三ヶ日を降りた目の前は、広い駐車場、トイレ有りのみんながよく使う集合場所だね。トイレだけ借りても申し訳ないから、ミカンジュースなんかを買ったりしちゃうね(^_^;。この前の道を北上して、オレンジロードに向かう。
十字路の集落から高度を上げて引佐の山あいに入ってゆく。程なく峠に到着、すぐ脇を東海道の姫街道の峠が残る。

峠を下ると右手に浜名湖の最深部、細江の入り江が見えてくる。気温は10度にも満たないけれど、風も穏やかでなにより陽射しが温かいのが救われる。

あまりに気分良いので、Uターンしてパチリ。背景の先は、舘山寺あたりを見ているはず。

東オレンジロードは、ミカン畑と浜名湖の展望が所々で楽しめる。岬のようにつき出たカーブは、ひと息、バイクを駐めるにはオススメのスポット。奥の橋梁は東名高速だから、その右側は浜名湖SAだろう。ちょっと霞のかかった春らしい風景。
ハナモモ通り
眺めの良いカーブの先は、ハナモモ並木が出迎えてくれる。まだ2,3分咲きと言ったところか。4月上旬で見頃を迎えるだろう。

西オレンジロードに対して、東は小さな切り返しがあったり、見通しの良い大きなRのカーブがあったりと、変化に富んでいる。広域農道なので、幅員もセンターラインもちゃんとしているので、走りやすい。ただし、ブラインドカーブに路面の陥凹や滑りやすい排水口の柵など、ヒヤッとする場所もあるのでご注意を。
引佐町奥山 東オレンジロード終点
走り出して、16km先で、r303にぶつかってオレンジロードは終点。途中に集落はほとんど無く、信号も見かけない。この日もバイクだけじゃ無くて、走り好きなクルマたちも走行を楽しみに来ていた。
8年前に西オレンジロードを走った時の動画。この頃は、Goproを胸の正面に固定していた。臨場感が増すが、上下のブレが強かったり、手前のバイクの映り込みが大きかったりと、カメラのマウント場所は悩ましい。


採石場のある神座峠を過ぎれば、県境をこえて愛知県に入る。狭かった山道から、里の道に出てくると和むねえ。

名もない桜並木を発見、集落の小径に分け入ってみる。沢に沿って、桜が植えられている。

ほぼ満開のサクラ、ソメイヨシノでいいはずだけど。。。自信なし。
道の駅 鳳来三河三ツ石
道の駅はライダーにとっては、オアシスだね(^^)。ササッとトイレを借りて一休み。浜松ナンバーと愛知のナンバーのバイクが混じり合う端境の道の駅だね。規模は違うけど、関西の針テラスみたいな立地だ。

新城長篠に向かう国道沿いには、これから向かう関谷醸造のでっかい広告にお目にかかる。奥三河の方々で、関谷醸造の看板を見かける。

長篠 河津の桜並木
長篠にでてこれば、いよいよ奥三河の領域。河津から送られた早咲きの河津桜の並木。もう葉桜の状態でおしまいだね。さすが早咲き!

この並木道の先には、馬蹄形のトンネル入口がある。1963年に廃止となった旧豊橋鉄道田口線の軌道跡とトンネル遺構。
道の駅 したら
田口線で活躍していた電車が道中の道の駅に展示されている。通りすがりでも、ぜひ、見て欲しいポイント。
モハ14型
廃線まで走り抜いた古豪の電車は、1925年製なので、100才になろうとしてる!!でっかいヘッドライト、真四角な木製、味わいあるなあ。

ノッチをひねれば、木製のドアがゴロゴロ開く。この扉の動く様子とその音、感触、最高だね。

むかしの電車は、こんなベンチにシートだったよね。シート生地は立毛のモケット地、そうそう、こんな手触りで、人が座るところが「スレて」テカテカしていたね。よく手入れされていて、すばらしい。どうか、この先も維持に努めて頂きたいなあ。

