
出水郡 長島
前日まではこちら

下甑 長浜 7:00
甑島を離れる日がやってきた。長浜港には、1便のフェリーが係留されている。さて、時化でも船は出るのだろうか、

スマホで公式サイトをチェック。高速船は欠航となってるが、フェリーは通常運航とのこと、やったね、助かった。お世話になったオーナーさんは、7時の出発に備え、朝ご飯をお弁当にして持たせてくれた。お世話になりました。今度は家族連れでやってきます。

長浜港 7:16
出航前にトラックに、島民のひとたちが荷物を積んでいる。そう、往路にもみたけど、ナンバーのないトラックがそれぞれの港に置いてあって、この荷台をつかっての荷物の輸送をしてるようだった。確かに、これは便利かも。

甑島フェリー 1便 7:45分発

出航20分前に、一番のりで乗船する。毎度のハッチ前だから、下船も一番。階段の昇降が出来ない乗客のためにか、車いすまでおいてあった。

定刻で長浜港を出港。これまで、多くの島を体験してきたけど、甑島もとても印象に残った。この感覚は、「対馬」で体験したモノに近い。人が少なく、手付かずの自然が残っているところ。渡航に時間がかからず、コンパクトに雄大な景色に出会えるという点で、甑島はオススメかな。


船は、北に向かい、「里港」に寄港、その後串木野へ渡る。持たせていただいたお弁当を頬張る。キビナゴの煮付けが美味しい。キビナゴ三昧の甑島だったね。そう、船員さんの会話を聞いていて、このフェリーはもうすぐ引退すると分かる。お宿の主が最後の出港の様子をインスタに挙げていた。さよならと声を掛ける島の人たちの気持ちが伝わってくる素敵な動画だった。

アーチの「鹿の子大橋」、吊り橋の「甑大明神橋」が遠望でも、よく見える。昨日、走りまわったあたりだ。

鹿児島県 串木野港 10:22
さて、九州本土に戻りました。今日は、フェリーを2つ利用して、雲仙に向かう。それぞれの出航時間に間に合うよう、スケジュール通りにサクサク走りましょう。まずは、日曜で混雑する阿久根の市街を、北薩オレンジロードでバイパスして時間と距離を稼ぐ。南九州自動車道を一部のっかって、最初のフェリー乗り場の蔵之元に向かう。

行程

阿久根 ドライブイン潮騒 11:40
もうすこしで、長島に渡るあたり、国道沿いに人気の食堂があるのを知っていたので、立ち寄るよ。

「かいどう」君
看板犬のかいどうくん、3歳半らしいけど、ちょっと老けてない??、かわいい。

漁師がやっている店だから、皆さん、焼き魚や煮魚定食なんか、選んでるけど。。。小生、ゆっくり食べてる余裕がないので、チャンポンを選んだ。まあ、長崎近いから、一応、地元グルめということで。美味しかったよ。

黒之瀬戸大橋 12:14
最初のチェックポイントの黒之瀬戸大橋。完成する1974年までは、渡船がフル活躍していた海峡を、美しいトラス橋が繋いでいる。当初は、有料であったが、交通量も多く、1990年に無料化された。この橋のおかげで、長島は九州本土とつながった。


長島町 国道389号
長島の西海岸をルートは北上する。沿道には、水仙が最盛期を迎えて咲き誇っている。バイクを駐めてよく見ると、越前の水仙とはちょっと花の形が違うような。周辺は「水仙の香り」であふれている。後学によると、1月には「すいせんウオーク」というスポーツイベントをやってるようだ。越前に限らず、今年の水仙はどこも遅咲きだったんだね。

ゆるやかなカーブとアップダウンの海岸線は、走っていて気持ちいいね。日が差していれば、GLばあさんのフェアリングは効果抜群、温かいバイク。前方に、フェリーで渡る先の天草が見えてきた。
道の駅 長島 12:37
トイレ休憩とお土産物探索で、道の駅による。柑橘系の特産物が多いとか、何か良いものありませんかね。
紅甘夏
紅甘夏、この時期の一番オススメらしい。さらに赤い紅紅甘夏もあって、どっちもゲット。もうしばらく、寝かせておいた方が、美味しいと聞いた。

紅不知火
ちょっと小さくて、ゴツゴツ、見た目は不細工だけど、これも特産といわれたので、ゲット。もう、これは旬なので、食べてよさそう。帰ってからの家族のリアクションは、グッドでありました。
バイクだと、さてどうしようと搭載に悩むところだけど、GLばあさんは、パッセンジャー席に投げ込むだけ。楽ちんだなあ。

