
熊野市 新鹿(あたしか)海岸

名古屋 9:00
昨年の師走に入ってから、ばあさんの足趾の血流障害がひどくなり、その診断と治療に苦慮してきた。恒例の年始旅行も、直前にキャンセルとなってこの半年は、ばあさんの足の指で、てんやわんやだった。やっと足も快方に向かい、温泉にも行けるだろうと、しぶるばあさんの背中を押して、久しぶりの家族フルメンバーで温泉旅行に出かけることにした。
紀勢自動車道 紀北PA 10:26
行く先は、ドタキャンをしてしまった和歌山田辺市の湯の峰温泉。名古屋からざっくり250km、荷物が多いので、妹夫婦がエスティマを貸し出してくれる。車椅子、歩行器など介護の器具だけでもかさばるのだ。エスティマの4人乗車は余裕の空間で、ばあさんもオットマンチェアで居心地良さそう。幸いにも、クルマの移動は昔から亡き父とたくさん、いっぱいやってきたから、ばあさんはクルマの移動を嫌がらない。
熊野市大泊 ほくしょう 11:10
便利になったモノで、尾鷲を通り越し、熊野市の大泊まで、名古屋から高速道路で直通になった。約200kmの移動は、休憩も入れて2時間とすこしで完了し、開店に合わせて「ほくしょう」さんに突入。

カレーラーメンと寿司セット
飛び込みで入店して以来、何度かお邪魔している変わったお店。大泊の集落にあり、メニューはラーメンと海鮮という変わった組み合わせ。とくにスパイシーなカレーラーメンが人気で、250円プラスすると取れたてお寿司とサラダがついてくる。これで1000円、しかも美味いとくれば、お昼の「待ち」は必須だ。辛い物好きな我が家には、カレー味がツボにはまるお店だね。
新鹿海岸 11:58
晴天続き、盛夏の海に来たんだから、家族に海を見せようと入り江2つ後戻りして、大好きな新鹿海岸に立ち寄った。


小さな入り江だけど、その白い砂浜と、透明度の高い海、背景のモリモリしたお山。「夏の景色」はこうあるべき、といえるくらい完璧な新鹿だった。時間があったら、ちょいと海に入ってみたかった。「いつか、缶ビール冷やして来よう!!」
熊野市 獅子岩 12:16
暑かった日だけど、車内にいれば快適空間。定番の立ち寄り箇所、獅子岩でばあさんを降ろすが、海にむかって「まんざら」でもなさそう。陽射しは強いが、潮風は気持ちいい。よかったねえ、こんなキレイな海が見えて。
花の巌神社
ココまで来たのなら、花の巌神社にも立ち寄りましょう。車載の車イスをササッとだして、ばあさんを載っければ、グングンと走ります。杖歩行や歩行器よりも、人の手があるときは車椅子に乗せた方が手っ取り早い。


何度来ても、花の巌神社の「訳の分からない神秘感」は心引かれる。伊邪那美命(いざなみのみこと)が火神・軻遇突智尊(カグツチノミコト)を産み、焼かれて死んでしまった御陵とされ、神話の中に出てくる最古の神社。

湯ノ口温泉 13:50
往路の行程は、ばあさんのことを思い、なるべく短時間で宿に着こうと最短コースで宿に向かった。その中途にある湯ノ口温泉、家族を連れてきたことがなかったので、立ち寄る事にしたが。。。大失敗。

湯ノ口温泉に向かう通常ルートは通行止めとわかり、指示された迂回路を進むはめに。これがトンデモナイ迂回路で、山中のクネクネ道を9km走る事になった。それでも、家族が「いいお湯だったねえ」って言ってくれれば、嬉しいねえ。ちょっと硫黄の香りのさらっとしたお湯、道が治ったら、他の人にも勧められます(^_^;。治るまでは、お預けかな。

熊野本宮大社 15:15
湯の峰温泉と本宮大社はほぼお隣の位置関係。今日のうちに、お参りしてこよう。詣でれば、熊野三山を巡った替わりとなるされる本宮の主神は、家都御子大神(けつみこのおおかみ)。家都御子大神は「国常立尊」に同定され、イザナギやイザナミにつながる日本神話の始まりで、アマテラス以前の郷土神。幼い頃から両親と共に詣でてきたお社は、来るたびに得もしれぬ安心をもたらしてくれる。