運転席 立って運転したのかなあ? よく見れば、速度計がないよ??どうやって時刻表通りに運行したんだろうね。
設樂 関谷醸造
目的地の関谷醸造に到着 さっそく引き換えのハガキを握りしめて店内に。郵送もお願い出来るけど、ツーリングの目的地として自分の足を運んでしまうね(^^)。

春は空720mlを1本、秋は吟、空の2本をお願いしている。また、古くからの知人から、春秋にそれぞれ1升瓶が届くので、蔵出しの時期は、飲み助小生の楽しみになっている。

この日は、量り売りの純米酒を2本、梅酒を1本持ち帰る。イレブンのサイドケースにぴったりと収まってくれるのが不思議だね(^^)。
県道33号線
設樂のまちから奥三河の深部を西に抜け足助に出る県道33号線は、なかなかタフな酷道で大好きだったが、ダム湖に沈んでしまうから、既に道路標識から削除されている。設樂から北に向かえば、設樂ダムに伴う道路工事で、ずいぶんと景色が変わっていた。

設樂周辺の急な上りを過ぎれば、稲武まではのどかな景観が続く快走路。水田もまだまだ田植えの準備もされていない。

上矢作 朝日屋
今日は出かけから、お昼はここで食べようと決めていた。奥三河でも県境に近い上矢作にある老舗の料理屋さん。近くには、カツ丼が旨い「ふじ吉」さんもあるが、朝日屋さんは「知る人ぞ知る」ランチ処だろう。

玄関の引き戸の先に、鮨の立ち食い処、奥は上がりの和テーブルが用意されている。ストーブにコタツってのが、いいねえ。

日替わり定食
お寿司屋さんでもあり、うなぎからどんぶり料理まで、この町の仕出しも引き受けてる。日替わりは、お肉かお魚が選べるが、小生は毎度、お肉をチョイス。揚げたてのヒレカツに、おでん、ポテトサラダ、切り昆布の煮物と、品数多くて幸せ気分。ごはんのお替わりもOKとのこと、今日もごちそうさまでした。お会計の時、「申し訳ないが、値上げをして1000円になってしまいました」と頭を下げられる。いやいや、以前の850円は安すぎましたとお答えした。

岩村城
上矢作でお腹を満たし、あとは恵那までさらに北上。寄り道で岩村城の城趾へやってきた。岩村城は典型的な山城で、その構築もよく残り、緻密な石垣も味わえる。岩村城と岩村の宿場をネタにするだけで、一日エンジョイできるだろう。
岩村 宿場町
岩村に来たら欲しくなってしまう五平餅。前もって、電話でテイクアウトを注文しておいた。恵那や中津川の中濃地方は、くりきんとんと五平餅が有名。特に中津川の「おふくろ」と恵那の「あまから」は地元が誇る人気店だろう。岩村店には、「あまから」の創業者がお店に出ている。

一人前6本、660円。これを自宅や職場に「大人買い」。イレブンの片方のサイドケースがごっそり飲み込んでくれる。店先でしばし、主と「バイク談義」。聞けば、DT250を複数台所有する、かなりのヤマハ党。イレブンははじめて見られたようで、興味をもっていただいた。また来ます、ありがとうございました。

恵那に向かう道すがら、うっすら雪を被った恵那山をちょい見できる。この数日前に通り過ぎた寒波の影響だろう。温かくなったこの日も、朝方は霜が降りていたと聞いた。

もう少しで恵那の市街になるあたり、古くからの小径に入り込めば、集落の外れの常夜灯を見つける。遠望には、真っ白に冠雪した御嶽山が顔をのぞかせている。ステキな構図の景色に、しばし魅入られる。今日は3ヶ月ぶりのバイクツーリングであったが、約300kmの行程も苦にならず、帰り際にはすっかり怪我のことを忘れていた。しばらく離れていたが、やっぱりバイクは面白い。
いつのように、さらっと洗車、ガソリン満タンにしてイレブンを寝かせる。シャワーを浴びて、さっぱりと、オーブンでかるく火を通して、缶ビールで一杯。クルミの香りが香ばしく、一口サイズの五平餅、まいう〜でございました。