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GL1200サイドカー 35 四国横断 2/6 R438 川井峠 見ノ越 剣山

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HONDA GL1200 アスペンケード 1986 + 東海サイドカー
前回までは、以下を見てください

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南海フェリー 徳島港 7 :41
 早朝4時からの活動はタフだけど、フェリーで少しは仮眠できて、元気充填。さあ、走り出しましょう。今日のルートは険しいよ〜。
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徳島港
 徳島市に流れる「吉野川」は中央構造線上を流れ、四国を南北に分かつ。横断しようとしているのは、その南側に東西に延びる四国山脈だ。港から西の方角、この先にすすむべきお山たちが控えている。
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剣山まで
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通行規制情報
 四国を串刺しにするのは、東からのR438と、続くR439。こやつたちは、全国的にも、知られた「酷道」。災害も多く、前もって、通行止めの情報を徳島県のサイトで勉強する。マップには、悲しいほどの通行止めの「印」。走ろうとしているR438,R439とも、複数箇所で「時間通行止め」の工事をしているよう。その時間帯など、じっくりと調べて、当日も通過できることを確認した。通行止めを食らったら、予定は崩れ、宿泊地も失うだろう。
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徳島駅 7:55
 街に着いたら、まずその中心の駅前を訪問。5年前にもGLばあさんと四国には来ていたので、駅前は記憶に残っている。平日の朝8時は、通勤時間帯で、路線バスでひしめく駅前だった。
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眉山と阿波おどり会館
 駅前の通りから見えるこの景色は、「徳島」らしい景色の1つ。会館はのぞいたことがあるけど、眉山に上がったことは無いから、いつか行こう。
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徳島市八万町 8:13
 駅前から20分ほどで、市街地から郊外の景色になってきた。GLばあさんはタイヤを替えたばかり、足回りもガッチリ、エンジンの吹き上がりも良いし、険しい山道がんばってよ。
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しだれ桜
 R438が徳島市から離れ、山あいの神山町に差し掛かると、沿道はしだれ桜で満たされているのを知る。左右の法面、民家の庭先、街路樹などなど、桜の季節に出会えれば、キレイだろうな。後学で調べれば、町民5000人よりも多い「神山しだれ桜」が20年前から町民の手で育てられてきたとのこと。すばらしい。
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道の駅 神山 8:50
 徳島港から走り出して1時間、道の駅で最初の休憩。設定したタイムテーブル通りで、いい感じ。
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R438
 神山町の道の駅を過ぎると、少しずつ左右から山が迫ってきて、いつしか、山中のクネクネ道に変わる。先ほどまでセンターラインがあったのに、もう、すれ違いに気を遣うような狭さになった。平日のこの日は、土砂満載のダンプカーが張りきってフル営業中。バックの出来ないGLばあさんは、よ〜く考えて走らないと、えらいことになる。
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川井トンネル 川井峠 9:26
 道の駅から30分。後半はすれ違いも厳しいような隘路となって、川井峠に到着。標高764mで、トンネルは昭和41年に開通。この日の終点である祖谷渓温泉(いやけい)までには、大きな峠が3っあって、まずは最初の峠を制覇。
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川井峠からの遠望
 トンネルと抜けた先は、木屋平。最深部に剣山の雄姿を配置して、R438と共に、GLばあさんが進むべく谷を一望する。峠からの景色、すばらしい。峠をめざす旅人の醍醐味だね。
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木屋平 八幡 9:53
 集落のガソリンスタンド、通り過ぎてから、慌てて戻って、給油する。こういった場所では、迷わず満タンにしておくのが大事。お店の人と、プチ世間話。
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八幡神社 9:58
 事前にナビには立ち寄りたい場所を入力してあり、巡にそれを更新し、ルートが出来てゆく。日本各地に大事にされているその地の「巨木たち」、それを見るのも好きなので、先ほどのGSのご近所、鎮守のお宮にもれなく立ち寄るよ。
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八幡神社の大杉
 「八幡の大杉」と呼ばれる樹高30mの巨木。樹齢は600〜700年とされ、太い主幹から2つに分岐し、まっすぐに伸びる姿が潔い。「杉の大木はこうあるべき」みたいな美しい樹形。県の天然記念物だそうな。
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木屋平 下名
