
明神橋と明神岳、前穂高岳

上高地前半はこちら

穂高神社 10:34
大正池をスタートに歩き出した上高地、3時間で折り返し地点の穂高神社奥宮に到達。鳥居の正面には、明神岳の頂が顔を覗かせている。いざ、参拝。

穂高神社 奥宮
林の中を進むと、小さな拝殿と小さなお社有り。主祭神は、穂高見命(ほだかみのみこと)で、「アルプスの総鎮守」とされる。安曇野には、穂高神社の本宮があり、古墳時代に、郷氏安曇氏がその祖先を祀ったのが始まりとされる。安曇野の背後に控えるアルプスに、その分社を祀るのも自然であり、明神池と境内は神域となり、奥穂高の山頂には石造りの嶺宮が祀られている。


明神一之池
社務所で明神池拝観料を収めて、明神池を探索。一之池には桟橋があり、その先にちっちゃな拝殿あり。参拝の列に並ぶ。

明神岳と明神池
ガラスのような水をたたえた明神池の向こうには、明神岳がどーんと座っている。なるほど、この池が聖域と言われる由縁が、その風情からも伝わってくる。現在は「上高地」と書かれていいるが、本来は「神垣内」「神合地」と表記されていたようで、この奥宮の神域をさしていたという。

明神一之池 10:47
正面に明神岳、左に控えるは前穂高岳。列に並んで順番がやってきた。桟橋と明神池と奥穂高、この刹那は、小生の独り占め。無事にここまで来れたことに、感謝して合掌。安曇野の穂高神社本宮は、これまでにも参拝したことがあり、残るは奥穂高の山頂にある「嶺宮」を参拝できれば、「満願」だ。

明神一之池
奥の院では、山の恩恵・安全を祈願し、龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)をつけた桟橋の赤二艘の舟が明神池を一周する御船神事が、奥宮例祭として10/8に執り行われる。

明神二之池
明神池はひょうたん型、奥は二之池とされてその正面は前穂高岳となる。「嶺宮」のある奥穂高岳は前穂高のさらに奥になる。

明神池 10:55
奥宮の参拝も済んで、適当な場所で昼食とする。昨夜も今朝もコンビニおにぎりだったが、上高地内のレストランなどで昼食を取るのは混雑して無理だろうと思っていたの、三度目のおにぎりとなった。それでも、神秘的な明神池と気高い明神岳を眺めながらのおにぎりは、やっぱり美味い。絶景を愛でながら、おにぎりを食べるってのが、小生の山行の大きな楽しみになっている。
嘉門次小屋
奥宮の境内?にある食事処。「嘉門次そば」は想像通り、イワナの甘露煮が載っかっているよう。ブログ繋がりの「
shb3539」さんが、70年前から奥穂高、ジャンダルムなど縦走をされてきたそうで、そのお話の中に登場する嘉門次小屋」は、今もお宿として登山者を受け入れている。猟師でだった嘉門次は、ウエストン夫妻の山案内人として、一躍有名ガイドとなる。その後、子孫たちがこの地に登山者向けの小屋作ったのが今に至り、100年以上が経過した。以下は、嘉門次小屋の歴史だ。なかなか、面白い。ちょっとしたそば屋さんかと思いきや、北アルプスの歴史がつまった小屋だった。

明神橋 11:15
おにぎりもお腹に入りパワー復活。明神橋を渡って帰路につく。

明神橋は見ての通りの吊り橋。そこそこ人が通行すると、マジ揺れる(^_^;。橋からふり返ってみる、明神岳はやはり美しい、、、全然見飽きない。

梓川上流を望む
橋の上から、梓川の上流を眺める。美味しそうな雲は、青空を引き立てるように輝いて見える。この先は常念岳や槍ヶ岳などの沢水をすべて集めてくる流域。北アルプス核心地帯への登山ルートの入口とも言える。

明神館 11:30
再び梓川左岸にでてきた。一般ハイカーと登山者たちの境界とも言える明神館。丁度お昼時で、観光の人たちは昼食タイム。食堂のカレーがホントにいい香りを振りまいていた。

