
MT-01 オーナーズミーティング 磐田市 ヤマハ・コミュニケーションプラザ

名古屋
ヤマハMT-01の全国オフ会が2年ぶりに開催される。MT-01の販売開始から、20年が経過し、「20th ANNIVERSARY」という副題がついている。これまでに、10th、15th→18thと企画されてきた由緒ある??MT-01好きな集まり。15thはコロナ禍のため3年後の2023年に、18thとして開催された。

台風22号が過ぎ去ったので、大丈夫と高をくくっていたら、お次の23号が続いてやってきてしまった。雨は避けられないし、最悪の場合、天候悪化による開催中止もありえる。

御在所SA
大阪周辺の仲間たちに合流して会場の磐田市ヤマハ本社に向かう。東名阪自動車道御在所SAで皆と再会。すでに、パラパラ雨が降りだしていて、小生も上下レインウエアーで武装。

神戸のAさんは、持参したレインウエアが、すっかり加水分解でボロボロと分かり。。。サービスエリアの売店でレインコートを調達。ボタンはめて、ズボンの中に「イン」して走り出したが・・・・。

伊勢湾岸自動車道
フロントがスナップボタンだから、風を巻き込んでレインウエアは、風船のよう(^^)。フードはバタバタ、「イン」したハズが、裾も外にはみ出して大暴れ。ついに、耐えられなくなって、Aさんは隊列から脱落 ^^ゞ。その後、彼はカッパを買いに、豊田市内のワークマンに立ち寄り、無事に会場で合流(^^)。

豊田JCT
豊田ジャンクションから、東名高速にすすむ。生駒のSさんを先頭に、雨の中、快調にとばす。

磐田市内
磐田ICで下におり、小生が頭になって皆を引導。この仲間たち、雨の日にバイクに好き好んで乗るようなことはないだろう、でも、今日は特別、皆が集まるんだから、弱音を吐かないでがんばるぜ。

磐田市 スズキラーメン
もう少しでヤマハ本社、って場所に「スズキラーメン」っていうラーメン屋あり。ここで腹ごしらえをすることになっていた。ヤマハ本社の真ん前で、スズキ自動車のロゴとブルーストライブは、何ででしょ?

オーナーが「鈴木さん」なのが、店名の由来。「スズキ自動車」をリスペクトしつつ、それっぽい意匠もスズキ本社から了解うけて、営業を始めたそうな。朝6時からの開店は、「朝ラー」の人たちに好評だとか。

店内は至ってシンプル。自販機でチケット買って、カウンターに出せば、1〜2分で提供される。博多ラーメンの超短い「ゆがき」と同じだね。カッパのスタイルのまま、食べても許されるライダー御用達のお店。

中華そばを頼んだら、こんな感じ。チャーシュー5枚?とは、大サービス。とんこつ醤油系のスープに、博多ラーメン風の細麺がたっぷりあって、食べ応え十分、これで750円は良心的。目の前でラーメンすすっていた親父さんがいろいろ尋ねてきた。ヤマハのロゴの入ったボタンダウンのシャツを着て、なかなかおしゃれ。どこから来たとか、最近のヤマハの製品について、幾つか会話する。ヤマハのバイクカバーが良い品だったのに、このところカタログ落ちして困っていると話したら、「東南アジア製」に価格で勝てないんだよね〜、なんて言っていた。


さて、タイムテーブルに従って、関西チームはヤマハ本社に到着。主催者のカメラマンがその様子を収めてくれた。

ヤマハ発動機 新館ゲート
大きな「YAMAHA」のロゴが打たれた新館とその隣のコミューニケーションプラザに進む。普段は、進入できないエリアで、ミーティングなどの許可を受けたエベントの時だけ使われる。

