乗鞍岳 剣ヶ峰山頂
上り前半は、こちら
乗鞍本宮 鳥居11:50
肩ノ小屋から40分の登りで、剣ヶ峰山頂に到着。サクサク先に登っていった次女が待ち構えていたね(^^ゞ。頂上は山行の人たちでいっぱい、こりゃ、名古屋の地下鉄よりも混んでるわ。。。
乗鞍本宮
信仰の対象であった乗鞍岳のその核心、乗鞍本宮が剣ヶ峰の頂上に祭られている。前回は戸が閉められていたが、この日は参拝とお守りもいただけた。ここしか置いてないって書かれているから、登山バッジ買っちゃった(^^ゞ。他の登山者に、次女との写真をお願いしたら、次女が真ん中で、小生はアングルの片隅だった\(^O^)/。

山頂標識で写真を撮るための行列に並ぶ。さすが、人気のお山だねえ。

行列から左手を臨む。乗鞍岳の南に当たる方向なので、雲の向こうには、御岳山が間近に見えるはず。さらにその遙か向こうに、名古屋の街だろう。奥に続く登山路は、やがて、高山市方面のふもとに通じるらしい。相当の距離があって、ほとんど使われていないよう。
剣ヶ峰山頂標識
青空のもとで、雲上の頂で写真を残す。次女にとっては、登山後の雄大な景色は印象深かったよう。1000mクラスの鈴鹿山脈とは、またスケールの違う3000mの景色は、老若男女を問わず、感動を与えてくれる。水平線とブルーの空、眼下の曇っていう景色は、飛行機の窓からの景色と大差ない。

西を臨めば、昨日宿泊した乗鞍高原がふもとに小さく見える。流れる雲を眼下に収め、しばし立ち尽くす。高山は、天候に恵まれないことが多く、剣ヶ峰も年の7割は空が見えないと聞く。ピンポイントで青空にめぐまれた幸運に感謝、感激。

北の方角は、登ってきたルートが俯瞰できる。アリンコのように、登山者が並ぶ。23の峰を持つという乗鞍岳の山容がよく分かる。幾つかのピーク全体で、乗鞍岳とされる。
AR山ナビ
北の方角、遠方には雲に紛れるように、北アルプス山脈が望める。尖った頂がはっきり見えるのが、「奥穂高岳」で、その左に雲隠れしている「槍ヶ岳」があるようだ。10日後に登山予定の焼岳は、随分手前、すっぽりと雲の下。
権現池 12:05
コバルトブルーの権現池、火山の火口であったとされる。乗鞍岳は活火山なんだよね、だから硫黄の温泉に恵まれている。さて、下でかみさんが待ってるから、撤収開始。

ガレ場の下りは滑りやすく、転びやすい。怖くて下れない人で、下山の列も律速段階となっていた。山頂小屋上のテラスは人で一杯、時間があったら、小屋にも寄りたかったけど、先を急ぎましょう。

登りほどスピードの上がらない次女。登山靴じゃないために、滑りやすそう。これからも、登山に付き合ってくれるなら、新調しよう(^^)。
肩ノ小屋 12:35
かみさんと分かれて、山頂への往復に1時間20分を要して、肩ノ小屋に戻ってきた。小屋でコーヒー飲んだり、山頂を眺めていたようだ。無事に、帰ってきました。

剣ヶ峰をバックに家族の写真を撮ってもらう。ソロの女子だったので、お返しに、次女が彼女を写真に収める。ハイマツはみどり、その下の草は秋の色に変わってる。10月上旬には、小屋も閉鎖となって冬支度となる。

乗鞍岳の主峰を見上げながら、おにぎりとお茶でお昼ご飯。質素な昼食だけど、絶景をみながらのおにぎりは絶品だね。

畳平から剣ヶ峰まで

さて、剣ヶ峰をいっぱい楽しんだので、折り返します。湧き上がる雲も自分と同じ目線、非日常的な光景。

不消ヶ池(きえずがいけ)
不動岳の元にブルーな池の名は、印象に残る名称だ。夏でも残雪が残るからか、決して枯れないという意味か。さすがに晩夏の9月中旬では、雪も消えていたね。

ダケガラス
登山路の脇のガレをぴょんぴょんと移動してる鳥を見つける。逃げずにこっちに向かってくるので、カメラを向ける。ホシガラスが一般的だけど、登山者からは「岳カラス」と呼ばれるよう。マツの実を主食に、カラスだから、何でも食べると知る。

富士見岳登山口 13:03
当初から、かみさんもひとつくらいはピークに立たせたいと思っていたので、縦走できる富士見岳に挑戦してもらいましょう。

頂上が見えるので、分かりやすいとも言うし、ちっとも近づかないとも言うし(^^)。青い空に尖った頂は、いい感じだよ^。

富士見岳山頂 13:12
林道からの標高差50~60mほどを10分かけて登ってきた。後半立ち止まる場面もあったけど、運動不足のかみさんも山頂標識の横に立てたね〜。ヨカッタ、ヨカッタ。

畳平
富士見岳から見下ろす畳平は、まるでミニチュア。恵比須岳と魔王岳の姿は、なるほど火山でできたカルデラ地形だと分かる。さあ、バスの時間もあるので、赤い屋根のバスターミナルへ向かいます。

畳平 13:33
下りの砂利でかみさんもスッテンコロリン、尻餅をつく。滑る靴底じゃあ、仕方ないね。上手に転んだので、膝をすりむき、青あざをちょっと作ったくらい。畳平から剣ヶ峰の往復に3時間ほど要したが、これはヤマップでも標準的なタイムだった。やるじゃん、みんな。

Geographica
バスに乗るだけで、誰でも3000mの高山を体験できるってのが、乗鞍の魅力。パンプスの彼女とお花畑を歩くだけでもいいし、5kmを歩く準備が出来たら、剣ヶ峰に挑戦しても良い。今日は乗鞍の山の神様が、良い天気を恵んでくれて、ラッキーだったね。今度は家族でどこの山に挑戦しようか〜。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-244637958"
hx-vals='{"url":"https:\/\/akane928.exblog.jp\/244637958\/","__csrf_value":"98a60282ffa98e6a0dca42b51607a3d73a2ea71f5027f92ac002d12bdcd44b19b47056eae892b04afce2478af71f119d674e9158f74e4193186d5f1514fc8634"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">