
HONDA GL1200 アスペンケード 1986 + 東海サイドカー
前回まではこちら

いの町 上八川甲 11:03
R438、R439と酷道をつないできたが、明日の夕には名古屋に帰らなきゃならないので、いの町の分岐でR439とお別れだ。リタイヤして時間がたっぷり作れるようになったら、R438とR439の完全走破をしたみたいね。

R194 11:27
徳島からいの町まで、四国山地をに沿っていたが、R194は四国中央部を南北に横切るルート。いの町からは、人里の少ない山道となって、中国山脈を北に越える。

いの町長沢 食処一 12:12
R194が山越えするあたり、道の駅意外には、ほとんど食事ができる場所がないのは、分かっていた。なので、Googleマップで見つけておいた「食処一」に滑り込む。この横を流れる川は、「吉野川!!」四国の東から西の山奥まで、ずいぶんと吉野川の流域は広そうだ。


昼食はおにぎりばかり食べていたので、カツ丼は旨かったねえ。客は小生ひとり、主がGLばあさんをみて話しかけてくれる。この先で、寒風山の旧道を抜けて今治に向かうことを伝えると、ぜひ「UFOライン」を走ってきてくださいと勧められた。霧氷で覆われた美しい尾根道の写真を見せて頂く。こりゃ、すごいね。ぜひ行ってみようということに。出立まで見送って頂き、ごちそうさまでした。行ってきます〜。

R149旧道へ 12:31
谷の向こうにお山を望みながら、R149は高度を上げて寒風山トンネル近くまで。トンネル手前に旧道への分岐有り、これを進入。ちなみに1999年に開通した新寒風山トンネルは、
全長5432mで自転車や歩行者が通行できる国内最長のトンネルらしい。

20年前まで現役だった旧国道は、幅員もせまく離合するのも大変!!。ここが南北を貫く幹線道路とは、よほど不便をしていたはず。しかも、冬期間は通行止めであったようで、新トンネルの開通で一気に利便が良くなったであろう。

12:54
8kmほどの隘路を上れば、やっと旧道のトンネルに至る。その手前、左のゲートがUFOラインの進入路。さて、どんな景色に出会うのだろう。

中国山脈の南側の尾根に沿って、東西にUFOラインが伸びている。左は崖、右は法面ってな、景観が続く。観光であろうが、土曜のこの日はクルマがそれなりに多い。ヘッドライトを点灯して、対向車に注意。

天空の道 13:18
しばらくは、木々に囲まれた道であったが、標高1400mを超えるあたりの森林限界を迎えると、景色は一変。尾根を蓮か先まで見通せる、まさに「天空の道」と呼ぶに相応しい絶景を見せてくれた。

西日本の最高峰、石鎚山につづくこの尾根は、秋の冷えた朝に、瀬戸内海側からの冷たい大気が尾根を越える時に「霧氷」を発生させる。食堂の主が話していたとおり、今日はまさにそのような天候であったよう。稜線の北側は真っ白な枝葉となって、対して、稜線の南側は、紅葉の山肌。

稜線上には、幾つかのピークが分かる。正面に見えた峰は「ジネンゴの頭(1701m)」。道路より20〜30分も登ればその頂でさらなる絶景が見えるとか。あいにく、天候も今ひとつ、時間も足りなかったので、山登りは次回への楽しみとしてとっておこう。

神鳴池記念碑 13:26
龍が住んでいたとされる神鳴池の石碑近くは、尾根線上に道路が走るため、霧氷と針葉樹の緑、紅葉の茶と色合いが美しい。これで陽が差せば豪華だろう。ところで。UFOラインとは、妙な名前。元々、雄大な峰が続くという意味で、「雄峰ライン」と呼ばれていたが、たまたま登山者がこの尾根でUFOらしき写真を撮ったことが新聞で公表され、反響を呼んでいつしか、UFOラインになったとか。

さらに奥に進めば、ますます霧氷の範囲は広がって、南斜面にも及んでいた。この先の石鎚山はまだまだ遠いので、このあたりで引き返すことに。気温は一ケタ台、暖かいGLばあさんでも、寒さを感じる。UFOラインは正式名、町道瓶ヶ森線で、全長27km。

絶景ポイントに戻ってきた。この尾根の南側はなんと「吉野川の源流」だそうな。ふり返れば、徳島港から離れたり横切ったりと、吉野川と一緒にここまで登ってきたともいえる。それにしても。吉野川の流域は広い。

樹氷 13:56
旧道が好きな小生は、寒風山の旧道を走りたかっただけであったが、食堂の主に教えてもらってやってきたUFOラインは望外の景色を見させてくれた。冬期は凍結、積雪などで通行止めとなるようで、旅した11月末までが通行可能だそうな。食処一さん、ありがとう!。


