
鹿児島県 志布志港 9:27
前日はこちら

15時間の船旅を経て、鹿児島県志布志港に到着。乗り込んだのは、3階デッキなので、上層階のトラックたちが出るまで待機。着岸してから20分ほどで、下船の順番がやってきた。

乗船ランプは4階デッキにあり。いよいよ、GLばあさんの九州上陸だ。ばあさんにとっては、2018年、2020年に続く、3度目の薩摩の国だ。

Day 2

鹿屋航空基地史料館 10:20
今日は、甑島にむかう串木野港16時30分発のフェリーに間に合うことが最重要。ジックリと策定した行程表に従って、先を急ぐ。それでも、鹿屋を通るからには、素通りできない航空基地。屋内展示は、割愛し屋外展示機をぐるっと見学。


二式大艇
この飛行艇に会うために寄ったともいう。第二次世界大戦の堂々たる実機を間近で見られるのは、ここしかない。屋外展示だけど、以前見たときよりも外装が整備されているのをみて安堵した。ぜひ、大切に保存展示していただきたい。

垂水 アコウ並木 10:44
快適な海岸線のR220を進むと、見慣れない立派な樹がずーっと植えられている、いかにも南国にありそうな樹形をしている。後学で調べれば、樹齢100年以上の「アコウ」の並木だそうな。

垂水南港
鹿児島湾を左手に北上する。海の向こう、西の遠方にキレイな円錐形のお山が見えた。そうそう、開聞岳だよ。


桜島 11:16
R220を淡々と進めば、カーブの先に噴煙をいだく桜島が現れた。お〜〜、鹿児島にやってきたって、実感するね。

黒神埋没鳥居 11:26
桜島に取りついて、反時計回りで島を走る。小学校の教科書で見た記憶のある「埋没鳥居」、噴火の威力を見せつける史跡。この集落の鎮守である、腹五社神社の名称より有名になっている。大正3年の大正大噴火は、日本における近年最大規模の噴火で、黒神の集落もポンペイ遺跡のように大きな被害をうけた。3mの高さの鳥居の2mほど埋まっているようだ。建築物としては珍しい、県の天然記念物に指定されている。

御嶽登山口
活火山の桜島に登山口があるとは、びっくり。石標を読めば、昭和29年3月に建立とある。その頃は、小学校の遠足でも登頂していたとか。その1年後の昭和30年に起きた噴火が登山者に死傷者をもたらしたため、以降は登山は出来なくなった。山頂までの距離なども書かれているようだが、埋もれて見えなかった。

魚雷格納庫跡
もう少しでフェリー乗り場という集落の中に、「魚雷格納庫跡」という旧海軍施設が残っている。桜島の丘陵の下に、アリの巣のような海軍施設があったようだ。

湯之平展望所 11:55
「珍満」というジモティに御用達の定食屋さんの角を山に向かって走れば、一般人が許可される上限の展望台「湯之平」に行ける。つまり、桜島を最も近くから見える場所ってわけ。高さは北峰の4合目で標高373m。ちなみに、桜島の標高は1117mで、ご近所の鈴鹿山脈とよく似た高さ。頂の向こう側に噴煙の上がる昭和火口がある。カメラ台を見つけたので、タイマーで自撮りしてみた。

桜島フェリー 12:27
桜島港から、桜島フェリーが15分で鹿児島とつながっている。乗船手続きは、有料道路の料金所と同じくらい簡略化されていて、運賃を払うだけでそのまま船に乗り付ける。車止めも使わず、乗りっぱなし。

桜島マグマ溫泉に立ち寄る予定だったが、計画より1時間遅れていたので、お湯を楽しめず、次回の楽しみにとっておこう。志布志でフェリーを下りてから桜島港まで2時間を想定していたが、3時間以上を要したことが原因。