明神岳を背景に、穂高奥宮と明神池の石碑。
宿の前には。奥宮の大きな石碑、背景には明神岳がすくっと立っている。古代の人たちが稀な巌を尊んだり、大木や古木を愛でたり、荘厳な山を崇拝したり、自分もその場に居合わせるとなるほどと頷ける。

徳沢への道標
明神からは、お帰りのバス停まで3km。ほぼ同じ距離をさらに奥に進めば、徳沢で人気のロッジやキャンプ場などがあるようだ。いつか小生もここを奥に進んで、アルプスの尾根に自力で立ってみたい。


明神岳と奥穂高岳
明神橋の袂から、再度お山を愛でる。ほぼ快晴といえる日に、お山に出会うことができて心からラッキーと感謝。自称、晴れ男だけど、このところの連勝続きでいっそう天狗になりかけている。どこかで、罰が当たるかな。さて、あとは下流の河童橋まで、3km、その先はバス停だ。名残を惜しむように、ゆったり歩こう。

梓川左岸路
左岸の方が歩道もフラットで道幅も広く人通りも多い。ただし、川縁に出ないし、変化がないので、小生は対岸の小径が気分いいねえ。歩きやすく所要時間も短いのはこちらだろうけどね。人通りが多いので、巻き上げられるホコリも気になるところ。

風穴 12:05
河童橋まで3/2くらいのところ、表示はないけど「風穴」あり。ガイドブックには出ていたけど、Googleマップには記載が無かったので、知らずに通り過ぎる人も多いだろう。左側の斜面に大きな巌がせり出していて、その岩の割れ目からクーラーのように冷気が流れている。周囲の温度が随分と違うのも、肌で感じることができる。日陰でもあり、しばしこの岩の前で休憩を取った。
上高地ビジターセンター 12:15
中途のビジターセンターにも寄ってみた。山岳写真がたくさん展示され、冷房と相まって、なかなか居心地が良かった。
奥穂高岳山頂を眺める望遠鏡
センター前には、山岳会?の人たちがボランティアで望遠鏡展示をしていた。果たして覗いてみると、7,8km先にある奥穂高岳の山頂がゆらゆらと見えていて、穂高神社の「石造の嶺宮」と登山者5,6人がこちらを見ているのが分かる。ここから1日以上歩かないと行けない山頂の様子が見えちゃうってのも、面白い。

河童橋 12:24
さてさて、予定の行程をぐるっと歩いて、河童橋まで戻ってきた。河童橋はとんでもない人出になっている。橋の人数制限を超えて人が歩いているんじゃなかろうか。あとで知るが、この日の上高地の人出は5万人を優に超えていたそうな。地方の小さな市の人口とほぼ同じだろう。
穂高連峰
田代橋、穂高橋、明神橋と制覇したので、河童橋も渡らねばなるまい。人混みをかき分けて橋にあがれば、またまた穂高連峰を一望する絶景に遭遇。ん〜、穂高連峰を一望するベストポジションは、やっぱりここ (河童橋上)かなあ(^_^;。当面の見納めと思い、絶景を心に刻む。

なにかめぼしいものは無いかと、ホテル白樺荘の売店を物色。オリジナル手ぬぐいなどにも惹かれたが、このガラス細工に目がとまる。小さなガラスでできた鳥がモチーフで、白樺荘限定のライチョウシリーズが特に可愛い。ん〜、お値段も張るし、ここは我慢して帰りましょう。
五千尺キッチン 12:40
あとはバスターミナルでバスを待つだけ、テラス席を見つけて冷たいモノでひと息つく。ジェラート売り場や食事処は長蛇の列で、並ぶ気力無し。明神池のおにぎりで我慢して、正解だった。時間は、事前のタイムテーブルより、約30分遅れ。ゆっくり探訪できたので、良しとしよう。テラス席で、他人事のように多くの観光客を眺めると、なんだか不思議な気持ち、小生もこの中の一人なんだよね、、、。