三和商船 蔵之元港 12:50
二番目のタイムチェックポイント、蔵之元港に到着。予定どおりに到着し、20分後に船が出る。

鹿児島の蔵之元と熊本の牛深を結ぶ「三和フェリー」は、朝7時から夕6時まで、1隻のフェリーがピストン輸送している。所要時間30分、GLばあさんは、750cc以上のバイク扱いで、全部で1200円だったかな。

透明感の高い、真っ青な海をかき回して、570tの第二天長丸が入港してきた。

蔵之元港 13:20発
例によって、GLばあさんは一番で乗船させていただく。今回4回目の乗船だ。タラップが無いのか、乗客もランプを渡っての乗船。

30分ほどの船旅、船内を探検してキョロキョロ。売店も設置されているが、カーテンが閉まってた。

左右シンメトリーな船形が面白い。前後が同じ作り、プロペラも舵も備わっていて、方向転換しなくても、走行の向きのまま着岸できて、クルマもそのまま走り出すだけ。操舵手が、前後の操舵室を移動すればいいわけだ。内湾で短い距離を往復するのであれば、これが効率良いんだろうね。ちなみに、桜島フェリーも同様な構造で、どっちが前だか、分かんない。

風に向かってフェリーのデッキは風がビュービュー吹いていて、GLばあさんのシールドにも、塩水が残っていた。

牛深 13:46
対岸の牛深港に近づき、下船の準備。一番前に駐まっているので、一番早く動かせるように準備しなきゃ。

河浦町 崎津 14:20
ボチボチ賑やかな牛深の町に上陸、そのまま北上し、いわゆる「あまくさ風景街道」進む。最初の立ち寄り、崎津の漁村にやってきた。

バイクを降りて、他の観光客の進む方向へ、テクテク。教会が見えてきたよ。


崎津教会(朝日新聞Webより引用) 14:25
戦国時代の天草氏に始まり、天草では脈々とキリスト教が信仰されてきた。崎津教会は、1934年にハルブ神父のい時代に、日本人が設計建築した。塔のある前半部分は、コンクリート製だけど、資金不足で後半は木造とのこと。畳敷きのめずらしい教会内の見学は予約が必要、機会があれば、予約してみたい。

崎津の集落から、数キロ北上すると、再び教会が丘の上に見えてきたよ。

大江天主堂 14:39
崎津の教会を海の教会とすれば、大江の教会は丘の教会。大江の集落を見渡す絶好の地に、ガルニエ神父が村人たちと協力して1933年に完成した。

ガルニエ神父は、1892年、日進戦争の頃にフランスより天草に布教に来て、82才で天寿を全うするまで、49年間この地で暮らした。明治時代には、与謝野鉄幹や北原白秋らの若き文人たちも、神父に会うために、この地に足を運んでいた。

教会内は、淡いローズ色の壁と白い柱が鮮やか。ブルーのステンドグラスと対照的で、カトリック教会の華やかさを感じるね。教会内は、撮影禁止なので、館内で配布されていた絵はがきを購入し、アップした。知られた観光地もあって、東南アジアの観光客を中心に、人が集まっていた。フィリピンの人たちと思われる観光客が、熱心に見学していたのが印象的。

早崎瀬戸
天草下田温泉や富岡半島など、時間があればゆっくり見てみたいポイントを泣く泣く通過、今日最後のタイムチェックポイント、鬼池港へ急ぐ。島鉄フェリーは、これまでにも時化による休航で泣かされたことのある航路。なので、とにかく早く現地に着いて、運休していないか確かめたかった。天草の北側に入り、早崎瀬戸をはさんで、今日の宿泊地、雲仙が見えてきたよ。

島鉄フェリー 鬼池港 15:32
一目散にやってきた鬼池港、予定していた時刻のひとつ前の便がちょうど出港するところだった。もう少し、巻けば間に合ったかもしれないけど、何はともあれ、運航していることが分かったし、予定通り、次の便で島原半島に渡りましょう。

口之津まで、約30分の所要時間。 GLばあさんは、クルマ扱いの1900円だ。

売店に地元天草のパン屋さんが売られている。旨かったことを思いだし、人気のメロンパンをゲット。[本日、パンあります。」って、書かれたら、明日はないかも、なんて思っちゃうよね、ナイスな宣伝文句。

待合で、この先の天候をチェック。曇りで日が差さないので、とても寒く、待合の暖房がうれしい。天候を調べると、この先雪になるよう。気温は、5.4度、寒いわけだ。

鬼池港 16:15発
さて、待つこと30分、待ちに待った、今日最後のフェりーに乗れましたよ。これで、間違いなく、雲仙温泉に行けるよ。

日曜の夕方ということもあって、ぼちぼち、デッキもクルマやバイクで埋まっている。この後、被っていたメッセンジャーキャップが風に飛ばされてデッキに落ちてしまった。降りようにも、航行中は下には降りて行けない。風に吹かれて、帽子は床を舞っている。下船時に探してみよう。
キムラパン メロンパン
さっき手に入れたメロンパン、暖かい船内でパクッと頂く。甘さ抑えめ、ふわふわのパン生地、旨い。

