南八ヶ岳
蓼科山から天狗岳あたりまでを北八ヶ岳と呼ぶらしい。それに対して、南八ヶ岳は、浸食を受けて尖った山の端が雄雄しい山容をみせる。中央高速道路などを走っていると、よく見えるのはこの南八ヶ岳だよね。今回の候補地にこの中の「硫黄岳」も含んでみたが、もちょっと準備が必要と判断。いずれ、硫黄岳などの南八ヶ岳にも挑戦するよ。
南アルプス
真南は、南アルプスの北部が見えている。甲斐駒ヶ岳から鋸岳、その奥には大きな仙丈ヶ岳も分かる。小生には手の届かない深窓の南アルプスの山々だ。

中央アルプス
さらに右回りで先を見ると、伊那谷のむこうに中央アルプスのお山。左のピークは空木岳、右手のピークがロープーウエイのある木曽駒ヶ岳。駒ヶ岳は蓼科山からは直線で60km離れている。

御岳山
中央アルプスのちょっと右に、ポツンと浮かんでいるのが御岳山。なるほど、火山って感じのどっしりした姿。いずれ、挑戦しなきゃ。
乗鞍岳 北アルプス
右一杯の視界には、乗鞍岳から始まる北アルプス山脈が続く。
穂高連峰
左端のお山は先日登った乗鞍岳、ここから70kmも離れると3000m越のお山も小さく見える。続く山塊が北アルプスの核心部、穂高の山々だ。乗鞍岳に続く左の尾根は、西穂高や最高峰の奥穂高岳。焼岳は手前の霞沢岳に隠れて見えないようだ。
穂高連峰
さらにその右の尾根を、iphoneの最大ズームで観察。左から南岳、中岳、そしてツンと尖った槍ヶ岳。スマホのカメラでも結構見えるもんだね。

頂上からは、八ヶ岳はもちろん、日本三大アルプスを一望できるチャンスに恵まれた。アルプスお膝元の信州でも、なかなかそのような好条件の場所は無いはずだ。山頂までがんばったご褒美を一杯楽しんだね。さて、ふたたび蓼科山のピークに戻ろう。ゴロゴロ岩の周囲は、苔とイワカガミで包まれている。とても歩きにくい。
蓼科山 山頂2530m 10:11
真っ青な空をバックに、写真を撮ってもらう。良い天候に恵まれてよかった。この位置からは、北にある浅間山も含めて、360度のパノラマ世界。ところで、10日前のヤマップにアップされた写真では、山頂の表示は、古びた木の柱だった。なので、この標識は設置されたばかりなんだよ、きっと。

さて、下山前に頂上ヒュッテに立ち寄りましょう。

蓼科山頂ヒュッテ 10:40
1959年よりこの地にたつ山小屋。1999年から太陽光発電が始まり、電気が使えるようになった。デーンと存在を示すアップライトピアノと300kgのスピーカー2台。どうやって運んだんだろうね、さすがに歩荷の人でも無理だから、ヘリコプターだよね。そうそう、ピアノの調律を心配したが、年に一度調律師さんが上がってくるそうだ(°0°)。すぐ近くに2500mの山頂があるとは思えない、贅沢な空間。

オコジョ手ぬぐい
ナイスな手ぬぐいをみつけて、自分のお土産にゲット。小屋の下にオコジョが住んでるとか、いないとか。

彩り野菜チキンカレー 10:40
山頂まで運んだ貴重な食材でいただくカレーライス。さっき、おにぎり2個食べたはずだけど、小生もHさんも、ペロリと美味しく食べちゃった。ごちそうさまでした。

下山開始 11:06
さて下山開始、森に囲まれた蓼科山荘の屋根が見える。あそこまで降りてゆくんだ〜。


将軍平までの直登の岩場で、登ってくる団体さんに出くわす。ツア〜がいいのは、駐車場の心配をしなくてもいいことだよね。写真を見直しても、この部分、それなりの斜度があるから、足がすくんじゃう人もいるかもね。

蓼科山荘 12 :06
蓼科山荘は三方からの登山道の交差点。先ほどは直進方向から登ってきたが、帰りは右に折れて周回コースをとってみる。最後まで体力持つかなあ(^^)。

樹林帯に入れば、登りと同様に苔むした直線の岩場路をガンガン下るパターン。膝を痛めないようにゆっくりと進めば、あっという間にHさんが見えなくなってしまう。何度か、待ってもらって、申し訳ない。下りはホント苦手だ。

蓼科山は、苔と岩のお山だね。至るところで、苔の美しさに足を止める。初夏の頃であれば、もっと鮮やかな世界になるんだろうね。今度はそんな季節の蓼科も見てみたい。

かわらぬ景色にちょっと疲れてきた頃、将軍平から200mほど降りて、沢にでた。空が見えるようになって、気が晴れる。

横岳 13 :00
ふもとに降りて、滝ノ湯川にでてきた。正面には、お隣の横岳が見えてる。これを左にとって峠にむかう。将軍平からふもとのここまで、500mほど一気に下ること1時間。この日の行程の中で、体にも気分的にも、辛い場面だった。


蓼科山
ふり返れば、一日過ごした蓼科山の全容が見える。諏訪富士といわれるだけあって、優美な姿。山登りで、その山全体を俯瞰することって、あるようで、なかなか無いんだよね。

天祥寺平 13 :16
右手に双子池に向かう分岐あり。双子池は、池の水の透明さ、周囲の清閑さなど、神秘的で人気があるようだ。夜空も朝焼けも体験できるヒュッテもあって、興味あり。

峠までは歩きやすいが、地味に2kmの登りなので、お疲れがたまってくる。ゴールは近いよ、がんばろう。

ぐるっと笹の原っぱに囲まれて、小径をゆく。紅葉の高原は気持ちいい。

登山道出合 13:57
往路の登山道と合流、正面には雲海も切れてきた浅間山がよく見合えるよ。もうすぐ終点。


下山 14:00
2時間45分かけて、「天祥寺平」経由で戻ってきた。今日の周回ルートは、蓼科山をたっぷり味わえた。往復で7時間30分もかかってしまったが、頂上で2時間、景色や食事をゆったり楽しんだから、致し方ないかな。蓼科山の印象は、山頂の景色が素晴らしいことと、がむしゃらに登る「岩の直登」だね。Hさんの提案で決まった蓼科山は、天気にも助けられ、すばらしい体験が出来た。感謝。



蓼科 小斉の湯 15:00