桜島フェリー やぶ金 名物桜島うどん
このフェリーにのったら、ついつい食べてしまう「やぶ金」のうどん。わずか、15〜20分の乗船時間だけど、頼めばあっという間に出てきて、ささっと食べるのが流儀。さつまあげ、温玉、ごぼう天など贅沢なトッピングオールスターな、桜島うどんを頂いた。寒い体に、うまいお汁が浸みたねえ(^^)。
鹿児島港 12:45
温かいうどんがお腹に入って、元気復活。スケジュールもすこし巻き戻したから、串木野の甑島へのフェリーまでの目安が立った、ひと安心。
城山公園からの桜島 13:01 鹿児島といえば、ここに立って、桜島をながめてみたい。生憎の曇天だけど、雨じゃないから文句もいえまい。
鹿児島市 市電
市内は2路線の市電が走っている。調べると乗車ごとに170円。市電のある町になれていないと、自分の真横を通り抜ける電車は怖いねえ。さて鹿児島も味わって、串木野へのルートにのっかる。市街地の健武神社前交差点から、唐突にトンネルに突入、そのまま自動車道路が始まるのが面白い。そうだな、長崎市街地の市民病院前の交差点にも、こんな楽しいトンネルがあったよね。
串木野 照島神社 14:07 鹿児島市から、自動車道に乗り、一気に串木野までやってきた。甑島に渡る前に、このあたりを見聞きしてこよう。昔の串木野港があった近くの小さな島(照島)に到着。朱塗りの欄干橋をわたり、照島神社に参拝。創建年代は不詳だけど、茨城源の「大洗磯神社」と愛媛県の「大山津見神社」から勧進したとされるから、神話の時代からかもしれない。
驪龍厳(りりょうげん) 照島の南端には、風浪で生まれた様々な浸食岩が風景美の絶景有り。当地のお殿様が感銘して、「驪龍厳」と命名したそう。難しい漢字だけど、玉を抱く龍が伏せている姿に例えたようだ。

さて戻ろうとすると、どこからか二匹のネコが小生に近づいてきて、ごろり。挨拶にでも、来てくれたのかしらん。小生は寒いのに、敢えて日陰に横たわる。ここで、なに食べて暮らしてるんだろう


串木野 ドリームキャノピー 14:30
串木野の市街地、商店街にかかるでっかい建造物にびっくり。まわりの靜かな商店街とは不釣り合い(失礼!)なほど、手が込んでいる。これも後学によれば、民謡を踊るときの編み笠をデザインしたそうな。1991年に竣工したトラス構造のアーチ。ちょうどバブルの頃と重なるから、町おこしで作られたんだろうな。信号機もキャノピーから吊り下げられていて、すごいわ。

ちかび展示館 14:38
串木野の市街から少し離れた海岸線、そこから500mほど谷を進むと、「ちかび展示館」なるものあり。予てから訪ねたかったので、興味シンシン。館内は撮影禁止なので、以下はWebで見つけた画像を活用させて頂く。

串木野国家石油備蓄基地
日本中には、主に国家主導の石油備蓄基地が10ヶ所ほど存在するようだ。串木野の山中!!にも、その基地が存在し、それを紹介するのがこの展示館だ。

展示館内
これらを所轄するのが、JOGMEC(独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構)は資源・エネルギーの安定的かつ低廉な確保を目的として設立された法人。展示は、備蓄の方法、その規模など、日頃見聞きしない内容で面白かった。


岩盤タンク全景
石油タンクで貯蔵するのは想像出来るが、串木野は岩山をくり抜いた巨大トンネルに貯めているところがすごい。トンネル1本は、高さ22m、幅18mの断面で、長さが550m!!、という巨大なモノ。それを10本繋いで175万キロリットルの原油を蓄えている。ピンとこない数字ではあるが、全国の石油備蓄は、国家消費の224日分の石油備蓄が現状のよう。そして、串木野基地の貯蔵量は、その5日分にあたる。これを多いとみるのか、少ないとみるのか、どちらにせよ、どでかいプロジェクトだ。

備蓄基地地上施設
展示館からおりてくると、海岸には基地の施設があり、ここでタンカーによる原油の搬入、搬出を行っている。

串木野新港
串木野探検も予定終了。フェリーの到着する時間に合わせて、港にやってきた。堤防の切れ目の先には、甑島が見えてるよ。どんな景色が待ってるんだろう。


串木野新港旅客待合所 15:25
さて、念願の甑島に渡る場面となる。港にぽつんと待合所、船を待つお客さんは、ほとんど地元の人たち。島の暮らしを守っている航路だから、なるほどね。

