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プラモ製作記 30 ジェミニ宇宙船 12号 1/24 レベル

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GEMINI 1/24 レベル
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 アポロ宇宙船に代表される、スペースモノも小生は大好き。ストックの中から、1/24というビックスケールのジェミニを作ってみた。古いレベルのキットは、ビニールに包まれず、パーツがゴロゴロ。透明パーツも同様に扱われているので、細かな傷はついてしまうね。
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 スタンドの裏には、初版の1965年と刻印がある。知り得る限り、この1/24ジェミニは、3版まで確認できる。今回のキットは、組み立て図に1982年印刷とあるので限定販売の「2版」だろう。ジェミニ計画60周年を記念して「3版」が出ているが、内容も箱絵も基本は一緒だ。
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ジェミニ モジュール
 ジェミニ計画は、アメリカ合衆国航空宇宙局(NASA)の2度目(マーキュリーが有人最初)の有人宇宙飛行計画。ジェミニ宇宙船は2名の宇宙飛行士を宇宙に送る能力があり、1965年から1966年までの間に10名の宇宙飛行士が地球周回低軌道を飛行して、船外活動などで月をめざすアポロ計画の基本技術を確立した。NASAから手に入れた画像であるが、60年前の写真とは思えないほど鮮明だ。キットの追加工作や塗装はこの写真を参考にした。
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 唯一可動するハッチは、ペラペラ・・・これじゃあ、真空の宇宙ではもたないねえ(^^ゞ。同じような思いを持ったマイナーな海外のメーカーが、このジェミニをグレードアップするキットを販売していたようだ。それを用いた作例では、このハッチもリアルにパーツが追加されている。もちろん、もう手に入らないので、「それっぽく」プラ板で追加工作をしてみる。
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 ハッチをガッチリ閉じるロック機構を再現。段差はパテをうめて粘土工作。
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 追加キットだとレバーやリンクなど詳細な表現を再現できるが、すべてはバランス。こんな感じで満足しましょう。「雰囲気、雰囲気!!」。
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 モジュールの頭は、つるつるだけど、実際は複雑な形状。これを再現するために、ストックパーツからよさげな部品を流用。先端部分は、ドッキング装置と帰還時のパラシュートが収納されていた。
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 実機の写真を見て、針金や不要パーツを使って「それっぽく」表現。いいんじゃない(^^)。
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 モジュールの外郭は3分割されている。塗装やデカール貼りのことを考えて、最後に組みたてる作戦。ハッチのすりあわせなどの微調整をしたら、、最終塗装へ。辺縁のレッドラインも先に塗装して、ほしいところだけ、マスキングして残した。
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 当初はつや消しブラックと思っていたが、実機を見ると、ブルーが入っていることに気づく。フィールドグレイとマットブラックを混合して、色を作ってみた。これを希釈して、エアブラシでじっくりと色を重ねる。
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乾いたあとで、マスキングテープを剥がす場面は楽しいね。お〜〜、レッドがキレイに残ってくれた。
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 モジュールの先端のペイントは手が込んでいる。当時の追加キットには、デカールがあったようだが、今回は手描きでチマチマ再現。16箇所の姿勢制御スラスターもレッドとホワイトでそれっぽく描く。
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 さて、今回のキット製作でもっとも悩んだところ。デカールが組み立て図とくっついてしまっていて、紙がデカールに張り付いてしまっている。もちろん、60年前のデカールは劣化が激しく、このままでは使えない。
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 オリジナルをスキャン。フォトショップでレイヤーに移して、画像を得る。これを自作用デカールキットに印刷。見た目は、キレイにデカールで再現できた。
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 作例は、ジェミニ計画最後の12号としてみる。船長のラベルとパイロットのオルドリンのバッチ、それとNASAのジェミニ計画のエンブレムをデカール化。うまく出来たね。
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 さて、肝心のモジュールにはるロゴと国旗を張ろうとしたが。。。そう、「白」の部分が抜けてしまっている。「UNITRD STATES」に至っては、全く透明。そうなんだ、パソコンプリンターによる色の再現なので、「白」のインクはないからねえ。。。さあ、困った。
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 仕方が無いので、ボロボロのデカールを使うことに。水に浸したあと、表面にこびりついた紙成分を綿棒で丁寧にこすり落とす。そして、デカールをベースから剥がそうとするが、固着していてなかなか剥がれない。気づけば、ジグゾーパズルのようにバラバラになってしまった。リキッド・デカール・フィルムというお助け薬剤もあるのだけど、表面が汚れているので今回は使えない(T_T)。バラバラを忍耐強く船体にのせてパズルを完成させる。最後に手描きの塗料で修正し、「それっぽく」。決して、近くで見てはいけない、遠くから鑑賞しよう。
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 モジュールの後部は、宇宙空間での生命維持装置、帰還燃料や、ロケットエンジンが搭載されている。1/24なら、もっと詳細に表現できるだろうが、なにせ60年前のキットだから仕方ない。
