男体山 戦場ヶ原 YAMAHA XS1100S 1983
初日はこちら

阿賀川 湯野上温泉 6:20
ツーリング二日目、窓の外を覗けば、低くたれこめた霧が昨日と変わりない雨模様だと知らせてくれる。さて、気を取り直して、朝風呂に入って元気を充填しよう。

会津鉄道 7:34
鬼怒川温泉行きの始発電車が宿の前を通過して行く。この一駅手前に、茅葺き駅舎の湯野上温泉駅があって、鉄道ファンには有名な所らしい。また、5,6km山あいに入ったところには、江戸時代の「大内宿」という宿場町が残って観光スポットのようだ。南にすこしゆけば、「塔のへつり」という名所もあるよう。この雨とレインウエアでなければ、何処も行ってみたかったが、再訪の目的として残しておこう。


湯野上温泉出立 7:50
昨日に続き、今日もレインウエアをまとい、ブーツカバーをすっぽり履いて出発。ブーツカバはブーツごと履くタイプなので、防水は完璧で頼もしい性能だった。レインカバーを失ったシートバックは、宿の主にいただいた頑丈なごみの袋がピッタシ。さて、主に写真を撮って頂いて出発。

Day 2


日光国立公園のこのあたりは、山深く幹線道路が限られているので、会津田島から、日光上三依までの区間は、国道3路線が重複している。R121は山形県米沢から栃木県益子町までの257km、R352は新潟柏崎から栃木県上三川町までの240km、R400は福島県西会津から茨城県水戸までの110km。おにぎり看板が3つも串刺しになるのも、珍しいだろう。

山王トンネル 8:38
山王トンネルをくぐれば、福島県から栃木県の県境を越えたことになる。尾瀬国立公園、日光国立公園の周辺は山ばかり。どんな場所なんだろうと想像を膨らませていたが、奥美濃や飛騨の山奥とはまた違った景観だった。何が違うんだろうと考えると、圧倒的に集落の規模だろうか。こちらのほうが出会う集落の数が圧倒的に少ないんだ。


鬼怒川温泉 廃墟ビル群 9:28
湯野上温泉から1時間半、つらつら走って鬼怒川温泉まで南下してきた。廃墟ビル群を一度見ておこうと、鬼怒川公園駅近くの吊り橋(滝見橋)にやってきた。対岸を見れば、4,5軒のホテルが廃なコンクリート姿でどーんと立っていた。団体客が東京から押し寄せたバブルの1980年から1990年には、大型ホテルも競うように建設されて、賑わった。しかし、団体客から個人客へのシフトなどの時代の流れに乗り遅れ、2000年以降には廃業するホテルが増加した。経営者は撤去する力も無く放置することで、今のような廃墟が残ってしまった。

対岸にバイクで回れば、ロープが張られたホテルのエントランスが続いていた。管理する日光市は景観改善のためにも、これらの建物を撤去したいのだが、費用が莫大なモノになることや、経営者が行方知れずだったりと、手が出せないのが現状のようだ。小生も数回、家族で鬼怒川温泉を利用したことがあるが、温泉は豊富で良いお湯であった。都心にも近いので、ぜひ、現代風にリニュアルして再び人気がでることを願いたい。

鬼怒川温泉駅 9:49
東武鉄道の鬼怒川温泉駅はこざっぱりして、温泉駅らしい華やかさあり。JR西日本の三次駅で使われていた転車台がこちらに譲渡され、蒸気機関車の観光運用に活用されている。ほぼ毎日、蒸気機関車の運行があるようなので、この転車台が動く姿が見てみたかったね。

日光 神橋 10:20
日光東照宮まで降りてきた。ダッシュで参拝しようと駐車場に向かってみるが、空車待ちの車の列でびくともしない。もう、あっさりあきらめて先に進みましょう。朱の橋は「神橋」と呼ばれ、中禅寺湖の二荒山神社由来の橋だと知る。てっきり、東照宮に関連したものと思っていたので、意外。