甑島航路
甑島への移動には、高速船とフェリーの2種類が選択できる。フェリーは日に2便の甑島航路。ここでもサイドカーは、クルマ扱いの3m未満。

フェリーニューこしき
甑島への最後の第2便が入港してきた。940トンは、さんふらわの10分の1以下の小型フェリー。それでも、へさきの波切りは高く、密閉型のデッキなど、荒波に耐えれるようなヤル気満々の体育会系スタイル。

乗船 16:15
サイドカーは、真っ先に乗船させてくれることが多い。揺れるのを心配したが、前後の車止めだけで終わったので、そんなに揺れないのかな。

志布志から串木野まで
乗船までの今日の道のりをふり返る。鹿屋から桜島までの一般道に時間を要した。でも、景色よかったので、OK!!

串木野を出た船は、3つの島からなる甑島に向かう。上甑の里港に立ち寄り、下甑の長浜港が終着。小生はホテルのある里港で下船。

このフェリーは平成14年就航、船齢は23年になるベテラン船。2階分の吹き抜けのインテリアも、ちょいレトロな雰囲気が残る。

乗船して1時間近くで、上甑が大っきく見えてきた。屋外のデッキは、猛烈な北風で激寒。時刻は、もうすぐ日没、日のあるうちに到着できる。

上甑 里港 17:48
とうとう、甑島までやってきました、感無量。今日はもう走る事無く、背後に見える甑島唯一?のホテルが予約してある。

お食事処 甑におかえり
ホテルは朝食のみの設定しか無かったので、夕飯はどこかに出かけないといけなかった。「里」の集落で夕飯を食べられるところは、2,3件。目を付けておいたお店が営業しているか、まずは確認。暖簾も明かりも点いてるから、ココにしよう。

上甑 里港
夕食会場が決まったので、さっさとホテルにチェックインして、食べに行きましょう。港を見れば、先ほどのフェリーが終点の「長浜」に向けて、出港していた。

HOTEL AREAONE KOSHIKI ISLAND
和風に書けば、「ホテル エリアワン 甑島」 かな。その方が、分かりやすいのに、と思いながらのチェックイン。「エリアワン」は全国に展開する、ビジネス・リゾートホテルグループのようだ。ケースから降ろした5泊分の荷物はそれなりに多いので、手荷物の際には大変。

用意されたのは、簡素なダブルベッドのお部屋。全然、OK、ありがたい。

お食事処 甑におかえり 18:20
バイクの出で立ちのまま、夕刻せまる里の町を歩くこと5分。先ほどの居酒屋に着いたよ、席があいていればいいけど。


キビナゴ塩焼き
恐る恐る引き戸を開ければ、主が声をかけてくれた。予約はあるかと聞かれたが、無くても、カウンターの席を用意してくれた。まずは、冷えた生ビールでのど越し最高。アテになりそうな料理を注文、キビナゴは甑島では定番のネタというので、焼いてもらって試してみる。ホロホロした身がいっぱいで、美味しゅうございました。

突き出しで頂いた干物魚のピリ辛で煎ったひと品が美味しくて追加で頂いた。名古屋でいうと、正月料理の「たつくり」の変化球かな。主のオリジナル料理だそうな(^^)。

1時間ほど、ビールと食事を楽しんで、お宿に戻りましょう。宿までの間には、役所が並ぶ「里」のメインストリートなんだけど、「まっくら!!!!」。街路灯すらないので、向こうに光る信号機の明かりがまぶしすぎる。

ホテルのロビーに戻れば、明るい屋内にホッとする。さて、お風呂に向かいましょう。

この宿を選んだ理由の1つが、甑島で唯一の溫泉があること。海沿いだから、塩化物泉で、お湯も潤沢、清潔で良い溫泉でした。今日の予定はすっかり消化したから、ゆっくり溫泉に浸かりましょ。明日は、甑島を思う存分、楽しみますよ。
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