埼玉 Sさん
前回、前々回と幹事を務めたSさんは、会場の誘導係で今回も一肌脱いでいる。2年ぶりの再開に、こちょこちょ雑談、お元気そうでなにより。

ヤマハコミュニケーションプラザの前には、地球の形をした噴水があって、これを囲むようにバイクを整列させるのが、毎度のお決まり。指示通り、キッチリ詰めないとバイクが入りきらない。

指定通りバイクを駐めたら、レインウエアーを畳んで、ミーティングに備えよう。ひとまず、雨もこのまま止んでくれるといいけどね。

ヤマハMT-01は、2005年の販売開始から、2009年まで主にヨーロッパで販売された。国内でも2005年からプレストから正式販売され、現存する年式も圧倒的に2005年式が多い。小生の2008年式は、フロントブレーキが6ポットに変わった後期型。エンジンやマフラー、ホイールのカラーリングが塗色、年式で様々に変わるので、同じMT-01でもバリエーションが多い。

お決まりの全体集合写真。自分のバイクに横に佇み、撮影を待つ。1700cc、空冷Vツインの排気音はデカく、後方にいるとその排気圧におどろく。チタン製の高性能なマフラーを、多くのユーザは好きな社外品に替えている。「アクラポビッチ」の人気があるけど、すでに廃盤で、中古でも見つめにくい。

プラザの3階から見下ろす集合写真。参加予定63名 当日参加59名 MT-01での参加54台 1670cc × 54 = 90180cc で、目標の総排気量10万ccに及ばず。

正面あたりに小生も写っている。ヨーロッパで限定販売されたオプションのフェアリングを付けた車体は、小生のを含めて3台。

20thの記念Tシャツやパーカーも製作された。これも、恒例の企画で、デザイナーの仲間が毎回違ったデザインを起こしてくれて、製作される。これは、今年の作品。

コットンとドライの二種類の生地と黒と白の選択ができる。小生は黒のドライTシャツを購入、もちろん、この日はこれを着てミーティングに参加だよ。

タイムスケジュール

トークショー
プラザ前で全体写真を撮ってから、プラザの会議室で、MT-01を開発したヤマハ社員の方たちとのミーティング。アレ、さっきスズキラーメンで一緒にすすっていた親父さんがひな壇の左端に。。。そう、小生が知らずに雑談した方が、MT-01を立案、企画したヨーロッパ担当のMさんだったのだ(°0°)。MT-01のデザインを担当した人、エンジン開発の人など、オーナーであれば、興味シンシンのお話が聞けるチャンス。参加メンバーも一言挨拶が準備され、皆さんバイクにかける熱い思いを伝えていた。北は秋田、南は長崎から。20代前半の若手から、小生たちのようなじいさんまで。買ったばかりで初めての人や20数万キロノントラブルで走ってきた強者まで、ありとあらゆるオーナーがいて、面白かった。

1時間のトークショーは、盛り上がりすぎてずいぶんと延長(^^)。このあと、全体によるパレードランに出発。

6台くらいのグループに分かれて、10kmほど先の浜松市の大歳神社へ出発。

終日、ふったりやんだりの雨模様は、ライダーには辛いねえ。カッパを脱いだり、着たり。

ヤマハ新館を出て、工場の正門ゲート前を左折。世界で活躍するヤマハのバイクのふる里だ。

ヤマハの磐田工場の周辺は、交通量も多く、50台のバイクが集団で走る事は困難だろう。5,6台が精一杯。信号待ちで、皆さんを写真に収める。後々、グループでアルバムに写真を投稿しよう。バイクに跨がってる自分の写真って、なかなか得られないからね。

5台の仲間と一緒に走る。同じバイクのハズなのに、いろいろ手が入っていて、ぜーんぶ違ったバイクみたいだ。

静岡農協さんの許可を得て、神社のとなりのJA駐車場に再整列。個性あるデザインが込められたMT01、とりわけダルマさんのようなヘッドライトは、賛否両論。

なので、ヘッドライトに手を入れるオーナーも多い。これは、セローのヘッドライトとカウルを流用したバイク。マットゴールドの塗色と合わせ、まるで純正のような仕上がり。

スズキのスクーター、「チョイノリ」のフロントシールドを流用した面白いバイク。MTのヘッドライトに合わせて、キレイに加工されている。1700ccのバイクを「チョイノリ」にするセンスがいいね。

