MT-01 OS 58 阿智村 花桃の里

長野県阿智村　花桃の里恵那山トンネル

　MT-01つながりで、関西在住の「Sさん」が仲間を連れて、長野県阿智村のキャンプツーリングにやってきた。久しぶりにMT-01を連れ出して、ジモティとして道案内のお役に立とうと合流に向かう。名古屋を出て順調に走ってきたが、8kmある恵那山トンネルの中程から、左車線は渋滞の列となっている。ノロノロ、ほとんど動いていない。

花桃の里

　園原ICを降りても下道は長蛇の列。この渋滞はの先は、満開の花桃があふれる超人気スポット。「Sさん」たちと昼神温泉で合流する前に、小生もちょいと花桃を楽しもうとやってきた。

　駐車場に入るだけでも、時間をとられそうだったので、手前でUターンで撤収。花桃は1本でも派手なのに、丘全体が埋め尽くされると、そりゃもう、豪華な景色。ひと目見ようと、多くの人が殺到するのも分かるなあ。

r477

　全然動かない対向車の渋滞を気の毒に思いながら、「Sさん」たちと昼神温泉の待ち合わせ場所へ向かう。花桃の里から、7km先の昼神温泉をこえる地点まで、渋滞は続いていた。最後尾の人たちは、いつ頃入場できたんだろうか？　ホントにお疲れさま。

伊世賀美トンネル

　キャンプを終えて帰路につく3台に合流して、名古屋方面をめざす。建築デザインに志向の強い皆さんなので、石組みトンネルで100年近い歴史を持つ「伊世賀美トンネル」にお連れした。スギ、ヒノキの枯れ葉が埋め尽くす林道が恐ろしかったようで、ブーイングも出ていたような(^^)。

R153 飯田街道

　「Sさん」を先頭に、千鳥走行。クルマの流れも悪くなく、すいすいと山から下りてこられた。メットに装着したドライブレコーダー兼インカムは、なかなか使い勝手がよい。音もしっかり出てインカムの性能もOK、動画の質もまずまず、6時間ほどの連続録画も出来ることを確認している。惜しむらくは、録音がインカムマイクを介しているので、風きり音がひどい。外付けマイクに対応していれば、走行動画にも使えるくらいに動画の質も上がるのだけどね。

豊田市美術館

　豊田市足助まで小生も同行させていただき、そこで小生は離脱。「Sさん」たちの目的地は、豊田市美術館。1995年に建築家・谷口吉生によって開館した美術館は、クルマの街「豊田市」にあり。建築デザインに関わってきた「Sさん」たちが、予てから訪ねたかったそうな。さすが、トヨタの街にある、りっぱな美術館だね。

　約10年前、Vmax1200の後継にえらんだバイクが、MT-01。デカいV型エンジンで、ロードタイプのバイクというのが、気に入った部分。V型エンジンというと、アメリカンタイプには多いけど、ロードタイプは意外と少ない。個性的「OHVエンジン」に惚れ込んで、チョイスしたといってもいいだろう。MT-01を選ぶに当たって、ヨーロッパヤマハがオプションで販売していた「OSカウルキット」は、小生にはマストなアイテムで、国内はもちろん、海外のショッピングサイト、オークションサイトを探し回った。

　OSカウルキットに含まれるローポジションのマウントをつかうことで、ノーマルのクラッチ、ブレーキレバーをそのまま使用できる。しかし、シートからハンドルまでの距離が伸びるため、ずいぶんと前傾姿勢のポジションとなる。大柄な西洋人向けの設定だから、日本人にはちょいと辛いかも。MT-01 OS としては、これが正規のスタイル。

　長いこと、ローポジションで頑張ってきたが、「素」のポジションに戻してみた。ハンドルポストが高くなるので、カウルに干渉しないように、タンク別体型のニッシン製クラッチとブレーキに交換。

　5~6cmハンドルが高くなって手前に来るので、ラクチンな姿勢となる。クラッチの繋がり具合が変わってしまったが、慣れればOK。手元に来て、10年になりずいぶんと方々へ走ってきたが、このところめっきりと登場する機会が減ってしまった。小生のバイクの中でも、もっとも新しく足回りも優秀、独創的なエンジンだけどね。バイクを整理する順番としたら、まずはMTに白羽の矢があたるのも、致し方ないか。よい里親さんが見つかって、バリバリMT-01に乗ってくれれば、こやつも喜ぶだろう。

　家の前の花壇も、いっぱい花をつけて春らしい。一時期、笹が勢力を伸ばしてツツジを痛めつけていたが、「新芽」を見つけたら、小生が親の敵のように引き抜いてきたので、すこしずつツツジも盛り返してきたような、ガンバロ。

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