いろは坂 黒髪平展望台 11:06
いろは坂の手前でガソリンを満タンにして、お山に入って行く。坂を上がり始めると、ふたたび雨模様。滑りやすいアスファルトに感じて、スピードが上がらない。二車線の上りは、飛ばしてくる自家用車に気を遣いながらの辛抱走行だった。天気が良ければ、コーナーもグイグイ楽しめて、見下ろす景色も良かったに違いない。

明智平ロープーウエイ
上がってみようと思っていたロープーウエイもこの霧じゃあ仕方ない。乗り場には、「展望台からの景色は見えません。」と潔く案内が出されていた。

華厳滝 11:25
霧のいろは坂を駆け上がると、華厳滝。華厳滝駐車場にバイクをとめて、カッパスタイルで観光開始。

桐花
腹ごしらえを先にと、縄のれんのいかしたそばやに入店。カッパ姿であったが、嫌な顔をされずに座らせてくれた。温かいお蕎麦はもちろんだったけど、カツも食いたくなって、「カツ重、お蕎麦付き」を注文。見栄えも、食べても美味しゅうございました。


華厳滝エレベーター 11:52
幼い頃に来ただけなので、ほぼ初めての華厳滝。まるで電車に乗るように改札を通れば、岩盤をくり抜いて100m下まで、およそ1分でエレベーターが運んでくれる。昭和5年1930年に完成したこのエレベーターは、アメリカの「オーチス」社製。オーチス社は近代エレベーターのパイオニアで、200年近い歴史を持ち、エンパイアステートビルもオーチス製のエレベーターが導入された。

100mの地下でドアが開くとその先には、トンネル通路。カッパ姿でガバガバ歩く。もう、格好など気にしていられない(^^)。


観瀑台 12:00
トンネルから外にでると、どーんと華厳滝。水しぶきが舞っていて大迫力だ。見物している建物も絶壁に張り付くように設置した棚のようで、足下を見れば深い谷の上。よくもまあ、戦前の大昔にエレベーターを含め、建設したモノと感心する。紀州の那智滝はより高さがあるが、左右に広がる小さな滝や周囲の険しさは、華厳滝に軍配が上がるかな。

再びバイクに戻り、中禅寺湖にやってきた。こちらも低く霧が立ちこめて、遠望は望めない。


中禅寺 12:32
中禅寺湖と言うくらいだから、中禅寺には立ち寄らないとね。湖畔に朱塗りの社が目を引く。8世紀に日光の開祖である勝道上人が湖で千手観音の姿を会得し、立ったままの桂の木を木彫りして千手観音を建立した。もとは、二荒山神社の神宮寺に祀られていたが、明治35年の山津波で流されしまった。しかし、その後中禅寺湖に浮かんだところ発見されて、あらたにこの地に安置された。

立木千手観世音菩薩(拾いもの)
堂内は撮影禁止のため、参考画像である。6mほどもあって、デカい。見える範囲の足下は木の幹のように真っ直ぐで、その先には、木の根っこのようになっているんだろうか?

大銀杏
山門のちかくにそびえる大銀杏。古木の周りに幹がせめぎ合って、木が塊のようになっている。紅葉したら迫力ある姿だろうね。

日光二荒山神社(ふたらさんじんじゃ) 中宮祠

中禅寺を後に湖畔を進むと、右手に日光二荒山神社の鳥居にであう。湖の右手には、その噴火で中禅寺湖を作った「男体山」がどーんとそびえている。日光二荒山神社は「男体山」の山岳信仰のお宮で、本宮は東照宮のお隣、ふもとには中宮祠、そして山頂に奥の院が建立されている。二荒山神社を巡るだけでも時間がかかるので、これまた今後の宿題にとっておく。標高差1300mの男体山は登山の対象ともなり、距離9km、7時間ほどの山行。頂上からの中禅寺湖はキレイだろうな。

