
蓼科山 山頂

蓼科スカイライン 大河原峠 6:03
猛暑だったこの夏も、朝夕は涼しい風も吹き始めた。今季、最後の2000m越のお山に登ろうと、計画を練ってきた。天候も味方して、やってきた信州、蓼科山は快晴だった。

登山口の大河原峠駐車場は、早朝には一杯になると情報を得ていた。なので、茅野市で前泊して早朝出発に備えた。朝5時に茅野市駅前を出発し、まだ空きのある大河原峠に6時に到着。よかった、予定通りクルマを駐めることが出来た。

蓼科山は八ヶ岳連峰の北端にあり、標高2531mの火山。茅野から望むと富士山のような姿をしていて、諏訪富士とも呼ばれる。幾つか登山ルートがあるようで、今回利用した大河原峠ルートも人気のようだ。体力に余裕があれば、反時計回りの周回に挑戦しよう。

大河原峠登山口 6:36
今回も同級生のHさんに同行をお願いして、助っ人有りの安心な山行になる。出発前にパンをおなかに仕込んでいざ出発。危うく鹿の親子とぶつかりかけたほど、峠までの蓼科スカイラインは濃霧だったけど、標高2000mを越えて、お山はすっかり晴れたね。


登山路に一歩入れば、なるほど生い立ちが火山と分かる、岩だらけの路。深くえぐれたルートの周り、前日の雨でしっとり光る苔たちがきれい。

登山路の前半は、ひたすらこんな感じで、岩を乗り越えて直登する感じ。雨露が乾いていない岩は、滑りやすい。

佐久市最高地点 7:48
登りはじめて30分、岩の連続をまっすぐに上がってくると、小さなピークがあり「佐久市最高地点」とある。ここが茅野市、佐久市、立科町の境だそうな。

将軍平 7:52
蓼科山の中腹、2350m付近は、将軍平と呼ばれる平坦になるも雨の後で道はぐちゃぐちゃ、しかも木道が凍ってるから、二重苦で怖かった。Hさんは、小生がスッテンコロリンするのを期待して、カメラを構えているが、そうも毎度まいど、転ばないぜ!
縞枯れ(しまがれ)
平和な?平坦路を進むと、樹木が一面に枯れている部分に出くわす。針葉樹林が帯状に枯れてしまう現象は、「縞枯れ」といって、この地域に多いよう。枯れているが、すでに幼木が育っており、樹林の清浄作用とも言われるらしい。

南八ヶ岳 8:03
縞枯れのおかげで、横岳から南八ヶ岳の山容が見えてきた。雲海と青空、やったね、山頂からの景色が期待できる。


蓼科山荘 8:11
将軍平の突き当たり、7合目登山口、スズラン峠からの登山口など、すべての登山道がこの蓼科山荘で合流する。正面には、これから進む蓼科山の山頂を望む。雨の後だから、洗濯物でも干してるのかと思ったら、オリジナルTシャツの販売だった。帰りに、次女へのお土産のつもりで、ネパール製のフエルトでできた「山ガールマスコット」をゲットしたよ。


蓼科山荘からは、いよいよ蓼科山登山のハイライト、ラスト標高差200mの急登だ。岩山だから、兎にも角にも、直登する場面ばかり。見上げると、その角度と長さに辟易する。ポールなんて使ってられないから、3点支持で這いつくばって登る。

雲海に浮かぶ浅間山 8:43
山頂に向けての直登が30分経過、さすがにひと息ついて、ふり返る。登ってきた将軍平と雲海の先に、浅間山が顔を出している。Hさんも両手を使いながら、登ってきたよ。


蓼科山頂ヒュッテ 8:56
お〜〜、山頂まであとちょっと、山頂ヒュッテにたどり着けた。もう、ひと安心だね。10時から食事も頂けるようなので、帰りに寄ってみよう。

見上げれば、人だかりの山頂。登山道といっても、踏み跡がないので、適当に歩きやすい場所を探す感じ。


蓼科山山頂 9:11
ついに山頂。登りはじめて2時間と40分、将軍平を除き、ほぼ岩山を直登する登山スタイルだった。蓼科山荘からのラスト標高差200mに1時間を要したってのは、辛い登りだったんだよね。

蓼科神社 奥社 9:15
直径200mほどの平坦な山頂は、ゴツゴツ岩ばかりで、歩きにくいし、休む場所もない。スマホなんぞ落としたら、スキマに入って取れないこと請け合い。山頂の真ん中に、鳥居と小さなお社あり。古代からの山岳信仰で、佐久に里宮がある。山頂ヒュッテで、奥宮の御朱印を分けて頂いた。


方位盤 9:21
山頂の南端には、お立ち台のような方位盤が設置されている。南に面したこの場所は、山頂の最もベスポジな「お弁当場所」だろう。


晴天の山頂を味わうことが出来て最高だね、雲海の先の北アルプスを背景に、スナップショット。おだやかな天候だけど、気温は3℃なのでフードを被らないと耳が痛くなる。

方位盤の近く、岩をひとつふたつ降りれば、北風を受けずにおだやかな休憩場所を得る。持参したクッションを尻に引けば、暖かい陽射しで居心地良し。

おにぎりタイム 9:34
絶景を愛でながら、楽しいおにぎりタイムだね。左手には南八ヶ岳、正面は甲斐駒ヶ岳などの南アルプスを眺めながらの贅沢なテラス席。腹が減っていて、写真に収める前に、パクッと一口食べちゃった。

山行記 20 蓼科山 下り に続く
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