 さきほどの川井峠の隘路が嘘のように、木屋平は快適な国道が西に続く。こんな快走路ばかりだったら、日本三大酷道なんて呼ばれないよね、、、
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木屋平 寺内 10:10
 重要なチェックポイントに到着。県の道路情報では、この先で時間規制の通行止めをしていると知る。走行できる時間に当てはまればよいが、現地の様子が分からないので、指示通り、迂回路をとって剣山をめざそう。右折して、県道26号に入る。
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  やがて、1.5車線の簡易舗装林道に道が変わる。つづら折れで高度を稼ぐが、走る向きが剣山の方角とは全然違う。道を間違えていないか、ヒヤヒヤしながらGLばあさんが高度を上げる。 
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 中尾山・高原キャンプ場 10:31
 ずいぶんと谷を上がって、進む方角がやっと剣山に向かうようになる。キャンプ場の標識に、「剣山」とあって、安堵する。
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 すでに標高は1200mほど、深くて大きな谷を「かがり縫い」するように林道が続く。
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R438合流 10:42
 R438と分かれ、迂回路を13km進んで、ようやく再び、R438に戻った。対向車が一台もいなかったので、なんとかなったが、交通量が多いと危険な山道になろう。
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 林道よりはマシな路面、法面の補強工事の後など、維持するのに大変な酷道ってのを実感する。
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 山肌を地図の等高線のように、R438が刻まれている。遠望のお山が、めざす剣山。左下の300m先の谷には、剣山を源流とする穴吹川が流れている。このあたりは、酷道R438のハイライトだね、素晴らしい。
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 法面の崩れで、路肩を失って1車線になっている隘路。ガードレールの様子を見れば、幅員を元に戻す計画もなく、このままの姿で押し通すのかな。これ以上の災害が起きたら、この地点で長期の通行止めとなるだろう。あの場所から、谷の底をのぞけば、、、、さぞかし恐ろしい崖になっているのだろうから、小生はまっすぐ前を見てささっと通過。
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見ノ越隧道 10:56
 R438を上り詰めた先が、標高1410mの見ノ越(峠)。峠に取りついてから、気の抜けないクネクネ道をおよそ1時間走って、峠で小休止。徳島港からふり返れば、およそ80kmの距離を4時間かけて走ってきた。峠にたどりつけた充実感に満たされる。見ノ越隧道は、昭和40年に手前の砂利林道とセットで、開通した。それまでは、クルマも入れなかった小径だった。
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剣山見ノ越第一駐車場
  トンネルを出ると左手には駐車場があり、登山者やリフトの観光客が集まる。事前のスケジュールどおりに走ってこれたので、予定通りリフトにも乗ってみよう。
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剣山登山リフト
 切符売り場で、往復30分かかることを確認し、いざ出発。片道15分、リフトにしては長い距離だね。
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 リフトの終点は、標高1700mの西島駅。ここからは登山道の40分で剣山山頂にたどり着けるよう。見上げれば、頂上にある「剣山頂上ヒュッテ」の建物がわかる。ここは人気の宿泊施設で、雲海や星空など、登山以外でも利用する一般客が多いそうな。剣山は、標高1955mで、1982mの西日本で最も高い石鎚山に次いで、第2位の高さを誇る。
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 リフト西島駅には、トイレ以外、展望所も休憩施設もなにもない。ベンチがあるだけの展望所は、シンプルだけど、好感持てる。
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 西の方角、これから進む谷をパノラマ写真で俯瞰する。四国の「秘境」といえる地域。
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三嶺(みうね)
 谷の先にすくっと立つ孤高の峰は、三嶺(みうね)1894mで、ここから10km先。今日の目的地である祖谷渓温泉はさらにその向こうだ。
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 見ノ越までの東は孔吹川、そしては峠の先は、祖谷川(いやがわ)が谷を形成する。谷の尾根の最高峰は、「塔丸」1713mで面白い名前。
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R438
 100名山の剣山、その片鱗を味わって、リフトを下る。徳島に入ってから、「川井峠」、「見ノ越」という大きな峠を2つ越えてきた。今日の宿泊地、祖谷渓温泉につく前に、残された3つめの「京柱峠」に挑む予定。一日で、四国の誇る「秘境峠」を3つ味わえるなんて、超贅沢、ワクワクだね。