口之津港 16:52
ササッと帽子を探すが、見当たらない。気に入っていたキャップだったが、諦めて下船。しかし、この写真を撮っていたら、船員さんが、帽子を届けてくれた。私が被っているのを覚えてくれていたよう。感謝、感謝、さらに、このキャップに愛着が湧いたね。

口之津港ターミナルビル
島原半島の南端にある口之津。すっかり変わって、立派なターミナルビルになっていた。この中には、支所も入っていたり、歴史民俗資料館があったりするようだ。今度来たら、資料館見てこよう。

旧口之津港
新しい乗り場近くには、懐かしい以前のランプも残っていた。小生には、こっちの方が、口之津らしくて好きだなあ。さて、ここから雲仙までは、ぶっ飛ばして走りましょう。雲仙のホテルチェックイン前に、小地獄溫泉館に立ち寄りたいのだ。さて、雲仙までのヒルクライミングのスタートだよ。

稜線上の諏訪湖を通り越し、雲仙溫泉手前のヘアピンコーナーに差し掛かる。ゴールは近い、極寒だけど、温かい♨がまってるぜ。

小地獄溫泉館 17:29
雲仙に入ったら、粉雪が舞ってきが、シールドがあるから大丈夫。28kmを30分とちょっとでヒルクライム達成。お目当ての小地獄溫泉館に着きました。ふり返れば、7年ぶりの小地獄溫泉。土石流で一時期休館していて心配したが、元気に営業していて嬉しいね。


大正8年に開場した雲仙温泉の共同浴場で、木造の建物は硫黄泉で黒く変色して貫禄あり。ph4.8の硫黄泉は、源泉温度63度の自噴泉で、雲仙随一の湧出量を誇る。寒い日であったので、浴室は湯気で一寸先も見えないくらい。お宿のHPから写真を挙げてみたが、これ以上にモヤモヤだった。ササッと洗って、ドブンと浸かれば、冷えていた手足の先が、じんじんと。やがて、硫黄の香りに包まれて、芯まで温まってくると、恐悦至極、極楽浄土、がんばって走ってきた甲斐があるってもの。

雲仙地獄 17:58
サクッと小地獄溫泉を味わって、お宿に向かう。中途の雲仙地獄で写真を1枚。はらはらと粉雪が舞っているが、無事に雲仙に着けたね。

雲仙スカイホテル 18:04
今日のお宿は、雲仙スカイホテル。連休のひとり宿泊は、なかなか見つからないが、こちらはちゃんと「ひとり旅」も受けてくれるので、決まり。遅れることは伝えてあったが、玄関番のスタッフが、玄関のいちばん良い場所を空けて待ってくれていた。ありがとうございます。GLばあさんからバッグ3つを降ろして、チェックイン。

走行ログ


1968年に開業した老舗ホテルだけど、通された和室?は内装リニューアルされていてキレイだったね。ただし、寒い日だったので、ロビーなどパブリックな場所の暖房が足りないのか、いたるところで、石油ストーブが活躍していて、「灯油臭さ」にちょいと閉口。これは、再考が必要だろう。

大浴場
源泉は、隣接する雲仙地獄からの引き湯。硫黄泉とあるけど、あまり硫黄臭無し。それよりも味噌汁のようと例えられる、混濁した泥湯のような印象が強い。

大広間での食事は、賑やかでいいね。ひとり旅だと、毎度そう思う。雲仙普賢岳を描いた緞帳が、レトロな味わいたっぷりでステキだ。


具雑煮
お一人様でも、こうやって頂けるのが嬉しいね。こちらに来たら食べたかった具雑煮も期待通りの美味しさ。ホクホク、体が温まるよ。「ビール冷えてます」って、あれば、呑むしかないでしょ(^^)。

部屋に戻り、ドアを閉めたら「ドスン」と音がする。何かと思ったら、換気口?の化粧枠が外れて落ちてきたのだ。座っていたら、痛かったろうね。フロントに電話して見に来てもらった。

なにやら、ドンドンと音がする。粉雪舞う夜空に花火が上がっていた。集客のイベントだろうけど、雪の中の花火とは、初めての光景。家族連れは寒い中、見に出かけたようだけど、小生はもう屋内モード。

PERFECT DAYS
radio2_kurochan さんが教えてくれたヴィム・ヴェンダース、監督・脚本の「パーフェクトデイズ」を持参のデッキで、ジックリと鑑賞。この後、主人公たちはどうなるのだろうか、いろいろ妄想しているうちに、寝てしまった。
GL1200サイドカー 36 雲仙 島原 熊本城 に続く
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