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メルセデス-AMG GT 23 パナメリカーナグリル GTフルモデルチェンジ

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2016 メルセデス AMG GT  FSW 走行会(2020.1)
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メルセデス 300SL  1954年 W198
 今のガソリン自動車の原型を作ったのは、1886年のベンツ1号と言われる。その後、日清戦争(1894年)頃には、初期のカーレースが開催され、プジョーと共にレースの中核を担っていた。そして、時は過ぎ、モータリゼーション興隆のアメリカで発表されたのが、名車「300SL」だ。軽量なシャーシーに強力なエンジン、優美なデザインと相まって、多くのクルマ愛好家を魅了した。国内でも、石原裕次郎や力道山が乗っていたことは有名だ。
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300SL、AMG GT
 さらに時が流れ、2015年にメルセデスAMGが、念願の完全自社開発モデルのAMG GTを発表した。そのシルエットは、名車300SLをオマージュしたもので、軽量ボディにドライサンプの高出力エンジンの組み合わせ、ボンネットの抑揚や、中央にスリーポイントの一文字グリルの形状など、現代に蘇った300SLといってもいいだろう。
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2017 メルセデス AMG GT S
 2015年発表から2年後に、大幅なフェイスリフトが施され、15本の縦格子グリルに変更となる。すでにGT300クラスで活躍していたGT3は縦型グリルであったので、市販車もそれに追従したグリルとなった。
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1952 カレラ パナメリカーナ W194
 この縦格子グリルは、1952年のメキシコ「カレラ・パナメリカーナ」で大活躍したW194に由来する。メルセデスのレースカーを表現するアイテムとして、AMG GTに市販車として始めて「パナメリカーナグリル」が採用された。そして現在、ほとんどのAMGラインアップにもこのグリルデザインが使われ、メルセデスAMGの顔となっている。
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パナメリカーナ キット
 縦型グリルは、初期型の一文字グリルよりも、アグレッシブで押し出しの強いデザイン。グリルの交換を目論む初期型のオーナーもいるわけで、アフターマーケットでは、お手軽中華製から、純正部品でのフィットキットまで手に入れることができる。また、ディーラでも、引き受けてくれるような応対だった。
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モディファイ前 C190
 小生のGTは2016年式で、初期型の一文字。これまでにも何度か、パナメリカーナにしようかと「不埒な」浮気に襲われたが、伝説の「300SL」をオマージュしたGTなので、やはりグリルは一文字でなきゃと思いとどまる。フェイスブックのGTのオーナーグループでも、多くがパナメリカーナグリルを評価しているが、一定数のオーナーはオリジナルの一文字グリルを支持している。そう、「Timeless」なデザインは残すべきという意見もあるのだ。
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モディファイ後
 そんなこんなで、3年目の浮気じゃあないが、ちょいと化粧を加えてみた。信頼できる塗装屋さんとじっくりと相談。3週間の塗装工程を経て、モディファイされたのがこの姿。
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 フロントバンパー下部のウイングをグロスブラックでペイント。オイルクーラー、液冷・空冷インタークーラーの開口部と合わせてブラックで一体化。
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 オプション設定にあるクロームメッキグリル(ダイヤモンドグリル)を移植し、中央のスリーポインテッドの一文字パーツは、先端のメッキ部分を残して、グロスブラックで塗装。
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 リアのバンパー下部も、オリジナルは樹脂のままであったが、グロスブラックで塗り分けてフロントとの共通感を演出。
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 リアバンパーは後期でよりワイドに、センター、サイドにスリットがつく変更を受ける。また、マフラエンドが4本出しのパイプになったが、リアのコンビネーションランプは、一貫して変更が無かった
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 前後タイヤの巻き上げる小石やタールが、サイドシルを著しく汚す。なので社外製ではあるが、カーボンサイドスカートを装着し泥よけ代わりに。それぞれのタイヤハウス後方には、透明なフィルムを貼ってボディを保護している。これらの工夫で、ずいぶんと汚れが扱いやすくなった。
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新型AMG GT
 さて、小生のC190 GTもとうとう、モデルチェンジの情報が入ってきた。すでにSLがフルモデルチェンジを済ませ、AMG SL53 と、SL63 と名前を変えて登場している。 そしてAMG GTも今年度、AMG SLと同じプラットフォームでのクーペスタイルで発表される。「和式便器」「スリッパ」などと揶揄された独特なキャビンデザインのAMG GTから、ドライバーシートが前方に移動した常識的なバランスとなるサイドビュー。またエンジンもGT専用のAMG自社製のM178から、汎用されているM177やM256に変更になるよう。シャーシーもエンジンもオリジナルで世に出したAMG GTも、今回のチェンジで、AMGレシプロエンジン最後の打ち上げ花火のように思えてならない。だからなおさら、オリジナルの雰囲気を壊さないように、AMGの掉尾を飾るAMG GTを大事に乗ってやりたい。


Commented by h37_ngs at 2023-08-15 09:26
フロントの雰囲気が引き締まりましたね、オーナーならではの拘りを感じました。
長いフロントノーズ、ワイド&ローのフォルムは美しくて眺めているだけでも満足感がありそうで羨ましい限りです。
Commented by tricolore_5 at 2023-08-15 10:39
こういった、わかる人にはわかる控えめなモディファイ、大好きです!
Commented by yukifukaa at 2023-08-15 16:16
ウイングをブラックしただけでかなり迫力でましたね。
Commented by akane8150 at 2023-08-15 19:17
> h37_ngsさん こんばんは
GTのユニークなボディラインは、見る角度によってずいぶんと印象を変えます。そのあたり、好き嫌いが分かれるのですが、小生は気に入っています。ありがとうございます〜。
Commented by akane8150 at 2023-08-15 19:19
> tricolore_5 さん こんばんは
ありがとうございます 好きな方やオーナーさんであれば、あれっと思う程度のプチ整形です(^^) とても大人しいフェイスがちょっと「キリッ」とした顔つきに。
Commented by akane8150 at 2023-08-15 19:24
> yukifukaaさん こんばんは
そっか、ウイングと称すればいいですね この頃のメルセデスに共通するバンパー下のデザインです 2015年のデビューの際に、メルセデスは一文字デザインを踏襲、AMGは最初からパナメリカーナ顔を推していたんじゃないかと。わずか2年で早々にフェイスリフトを行ったのは、そんな背景もあったんじゃないでしょうか。
by akane8150 | 2023-08-15 09:00 | クルマ | Comments(6)

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