午後は御所を巡ろうと、洛中まででてきた。お昼ご飯は、これまた昨年美味しかった「みやこ食堂」に来てしまった。試してみたいメニューは多々あれど、やっぱり「肉鍋ライス」を注文。ライスがついてくるにもかかわらず、セルフで取り出す「助六寿司」が美味しそうで持って来てしまった(^_^;。メシが多くなってしまったが、この鍋があればどんだけでも白米が食べれそう(^^)。
京都御所 清所門
午後の訪問先の一番手、御所にやってきた。腹ごしらえも済ませて、計画通りの時刻に到着。
ガイドツアー
到着時間を気にしていたのは、これが理由。13時半から始まる御所のガイドツアーに参加したかったのだ。御所のような見どころの多い社寺は、現地ガイドについて回る方が勉強になる。

宮内庁の腕章をつけたスタッフが、30名ほどになったビジターを案内してくれる。拝観料もガイド料も不要な見学、さすがお国の運営だ。
宜秋門(ぎしゅうもん)
内裏の西の外郭にある出入り門で、天皇にお目通りをする際に内裏に入る最初の門。
新御車寄(しんみくるまよせ)
御車寄(おくるまよせ)は、高位の貴族などが用いた玄関、さらにその奥にある新御車寄は、大正天皇の即位の際に新設された玄関で、天皇は御所の南側で出切りする伝統を踏まえた。この建物のみ、窓はガラス張りで内部には、洋風でシャンデリアが施されている。

外人さんのカップルが、和服姿で楽しそうに写真を撮っていた。男性も女性も和服が似合っていてステキだった。
承明門
正門である建礼門と対峙して、回廊の南口がこの承明門。この門をくぐれば、紫宸殿が正面に。でも、庶民は右手の通用門から回廊をくぐる。
南庭(だんてい)
紫宸殿の前に広がる広大な白砂の庭。昭和天皇まで、この場所で即位の礼が執り行われ、この庭に皇族、貴族が百官立ち並んだ。多くの寺院の方丈で、南に白砂の庭が設えられることが多いのも、この南庭がはじまりとされる。向かって右に「左近の桜」、左に「右近の橘」が配置される。左近、右近とは、近衛兵が左右に護衛していたから。また、西と東が入れ替わるのは、南に座する天皇から見て、左右を決めるからだ。現在の左京区、右京区が、東西逆になっているのもそれが理由。
紫宸殿(ししんでん)
御所の中で最も格式の高い正殿。御所は数度の火災にあっており、現在の紫宸殿は1855年江戸時代後期の建築。意匠は平安時代の建物を元にしているとか。檜皮葺きの大きな屋根は、およそ25年ごとに修復が必要とされているが、現在の屋根もそろそろ手を入れないといけないとガイドがあった。
清涼殿(せいりょうでん)
紫宸殿の北にあって、天皇が日常を暮らす御殿。中央の白い御帳台は休憩部屋、その手前の畳の場所が「「昼御座(ひのおまし)]といって、日常の御座。右手には襖で仕切られた8畳ほどの部屋は、「夜御殿」で寝室。左手には、毎朝のお祈りの儀式をおこなう石の間もある。天皇の生活とオフィスがひとまとめになった御殿。平安時代から戦国時代まで実際に天皇が清涼殿を利用していたが、1855年に再建されたこの清涼殿は使われたことはない。
年間スケジュール表
清涼殿の壁には、天皇が行う主な行事が表になって掲げられていた。平安時代の天皇は、年間300以上の祭礼を行っていたとされる。現代の天皇も少なくなったとはいえ、200近くの祭礼行事を果たしているという。
中立売御門(なかだちうりごもん)
御所の駐車場の進入口が外郭にある門のひとつ、中立売御門。後方の柱にも屋根がついた豪華な門。読み方も分からず、後学で調べれば、この正面の細い路地が「中立売通」といって、で京都の東西に延びる通り。沿道に店舗を構えず、立ち売りの商いが多かったので、そのような名がついたとか。面白い。

圓光寺への小路
京都でも紅葉のピークは違うようで、Webでこの時期のオススメ紅葉を調べて出てきたのが、洛西の修学院離宮近くの「圓光寺」。予約が必要とのことで、時間に合わせてやってきたが。。。。ナビがしめす道は、クルマが左折できるわけない「小路」。延々とバックで元来た道まで戻ると、何やら住人が寄ってきた。「圓光寺の駐車場は閉鎖中だから、この横にある理容店の駐車場に駐めなさい」なんて、アドバイス。「なるほどねえ〜」なんて、口ぐるまに乗ってクルマを駐めれば、駐車料金400円の請求だった(^^)。
瑞厳山 圓光寺
軽自動車も通れない狭い道を歩いて行けば、ナビ通りに圓光寺が現れた。ホームページには隣接する駐車場に25台収容できますとあったが、HP上でもお知らせ無し。しかも周辺道路に圓光寺の案内看板も一切無しなので、クルマで来た来訪者は困っただろうねえ。確かに、この狭い路地にクルマが殺到したら、離合もできずに大混乱になるからねえ(T_T)。でも、床屋さんの駐車場はないでしょ(^^)、(助かったけど(^_^;)

気を取り直して、山門をくぐる。山麓にあるお寺は、すこし上がったところに境内がある。

奔龍庭(ほんりゅうてい)
石段を上がった先は、枯山水の石庭が待っている。勇ましい角をもった龍の頭、青石と瓦は龍の胴を表し、苔築山の柱石は龍の背中を示している。10年ほど前に築かれた近代作品ではあるが、逆に和モダンなセンスに満ちてかっこいいね。