枝に白く光る樹氷が美しい。後学で知るのだが、樹氷のできる条件は、マイナス5度以下で、弱い風にのって霧が流れる際に出来やすい。また風の吹いてくる向きに氷が堆積するようで、この樹氷の場合、左からの風が枝の表面に氷を堆積させたようだ。不思議だねえ。

この道が知られるようになったのは、カローラスポーツが天空の山岳道路を爽快にドライブデートするCMガ話題を呼んだことからきっかけのよう。コリャ、確かに走ってみたくなるよね。

UFOライン(町道瓶ヶ森線)

南に目を向けると、1000m前後のお山たちが重なり合って、四国の山深さが分かる。方角が正しければ、高知市方面を見ているはず。

光芒
低い雲、そのスキマから差し込む陽射しが「天使の梯子」とか、「レンブラント光線」といわれる。樹氷と相まって、厳かな景色を生み出している。

旧寒風山トンネル 14:19
UFOラインにすっかり満足して、トンネルまで戻ってきた。1964年に開通した旧寒風山トンネル。食堂の主の話では、長らく通行止めになっているとの事だったが、見てるとクルマが何台もトンネルに入ってゆく。んっじゃ、小生も行ってみよう。


旧寒風山トンネル 愛媛側
トンネルを越えれば愛媛県。道路情報には、通行止めの標識と工事中の文字。よくわからんが、先ほどのクルマたちがいないってことは、抜けられるだろう。行きましょう。

下りも狭い道が続き、対向車ともすれ違う。予知する運転をしないと、狭い道がさらに狭くなる。

UFOラインの尾根を見上げるの図。四国ってのは、暖かい地方だと思っていたが、四国山脈の頂上付近は、険しい気候で侮れない。やがて、旧道は新道と合流して北上する。

止呂橋(とろはし) 14:53
瀬戸内に出る前に、予定した最後の立ち寄りポイント止呂峡にやってきた。歴史を感じるガッチリした切り通しの先には、レトロな橋が架かっていそう。


寒風山から流れ出た「谷川」が生み出した深い谷。そこにかかるレトロで味わい深い橋には、「とろ橋」「昭和42年」と銘文あり。橋はラーメン橋のようだが、橋門が古めかしくごつい作りがマッチしていない。どうみても吊り橋の柱にみえる。昭和42年以前は、この門柱は吊り橋を支えていたんじゃないだろうか。調べても古い吊り橋については出てこなかった。


止呂峡
止呂橋の上から眺める景色が絶景。深い谷が刻まれた紅葉の山肌。そして橋の下は岩ばかりの川底とエメラルド色の淵。怖くてのぞき込むことが出来ないので、カメラだけを手すりの向こうへ突き出して撮影した。

西条市 15:23
徳島を発して、中国山脈と絡みながら西進し、再び海まで出てきた。広々とした干拓地は、山、谷ばかりだったので、開放感たっぷり。

ふり返ると寒風山や伊予富士は雲にすっぽり、なるほど、気温が下がれば雲の中、霧氷が発生するわけだ。

西条市 難波 15:26
干拓地を守る堤防を進めば、干拓地の集落にであう。江戸時代の水門の上から集落を眺めると、干拓地の水路に囲まれてびっしりと集落が出来ている。「西条のベネチア」と呼ばれたスポットのようだ。ベネチアに行ったことが無いので、ふ〜ん、そうなんだ(^^)。

今治駅 16:31
予定より早く宿に到着しそうだったので、通り越して、今治の市内を探索してみる。まずは、今治駅にやってきた。駅前のお土産でも探そうとしたが、それっぽいお店が見つからず、撤収。

湯ノ浦温泉 汐の丸 17:16
今治の郊外にある今日のお宿に到着。道後温泉で宿を探したが、連休もあって予約が取れなかった。こちらは、お一人様のプランも合って都合がよかった。

この日はドタバタする出来事もなく、つつがなく過ぎた。教えてもらったUFOラインが望外に素晴らしかったので、これもありがたかった。静かに食事を楽しんでいたが、やがて小生の背後には、某大陸系の団体の食事が始まる。ザワザワ賑やかになってきたので、さっさと撤収、撤収。

用意されたのはツイン、バイク旅には十分だ。温泉宿なのだから、温泉のレポートも書きたくなるのだが、今回はコメント無しということで。お湯に関しての評価は☆☆☆、リピートはないかな。いよいよ明日は最終日、名古屋まで戻らなくちゃいけない。名古屋までの途中下車、どこにしよう。


GL1200サイドカー 35 四国横断 6/6 しまなみ海道 尾道 総社 に続く
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-243272998"
hx-vals='{"url":"https:\/\/akane928.exblog.jp\/243272998\/","__csrf_value":"8e986170f2f20f6c359843a5b7f06c198a5e4d3bd9fbac233377f1f6808dafa0e296f97e8045536d341e226325ab8c894542529bd25a65e22894e4d8099ce61a"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">