
J.P.Sロータス72D 1/12 タミヤ

タミヤの 1/12ビッグスケールシリーズは、概ね鬼集されているが、未組み立てものこり6、7台となってきた。さて、どれに手をつけようということで、新規にデカールが手に入ったロータス72Dを取り上げる。ロータス72Dは、シリーズ12番目で、初版は1973年に発売で、当時は2000円の定価だった。このキットは4000円の定価版だから、再版物と思われる。2012年にエッチングパーツが加えられて、復刻版(9200円)が販売されている。

心配なタイヤは、粉を吹いているが、加水分解に至らず、まだ柔らかいので大丈夫でしょ。ブラシでゴシゴシ洗って、クレポリメイトで磨いて整える。

葉巻タイプの古いF1はパーツ数も少なくてシンプルだけど、ウイングやサイドポンツーンが付加された70年代のF1は、パーツも増えている。それは、プラモデルのパーツにも反映される。

デカいフロントカウルは上下を貼り付け、左右のウイングをくっつけて完成。

目立つサイドの合わせ目に段差が出来るので、これは修正しないとね。段差がデカいので、パテをのせて形を整える。

ドライバーをプロテクトするアッパーカウルは、指示取りに組まないとボディへの取り付けで苦労するだろう。クランプを使って、しっかりと曲面に合わせて接着させる。こんな時は、仮組みでクランプして調整できたら、浸透タイプの接着材を流し込むと、強度も位置合わせも上手くいく。

むかしの模型は、やたらメッキを多用している、このキットもブレーキディスクローターが、ピッカピカなので、メッキはがしをしましょう。イソプロピルアルコールの出番です。

浸してひと晩経てば、捨て歯ブラシでゴシゴシ磨くと、あら不思議、メッキが剥がれてくる。よく洗浄したら、好みの塗装を施す。

目立つインダクションポットも左右で合わせるので、接合面は消したいところ。スポンジヤスリでツライチに削り、それでも無理な段差は、パテを用いて修正する。

ボディ、エグゾースト、足回りのパーツをそれぞれ、磨いたり削ったりして、塗装直前の姿まで仕上げる。ランナーから外して、パーツ番号が分からないと困る部品は、把持するスティックにその番号を付す。色ごとに分類して、塗装に進む。ここで、要領よく手順が進めば、塗装の回数が減って効率がよくなる。

スプレー缶を多用した今回は、屋外での作業が必須。パティオで段ボールの架設ブースを使って、豪快に塗装。ホコリが乗らないように、塗装直前にエアダスターをマメに用いる。細かなパーツだと、1回塗り、ボディなど大きなパーツは、3回ほどに分けてしっとりスプレーする。

よくある使い捨てマスクでは、通過してしまうので、N95に準じたフィルター付きのマスクを用いて塗装する。マスク表面に付着した塗料を見ると、塗装作業は、カラダにはよくないねえ(>_<)。

ボディのプラサフ、ホイールのゴールド、多くの足回りは、セミグロスブラックで塗り分ける。ボンベの赤やシルバーのパーツも少量あり。どれも、食器乾燥機を使って乾燥時間短縮を図る。

サイドパネルで目立つ場所に、パーティションを発見、こりゃ消さなきゃ。プラサフを塗って、初めて分かるバリやパーテーションも多い。

スポンジヤスリで粗めから細目までガリガリ削って、平にスムースに。

ブラック単色のボディは、楽ちん。スプレー缶を用いて、屋外でガンガン吹き付ける。タレに注意しながら2度、3度塗りで、タミヤのミニ缶がつるっと1本、空になった。

乾燥機でひと晩、翌朝は、つるっとした塗りの表面に満足だね。

ただし。。。いちばん目立つフロントカウルの塗面に、「梨地」様の凹凸が出来てしまった。吹き付ける距離が遠いと、パウダー状に付着してこうなることがある。しっかり塗装が乾燥して硬化したら、粗めのコンパウンドから順番に、磨き上げるしかない。いやいや、この手間は、罰ゲームだね(>_<)。

