次のお買い物ターゲットは渥美半島のメロン。家族も含め、周囲にメロン好きが多く、お土産にすれば喜ばれる。市中のマーケットではお高い買い物だけど、地場で探せばお値打ちに手に入る。愛知の山奥から、太平洋に面する海辺まで、猛暑の中をGLばあさんが走る。関谷醸造のでっかい一升瓶、三河や浜名湖周辺では、よく見かける。

三遠道路 鳳来峡IC
設樂から豊橋方面であれば、豊川沿いのルートであろうが、それでは市街地の渋滞に巻き込まれるだろう。なので、浜名湖の湖西地域を通過して渥美半島に入るルートをとる。鳳来町から三遠自動車道に乗って、一気に三ヶ日まで距離と時間を稼ぐ。この先の三遠南信道は、すこしずつ北に延びている。つい最近には、懸案の青崩トンネルも開通したと聞く。これが開通すれば、太平洋側の三河と信州の飯田がつながり、秘境といわれる奥三河、奥靜の地域に人が入ってゆくだろう。

浜松市 三ヶ日町
GLばあさんにむち打って、高速をひた走り三ヶ日まで降りてきた。このままR301で新井関まで進んでもいいけど、人気のうなぎ店「千草」の角を右に折れて脇道に入る。


ここから、湖西市まで山裾沿いに快走路が続く。いわゆる「オレンジロード」の一部で、表があるとすれば、ここは「裏オレンジロード」とも言えるだろう。


のどかなミカン畑の丘陵を縫うように、センターラインのひかれた広域農道は、走りやすいし気分よし。三ヶ日のオレンジロードといえば、「引佐」の街から「三ヶ日町」までの広域農道の20km区間をさすだろう。これを「表オレンジロード」とでも言えようか。
しかし、バイク締め出し規制が今も残っていて、山手のクネクネ区間が通行禁止となっている。小さな標識だけなので、知らないと切符を切られることになるだろう。クルマなら大丈夫、三ヶ日から新居関までの湖西地区を走る時、渋滞しがちなR301の迂回路としては十分に使える。

裏オレンジロード

湖西市 瀬戸
猪鼻湖と浜名湖をつなぐ瀬戸の景観をすぎると、でっかい浜名湖の湖畔を走る快走路。しかし、この日は暑すぎる。水平対向のエンジンヘッドからの熱風が足もとを襲う。なぜか、右側が強烈で向こうずねが痛くなり、シシーバーのように、エンジンガードに足を乗せて避難。フルカウルと足もとヒーターで真冬でも快適なGLばあさん、夏はその逆で、灼熱地獄になりやすい。ライダーに当たるように、クルマのような吹き出し口がカウルに設けられてはいるが、まったく無効だね(T_T)。

いいかげん、暑さでうだってきた。しばしバイクを停めて日陰で休憩。向日葵は時を得たりと、元気に花をつけている。


R42
灼熱の湖西市街地を通り抜けて、渥美半島の付け根に到着。ここからはR42をズンズンと西に走る。信号も交通量もすくない海沿いの道は、風も抜けていて気分よし。



太平洋ロングビーチ
国道をちょいと左折して海岸線に出れば、全国屈指のサーフポイントのロングビーチにでてくる。伊良湖岬に続く長い砂浜、背の高いヤシの木ロード、2時間ほど前に徘徊した三河の山奥とは別世界が広がっている。それにしても、「クソ暑い」。。。右足が焼けるように痛む。


道の駅 あかばねコロステーション
第2の目的地、赤羽根の道の駅に到着。さっそく、お目当ての「マルカ農園」さんのブースに行けば、今年もお値打ちなメロンが揃っている。お店の人にお願いして、すぐに食べ頃、もうちょっと先の食べ頃とメロンを選別してもらって、届け先ごとに箱詰めしてもらう。店頭では、近々に冷えたメロンの輪切りも立ち食いできる。好きな人には堪らない。


美味しそうなホワイトとうもろこしもみつけ、これまた段ボールに一杯詰めてもらう。代車に乗った収穫物は、とてもバイクで運べるような量ではないが、GLばあさんは、助手席にすっぽりと飲み込んでくれる。これでもまだ、左右のトランクとカサイドカーのトランクは使っていないから、ばあさんの搭載量は侮れない。

砂場 大清水店
熱気で食欲もなかったが、食べなきゃと思い立ち、豊橋カレーうどんを食す。渥美半島から豊橋の市街に入る辺り、リピートしているうどん屋を選ぶ。


豊橋カレーうどん
豊橋カレーうどんは、ご当地グルメで、名乗るには5箇条をクリアしなきゃならない。最大の特徴は、丼の底にごはんがあること。そして、豊橋名産のうずらをトッピングすること(豊橋はウズラ生産日本一)。ごはんにカレーが染みこまないように、とろろでごはんとカレーを分離しているあたりも面白い。

5箇条を満たせば、あとはお店のオリジナリティを発揮させるところ。砂場では、なすとかぼちゃの揚げ物とプチトマト、串揚げが2本乗っている。

うどんを食べつつ、トッピング具材も口に運ぶので、忙しい。カレーはよくみかけるうどん屋さんカレーより、ずっとコクがあって濃厚でおいしい。うどんのコシはやわらかめ、ウズラ卵の串揚げはよくありそうだけど、カマンベールチーズの串揚げをうどんと共に食べるのは意外で面白い。

うどんを食した最後に、お玉で丼の底をさらうと「とろろ」がからんだごはんが出てきた。ごはんをたべることで、いつしかカレーのお汁もなくなっているというアイデアだ。熱さで食指がおちていたけど、汗かきながら、濃厚なカレー味は美味しかった。

新東名 刈谷PA
愛知の海と山を味わったお買い物ツーリング、帰りは東名、新名神と乗り継いで名古屋に戻る。中途の刈谷PAで冷えたコーラをがぶ飲み、美味いねえ。隣接する刈谷ハイウエイオアシスは、お手頃遊園地、立ち寄り温泉、産直市場、フードコートと賑やかなテーマパーク。集客力は、東京ディズニーリゾートとユニバーサルスタジオに次ぐ国内3位だそうな、こりゃすごいねえ。

痛かった右ふくらはぎ、メッシュのライダーパンツを脱げば、まあ見事に水疱形成の「2度熱傷」を起こしていた。なるほど、痛かったわけだ。GLばあさんで火傷は、すでに数回経験済み。大排気量のVmaxやMT-01でも、真夏は内ももがとても熱くなるが、火傷するまでは至らない。水冷エンジンなのに、GLばあさんの熱気は半端ない。GL1200アスペンケードは、北米などで大いに売れていたはず、きっと小生と同じように火傷したオーナーもいるに違いない(^_^;。
にほんブログ村
にほんブログ村ブログ村
にほんブログ村
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-241869637"
hx-vals='{"url":"https:\/\/akane928.exblog.jp\/241869637\/","__csrf_value":"31537ad3b11de7e74aa07118d0b8af6acfd1b33385afcb4f4709a6f18301cf115f190bb9d198217c5e767258c03c7cf6fe41622f8ef47e3ec599b48a25fe0935"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">