
RZ250改 1981年

名古屋IC 5:25
中央構造線のR152は、小生の大好きな道。昨年も紅葉の時期にXS1100Sで巡ってきた。そう、今年も紅葉の季節になったから、好きなお山を愛でに出かなきゃ。ぐるっと中央高地を回るためにも、早朝の出発。この時期、日中の気温の差が激しいので、バイクの服装も選択がむつかしい。長袖のアンダーに、エア抜きのついた冬用のジャケットで出発。

前半行程

佐久間川合IC 三遠南信道 6:24
暗闇の名古屋を出発、浜松いなさ北から三遠南信道に進入して北をめざす。この区間、ずいぶんと工事も先に進んで佐久間ダム近くまで伸びている。このあたりのトンネルは、「暖かい」から、真っ暗な高速を飛ばしてきた体に優しいねえ。終点の佐久間川合ICあたりで、日の出の予感。

佐久間駅 7:04
愛知の深い山奥、佐久間ダムも高速のおかげでずいぶんと近くなった。朝靄の佐久間駅でちゃっかりトイレ休憩。お礼にホットの缶コーヒーで温まる。


戸口橋 佐久間
佐久間の街をぬけてもう少しでR152に出るあたり、朝靄の美しい鉄橋で一休み。朝日を浴びた東面の山がオレンジに輝きはじめた。

水窪
R152にでたら、あとはガンガン北上。東の谷から、日の出を浴びるようになった。陽射しが当たる背中が温かくて嬉しいねえ。

アポロステーション 水窪 7:32
名古屋からここまで150km、そろそろガソリンも気になるところ。R152は長篠方面から進入した場合、70~80kmはガソリンスタンド見つけることが困難な地域だ。天竜、佐久間を抜けるとその先には、水窪、遠山郷にガソリンスタンドが数店舗あるのみ、、、しかもいずれも日曜休み。足の短いRZは、この水窪のスタンドが営業していないと先に進めないので、前日に電話で問い合わせをしておいた。この日は祝日なので、営業していて「セーフ」だった。ありがたや、ありがたや。

いまだ朝靄の水窪の街をパシャリ。空は晴天で、いい日になりそうだ。

青崩峠 7:45
このあたりのR152は幅員も広くとても走りやすい。ガンガン北に向かうと、青崩峠への分岐にであう。これを右手に進めば、古代から人が通った秋葉街道の青崩峠となる。もちろん、国道はそこで途絶、歩いての点線国道だ。



青崩トンネル(仮称) 浜松口
ほどなく左手の斜面にトンネルが口を開けている。点線国道を解消するため、また新東名と中央高速をつなぐ三遠南信道の全線開通を目指して工事中の最難関、青崩トンネルだ。不可能と言われていた難工事も、今年の5月26日に本坑の貫通にいたり、いよいよ全線開通の夢も現実となっている。総延長およそ100kmの三遠南信道は約40kmが開通済み。そのほかの区間も全線事業化されている。

市道 水窪白倉川線
草木トンネルの先は、センターラインもなくなって、兵越峠に登りが続く。標高が高くなってくると、蔦をはじめに、色づいた木々に囲まれる。

いまだ暗い谷の道路からは、日を浴びた紅葉の斜面がまばゆいくらい、光って美しい。



兵越峠 8:03
水窪から30分で兵越峠に到着。徳川を攻めるたびに、赤揃えの武田信玄の軍勢がここを越えていったことから名がついたよう。この峠で、信州側の南信濃青年団と遠州側の水窪青年団の間で綱引きが毎年10月に行われる。今年も10月22日に第33回の綱引きが開催されて、信州軍の勝利。遠州側にさらに非公式の国境が移動して、信州の領地が増えた形だ。通算信州軍の18勝15敗らしい。がんばれ、水窪青年団。

峠を下りてくると、燃え上がるように輝く雄大なお山に正対する。熊伏山(1653m)の尾根がこの先で青崩峠となる。この山腹を貫いてトンネル工事が進んでいる。

道路の暗とお山の明のコントラストが美しい。しかも朱に黄色に彩られたお山が覆い被さるように迫ってくる。ひとことで、美しい。

青崩トンネル 飯田口
峠からずいぶんと降りてきた。河川敷では道路の建設中で、ちょうどこの先に青崩トンネルの出口があるはずだ。青崩トンネルもいずれ、自動車専用道路になるであろうから、その代替え道として兵越峠は残ってくれるかもしれない。

