
乗鞍岳 不消ヶ池

乗鞍高原温泉 みたけ荘
前泊した乗鞍高原温泉のみたけ荘でたくさん、硫黄のお湯を楽しんだ。さて、今日は楽しみな家族での乗鞍登山、お山の天候が良いといいねえ。

アプリ「登山天気」
お山の天気に特化したアプリの情報でも、登山推薦度「A」で山頂は天気良さそうだ\(^O^)/。

乗鞍観光センター 9:16
乗鞍高原から終点畳平までは、マイカー規制のためシャトルバスを利用する。その発着場が乗鞍高原の中心部にある観光センター。広い駐車場なんだけど、登山に来た人たちの車でほぼ埋まってる。

おかみさんの手作りおにぎり 自販機
山登りに携行食は大事。お宿でお弁当を頼んだら、食品衛生上規制されているとのこと。観光センターで、「山菜おこわ」「野沢菜」「ふき味噌」のおにぎりが販売されている。それぞれのお気に入りを購入して、リュックに詰め込んだ。

伊那バス 乗鞍岳シャトルバス 9:20
この春に雪渓を見に、このシャトルバスを使って中途まで山に上がった。今日は、終点の畳平まで乗車する。今年から予約制のため、前もってWeb上で座席を確保する。予約分は確実にバスを手配するようで、第3便の9時半出発は、5台のバスが用意されていた。

乗鞍高原スキー場 かもしかゲレンデ
バスは、乗鞍高原休暇村を通過、三本滝レストハウスから先は、マイカー禁止となる。バスがゲレンデ中央を横切り、下方には、かもしかゲレンデの急勾配。乗鞍高原スキー場でもっとも標高が高く、サラサラの雪と手強い斜度が楽しいよ。

前回の乗鞍岳は、岐阜県側のほうのき平から、濃飛バスで畳平にやってきた。この日は、乗鞍岳の東を折り返して高度を上げてゆく。乗鞍エコーラインは1964年に開通し、永らく多くのマイカーを受け入れてきたが、反対側の乗鞍スカイラインと合わせ、2003年からは通年でマイカー規制となった。
乗鞍岳畳平バスターミナル 10:22
狭い山道を一杯に使って、バスは50分かけて終点の畳平に到着。運転手さんの運転は非常になめらかで、ハンドル操作も一発で決まり、とても快適なバスの旅だった。帰りの運転手さんも同様で、とても満足、感心したよ。
ガイド図より
乗鞍岳畳平 10:29
いよいよ、最高峰の剣ヶ峰を目指して歩きだそう。準備はいいかな〜。

なだらかな林道コースは左から巻いていくが、降りて登る歩道を使って最短距離。
不動岳と畳平
畳平を木道でぐるっと周遊できるお花畑が右手に広がる。季節ごとに、様々な高山植物に出会えるようで、お山に登らなくても、ここならパンプスでも歩いて乗鞍を味わえる。右手にゴツゴツ山塊が迫ってくる。乗鞍23峰と呼ばれるように、幾つかのピークが集まって乗鞍岳と総称される。

歩き出して、いつもの低山とは違う部分を感じる。そう、高所のため、歩き出すと呼吸が早くなる感じ。

ショートカットはいいのだけど、早々にかみさんが根を上げてもいけないので、ゆっくりゆっくり進む。

不消ヶ池(きえずがいけ)をバックに、林道だったら大丈夫とかみさんが頑張る。次女は立ち止まってばかりで、カメラに景色を収めるのに忙しい。
富士見岳登山口 10:50
左手の富士見岳が切れるところで、林道がぐるっと左から摩利支天岳を巻いてすすむ。いろいろプランを立ててきたが、かみさんが元気なら、復路で富士見岳を登ろうと考えていた。

左手は先ほどバスで上がってきた乗鞍高原方面で、あと1ヶ月もすれば、赤や黄色の紅葉が広がる息を呑む景色が見られる。

右手に摩利支天岳の急斜面、落石の跡が恐ろしい。正面にめざす剣ヶ峰の姿が見えてきた。その山腹には、今も残る雪渓がわずかに白い肌を見せている。なんと、人影が見えているので、雪渓を滑ってるようだった。
剣ヶ峰・蚕玉岳・朝日岳
林道は山沿いに右に折れてゆくと、正面に乗鞍岳の核心部、剣ヶ峰がど〜んと鎮座する、右のピークから朝日岳、蚕玉岳、そして最高峰の剣ヶ峰(3025m)だ。右手すそ野は、山小屋の「肩ノ小屋」。
剣ヶ峰
家族で入れ替わり、お山を背景に写真に残す。かみさんと次女は、20年前の富士登山で7合目で折り返しているので、標高2770m程のこのあたりは、その時と同じ高所を体験してることになる。
剣ヶ峰口 11:08
畳平から予定通りの40分かけて、肩ノ小屋のある剣ヶ峰登山口に到着。「あそこまで、ずーっと登りは無理」というかみさんを肩ノ小屋で留守番してもらって、次女と二人で頂上へアタック(^^)。次女はヤル気満々で、楽しそう。
蚕玉岳 11:40
登山口から見えるピークはこの蚕玉岳。ここまで30分の登りペースはまずまず、10分登ったらプチ休憩を繰り返してきた。頂をバックに、元気いっぱいの次女。
権現池 右手を見下ろすと、ブルーな池が見えてきた。元は火山の火口であった場所にできた、日本で二番目に高い(2840m)標高にある乗鞍権現池。人が近寄ってるのを見たことがないので、立ち入り禁止なんだろうか。雲海の上に浮かぶ池ってのもすごいねえ。

左は頂上小屋、右は頂上神社に分かれる。かみさんが待ってるので、小屋には寄らずに山頂へ直行。

このあたりから山頂までは岩場となって、ぐらぐら歩きにくい。ラスト10分なんだけど、高度のためか、息がはずむ。
剣ヶ峰 山頂鳥居 11:48
登山靴ではない次女ではあるが、さすが体幹がしっかりしていて、スイスイと登ってゆく。気づいたら、山頂の鳥居でカメラ構えて待っててくれた。さあ、後少し、もう少し。
山行記 26 乗鞍岳 山頂から畳平まで に続く
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-244634273"
hx-vals='{"url":"https:\/\/akane928.exblog.jp\/244634273\/","__csrf_value":"7c679f82864136d34c5956c46901424b8b22d07afdaaf18d7b9228ceaae1ac29dfa9eec40ab432d54feea99f98081178774fa1fc2d51390cb6f7312491bee900"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">