上高地バスターミナル 12:50
ターミナルに向かうとすぐにバス停待ちの列が出現(°0°)!!。まだ全然ターミナルの建物すら見えないのに、、、どれだけ待つんだろう、不安になる。

バスターミナル 水飲み場
日陰は風も涼しく快適だけど、遮るものがない場所では、太陽光が刺すように痛く感じる。幸い、列はゾロゾロと動いてくれる。美味しいと評判の水飲み場があったんで、後ろの人に一声掛けて、バシャバシャ顔を洗って、冷えた清水をごくごく飲む。これ、甘く感じるくらい、美味しかった。ホント。

さわんど行きバス 13:12
列に並ぶこと30分弱で、バスに乗り込む事ができた。炎天下のバス待ちの行列は、誰もが辛かっただろう。「皆さん、大変にお待たせして申し訳ありません。職員総出をあげて輸送に取り組んでいます。運転手さんたちも体を張ってがんばっていますので、どうかいましばらくお待ちください。」アルピコ交通の整理係の元気そうなおばちゃんの誘導に心和まされたのは、小生だけではなかったろう。すばらしい。

やはり始発では満席とせず、補助席をいくつか残して出発。中途の帝国ホテル前や大正池で数人を乗せて定員一杯となった。なるほど、運転手さんたちも5時から18時頃まで、ノンストップで折り返し運転をしている状況だと思う。かき入れ時とはいえ、会社側も総員配置につけ、って体制でがんばってるんだろうな。

さわんど大橋 13:54
帰りは終点?のさわんど大橋で降車。駐車場は一杯になるだろうと予想していたので、予約できる駐車場にクルマを入れてあったのだ。

梓湖畔の湯 予約可能 屋根付き駐車場
さわんど大橋のたもとにある「梓湖畔の湯」、前々日に電話で予約、早朝でもとめることができて、出発時に駐車場探しで悩むことが無かった。6時前の時点で、ターミナル前の公共駐車場は満車だったし、それ以外の個人駐車場もかなり埋まっていた。ここに入れなければ、この先の駐車上を探すことになったであろうし、そうなると乗り込むバス停も途中となって、あの混雑では、バスになかなか乗せてもらえなかったろう。

さわんど温泉 梓湖畔の湯 13:57
白骨や乗鞍までお湯を求めて走ろうかと思ったけど、掛け流しの梓湖畔の湯は、なかなかの美湯。まだ時間が早いのもあって湯舟もガラガラで、尚更OK。ここの予約地下駐車場と温泉利用は、かなりのメリットがあるので、さわんどではこれからも使わせてもらおう。

駒ヶ根 いな垣 16:45
2日続けてコンビニおにぎりで済ましてきたから、タンパク質が取りたくなる。北アルプスから出発して、権兵衛トンネルで中央アルプスを貫き、南アルプスが一望できる駒ヶ根まで遠征。丁度開店時間に合わせて「いな垣」に滑り込む。

ヒレソースカツ重 茶そばセット
「いな垣」さんは、ソースカツ丼にうるさい友人からの「オススメ」とあって、小生は初来店。カツ重は カツの枚数(2枚か、3枚)が選べ、合わせて評判の茶そばのセットメニューをチョイス。衣の柔らかいカツは、サクサク美味い。ソースも味付けが上品で良い意味で「あっさり」頂ける。なるほど、有名店だけのことはあると納得。ごちそうさまでした。オリジナルソースをお土産に持ち帰る。満腹の後は、名古屋まで無事に帰ること。これも予定通り、19時過ぎには名古屋に戻ることができた。

PUTURU 夏のライチョウ
河童橋の白樺荘売店で見逃したガラスのライチョウ。やはり、思い出にと欲しくなり、後日電話で問い合わせ。展示してあったのが残っているとのこと、さっそく郵送して届けてもらった。直径5cmほどのガラスのかたまりでできたライチョウ。ジオラマ風に展示ケースを作ろうかと、創作意欲が湧いてきた。
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