
RZ250改 1981

自宅 8:00
オイルポンプ調整中のRZ、1番薄いシムに変えて、オイル消費を試す。オイルタンク警告灯がつくのを目安に、1Lオイル缶でどれだけ走れるのかやってみよう。高速道路で距離を稼いで、クネクネ山道を楽しみに、目的地は「オクシズ」にきめた。

安部川 10:10
名古屋から約160km走って、新静岡ICまでやってきた。タンクのリザーブコックを気にしながら、無給油で滑り込みセーフ。静岡市の80%を占める北部の山間地帯を、「オクシズ」と呼んで、自然、風土、観光をアピールしている。

オイル警告灯が点いたので、持参した1Lオイル缶から2stオイルを補充。タンク内に残る300〜400mlは、セーフティマージンだね。


玉機橋で安部川とお別れして、大井川の最深部をめざす。39度超えのクソ暑い日だったけど、走っている限り、なんとかなった。

静岡市葵区落合
大井川、安部川周辺の一般路は、災害通行止めが多い場所。出かける前に、頼りになる「日本道路交通情報センター」で確認が必要。落合の集落からは、右に折れて「r27号」に進入。この先、ずーっと静岡市葵区の領域、、、一般的な「区」のイメージとかけ離れ、秘境ばかり。。。リニアで問題になっている山奥も、この葵区にある井川地区だ(゚Д゚)。

日本道路交通情報センター


RZの排気音を消すくらい、バリバリとヘリの音がする。でかい音だなあと思ったら、目の前に重量級のヘリコプターに遭遇。近くでホバリングするヘリコプターを見るのは、はじめてかも(^^)、迫力あったねえ。後で調べたら、「新日本ヘリコプター株式会社」の「アエロスパシアル」と分かった。フランス製で世界で活躍している機種と知る。去った後には、重機や資材が残されて、きっとさらに山深い現場からのピストン輸送だったはず。会社のHPの資料では、このアエロスパシアルを1時間、空輸で利用したら、160万円だった(^^ゞ。

細い県道をクネクネ走ると、口坂本温泉浴場の案内が出てきた。今日の行程はまだまだ長いけど、ここのお湯は外せない。

山腹を走る県道から、浴場へはクルマ1台分の狭い坂。年中、片側通行の信号路になっている。最大2分30秒くらいだったかな、面白い。

降りた先には、温泉とは思えない公民館的な建物とだだっ広い駐車場。平日の午前、クルマは数台だった。

静岡市営 口坂本温泉浴場 11:02
こんな山奥で、市営の温泉浴場って、すごいよね。秘境感たっぷりの立ち寄り温泉。

愛知県の公衆浴場、いわゆる銭湯は500円。それでも、よくがんばっていると思うけど、ココは大バーゲンの「300円」。長崎の「市営小浜温泉」の300円と肩を並べるジモティ料金。

たたみの大っきな休憩室でくつろいでいるご夫婦にチラ見されつつ、バイク姿の小生がお湯を借りる。

HPより引用
泉質は「ナトリウム炭酸水素塩」とあり、PH9.0、泉温度 38℃、湧出量99L/m とすばらしいスペックの温泉。内湯も露天も蕩々と湯舟からあふれる潤沢なお湯は、すばらしい。PHの値からも、ツルツルのお湯だってのがわかるだろう。新静岡ICから、クルマなら50分とある。。。来やすい場所にはないけど、温泉好きなら一度は味わって頂きたい(写真はHPより)。

ささっとお湯を味わったら、先に進みましょう。口坂本から大日峠までは、災害通行止めが日常的な「隘路」が続く。ところどころ、大規模な法面工事の跡など、道路を管理する大変さが伝わる。


大日峠(だいにちとうげ) 11:36
随分とクネクネ、山肌に沿って登ってゆけば、変形五差路の交差点。ここが大日峠で、古くは「井川」につながる唯一の峠であったそう。川根本町から大井川を上るルートは近代になってから、それまでは、先ほどの口坂本温泉のルートなどで、この大日峠を越えていた。旧道?とおもえる小径が井川方面に伸びている。

r60号 井川湖
峠から下りてくると、いつしかr60号南アルプス公園線になり、右手にグリーンに輝く井川湖がみえてきた。その先の大井川源流方面も晴れていてヤッタね!