F1の足回りは、ロッドが一杯なので、ランナーから外してしまうと、部品番号が分からなくなる。面倒だけど、それぞれの部品番号を記して、スティックに把持させる。パーティラインやバリを取って仕上げたら、この状態で塗装に移行する。

トーションバー
F1を含め、一般的なクルマもコイルスプリングとアブソーバーが一体になったサスペンションが用いられるが、ロータス72Dでは、サスペンションアームの動きを鉄棒のねじりに変換して、スプリングの作用をする「トーションバー」が採用されている。前輪後輪共に、ながーいシャフトの先端が、スイングアームにリンクしている。72Dで先駆的に採用され、現在のF1でも広く採用されているようだ。
先端のリンクアームとシャフトの接合は脆弱なので、接着材では役不足。バーナーで熱したマイナスドライバーの先で、接合部を溶かして固着させる荒技。組み立て図どおりにやっても、くっつかないので困った人もいたんじゃないかな。

ステアリングロッドを固定する小さな部品、作業中に無くしてしまった。さて、どうしよう。これがないと、前輪の舵角が決まらない。塗装の際に、クリップの先からどこかへ飛んで行ったのか??

「 コ」の字型のパーツだから、よさげなランナーを流用して、切る、削るで部品をつくってみよう。

ナイフとヤスリで形を整え、似たような形状、大きさに出来た。部品無くしたけど、リカバリー成功。

上下のスイングアームに、アップライトのジョイントをパチンとはめ込むのだけど、これが折れやすい。スイングアームのメス側リング部分に接着材が及ばずに、リングが押されて広がるようになっていることが大事。つまり、接着材を付けすぎるとジョイントの頭を入れられないってわけ。これは、組み立て図で言及されてないから、大事なポイント。

ロッドアームの先端もパチンとはめ込むのだが、キツいと感じたら、メス側の口を広くしたりして微調整をおこなう。こればっかりは、経験が必要だなあ。今回は、ラッキーにも、どこも折れずに、パチンと組み上がった。後方に突き出した2本のロッドが、トーションバー。この鉄棒のねじれが、コイルバネの代わりをする。

燃料ポンプとディストリビューターを毎度のように組み付ける。1/12ビッグスケールの初期の作品なので、燃料チューブ、プラグコードとも、その長さについては、ざっくりとした指示のみ。後期だと、1cm単位で細かくその長さが設定されている。

V型エンジンの谷間に、クリアボンドでガッチリ接着。チューブをいろいろな方向へ引っ張るので、固定をしっかりさせる。

透明な燃料パイプをファンネルの下に通して、接着材で固定。この部分もコードが悪さをするので、ガッチリつくよう、ひと晩放置。

次いで。コードの長さを調整しカットして、プラグコードをエンジンヘッドに差し込む。このフォードエンジンは何台も組み上げてきたので、手慣れた作業だね。

フォード・コスワース・DFV エンジン
部品番号を間違えないようエキゾーストパイプをクリアボンドで接着。ゆっくり接着力があがるので、組んだ後からも位置合わせが出来るのがよい。

リアの足回り、パーツ番号が分からなくなるので、スティックから外したら、組み立て図の上にパーツを置いて、間違えないように。

4本のロッドで、ホイールハブを支えるアップライトを固定する。当時のF1の標準的な足回りの作りだね。

エンジン本体とミッションケースを合体。コイルスプリングが無いため、シルバーのダンパーだけのシンプルさ。

DFVエンジンの8本のエキパイがうねるように組み上がる。今回は神がおりたのか、パチンとはめる部分で一度も折れることなく組み立てることが出来た。これで、前後の車体が出来上がったので、いよいよ、ボディワークに移ります。
プラモ製作記 40(2/2) J.P.Sロータス72D 1/12 タミヤ に続く
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