ヤマハ MT-01 OS 2008 
名古屋 7:58
ノロノロ台風が去った後、しばらく残暑がつづくとの予報。夏の海を見てこなきゃと、バイクでは久しぶりの熊野をめざしてみた。早朝に出るはずだったが、うだうだして朝の通勤ラッシュと重なってしまった。

名阪国道 針テラス 9:27
往路は、北から熊野をめざす。クルマの流れに乗りながら、一気に針テラスまで。週末はバイクであふれるパーキングも、平日だとこんな感じ。

ならパン
朝食は食べたいヒトなので、売店で見つけた「ならパン」を試してみる。コッペパン形状のフランスパンに、マヨネーズで和えられた刻み「奈良漬け」がはさんである。酸っぱさと甘さを感じ、硬いパンと漬物の柔らかい食感、未知な味わいでした。


針テラスを南下して榛原のガソリンスタンドで給油。名古屋から140km、燃費は20km/lほどであったから、燃料警告灯がつくまでに、もう100kmほどは走れる勘定。地元の救急車がお隣で給油している。名古屋はハイエースベースのハイメディックがほとんどなので、エルグランドは小生的にはめずらしい。

奈良県吉野町 吉野川 10:38
大宇陀の道の駅を素通り、奈良と吉野を分かつ「関戸峠」をいつしか越え、入野トンネルを抜けると、パッと視界が開けて、吉野川とご対面。吉野川がダイナミックに蛇行する景色、大好き。

吉野町 窪垣内
坂を下りて左折、吉野川の右岸を上流に向かう。モクモクと炭焼きの煙をくぐる。集落のメインストリートで、炭焼きをしているのも面白い。


小倉橋 10:48
吉野川にかかる美しいトラス橋。錆び具合と桃色の塗色がマッチしている。竣工は、なんと昭和11年3月!もうすぐ、90歳。バイパスの五社トンネルが出来るまでは、吉野川の上流と下流をつなぐ重要な橋。

大滝ダム 10:54
吉野川上流にかかる最もでっかいダム。吉野川流域の水道、治水、用水、発電を担う多目的ダムだ。1962年に着工し、2012年に竣工したとあるから、なんと50年かけて完成したわけ。流域の川上村が水没するに当たり、多くの問題が生じたためだ。

川上村 迫 土砂崩壊跡
2012年 台風12号による紀伊半島の大災害のひとつが、いまも残る。災害後、2週間ほどで迅速に仮設橋が架けられて、2015年に現行の永久橋が架橋された。自然の恐ろしさと人知の素晴らしさを垣間見る。

道の駅 杉の湯川上 11:02
土砂崩落地のすぐ先に、道の駅。前後にバイクやクルマを駐めて、休憩する施設が少ないので、重宝する。寒い季節に、温かい立ち食い蕎麦を食べると元気が出るね。

高原トンネル
道の駅の先、洞内で左にカーブする300mほどのトンネル、妙に注意看板が多い。なるほど、歩道の縁石がバイクのヘッドライトでは見えにくく、左カーブで縁石にヒットする事故があったのか?。ひとまず看板での注意はよしとして、縁石の境界に照明をつけるとか、根本的な対策が必要だと思う。

SHOEI Jクルーズ。
AGV時代のケニーロバーツのイーグルを再現したのはオリジナル塗装。劣化した内装と傷ついたシールドを交換してリフレッシュした。これを機に、中華製のドライブレコーダー付きのインカムを試してみた。今回の走行中の画像は、動画から取りだしたモノ。カメラを360度回転できるのが売りで、乗車姿勢に合わせて調整できる。画質はなんとかOKだけど、マイクからの集音なので風きり音が耳障り。バッテリーの残量が気になるが、マメに動画のオンオフをすれば、終日録画することが出来た。ドライブレコーダーとして、録画時間は合格。

水位が下がっているのか、水中に没していた橋梁や道路が見えた。ダムが出来るまでは、あの高さで道が通じていたんだね。

大迫ダム
大迫ダムは、吉野川にかかる最上流部。これを対岸に渡り、5kmをクネクネ走れば、入之波温泉に至る。MT乗りののRipさんからの情報で知った「秘境の湯」。湯舟がめちゃインパクト強いので、チャンスがあれば、とってもオススメ。さらに、その数キロ先が、吉野川の源流となる。


伯母谷道路旧道
伯母谷は、R169に沿った吉野川流域の最深部の谷。斜度45度の急峻な山肌を、落石だらけの旧道がクネクネ4km続く。2003年に、15年かけたバイパス路(伯母谷ループ)が開通した。写真中央に、ループ橋がちょっと顔を出している。


伯母谷ループ 11:25
谷に張り出す大きな半円状の橋で高度を稼いでいる。河津七滝のループや奥美濃白鳥の油坂峠道路と同じような興味深い道。旧道、新道とも4kmの距離は変わらないが、巡航速度が倍以上だから、安全に早く移動が可能になった。