左手奥には、井川の集落がみえる。静岡市から2時間近くかかるけど、まだ葵区内!! 一般的な都市の「区」とは、認識が違う。

井川ダム 11:56
ダム堰堤の上を県道が走る。戦後の電力不足は全国で問題となっていた。先日訪れた黒部ダムも関西電力が総力挙げて建設したが、その数年前に、中部電力が構築したのが井川ダム。中空重力式ダムという工法は、コンクリートを節約できる一方、構造が難しく現在では採用されていないという。貯水量で、全国30位、ちなみに黒部ダムは、21位、そして1位は、揖斐川の徳山ダム。

井川ダム
堤高103mはさすがに高い、見下ろすと足がすくむ。竣工してから70年近くが経過、ダムの寿命ってあるんだろうか?ちょっと検索したら、100年とか、50年とか、はたまた永久とか出てきたけど。ちなみに国内で最も古いダムは、鬼怒川の黒部ダムで、築100年だそうな。

大井川鐵道 井川駅
井川ダムの坂を上がると左手に井川線終点の井川駅。災害で不通になっていたが、復活したんだね。軽便鐵道サイズのかわいい車両だけど、線路は一般的な狭軌の大きさ。運営は大井川鐵道だけど、敷設した中電が毎年の赤字分を負担しているという。ダムなどの大がかりなインフラというのは、いろんな意味で凄いね。

井川駅の先で、左から「市道閑蔵線」とであう。帰りはこれで川根本町に向かう予定。市道閑蔵線は落石たっぷりの離合困難な危険区間。


井川 夢の吊り橋 12:12
夢の吊り橋と聞けば、寸又峡の吊り橋を思うが、井川にもひっそりと存在する。県道から右に折れて300 mほどで吊り橋入口、そこから3分、斜面を下れば吊り橋が現れる。有名な寸又峡の吊り橋よりも短いけど、揺れるし、川面との距離が断然こっちが高いから、スリルあるね。ストラップのついたデジカメは怖くないけど、橋の上でのスマホ操作は落としそうで、それも怖い。

井川大橋
井川湖の対岸に残る「上坂本」の集落をつなぐ全長250mの吊り橋が井川大橋、2tまでのクルマも渡河できる。ここまでしっかりしているとバイクで渡ったくらいでは、揺れもしない。現在は修繕中で見るだけ。

井川湖の最上部、対岸にある小河内集落への分岐あり。その先、「林道井川雨畑線」となって、山伏峠に至る。林道好きには行ってみたい峠の1つだろう。小生も進んでみたことがあるが、小河内集落の外れでガッチリゲートで跳ね返された。

畑薙第2発電所
どでかい「水圧鉄管」をくぐる。落差を利用して、これだけの水量が落ちてきたら、重くてでかい発電タービンも回るだろうね。

青薙山(あおなぎ)
ダム湖から離れ、大井川に沿って大きな谷間を北上する。チラリチラリと奥に控えるお山が見える。2405mの青薙山で、ヤマップで調べると、ちゃんと登山ルートが出てくる。登山者の少ないお山だから、初心者の小生は行ってはいけない領域。

外山沢
県道はところどころで沢を越える。外山沢もそんな1つだけど、崩落している斜面が間近に見えて大迫力。手前では砂防堰堤の工事中だろうか、自然と闘う姿だね。

畑薙第一ダム
クネクネ、落石の隘路に集中していると、いつしか第二トンネルは通り過ぎ、目的地の畑薙第一ダムが見えてきた。もうちょっとで今日の最深部に到達だ。

南アルプス公園入口 12:57
ダムの先の案内板が今日の終点。この先1kmくらいで「沼平ゲート」となって一般車両はそこでおしまい。ゲートの先は、送迎バスのみが幾つかの山小屋とつながっている。案内図には、南アルプス南部のお山の姿が描かれ、右手にはこの地で命を落とした遭難者の慰霊碑も残る。
畑薙第一ダム堰堤
ちょいと戻って、ダムの上でお山と記念写真。山深い場所、陽射しは強いが、吹き抜ける風が気持ちいい。手前左の「仁田岳」、右手奥の2604mの茶臼岳を望む。この山の向こうは、信州遠山、しらびそ高原や下栗の里なんだよね、すっごく山深い場所に来てるんだ。

畑薙臨時駐車場
さて、折り返して帰路につく。畑薙第一ダムの近くに、登山者のための大きな駐車場あり。これから入山、それとも下山、ザックを抱えた人たちがバス停に並んでいる。ここからゲートの向こうの山小屋をつなぐマイクロバスが出て行く。また静岡駅前ともつながる臨時バスもここで乗ることが出来る。