中禅寺湖
ずっと霧が出ていて湖の全体像は見えず。ワカサギ釣りだろうか、ボートが一杯出ていた。さて、ここで中禅寺湖ともお別れ、再びお山の中に入って行く。


戦場ヶ原 13:35
戦場ヶ原と名がついている見晴らしの良い草原地帯を走る。雲がざっくり抉られて、男体山が見後にその姿を見せてくれる。スッキリしない二日目であったが、この時はお天気の神様が恵みをくれた気がした。
金精(こんせい)トンネル 13:52
男体山を背にしてどんどん進むと、県境の金精トンネルを通過。標高は1843mと国内で最も高所にあるトンネル。冬期は閉鎖され、1995年までは有料トンネルであった。どうりで、イレブンは「青息吐息」だったね。前後の登り下りは、山岳ドライブの趣たっぷりで、晴れていたらもっともっと楽しいだろう。

道の駅 尾瀬かたしな 14:43
丸沼を過ぎた当たりから、眠気に襲われ逃げるように道の駅に滑り込んだ。ここの分岐を北に上がれば、尾瀬に通じる。いずれ時間ができるようになったら、尾瀬沼なども訪ねてみたい。


JA利根沼田 15:22
ずいぶんと街におりてきた。途中には「とうもろこし街道」なんて看板を見るので、JAの直売所に入ってみた。期待通り、地場のとうもろこしが並んでいたので、箱詰めにして家に送る。きっと家族も喜ぶだろう。

渋川 へそ地蔵 へそ石
沼田ICから渋川伊香保ICまで自動車道でワープ。渋川の街で、たまたま「へそ地蔵」を見つける。北海道の宗谷岬と九州の佐多岬を「円」でつなぐと、その中心が渋川になるそうだ。お隣の「へそ石」は、8世紀の蝦夷征伐で名を残す坂上田村麻呂が残したものだそうな。荒唐無稽であるが、ロマンを感じて信じよう(^^)。

伊香保温泉 16:30
今日の宿泊地、伊香保温泉に入ってきた。これまで通り過ぎるばかりで、宿泊をしたことが無かったから伊香保温泉は楽しみにしていた。


和心の宿 大森 16:34
おおよそ計画通りにツーリングをこなしてお宿に到着。お一人様のプランがあったのでこの宿を選択。伊香保の石段も体験したかったから立地も考慮した。100年以上の歴史があるようで、元は宿場の伝馬の扱いをしていたそう。至るところに馬のデザインが施されている。

部屋のほとんどは和室であるが、一部にシングルベッドのお部屋もあってこれを利用。ひとり旅にはありがたいね。

内湯
伊香保には無色透明な「白銀の湯」と「黄色「黄金の湯」の2種類の源泉があるそうで、大森は前者。掛け流しのお湯はバイクの後には、浸みるね、気持ちいい。欲を言えば、もう少し湯舟が深い方がモアベター。


女子旅やカップルのテーブルに囲まれて、親父ひとりのわびしい夕飯をさっさと済まして、浴衣と草履でぶらぶら散歩。伊香保は江戸の頃からあるとされる石段街が有名だ。この石段の中央に温泉が流れる仕組みがあって、左右のお宿に湯が引かれているよう。石段の数は356段、キョロキョロ見て歩けば、石段の数も気にならない。こんな時間帯だから、人の出もまばらで、写真に残すには好都合。

石段の湯 19:00
伊香保にも外湯があるので、タオル持って来たから、さくっと入りましょう。お値段410円、9時から20時まで営業。

石段の湯(ひろいもの)
贅沢な設備ではないが、歴史を感じる素晴らしい浴室。「黄金の湯」は、茶褐色の濁ったお湯で、ちょい熱めの小生好み。湯舟も深く、あごまでどっぷり浸かって、しっかりとお湯を楽しんだ。伊香保はやっぱり「黄金の湯」のほうが、好きだなあ。

Day2
XS1100S 12 3/3 榛名山 榛名神社 十石峠 ハム日和 に続く
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