
しらびそ峠
前半はこちら

飯田市 上村 10:30
長篠からガソリン残量を気にしながら、無事に上村のスタンドで給油完了。さて、これで安心して目的地の「しらびそ高原」に向かいます。ちょいとR152をもどって、上村小学校の裏手から、下栗の里に続く山道に入る。集落まで、約10kmは、見通しの利かない細い道が続く。対向車に注意しないと、離合も困難。

下栗の里
20分ほど走ると、山の斜面に「へばりつくよう」な集落「下栗」に到達。集落を縫うように坂をドンドン下る。右手奥には、南アルプスの雄姿。

集落にあるお気に入りスポットで、お山とバイクの写真を残す。

昨年も同時期に尋ねているが、紅葉は遅れていた。しかし、寒波のため、南アルプスは冠雪していた。雲間から、一瞬だけ、3000mの聖岳の山頂を望むことが出来た。俯瞰する深い谷の底は、先ほど立ち寄った遠山森林鉄道が走っていた線路があって、聖岳のふもとまで、さらに奥へ続いていた。

前が岩 展望所 10:57
地元が設営した「天空の里ビューポイント」は、歩くのが大変。小生は、下栗をさらに上流に走り、「前が岩展望所」で、代用している。ここなら、歩く必要なし(^^)。

下栗の里
木々の間から、向こうの尾根にある下栗の里を臨むことができる。南向きの斜面に、山を削ったかのように、家々が階段状に連なる。愛知や静岡の山奥には、このような山岳集落は多い。

再び集落に戻って、つづら折りの坂道を上がってゆく。積雪でもあれば、クルマも使えない位の坂だけど、村人の話では、まず雪は積もらないそうだ。

日本のチロル
集落の最上部には、日本のチロルと例えられた景色に出合う。この位置からの赤い屋根、針葉樹、奥に続くやまなみが、「チロル」なんだそうな。チロルに行ったことがないので、わかんない(^^)。

はんぱ亭 11:20
このあたりで、唯一、食事の取れるはんぱ亭に立ち寄る。連休もあってか、関東ナンバーのバイクが多かった。ヘルメットを脱げば、小生と同じくらいのおっさん、じいさんばかりだ(^^ゞ。

いもこん田楽
温かいお蕎麦でお腹を満たすが、もうひと品、田楽を頂く。「下栗いも」は里芋くらいの大きさで、皮ごと頂く。エゴマの味噌だれとマッチして美味しい。

南アルプスエコーライン
はんぱ亭の下栗の里から、しらびそ高原まで、ぐるっとお山を巻いて徐々に高度を上げる。約15kmの狭い舗装路は、この時期、落葉でこの有様。大丈夫そうなラインを見つけて、タイヤを向けるが、ヘアピンの登りで「濡れた」葉っぱが一面に広がっているので、怖い怖い。なるべくバイクを立てて、そろそろと登る。

クルマも気をつけなきゃならんが、突っ込んでくるバイクも怖い。カーブミラーもないのに、下りのカーブを「はらんで」降りてくる。こっちはアウトラインをキープしているから、なんとかなるが、対向のライダーは「ひやっと」したはずだ。メットの中は、若者の横顔、もっと基本を大事にしないと、痛い思いをしてしまうよ。

日本で唯一 御池山隕石クレーター
エコーラインの東側斜面に、太古の昔、40~50m程の隕石が衝突し、直径900mほどのクレーターを残したとされる。月の表面のクレーターと違って、全体の4割ほどが残っているのみなので、現地で見ても、「ふーん」って感じ。ネイチャーなどの権威ある学会誌に載れば、より確かな史実になるようだ。

ハイランドしらびそホテル 12:05
エコーラインを30分、耐えながら走って、ようやくしらびそ高原に到着。何度も尋ねているが、このルートは距離があって気が滅入る。

しらびそ高原(標高1918m)
さて、1年ぶりにしらびそ高原に到着。雲が多いけど、山容はしっかり見えるので、うれしいねえ。南アルプスは山深いから、バイクやクルマで近くから望める場所は限られている。遠くて来るのは大変だけど、この景色に会いたくて再訪してしまう。