南アルブス赤石温泉 白樺荘 13:11
畑薙第一、第二ダムの昼間にある、白樺荘に到着。お昼ご飯とお風呂を頂こう。「白樺荘」なのに、「畑薙荘」って、なに?? 横に説明書きがあって、「ゆるキャン△」でこの地が登場し、「畑薙荘」という名で登場したから、期間限定で看板を変えてるんだって(°0°)。

陽射しは強く、木陰にバイクを入れてメットとジャケットを脱ぐと気分爽快。半袖で走りたいけど、転んだらやばいからね。

ひやし山菜そば
周囲10kmには、食べるところのないこの山奥で、通年営業しているのは、登山者にもライダーにもありがたい貴重な施設。暑いから、また蕎麦を頼んでしまった。蕎麦中毒かな??、冷たくて美味しかったです。

口坂本温泉浴場も、この赤石温泉もいずれも静岡市営。510円を自販機で納めて、入浴券を購入。「1日券」と書いてあるから、何度でも入浴できるんだね。


赤石温泉 HPより引用
狭いけど、露天風呂は谷の森と遠望の茶臼山を望み、豪快な景色。しかし、垣根があるので湯舟に浸かると空しか見えない(T_T)。泉質は、単純硫黄泉で、ちょっとは硫化水素の香りがしたはずだけど、、、今回は全くの無臭。おまけに湯も浅く、かけ流していないので、ちょっと残念。以前はこんな風じゃなかったのにねえ。今日のところは、口坂本温泉浴場の圧勝です。
静岡の温泉と言えば、伊豆を連想するけど、オクシズの市営溫泉たちは泉質が好みなので小生は大好き。他にも、梅ヶ島仁田温泉、湯ノ島温泉浴場などのいい湯がオススメできる。静岡市は地元の温泉を大事にしてるよね、いいことだ。

白樺荘バス停 13:32
先ほどの畑薙臨時駐車場と静岡駅をつなぐ臨時バスは、湯上がりの登山者を乗せるために、白樺荘にも14時40分に立ち寄ってくれる。これはありがたいね(^^)。

接岨峡温泉会館 14:21
さあ、今日も随分と走ってきたよ。復路は市道閑蔵線で千頭方面に向かう。中途にある接岨峡温泉会館の前で写真に残す。こちらも立ち寄り500円でツルツル系のお湯が楽しめる。ちょっと湯舟が小さいので、混んでいると悲惨だけどね。

奥大井湖上駅展望所 14:28 定番なスポットにも足を運ぶ。トンネル出たところで、バイクを止めて1,2分歩けば、蛇行する大井川を串刺しする井川線の鉄橋と駅を見下ろせる。雲だ出てきて、夕立が気になり出す。下段は2年前の夏に見た景色、ちょうど列車も駅を出たところで、ナイスショットだった。

長島ダム 14:34
接岨峡から千頭までの区間は、大きく深い谷をトンネルで幾つも貫いて、豪快なルート。景色がデカいから、バイクでもクルマでも楽しいね。長島ダムもその一部、大きくカーブしてダムの高低差を乗り越える。井川線もこの区間だけ「アプト式機関車」が重結して一気に高度を上げる。

千頭駅 14:46
いつもの風景で、トーマスの仲間たちにご挨拶。トーマスフェアとか、やってるようで、夏休みの子供連れが写真をとっていたね。

南海電鉄 ズームカー
昭和レトロな色合いとデザインの電車がぽつん。そう、もう2年もここに停車したままなのだ。2022年の台風による災害で今も千頭には列車が入ってこられない。この電車は、金谷の車両基地に戻れなくなってしまっている。コロナ禍の影響もあり、大井川鐵道は大変なピンチときく。大がかりな費用がかかるために、なかなか話が進まないが、この山奥の人たちの存続にかかわるので、一日も早く運行がはじまるといいな。

名古屋 17:38
タイヤ交換したばかりで乗り心地よし。しかし今日の走行は500km越え、さすがにお尻が痛いね。シムを変えたので、グッと白煙を引く量が減って、焼け付きが怖いほど。往路はちょっとドキドキしながらの走行だったが、この調整でも何ら問題無く、いつも通り気持ちよく吹け上がり、水温も安定。次にオイル警告灯が点灯した距離でオイル消費が分かる。なんだか、良さそうだよ(^^)。

以下は 2年前にオクシズを走った記録
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