道の駅 遠山郷 8:33
水窪を出て、はじめて集落らしい場所に出てきた。トイレ休憩、食事と中央構造線をツーリングするときには重宝する。立ち寄り温泉もあったが、ポンプの故障とかで休館中。初期投資はOKだけど、そのあとの維持が破綻するようだ。方々の地方の立ち寄り温泉で同様の休館になった施設を見かける。

旧木沢小学校
上村への途中、木造小学校に立ち寄り。名物ネコさんがすり寄ってこないので、今日はお出かけかな? 昭和7年に開校し、平成12年に閉校となった木沢小学校は、当時そのままの状態で保全展示されている。館内に入ると、まるで自分の小学校時代を思い出すような調度品や物品であふれている。ぜひ、このままずーっと維持して欲しい。もれなく、チャリンと見学料を入れてね。
梨本ていしゃば(梨元貯木場)
遠山森林鉄道
国道沿いには、トロッコ線路が残る広場あり。以前は食堂も併設していたが、いまは暖簾も降りたまま。遠山郷の道の駅には、この地の森林鉄道の展示があり、興味がわいて手に入れたのがこの資料本。梨本は下栗の里のある「遠山川」が流れ込む場所。かって、その山奥からこの梨本まで森林鉄道がひかれて、多くの人たちがこの地で林業を営んでいたのだ

切り出された木材はトロッコに乗って、この梨本まで運ばれ貯木され、トラックに乗って搬出された。いまもその貯木所とトロッコ線路が残る。昭和15年から40年ぐらいまで、2000人を越える作業員、保守員、木こりなどが住み、前述の木沢小学校のようなりっぱな学校が必要なちょっとした町だったんだ。森林鉄道は、全国で開設された時代があって、今も遺構が残る場所がある。小さな線路、険しい景観、インクラインやスイッチバック、乗り物好きな小生には、たまらなく興味がわく。


下栗の里 9:10
上村小学校の裏から始まる林道を15分ほど駆け上がると、典型的な「山岳集落」の下栗の里に到着。集落の木々もすっかり紅葉の時期を迎え、黄色や赤と賑やかだ。ぐるぐるっと下栗の里も味わってみたいが、まだ今日の先は長いので、下栗からのアルプスの山の景色をじっくり愛でて、先を急ぐ。


下栗からピークのしらびそまでは、クネクネと気が重くなるほどの林道が続く。谷側も木が生い茂っていて、見晴らしが悪いけど、それでも所々、遠望がパッと広がる。

しらびそ高原 9:50
国道から50分がんばって走れば、今日最も楽しみにしていたしらびそ高原に到着。期待通りの快晴のブルーに、紅葉のお山たちが映える。「あ〜〜、最高の気分。」朝早くから走ってきた甲斐があるね。
南アルプス連峰
高原から北西に望めば、アルプス連峰が一望できる。山頂を一番奥に見せているのが、悪沢岳(3141m)。その手前の尾根左側が丸山(2374m)、尾根の中央のピークが大沢岳(2819m)。最も右のとんがり頭が聖岳(3013m)だろう。蒼々たるお山たちを間近に見上げて、しばし言葉が出ない。ああ、お山はカッコいいねえ。
いつもの定位置で、バイクのポートレート撮影。憧れのお山を背景に愛するバイクを写真に残す。イカスなあ〜〜。

高原の西方に目を向ければ、伊那山脈のむこうは、左手の恵那山、中央から右にかけて、中央アルプス連峰がつづく。もっとも高いあたりが木曽駒ヶ岳だろうか。

北西には、正面にみえる中央アルプスの尾根が延びている。高いところは、仙涯嶺や空木岳を見ているのかなあ。

念願のしらびそ高原からの南アルプスを満喫して、お次に進む。今日は、御嶽山を巡って、高山がゴールインだ。

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