大台ヶ原ドライブウエイ
1966年に開通した新伯母谷トンネルの手前に旧道が右に分岐している。現在は、大台ヶ原に続く観光路になっているが、トンネルが出来るまでは、さらにクネクネをこなして、旧トンネルで伯母峰峠を乗り越えていた。この峠は、吉野と熊野の分水嶺で、文化圏の境界でもある。

道の駅 吉野路上北山 11:46
峠をはさんで、R169は人里離れた深山の領域。峠を降りてきて、最初の集落にある道の駅につけば、ひと安心。平日であれば、GSで給油もできる。

R169 下北山 斜面崩壊現場 12:01
上北山の集落を抜けると、北山川にそって、国道は南下。民家も見ない区間を淡々とこなしていると、2023年12月の斜面崩壊現場が現れた。半年後の6月には、現在の仮設橋が敷設されて、ライフラインが復活した。崩壊時、居合わせたクルマが巻き込まれ、ドライバーが命を落としている。

この事故をきっかけに、この隘路区間を2.7kmのトンネルでバイパスする計画があがり、5年後の開通をめざすよう。それまでは、この一車線の交互通行で、辛抱だろう。


池原ダムと下北山 12:05
災害現場から2kmほどで、池原ダムを通過。ダム直下には、「きなりの湯」という立ち寄り湯がある下北山の集落。奈良県の南の端にあたり、先の災害場所で国道が通行止めとなると、奈良の中枢と分断されてしまう。

大里トンネル 12:13
下北山の集落から先は、蛇行する北山川を何度も乗り越えて南へと走る。大里トンネルの先は、右に行けば十津川、左にすすめば熊野。大きな分かれめ。


佐田坂
五郷で、R169号と別れ、R309となってさらに南下、やがて、紀伊半島の大動脈のR42と合流する。最後の峠、小坂トンネルを抜けると、太平洋にぶち当たる熊野まで、豪快な下り坂(佐田坂)が始まる。針テラスからの山越えにふさわしい、エンディングを飾る楽しい区間。

海まで約6kmの間、一度だけトラックの後ろについてしまった。イエローラインとキャッツアイのセンターが続くので、あきらめて大人しく続く。しかし、ほどなくトラックが小さなパーキングへ退避してくれる。左手を大きく挙げて、ありがとう、お先にいかせていただく。プロドライバーの懐の広さに感じ入る。

熊野市大泊 12:38
トラックの思いやりを頂いて、佐田坂を気持ちよく下ってきた。やった〜、今日のゴールイン、熊野に到着、藍色の海が見えたよ。

熊野市大泊
奈良、吉野、北山川の「緑」を駆け抜けたら、熊野、太平洋の「青」が待っていた。正面の海岸は、鬼ヶ城、その先は、新宮まで続く熊野の海岸線。


ほくしょう 12:40
地元民はもちろん、旅行者も詰めかける大泊の食堂。海鮮がオススメの地域なのに、なぜか「カレーラーメン」が人気。地元の白身魚のお寿司が二貫ついたセットメニューがいいよ。お昼の刺身定食なんてのもある。今日も美味しく頂けて満足。

熊野市 新鹿(あしかが)海岸 13:25
大泊のもう一つ東の入り江、新鹿海岸に寄り道。500m四方ほどの小さな入り江には、真っ白な遠浅の砂浜がひろがる。透明度の高い海の青と白の砂が美しい。

新鹿漁港
シーズン終了の靜かな海水浴場を背景に、船もまばらな漁港でMT-01を写真に残す。陽射しは強いけど、抜ける風はすでに夏じゃない。青い空、白い雲、山の緑、海の藍、そしてバイクの白、夏を見送るには、最高のシチュエーション。

三重県立熊野古道センター 14:21
尾鷲市内で給油しがてら、熊野古道センターに寄り道。先日、戸隠の古道をあるいて、その面白さに気づいたこともあり、熊野古道のお勉強。

熊野古道は幾つかのルートがあるけど、小生にも挑戦できそうなのが、伊勢路だ。資料本として、図書センターで斜め読み。興味を持った二冊をお土産にした。じっくり読んで、熊野古道ウオーキングの資料にしよう。

名古屋 17:05
尾鷲から2時間半、リッター23kmの好燃費で名古屋に戻ってきた。車重265kgの重量級ではあるが、路面がアスファルトである限り、狭い山道でも楽しめる。高めのギアで早めにアクセルを開ければ、ドコドコとカーブを立ち上がる。RZのスタイルが見飽きないように、MT-01の空冷Vツイン、1.7Lのエンジンは毎度美味しいね〜。
MT-01の雰囲気が出ている動画を挙げる もう8年前になるんだわ〜 びっくり。
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