人気ブログランキング | 話題のタグを見る

RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像

RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_19183466.jpg

弥勒菩薩半跏像(宝冠弥勒)

RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_19254744.jpg
 混合オイルの消費が多すぎるので、RZのオイルポンプの調整をしてみた。今は、実際走ってみて、オイル消費量を計測している最中。なかなか距離が伸びないので、ちょっくらツーリングに出かけてみる。行く先は、京都太秦と決めて、弥勒菩薩に会いに行こう。
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_07454209.jpg
京都大野原IC
 太秦は京都でも西の領域、なので京都を南から時計回りで、京都縦貫自動車道の大野原ICで出ることが多い。しかし、ゲートの先でシートを外すはめに。
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_08155189.jpg
 名古屋高速でゲートをくぐる際に、バーが動かなかったような気がして、嫌な予感がしていたが、やはり京都大野原ICのゲートで引っかかった(^^ゞ。こんな時、シートカウル内の車載器を出すのが面倒、荷物でも積んでる日には、困るよねえ。駆け足でレスキューに来てくれたお姉さん、ありがとう。
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_19314917.jpg
 路面電車のレールは、バイク乗りにとっては「トラップ」だよね。直角に乗り越えるときは怖くないけど、斜めに横切ったり、雨の日なんて、怖々だよ。学生時代、このRZをY君が運転して、雨の降る長崎、出島前のレールで餌食になっていたなあ(^^ゞ。
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_19265363.jpg
広隆寺 楼門
 南からやってくると、太秦の交差点の正面に、どーんと広隆寺の楼門がお出迎え。名古屋の自宅から、160kmを2時間半かけてやってきた。三条通に面して、門前はとても交通量が多いところだ。
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_19270886.jpg
 楼門の前でRZを写真に収め、西にある駐車場にバイクを止めて境内にはいる。広隆寺は国宝指定第一号の「弥勒菩薩像」をはじめ、仏像だけでも6つの国宝を収めている。飛鳥時代の603年に大和朝廷で活躍していた帰化人である「秦河勝」の菩提寺であった「蜂岡寺」が起源。その後、秦氏は聖徳太子から授かった仏像を本尊とした。広隆寺は平安京以前から歴史に残る京都最古の寺院とされるが、二度の大火で多くの書物を失い、初期の歴史は不明なことも多い。
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_07462488.jpg
上宮王院太子殿(本堂)
 広隆寺の本堂といえる、太子殿は、江戸時代中期の建物で、現在は聖徳太子像を本尊として祀る。

RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_17162285.png

聖徳太子像(Webより転用)
 聖徳太子像は高さ148cmの木造で、平安時代の作品。聖徳太子が33才、秦氏に仏像を授けた頃の姿を表している。下着姿の像は、黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)を着用しており、歴代の天皇が即位などの大祭に用いたもので、現在着用しているのは、今上天皇の黄櫨染とつたわる。1000年を超えた今も、天皇と聖徳太子のつながりが如何に深いものか、よく分かる。聖徳太子像は、毎年11月22日(太子の命日)に、開窓して拝観することができる。赤みがかった茶色の黄櫨染は、気品ある染め色だね。
 以降、登場する仏像などの写真は、一般に撮影できないものばかりであり、寺で購入した絵はがきからスキャンした弥勒菩薩半跏像の写真以外、Webで見つけた画像を転用している。
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_19274510.jpg
霊宝殿
 それほど大きくない境内を進めば、近代の1982年に仏像を中心とした広隆寺の文化財を収蔵展示する施設である霊宝殿が登場。いよいよ、再開を楽しみに、京都までバイクを走らせたお相手たちがお待ちだね。ここから先は、撮影禁止。私語も慎みたくなるような、厳かな空間だ。
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_19280432.jpg

木造千手観音立像(国宝)

 開け放した扉をくぐると、控え気味な照明の剣道場くらいの空間の四方に仏像たちが展示されている。左の扉、入って右手に背の高い像が3つ並ぶ。手前に立つのが平安時代初期(9世紀)の作といわれる国宝の木造千手観音(せんじゅかんのん)立像。266cmの背の高い像で、左右に千手を広げているから、とても大きく感じる。千手観音の千本の手は、どのような衆生をも漏らさず救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さを表している。9世紀末の広隆寺は薬師如来像が本尊であり、その当時からこの像も金堂に祀られていたらしい。
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_19282491.jpeg

木造千手観音坐像(重文)

 二体の立像の仏像の間に、座っている姿の千手観音が祀られている。高さは256cmあり、座像ではあるが大きな仏像。42本の腕を持っていたが、現状は13本が残っている。仏像の中の文より、1012年に完成したことがわかり、多くの発願者の名も残されていた。腕がもげてお気の毒な姿ではあるが、どっしりと、大変存在感あるお姿。

RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_19290209.jpg
木造不空羂索観音立像(ふくうけんさく)(国宝)
 左端の立像は、像高313.6センチメートル。奈良時代末~平安時代初期(8世紀末~9世紀初)の作。一面三目八臂の姿とされ、胸前で両手が合掌し、3対の手が左右から出て、腕の数は全部で8本。これを仏教では、8臂(はっぴ)と呼ぶそうだ。ふくよかだけど、キリリとした小顔、ちょっとだけお腹が出ているけど、がっしりした体幹、着ている衣のヒダが美しく、とてもスタイルの良い立像。見上げていると、得もしれぬ「逞しさ」に惹かれてしまう。
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_19150380.jpg
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_19152682.jpg
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_11384339.jpg