長い石段の参道は、車椅子のばあさんには無理。しかし、裏手から本殿近くまで、身体障害者用の誘導路が有りおかげでばあさんも参拝できる。ばあさんはここに置いといて、順に左から参拝。全部で6つ礼拝するので、お賽銭を用意しておかないとね。


湯ノ峰温泉 あづまや 16:00
昨年にリニューアルされて、すっかり和モダンになった公衆浴場。湯泉が濃厚な「くすり湯」につかる。お湯は熱め、硫化物で白濁した湯舟に首まで漬かれば、たちどころに汗が湧いてくる。くすり湯は一般で600円、一日券で800円。財産区民(地域の人たち??)は、年間5000円でフリーパスのようだ。いいな〜、羨ましい。


湯筒
公衆浴場のお隣には、自噴する源泉があり90度を超える豊富なお湯が各旅館に配られる。湯畑の横には、底から自噴する熱湯のマスが切られていて、温泉卵、温泉サツマイモが楽しめるようになっている。横の売店で生玉子を買って、約10分で温泉卵が完成する。

ばあさんも家族に支えられて、無事に大浴場のお湯に浸かることができた。切断した足趾のケアにも、温泉はいいはず。昔ながらの和の部屋で、家族ゆっくりと部屋食を頂く。乾杯のビールが間違いなく旨い。

日頃は飲まないばあさんも、今宵は梅酒でいい難じ。働き出した次女は、帰宅後のビールの旨さが分かってしまい、飲める女子になってしまった。

食欲がでないと家では「ブーたれる」ばーさんが、鮎に食らいついている。カリカリに焼いた天然鮎は、鮎特有の苦みと香ばしさで頭から尾までバリバリ頂ける。

食後は、NHK大河ドラマの鑑賞会。明智光秀が折檻を受けるシーンでこの先は大きくストーリーが展開する。小生と次女はこのところ、欠かさず見ているので釘付けだね。

湯の峰温泉 5:30
さて、翌朝。この日もピーカンの真夏日になるよう。誰も起きてこないので、ひとりカメラを持って温泉街の散歩に出る。

温泉街の中心になる東光寺の横から、自噴する源泉は湧出量も多い。1800年前から温泉として知られ、平安時代から熊野詣の公家や将軍たちが好んだ日本最古の温泉地といわれる。

つぼ湯
つぼ湯は、大きな巌にうがかれたくぼみに底からお湯が沸いていて、これまた日本でもっとも古い公衆浴場なんだって。貸し切り湯として利用できるが、順番待ちがすごいので、ひさしく利用していない。

あづまや 9:38
ゆっくりと朝食、惜しむようにお湯を楽しみ、いよいよ出立。ばあさんは、「来年も来れるかしら」なんて、来るたびにぼやくが、又がんばって来ようね。

熊野速玉大社 10:40
十津川を上って、奈良経由で帰る復路もよいが、距離と時間が出そう。往復とも最短コースで名古屋をめざす。新宮を通過するので、速玉大社には寄って行こう。ここは、主祭神は、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)で夫婦の神様。昨日今日と熊野三山のうち、2つを詣でることができた。

速玉大社も車椅子用の通路が用意され、容易にばあさんも境内に入ることが出来た。もう、熊野大社には行けないね、なんて弱気なこと言っていたけど、ちゃんと来れたじゃん!!

晴天の青空と社の朱が鮮やかに映える。朱に塗った大工は、きっとこの青空と樹木の緑をイメージして色を選んだんじゃなかろうか、うっとりするほど美しい。


新宮 総本家めはりや 11:00
新宮にこれば、我が家の好物、めはりずしを食べないわけにはいくまい。人気の店なので、食事時だと行列にならぶことになる。11時の開店直後であれば、予約がとれるので、前もって確保しておいた。頬張れば、しっかりとしたお出しが髙菜の葉っぱとごはんに染みこんでウマい。シンプルなんだけど、リピートしたくなるお味だ。お昼を頂いたら、尾鷲にでもよって、準備した発泡ケースにお土産の干物など、仕入れて帰りましょう。心配したばあさんも最後まで元気に過ごし、笑顔で帰宅。よかった、よかった。
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