プラモ製作記 29(2/2) マクラーレン MP4/6 ホンダ 1/12 タミヤ
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ボディの製作にとりかかる。マルボロカラーが上手く表現できるかが、ポイントだね。塗装する前に、ヒケやパーテンションなどを丁寧に削り、パテうめして下地を整える。この操作は地味だけど、後々後悔するのは悲しいので、がんばる。出来たら、1500番のプラサフ缶をすべてに吹き付けて、表面の仕上がりと上塗りのツキをよくする。さらに2000番の耐水ペーパーで表面を磨く。

んっで、肝心の「スーパーホワイト」をスプレー缶でのせるのだが、、、、薄めの二度塗り、三度塗りをすべき処を、結果を急ぎすぎて「厚塗り」してしまった。吹いた直後は、テカテカの艶があったのに、塗装が乾くと痛恨の「シボシボ」が発生してしまった。

ついつい早く出来上がりが見たくって、塗料の吹き出しが濃いお手軽なスプレー缶を使っちゃうんだよね。エアブラシでゆったりと塗装すれば、このトラブルは防げるはずだ(T_T)。

600番くらいで一幕削ってみるが、ここまでのシボシボは塗膜に深い傷を負ってしまう。やむなく、剥離剤につけること3日間を要して、素地が出るまで、がっつり塗装を落とした。これも面倒な作業なんだよね。

仕切り直しで、間を置いて再塗装に望む。今度もスプレー缶を用いて、薄く、薄く、5回塗りほどの手間(乾きを待つので2日ほどかかる)をかけて、なんとかスーパーホワイトのボディが仕上がった。

ホワイトが完全に乾く4、5日を待って、蛍光レッドの塗り分けマスキングにとりかかる。下書き線を入れたいところだが、後々残ってしまうので、左右対象になるように、かつ塗り分けが直線に見えるよう、試行錯誤でテープをのせてゆく。ここでの失敗は、悲劇になるので、満足できるまでテープの位置を調整する。

これで良しと踏ん切りがついたら、ホコリを吹き払って、気合い一発、マルボロレッドを吹き付ける。発色がいいので、塗装の厚みがまだらでも分かりにくい。これも塗装、乾燥を3度ほど繰り返して、色をのせた。

マスキングテープを剥がすのは、とっても楽しい手順だね。思いどおりの塗り分けが出来ると、頬ずりしたくなるほど嬉しいね。目測だけでマスキングしたが、概ね期待通りの仕上がりになった、ラッキ〜。

フロントノーズ、リアウイングなども同様に色をのせた。最後にマスキングして、アッパーボディの裏側をマットブラックで塗装。いずれもがっちり乾いた後に、仕上げ用のコンパウンドで磨きだして、全体の艶を整える。

ボディの塗装の待ち時間は、アンダートレイの製作。上面はフラットブラックで、付属のミラーシートを貼り付ける。エキゾーストの耐熱板の再現。

裏側は、材質が違うんであろう、黒とゴールド、アースカラーの塗り分け、このあたりは、スプレー缶でサクサク塗装。

シャーシーとアンダートレイをボルトで接合。段々と形になってきたよ。

手前のブルー地のデカールがオリジナル。30年前のモノだから、背景のクリア部分が劣化で若干黄ばんでいるけど、我慢して使いましょう。肝心の「Marlboro」ロゴは、版権の関係で、タミヤのキットでは再現されていない。TAMIYAに限らず、MP4/6の他社のモデル、ミニカーなどでも、マルボロロゴが外されている。2017年に行われた実車ドライブでも、「McLaren」ロゴに置き換わっている。幸いにも、アフターマーケットで探せば、1/12TAMIYA用でマルボロバージョンが手に入る。

貴重なデカールだから、失敗はあり得ない。新旧のデカールを左右対称、水平に貼り付けてゆく。古いデカールの黄ばみは仕方ないね(T_T)。

デカールが貼り上がったら、水性クリアーを3層ほど上塗りしてデカールを封じ込めた。数日の乾燥の後に、コンパウンドで仕上げてボディ塗装は終了。オンボードカメラ、ウインドスクリーンなどは、目立たない接着剤を用いて載せる。あの当時のTV放送で、このオンボードの映像は臨場感あったね。古館の解説も、劇画調で面白かったなあ。

シャーシーの完成。ネジ止めの足回りなので、ポキッと折っちゃうトラブルは無くなっている。スッキリした出来上がり、かっこいい。

ラジエターホース、電装などキットの素組みだけど、いい感じ。実車はもっと細かな補機があって、上級者はそれすら再現している(°0°)。シャーシに張り付くパイピング、中に銅線をいれて、シャーシー形状に合うように工夫されている。このアイデアは、優れものだね。今後、他の場面でも流用できる工作だ。

オイルタンクとエグゾーストのセンサーのパイピングが省略されているので、これくらいは再現してみよう。社外品には、「MP4/6 エンジン スーパーディテールアップセット」なる「ヤバい」オプションパーツが見つかる。ボルトの頭から各種パイピングまで、恐ろしい程の再現力と情報量になる。さすがに、ここまでは付きあえられないなあ(^^ゞ。

1991年販売の模型キットと納得させる、リアタイヤの加水分解。多くの1/12タミヤビックシリーズを手がけてきたが、ごく一部のキットでこのような劣化が認められている。その時の製造過程に問題があったんじゃなかろうか。さすがに、このタイヤは使えない。

タミヤのオンラインショップで、タイヤだけでも手に入るかどうか、確かめた?確かめてない? 社外品で1991年当時のタイヤセットを購入してあったので、こちらを用いる。レタリングも美しく、手間が省けた。

リアウイングを4個の小さなネジで固定。オイルクーラーの配管とリアランプを取り付けたら、これにてシャーシーの完成。

立ったリアウイングに「Marlboro」デカールを馴染ませるのは苦労した。ソフターで根気よく押さえ込んで完成。アッパーボディをかぶせてしまうと、見えなくなってしまうエンジンやシャーシ、見納めだね(^^ゞ。

ボディは6箇所で微少なネジを用いて固定する。この部分でも、ビシッとネジ穴が一致してねじ込めるのが素晴らしい。さすが、タミャ。

完成〜。ボディの塗装で失敗してやり直しているので、とりあえず形になったので安堵だね。このアングルだと、まるで実車を見ているようなリアル感あり。

MP4/6のシルエットや空力デザインは、1989年フェラーリ・640に重なる部分多し。それは、フェラーリ・639の空力を担当していた「アンリ・デュラン」がマクラーレンに移って、1991年にMP4/6を製作したからだ。フェラーリとマクラーレンという2大ファクトリーが同じ設計のクルマで戦ったってのも面白いね。

MP4/6のホンダエンジンは、F1の歴史の中で、唯一のチャンピオンシップを獲得したV12気筒エンジンだ。フェラーリの12気筒も有名であるが、一度もタイトルを奪ったことはない。その意味で、この芸術的で緻密な12気筒エンジンをホンダが作り得たことは日本人として誇らしい。

ショーケースに収めてLED照明をつけると、蛍光レッドが映えるね。1/12F1のコレクションがひとつ増えた。が、すでにケースは二台目になっていて、これ以上の拡張はかみさんに叱られる。満杯になったら、すこしずづ処分していかなきゃね(T_T)。
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