弥勒菩薩半跏像(はんか)(国宝)宝冠弥勒(ほうかん)

 3体の千手観音の対面、霊宝殿の正面には、お待ちかねの弥勒菩薩像が2体並んでいる。中央で、淡く照明を浴びて、浮かび上がるのが宝冠弥勒(ほうかんみろく)と呼ばれる木造弥勒菩薩半跏(みろくぼさつはんか)像。1951年に国内で最初に国宝と指定された。像の高さは84cmで、立てばほぼ等身大の大きさとなる。右手を頬にあて、すこし前屈み、物思いにふけるようなポーズ。伏せた切れ長の目に、まっすぐな鼻筋。ほんわり笑みを浮かべる唇。頬に沿わせた細い指先が、日本人の心の琴線に触れるような、繊細さと柔らかさを表している。朝鮮半島からの渡来仏とする説が有力のようで、『日本書紀』では、推古天皇31年(623年)の時代に、新羅から請来した仏像がこの像と推測されている。

 像の前には、左右に畳敷きの台座が用意され、拝観者はその上でじっくりと弥勒菩薩と向き合うことが出来る。霊宝殿の入口の大きな扉は、いつも開放され、季節そのままの空気が流れている。暑い夏はムシムシした館内に、寒い冬はキーンと冷たい空気が覆う。ガラスなどで隔てられず、近寄れば触れてしまえるほどの場所に鎮座する、弥勒菩薩も小生も「同じ」空間の中にいることに、感銘を受ける。美術の教科書で知った弥勒菩薩の美しさは、いまも会うたびに心ときめかされる。

RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_10355858.jpg
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_10290132.jpg

弥勒菩薩半跏像(国宝) 宝髻(ほうけい)弥勒

 もう一つの弥勒菩薩像は宝冠弥勒像の右隣に安置される宝髻弥勒。日本での弥勒菩薩像は、その多くが半跏思惟像として造像が行われた。椅坐して左足を下ろし、右足を上げて左膝上に置き、右手で頬杖を付いて瞑想する姿である。高さ90cmは、宝冠弥勒とほぼ同じ。髪を頭上で束ね、丸みをおびた顔は、伏し目がちに口元をギュッと引き締めている。右手の人指し指と中指が、落ちる涙をそっと抑えるかのような姿なので、「泣きの弥勒」と呼ばれることも。603年に帰化人の「秦河勝」が聖徳太子から授かったという仏像は、この2体の弥勒菩薩のどちらかであったとされる。1400年前の出来事を、素人がいろいろ推測するのも、とても楽しい。
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_19332324.jpg
RZ250改 26 広隆寺 弥勒菩薩像_a0339187_19333716.jpeg
第一旭 桂店
 弥勒菩薩に会えたので、ミッションコンプリート。折角なので、京都らしいラーメンでも食べて帰りましょう。帰り道の桂店で遅めのお昼ご飯。しょうゆラーメンだけど、スープにコクがあって、薄めにスライスしたチャーシューも旨い。名古屋にも似たようなお店があるが、やっぱり地元で食べないとね(^^)。
 スーパーオートルーブを携帯して走ったが、ちょうど自宅近くでオイル警告灯がついた。それまで300km/Lだった混合オイルの消費量が、680km/Lまで改善していた。これが本来の消費量だと思う。よしよし、RZの持病の解決だね。

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
小生の備忘録 - にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

Commented by yukifukaa at 2024-10-18 09:08
オイル消費量が平常に戻ってよかったですね~。
バイクにすぐに原因が特定できない不具合があると、乗ってない時でも気分がすっきりしません。
病気に近いですね(笑)
Commented by yamachan at 2024-10-18 22:42
昔々雨の長崎、RZで転倒したの思い出しました😭
今だにRZが健在なのが素晴らしいですね👍
Commented by akane8150 at 2024-10-19 08:36
< yukifukaa さん おはようございます
不具合を感じると、直したくなりますよね。。よくわかります。クルマもバイクも同じ、古くなれば、あちこち壊れて、治すの繰り返し(^^)。この日、オドメーターのネジが折れてしまいました。。。これもえらいこっちゃ、です(^^ゞ。
Commented by akane8150 at 2024-10-19 08:38
>やまちゃん おはよう
雨が降る中、宿を探して、たしかU-ターンしたんだよね(^^ゞ。レバーが折れて、翌朝いちばんにバイクショップに入った覚えがあります。
Commented by Rip at 2024-10-21 11:04
ガソリン屋さんで2stのオイルを入れてもらったのは、私にとってはだいぶん昔の話です。
アクシス90を持っていたので、家ではたまにやっていましたが。

消費量改善おめでとうございます。
いつもツーリングに携行する必要が少なくなりますね。
Commented by akane8150 at 2024-10-21 21:02
> Rip さん こんばんは
多分、オイルポンプを新品にした場面で、バイク屋の親父が組み間違えたんじゃないかと思っております(^^) まあ、焼き付きを起こす心配は無かったですが 後方を走るクルマには迷惑かけてたんでしょう_(._.)_
by akane8150 | 2024-10-18 00:00 | ツーレポ 近畿 | Comments(6)

旅・温泉・お酒・バイクにクルマ


by akane8150