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中央のノズルは再突入時のメインエンジン。周囲のスラスターは姿勢制御用。
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 最後部には、燃料電池や通信機器、燃料タンクなどが搭載されるが、実機では断熱のアルミで覆われているので見えない部分。だったら、アルミカバーを再現して、中は省略させて頂きましょう。中央のピラーと周囲の受けをプラ棒の加工で作成。
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 まあ、こんな感じでベースを作った。
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 ゴールドのアルミをどうやって再現しよう。。。そうそう、お弁当に使うトレイを思いつき、100均で手に入れる。
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 アルミの厚みも輝きもいい感じ。これをペタペタ貼ってゆく。
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 貼り合わせて、ゴールドのアルミカバーが出来た。が、2ヶ所にスラスターの切り込みをつけるのを忘れてしまった。もう後の祭り、スラスターノズルが付けられなくなった(^^ゞ。
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 飛行士がのる居住空間は、モールドの甘い、アバウトな出来。この部分も、グレードアップキットでは、座席ごと作り直すようなリアルさがあった。そのレベルまでの自作は無理。潔く、船内のパーツは「素組み」とした。
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 それでも、塗り分けには、丁寧なマスキングを要す。
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 計器板もさすが1/24とあって、細かく刻まれている。赤や青を使って賑やかにしてみたが、こだわるモデラーであったら、もっともっと手間暇をかけるだろうな。
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 飛行士は「モナカ」みたいに、前後に二分割。貼り合わせてもスキマだらけで、パテで修正。
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 クリームっぽい「レーシングホワイト」のスプレー缶を用いてベースを塗装。その後、ベルトや生命維持装置などを筆塗り。ヘルメット以外は、つや消しにしたいので、「頭」をマスキングして、つや消しクリアーを吹き付ける。
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 キットのアバウトな出来を考えれば、宇宮飛行士も「ゆるーい」出来上がりでもいいでしょう。すべては、バランス。1/24のサイズなら、顔の表現にも大事になってくる。小生は顔をつくるの、とても苦手なので、今回も。。。いずれ、顔の塗装方法や塗料の選択など、レベルアップしたいなあ。
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 いよいよ、モジュール本体の組み立て。三分割の外郭を「クリアボンド」使って接着。前もってすりあわせをしてあったので、許容範囲のスキマで組み上がった。
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 最後はクリップでホールドしてひと晩寝かせる。最後に合わせ目の上にホワイトのストライブを1本入れれば、完成。手をつけてから、1ヶ月かかってしまった。年末年始で忙しかったしね。
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ジェミニ12号
 1966年11月11日にケープカナベラル空軍基地から飛び立ち、宇宙空間での活動をこなし、4日目の15日に太平洋上で回収された。5日間もこの狭い空間で過ごすなんて、そんなトレーニングも必要だろうね。
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 タイタン2号で打ち上げられたモジュールは、姿勢制御をして軌道にのる。後部に燃料、水などを搭載している。
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 複座の飛行機と同様、左席に船長のラベル、右席にパイロットのオルドリンが搭乗。3回に渡って、船外活動を行い、次なるアポロ計画での経験とデータを収集した。
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 宇宙船のキットで、1/24ってのは最大じゃあないだろうか。手に持てば、なかなか迫力あっていいねえ。
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 帰還時には、最後部のモジュールを分離し、4つのロケットを点火して、再突入の軌道にのる。そしてこの中間のモジュールも分離して、カプセルのみとなり大気圏に戻ってくる。カプセルの底部には、特殊な耐熱素材が貼り付けてあり、熱で溶けて発生する保護膜が、船体を守る。
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 月をめざして、アメリカとソ連が宇宙開発を競った。沈滞した今のご時世と違って、エネルギッシュな時代だったんだね。

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Commented by radio2_kurochan at 2025-01-16 09:07
期待の飛び物が宇宙船とはビックリ 毎回、アイデア満載の作品に驚かされます
診察室に棚を作って、名作をズラッと並べたら患者さん大喜びですよ
Commented by akane8150 at 2025-01-16 22:01
radio2_kurochan さん こんばんは
診察室なんぞに、陳列したら。。。「じゃまっ!!」って、外来看護師さんたちが、捨ててしまうでしょうね(^^ゞ。
リクエストにお応えできるよう、次の作品は、小生の好きな旅客機に手をつけてみます。
by akane8150 | 2025-01-15 22:00 | プラモデル製作 | Comments(2)

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