南アルプス
右手前の立俣山(2366m)、その奥に雲が巻く聖岳(3013m)。中央の山塊は、大沢岳(2820m)や、中盛丸山(2807m)、左奥は、悪沢岳(3141m)など、南アルプスの南部を一望している。取り付けだけでも、山深い南アルプスの山たち。未熟な小生には、憧れの山でしかない。小生には、眺めて楽しむお山たちだ。

手元にきてもうすぐ5年になるイレブン。まずまず健康体で、バッテリー上がりさえ気をつければ、信頼できるバイクになった。ただし、キャブ車のため、高地は大の苦手。標高1000mの下栗の里では、なんとかなったが、標高2000mほどのしらびそ高原では、2000回転以下では走れなくなり、ストレスを抱えた走りになる。もちろん、吹かしていないと、エンストしてしまう。これは仕方が無いのかなあ、RZも同様だけど、イレブンほどひどくはないかな??

しらびそ峠(1833m) 12:20
しらびその景色を堪能して、飯田へ向けて下山開始。ホテルを少し下ったところには、しらびそ峠の展望所。上村から上がってきた杣道が尾根を越えて、大沢渡へ向かう峠。降りた先の深い谷も、遠山森林鉄道が走っていたんだから、林鉄はすごいなあ。

尾高山登山口
峠の脇から、尾根を北上する登山路が開かれている。ヤマップで調べると、ここから、奥茶臼山(2474m)までの日帰り山行を見かける。距離14km、標高差1200m、8時間、コース定数32のハードなルート。しかも、中途のピークも含め、山頂の展望はないという、小生には「ストイック過ぎる」ルートだね(>_<)。「クマが、クマが」と心配ばかりのご夫婦と挨拶。これから往復4時間の尾高山をめざすとのこと。すでにお昼を回っているので、日が暮れるまでに、無事な山行を願った。

峠からは、下りのルートで、登りよりは道幅も広くなって走りやすい。クルマのアプローチは、ふもとの程野ICからのこのルートがメイン。山頂付近のカラマツは見事な秋の色に変わっている。これらカラマツは、自然林を伐採した後に、植林された人工林。信州では、伐採後にカラマツが植林されることが多かったよう。

伊那山地
程野IC に至る下りは、全山、黄色に染まる。これらほぼすべてが植林された姿としたら、どれだけたくさんの木材が切り出されたんだろうね。

やはり、昨年に比べて、紅葉のすすみは遅いようだ。それでも、紅葉を透かす午後の陽射しはキレイだ。

蛇洞林道 12:40
ずいぶんと降りてくると、地蔵峠に続くゲートが出てくる。災害で地蔵峠の先で崩落、通行止めとなって、もう4年が経過した。以降、飯田とこの先の大鹿村との通行は閉ざされたままだ。中央構造線を縦走するツーリングコースも、迂回を余儀なくされる。

上村 程野IC 13:00
しらびそ高原から40分かかって、谷底の程野ICに降りて、山道のおわった安堵あり。超絶不機嫌だったイレブンも、1000mを切ったこの高度であれば、元気になる。すぐ先の矢筈トンネルに入れば、奥深い遠山の里とも別れを告げる。

喬木IC
矢筈トンネルは、約4kmの長さで伊那山地を貫通し、飯田のある伊那谷に出てくる。このトンネルは、青崩峠トンネルと高規格な道路でつながり、三遠南信自動車道として、中央自動車道と東名高速道路をひとつなぎにする。
喬木村 13:17
伊那谷に出て、飯田市を俯瞰するの図。黒い雲も流れはじめて、天候が崩れる予感。ささっと、中央高速に乗って名古屋をめざす。そうそう、高速に乗る前にガソリン補給したが、高所でモウモウいいながら走った区間は、なんと8km/Lという驚異の悪燃費だった。アクセル開度デカくしても、前に進まないからだよね。高所のツーリングでは、いつもの航続距離が出ないことを知っておくべきだね。

名古屋 15:23
さて、名古屋に帰ってきました。今年の紅葉は昨年よりも遅れているようで、ちょっと残念。でも、大好きな下栗の里や南アルプスを味わって、満足満足。高圧洗浄して、タンク満タンにして、カバーを掛けた。
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