東京都 Aさん MT-01S

東京都のAさんから、声を掛けられる。小生のMT01をWeb上で見つけて、同じOSフェアリング探し出したそうだ。AさんのMTは、2009年の最終年に限定販売されたMT-01S。メーカーが、専用の塗色、エキパイに変更し、足回りがオーリンズという豪華版。さらに、純正シングルシートにStage3エキパイ、イタリアのマルケジーニホイール、定番のアクラボビッチマフラーと、どんだけ改造の手が入っているのか、恐るべしマシンだ。

浜松市 大歳神社
目的地の大歳神社に皆で参拝。地元では、バイク神社として知られているらしい。境内には、飲食のブースも設置されていて、なかなか今風のお宮さんだね。

ミーティング最後の集合写真で、これにて解散。皆さん、雨の中、ご苦労様でした。

さて、関西チームの仲間は、宿泊先の浜松駅前のホテルに向かいます。土曜の夕方ということで、浜松市街地はクルマが多くてノロノロ。

MT-01ばかり、20台ほどが今宵はご宿泊。駐車場管理のスタッフさんが、前もってスペースを作ってくれて、上手に駐車完了。

浜松駅前 たんと本店
さて、毎度の夜の部、「たんと本店」が会場になってるね。

2階はMT軍団で貸し切り状態。多くがソロで参加してるので、初対面が多かろう。それでも、同じバイクを愛する共通点で、話が盛り上がる。

MT-OS 2007
デザインを担当したTさんも宴会に参加していたので、お隣でジックリとMT01のデザインについて伺った。 MT01のデザインはかなり独特、とくにタンク回りのディテールがいまいちピンとこなかった。あのフレームについた左右の弁当箱のようなアルミパネルは何なのか? 答えは V型8気筒のアメ車のエアクリーナーをイメージしたのだそうな。なるほどね〜。また、OSカウルは、フランスのヤマハから提案があり、商品化されたよう。デザインも設計も生産も、ヨーロッパヤマハが製作し、小型バイク1台分くらいの価格だったとか。写真のMT-OSはそのプロトタイプで、これを元に商品化された。小生にとっても、MT-01にはこのカウルが必須で、特徴的なカフェレーサーの雰囲気が大好きだ。

小生は関西の人たちと特に交流が深く、すでに10年近いお付き合い。一人、二人とMTを手放す人もあり、時の流れを感じる。実は、この企画が終わったら、小生はMT01は手放すつもりでいた。週末の時間が足りなくて、MT-01に乗る時間がめっきり減ってしまった。だれか、この白いOSカウルのMTを気に入ってくれるひとがいれば、譲ろうと思っていた。その旨を漏らしたところ、お仲間たちから猛反対を受けてしまった。まあ、いつかは手放すのだけど、今しばらく、手元に置いておこうかな。。。。興味のある方は、連絡を。

ずっとこの企画は、埼玉のSさんが孤軍奮闘してきたが、2年前の18thの宴会の際に、「たまたま」居合わせた若者三人に、次回の幹事をやるように伝えたそうな。ただし、その三人は、住まいもそれぞれ離れていて、もちろん初対面。それでも、三人の若者が力を合わせて切り盛りして、今回のミーティングを実現してくれた。その大変さは、皆も分かるので、宴会の最後は彼らに感謝の〆と拍手だった。台風の接近など、彼らがいちばん心配していたことだろう。雨にはバイクに乗らないメンバーがほとんど、だろうが、彼らの努力を思えば、雨でも、槍でも、くぐり抜けて参上しちゃうよ。
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