GL1200サイドカー 35 四国横断 3/6. R439 「ああ、京柱峠」に続く




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Commented by radio2_kurochan at 2024-12-03 07:05
狭隘路をバックギア無しの巨体おばあさまで進むとは、凄い度胸ですね
Commented by 60saikara at 2024-12-03 09:06
こんにちは

四国は道が狭いという印象がありましたがやっぱり狭いんですね。

ダンプとのすれ違いお疲れさまでした。
Commented by yamachan at 2024-12-03 10:47
剣山、ブログもYAMAPも使ってない時なので、7,8年以上前かに登りました。
たしか11月だったと思うけど、山頂は凍ってて寒かった覚えがあります。
今回は凍ってなさそうでしたが、やはり温暖化のせいでしょうか?
Commented by Rip at 2024-12-03 10:54
バイク仲間が新居浜に住んでいたので、四国はよく行きました。
そのせいで、R438~439は東半分を何回か通っています。
画像の場所は、どれもそのときを思い出させるものです。

ただ中尾山・高原キャンプ場の迂回路は知りません。
GLで突破とはスゴいですね。

http://nakanakanarenai.blog20.fc2.com/blog-entry-86.html
Commented by akane8150 at 2024-12-03 21:44
> radio2_kurochan さん こんばんは
このあとのゴールドウイングには バックギアがつくようになったんですよね うちのGLばあさんは 猪突猛進 前に進むのみです(^^ゞ。
Commented by akane8150 at 2024-12-03 21:47
> 60saikaraさん こんばんは
山奥には狭い道、いっぱいあるはずですが、これが国道だから注目されるのだと思います。山岳集落がこれだけ多いのも、平坦な土地が少ないからで、自ずと道も険しいんでしょう。
Commented by akane8150 at 2024-12-03 21:51
>やまちゃん こんばんは
今回の山奥での気温は、日中で7〜10度くらいだったような。剣山で見かけた山歩きの人たちも、秋の服装だった気がします。今年の秋はあっという間に過ぎ去りましたね。
Commented by akane8150 at 2024-12-03 21:55
>Rip さん こんばんは
当社はオイル消費も正常になったRZで行こうと意気込んでおりましたが、いざ計画を立てると、荷物を気にしなくて済むサイドカーを選んでしまいました。
Commented by h37_ngs at 2024-12-04 07:50
早々に険しいルートですね、ちょうどこの区間、自分が走った時は通行止めで走れませんでした。迂回路を走っているのを拝見してちゃんと調べれば行けたのかもしれない・・・と思ったのは後の祭り、
サイドカーで狭路を進むのはなかなか難しそうですね!!
四国の秋、いいですねーー
Commented by akane8150 at 2024-12-04 08:51
> h37_ngsさん おはようございます
東北、信州の山奥はなんらか抜け道が探せますが、四国の山奥は、東西に道が広まっているけど、それを上下につなぐ道がないんですよね。中国山地が東西に長く伸びているからです。面白いところです。
by akane8150 | 2024-12-03 00:30 | ツーレポ 四国 | Comments(10)

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